稀に的中?3代血統で重賞予想

血統(3代)にとことん拘りながらという競馬予想ブログ

タグ:有馬記念

 
12月24日(日)中山競馬場で行われる有馬記念2017の予想です
 
 
有馬記念は芝2500mで行われるG1レース
ファン投票によって出走馬が決まる為に別名グランプリとも称されます
来週に新設G1ホープフルステークスがありますが気分的にはここで今年の締め括りですね

何と言っても今年の注目はここが引退レースとなるファン投票1位のキタサンブラック
天皇賞春秋と大阪杯を勝ち今年はG13勝
この有馬記念は3年連続出走になり3着→2着と来ているので今年は順番なら1着!?
通算7勝目となるG1制覇で有終の美を飾る事が出来るのかどうか?
ダービー馬でジャパンカップ2着のレイデオロ
昨年のこのレースの勝ち馬であるサトノダイヤモンド
ライバルと目された2頭が回避したのも追い風になりそうですが・・
予想されてはいましたが現時点で単勝オッズ1倍台の断然人気に推されております

そのキタサンブラックを含めてG1勝ち馬は5頭が出走とやや少なめの印象
 
キタサンブラック以下の人気は
スワーヴリチャード、シュヴァルグラン、サトノクラウン、ミッキークイーン、ヤマカツエースの順

そんな有馬記念2017の発走時刻は15:25になっております
 

レースの見解はこう考えました


 
週中にはこんな記事もアップしております
興味のある方はここから入ってみて覗いてやって下さい
(ブログの更新情報はTwitter発信でやってます。follow me!)
↓で予想してる馬以外の馬の事もたっぷりと触れてあるので




これは過去10年における有馬記念1~3着馬の父と母父が分かるもの

14年夏に路盤改修を行った中山競馬場が舞台
その改修後と改修前では血統傾向にかなり変化が見られるので
特に重視すべきは過去3年の成績に

スクリーンヒーロー
ネオユニヴァース
ブラックタイド
ディープインパクト
キングカメハメハ
過去3年で人気より着順が上だった馬の各種牡馬はこの5頭

ディープインパクトを除くとキングカメハメハは万能型
スクリーンヒーローは非サンデー系のロベルト系
ネオユニヴァース&ブラックタイドはサンデー系種牡馬でもパワーを備えるタイプ
つまりちょっとパワーに寄った種牡馬の活躍が目立っているのではないかと推察
キングカメハメハはミスプロ系種牡馬ですし
スクリーンヒーローの産駒成績は芝よりダートのほうが上
ネオユニヴァースとブラックタイドも産駒成績はそれぞれ芝よりダートのほうが若干上

路盤改修前に当レース相性抜群であったステイゴールド産駒はサンデー系種牡馬でもスタミナ型
ハーツクライなんかもその部類に入ると思うんですが
この2種牡馬は最近改善の兆しは見られるようになってきたとはいえ
中山2500mの改修前と改修後の成績が明らかに大きく違う特徴があり

改修前

改修後


ですからこの路盤改修前と改修後の傾向というのは分けて考えるべきかと
従って余計にこのパワーに寄った種牡馬を重視してみたくはなります

母方はスピードに長けた血を持つ馬が欧州の血よりは良さそうではあり
サトノダイヤモンドとジェンティルドンナの母父がダンチヒでしたし
キタサンブラックはテスコボーイ×ボールドルーラーというスピード特化配合
サウンズオブアースも母母父ボールドルーラーでしたから

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↑のように考えていたのは月曜日まで
その後調べるに連れて「あれ??」と思える事が出て来てしまいました

今回出走馬こそ居ないんですが取り上げたいのがダイワメジャー産駒
(これはダイワメジャー産駒の中山芝重賞年度別成績)

実は改修前の中山芝重賞成績が【4.1.3.26】に対して改修後~昨年が【0.0.1.26】大苦戦
ただ今年は【2.1.4.10】と走れるようになってるんです

つまり今年の馬場は改修前に近い馬場と決め付けるというのもありなんじゃないか!?
なかなかこれだけでは説得力が薄いかもしれませんが・・
こうなると改修前の傾向も俄然侮れなくなってくると思うんですよね
 

キタサンブラックが走ったレースの血統傾向


 
あと今回ポイントになると思ってるのが強いキタサンブラックの出走ですね

前走ジャパンカップは逃げの競馬
2走前天皇賞秋は序盤の位置取りが後ろになりましたが3角5番手→4角2番手
そして2レースとも当然のように1番人気に支持されました
今回キタサンブラックは前走のように逃げるかどうかは分からないものの前々で競馬するのは確実か?
これは度々記事として書かせてもらってるので飽き飽きしてる方は申し訳ない(笑)
とにかくこの馬が走った近走のレースを見ていくと馬券になった馬は共通点があったりするんです

17ジャパンカップ


17天皇賞秋


17宝塚記念


17天皇賞春


17大阪杯


16有馬記念


16ジャパンカップ


これが昨年のJC以降におけるキタサンブラックが走った時の1~3着馬の血統

まず大きな特徴としてはディープインパクト産駒の通算成績が【1.1.2.24】
やっぱりこの馬がレースを支配し前で圧を掛ける分だけなかなか斬れ勝負になりにくい
これを如実に表したディープインパクト産駒の成績ではないでしょうか

あと目立つのは母方の血でありまして欧州というよりはスピード型の血統が良さそう
これは有馬記念のレース傾向と合致するところでもあるので注目

キタサンブラックが支配するレースではこんな血統馬が結果を出しやすくなる
こんな考え方もありなのかもしれませんよ
 

●●●●の血を持つ馬に注目せざるを得ないデータとは?


 
そしてもう1つ今開催の傾向から注目せざるを得ないものを紹介









これらはステイヤーズステークスを除いた今開催中山芝メインレースの結果

ディセンバーSはワンツーでしたが
それを含め勝ち馬全てに共通するのが父か母父にロベルトの血を持っていたという事
(タニノギムレット、シンボリクリスエス、ナリタブライアンがそうです)

このロベルトは元々有馬記念で強い血でありまして
シンボリクリスエス、グラスワンダー、シルクジャスティス、マヤノトップガン、ナリタブライアン
いずれも改修前ではあるもののこれだけの勝ち馬が父ロベルト系でした

そして近年はしばらく苦戦してましたが一昨年勝ったゴールドアクター
この父スクリーンヒーローがロベルト系

改修前(11年~)

改修後(14年冬~)


ロベルト系種牡馬の中山2500mの路盤改修前と改修後の成績がこれ
改修後かなり走れるようになってきてるのでやっぱり見逃せないのかなと

今回ロベルト系種牡馬を父に持つ馬は残念ながら居ません
ただ母父にロベルトの血を持つ馬は何頭か出走してるので注目せざるを得ないんじゃないかと
 

有馬記念2017の予想


 
◎はレインボーラインにしました
父ステイゴールドはサンデー系種牡馬でもスタミナ型
確かにこれまでの改修後の傾向からいけば強くは推し辛い面はありました
ただねえ・・今年に入ってからちょっと潮目が変わった感がありまして・・
(これはステイゴールド産駒の中山芝重賞年度別成績)

路盤改修があったのが14年夏なんですがそれ以前つまり改修前の成績が抜群
そして改修後昨年まで1勝も挙げられなかったのは意外(14年の1勝は改修前)
ただ今年は3勝を挙げたのでちょっと改修前に近付けた印象があるんです
↑の見解の所でも述べましたがまさにダイワメジャー産駒も同じような傾向
従って今年の馬場を改修前に近い馬場と決め付けてしまえば
何と言っても改修前にこのレースで相性抜群だった父ですから注目せざるを得ないでしょう
母方はフレンチデピュティ×ノーザンテーストでスピード特化配合
牡馬だと母父フレンチは早熟傾向があるのか?古馬になってからだと芝重賞で散々な成績
でも2走前の天皇賞秋で3着やったやん!という声も聞こえてきそうですが
これは極悪不良馬場が非常に効き恵まれたという印象
というのもステイゴールド産駒の東京重賞での道悪成績の良さに加えて
母母父レインボーアンバーが不良馬場で圧勝していたという要因があったので
それでもサトノダイヤモンド、モーリス、メジャーエンブレムといった
レースで圧倒的に圧を持ってた(人気)馬と走ってきて好走してるのは強みですし
過去の傾向とキタサンブラックの支配する傾向に非常に合いそうな母方の配合で
母父フレンチのネガティブなデータは消せそうではあり
単純にステゴが相性良いから◎という訳ではありませんよ(笑)
 
○はサトノクラウン
父Marjuはノーザンダンサー系種牡馬で欧州型
改修前にアドマイヤモナーク、ポップロックが欧州ノーザンダンサー系種牡馬として馬券に
ただ近年は苦戦してる父系ではあります
しかしダイワメジャーやステイゴールドが復活しつつある状況で
今年の馬場を改修前に近い馬場と決め付けてしまえばチャンスはある父系という考え方も
Rossini×Vettoriの母方はミスプロ配合ではあるんですが共に欧州で活躍した馬
つまりスピードとスタミナのバランスが取れた母方の配合になるのかと
そういった意味では自身2度好走してるようにキタサンブラックが支配するレースで合う血統構成
前走ジャパンCは2走前天皇賞秋でキタサンブラックに挑みにいって2着したあとの反動でしょう
天皇賞春のシュヴァルグラン、大阪杯のステファノス
ある程度同じように挑みにいった形になった2頭も次走は崩れてましたから
リセットさえされていればここはタイミング的には走れるはず
ただ鞍上がムーアにスイッチという事で内を突きそうな予感があるのは気掛かり
ここまでの競馬っぷりでそれで突き抜けそうなイメージがあまり湧いて来ないんで
この枠なんで宝塚記念みたく普通に外を回してきた方が良さそう
 
▲はスワーヴリチャード
父はハーツクライで改修前にウインバリアシオンが馬券に
ハーツクライ牡馬の中山芝重賞ですが改修前が【3.5.4.12】に対して改修後が【0.3.1.29】
中山芝重賞で馬券になるハーツクライは前走との間隔が開いてる馬がほとんど(5週以上)
今回はアルゼンチン共和国杯からなんで7週と間隔的にはハーツ4頭の中では最も好感の臨戦

これはハーツクライ産駒牡馬の中山芝重賞年度別成績
ダイワメジャーにステイゴールドは改修前の感じに近付いてるのに対して
ハーツクライの牡馬に関しては今年もやはり苦戦している状態というのは気にはなります
まあそれでも改修前の中山2500mで好成績であった種牡馬ですから
ダイワメジャーにステイゴールドの感じから改修前の馬場に近いと決め付ければ悪くない気も
何より母方のUnbridled's Song(ミスプロ系)×General Meeting(ボールドルーラー系)
この配合が過去の傾向とキタサンブラックの支配する傾向に非常にマッチしそうですから
それでも評価的にはここが目一杯でした
 
シャケトラは血統以前に単純にタイミング的に狙えそうなんで
というのも宝塚記念4着以外の中山と阪神=急坂コースで全4勝をマークと分り易い馬
馬格もある馬なんでマンハッタンカフェでもパワーに寄ってるんでしょう
過去の有馬記念産駒成績は【0.0.0.5】で今一つですが
こうなると前走東京2戦の敗戦はさほど気にしなくてよく巻き返しの可能性はあるかなと
母父Singspielはサドラーズウェルズ系で欧州ノーザンダンサー系ですが
母母父Woodmanがスピードあるミスプロ系なのは悪くない感じ

ブレスジャーニーの父バトルプランはミスプロ系種牡馬
キングマンボ系以外のミスプロ系種牡馬は有馬記念で軒並み苦戦してます
当然ミスプロ系種牡馬なんでパワーに寄った系統
産駒は芝で活躍した馬も少なくダートが主体にはなりますが意外と間隔が詰まっても走れる傾向
今回前走チャレンジCから3週と間隔が詰まってるのは案外好材料!?
チャレンジC→有馬記念でアップ戦になりますが父の父エンパイアメーカーが実は・・

これがエンパイアメーカー産駒が重賞3着内した時の前走一覧
見てもらったら分かるようにアップ戦で好走してる馬がほとんどなんです
そう言えば同じ父であったマイネルシュバリエも新馬→札幌2歳S2着とアップで激走
母父タニノギムレットは要注目のロベルト系
ダイナカール一族で近親にはエアグルーヴ、ルーラーシップ、フォゲッタブル
タニノギムレットの奥がサンデー×ノーザンテーストでスピードに長けた配合
ミスプロ系種牡馬のマイナス材料には目を瞑っても買いたくなる馬ではあり

あとは×サクラアンプルールと×ルージュバックまで

さて断然人気のキタサンブラック
2走前天皇賞秋が不良といっても近年記憶がない位の極悪馬場
単純に重たい馬場で走った後の反動!?が気になった前走ジャパンCでも3着にまとめました
しかも昨年に比べて道中ラップは厳しい中でのものでしたから評価は出来るでしょうね
ただ昨年は京都大賞典からの始動で今年は天皇賞秋からと同じ秋3戦目でも臨戦は全く別物
そしてその昨年に比べると明らかに極悪馬場→昨年より厳しいペースでの逃げと
ややしんどく映るのは気にはなりますね(相手こそ楽になった印象は拭えませんが)
しかもそのジャパンCがいくら昨年より厳しいペースだったとはいえ
ほぼ崩れを知らなかった延長臨戦でダービー以来となる連対を外したという事実
このあたりを1倍台のオッズと照らし合わせた時にさてどうなのかなと??
これまでG1で一度も◎を打たなかった馬に対して中途半端な印は今更失礼(笑)
打つなら◎しかないと考えてたんで今回はやはり気になる材料がある以上印は打てずでした
 

予想印と買い目


 
レインボーライン
○サトノクラウン
▲スワーヴリチャード
△シャケトラ
△ブレスジャーニー
×サクラアンプルール
×ルージュバック

買い目は
◎ー○▲の馬連&ワイド
◎ー○▲△△の3連複
◎ー○▲ー××の3連複
 
 

 
今週日曜中山競馬メインレースは有馬記念2017
 
 
有馬記念は芝2500mで行われるG1レース
ファン投票によって出走馬が決まる為に別名グランプリとも称されます
来週に新設G1ホープフルステークスがありますが気分的にはここで締め括りですね

そして今年のファン投票1位はキタサンブラックになりました
天皇賞春秋と大阪杯を勝ち今年はG13勝
この有馬記念は3年連続出走になり3着→2着と来ているので今年こそでしょう
引退レースを通算7勝目のG1制覇で有終の美となるかどうか?
ダービー馬でジャパンカップ2着のレイデオロ
昨年のこのレースの勝ち馬であるサトノダイヤモンド
ライバルと目された2頭が回避したのも追い風になりそうですが・・

クイーンズリング(エリザベス女王杯)
サトノクラウン(宝塚記念、香港ヴァーズ)
シュヴァルグラン(ジャパンカップ)
ミッキークイーン(秋華賞、オークス)
G1勝ち馬はキタサンブラックを含めて5頭が出走とやや少ない印象

過去の勝ち馬の顔触れを見ると
ジェンティルドンナ、オルフェーヴル、ディープインパクト、シンボリクリスエス
グラスワンダー、ナリタブライアン、トウカイテイオー、オグリキャップ
まだまだいるんですがざっと挙げても錚々たるものがありますね

果たして今年の有馬記念はどの馬が勝利をあげるのでしょうか!?
 

出走予定馬と血統表


 


有馬記念2017出走予定馬は16頭(全馬出走可能になっております)

ディープインパクト産駒がミッキークイーンの1頭のみで少ない印象
ハーツクライ4頭、マンハッタンカフェ3頭、キングカメハメハ3頭
この3種牡馬が複数出走になるのでこれらの攻略が重要になるような気がします
 

レースの血統傾向


 

これは過去10年における有馬記念1~3着馬の父と母父が分かるもの

14年夏に路盤改修を行った中山競馬場が舞台
その改修後と改修前では血統傾向にかなり変化が見られるので
特に重視すべきは過去3年の成績に

スクリーンヒーロー
ネオユニヴァース
ブラックタイド
ディープインパクト
キングカメハメハ
過去3年で人気より着順が上だった馬の各種牡馬はこの5頭

ディープインパクトを除くとキングカメハメハは万能型
スクリーンヒーローは非サンデー系のロベルト系
ネオユニヴァース&ブラックタイドはサンデー系種牡馬でもパワーを備えるタイプ
つまりちょっとパワーに寄った種牡馬の活躍が目立っているのではないかと推察
キングカメハメハはミスプロ系種牡馬ですし
スクリーンヒーローの産駒成績は芝よりダートのほうが上
ネオユニヴァースとブラックタイドも産駒成績はそれぞれ芝よりダートのほうが若干上

路盤改修前に当レース相性抜群であったステイゴールド産駒はサンデー系種牡馬でもスタミナ型
ハーツクライなんかもその部類に入ると思うんですが
この2種牡馬は最近改善の兆しは見られるようになってきたとはいえ
中山2500mの改修前と改修後の成績が明らかに大きく違う特徴があり

改修前

改修後


ですからこの路盤改修前と改修後の傾向というのは分けて考えるべきかと
従って余計にこのパワーに寄った種牡馬を重視してみたくはなります

母方はスピードに長けた血を持つ馬が欧州の血よりは良さそうではあり
サトノダイヤモンドとジェンティルドンナの母父がダンチヒでしたし
キタサンブラックはテスコボーイ×ボールドルーラーというスピード特化配合
サウンズオブアースも母母父ボールドルーラーでしたから
 

キタサンブラックが走ったレースの血統傾向


 
前走ジャパンカップは逃げの競馬
2走前天皇賞秋は序盤の位置取りが後ろになりましたが3角5番手→4角2番手
そして2レースとも当然のように1番人気に支持されました
今回キタサンブラックは前走のように逃げるかどうかは分からないものの前々で競馬するのは確実か?
これは度々記事として書かせてもらってるので飽き飽きしてる方は申し訳ない(笑)
とにかくこの馬が走った近走のレースを見ていくと馬券になった馬は共通点があったりするんです

17ジャパンカップ


17天皇賞秋


17宝塚記念


17天皇賞春


17大阪杯


16有馬記念


16ジャパンカップ


これが昨年のJC以降におけるキタサンブラックが走った時の1~3着馬の血統

まず大きな特徴としてはディープインパクト産駒の通算成績が【1.1.2.24】
やっぱりこの馬がレースを支配し前で圧を掛ける分だけなかなか斬れ勝負になりにくい
これを如実に表したディープインパクト産駒の成績ではないでしょうか

あと目立つのは母方の血でありまして欧州というよりはスピード型の血統が良さそう
これは有馬記念のレース傾向と合致するところでもあるので注目

キタサンブラックが支配するレースではこんな血統馬が結果を出しやすくなる
こんな考え方もありなのかもしれませんよ
 

●●●●の血を持つ馬に注目せざるを得ないデータとは?


 






これらはステイヤーズステークスを除いた今開催中山芝メインレースの結果

ディセンバーSはワンツーでしたが
それを含め勝ち馬全てに共通するのが父か母父にロベルトの血を持っていたという事
(シンボリクリスエス、ナリタブライアンがそうです)

このロベルトは元々有馬記念で強い血でありまして
シンボリクリスエス、グラスワンダー、シルクジャスティス、マヤノトップガン、ナリタブライアン
いずれも改修前ではあるもののこれだけの勝ち馬が父ロベルト系でした

そして近年はしばらく苦戦してましたが一昨年勝ったゴールドアクター
この父スクリーンヒーローがロベルト系

改修前(11年~)

改修後(14年冬~)


ロベルト系種牡馬の中山2500mの路盤改修前と改修後の成績がこれ
改修後かなり走れるようになってきてるのでやっぱり見逃せないのかなと

今回ロベルト系種牡馬を父に持つ馬は出走馬に居ないので
自然と母父にロベルトの血を持つ馬は注目せざるを得ないんじゃないかと
 
 

 
12月25日(日)中山競馬場芝2500mで行われる有馬記念2016の予想です
 
 
本日のG1レースは有馬記念でいよいよ今年のフィナーレを飾るG1であります
その有馬記念はファン投票によって出走馬が決まる為に別名グランプリとも称されます
 
そして今年のファン投票1位はキタサンブラックになりました
天皇賞春とジャパンカップを勝ち今年はG12勝
この有馬記念で3勝目となれば年度代表馬の可能性も十分出てきそう
 
あと何と言っても注目は3歳馬で唯一参戦してきたサトノダイヤモンドでしょうね
前走菊花賞で初G1制覇し2週連続G1勝ちの馬主の勢いも十分借りてここも期待出来そう
 
人気もこの2頭を中心に売れており差し詰め2強対決の様相も!?
 
この2頭に待ったをかけたいのが昨年の1・2着馬であるゴールドアクターとサウンズオブアース
 
この4頭が単勝オッズ10倍を切るオッズになっております
 
過去の有馬記念勝ち馬の顔触れを見ると
ジェンティルドンナ、オルフェーヴル、ディープインパクト、シンボリクリスエス
グラスワンダー、ナリタブライアン、トウカイテイオー、オグリキャップ
まだまだいるんですがざっと挙げても錚々たるものがありますね
 
果たして今年の有馬記念はどの馬が勝利をあげるのでしょうか!?
 
そんな有馬記念2016の発走時刻は15:25になっております
 

有馬記念2016の見解


 
参考にするのは14年夏に中山競馬場で行われた路盤改修後の昨年と一昨年のレースから
というのも路盤改修前と路盤改修後では明らかに傾向に変化が見られるからであります
ただサンプルも2年間しかないので中山2500mの傾向も交えながら
 
まず改修前から改修後にかけての中山2500mで大きく成績を落としてるのが
ハーツクライ産駒とステイゴールド産駒でいわゆるスタミナ型のサンデー系
 
逆に改修前より改修後のほうが中山2500mで勝ち切れるようになり成績もややアップしてる
それがディープインパクト産駒
有馬では一昨年ジェンティルドンナが勝ちましたがこれは出走馬16頭中7頭がディープ産駒でのもの
そして昨年は馬券に絡めずであまり過度の期待は掛け過ぎない方がいいかもしれませんが・・
 
昨年2着サウンズオブアースはネオユニヴァース産駒で改修後の中山2500mで【1.2.2.3】
昨年3着キタサンブラックはブラックタイド産駒
 
つまりスタミナ型のサンデー系種牡馬が走れてないので
ディープインパクト産駒やパワーも兼ね備えるサンデー系というのが
よりチャンスがあるように思えます
 
あとはロベルト系種牡馬も改修前より改修後のほうが成績がアップ
とにかく父だけでなく母父にロベルトを持つ馬も改修後の中山芝重賞で距離関係なく馬券に
 
最後にジャパンカップ週で書いたこの記事
ジャパンカップ2016 キタサンブラックが支配するレースでの注目血統
今回もキタサンブラックを中心にレースは流れそうですし
人気馬であるだけにそのレースを支配するという意味でもやはりこれは当然注目になるはず
 
昨晩ツイキャスにて全頭考察をやりました
その録音をYouTubeにもアップしたので埋め込んでおきます(そのままの内容で)
もし良かったら聴いて下さい

 

有馬記念2016の予想


 
◎はデニムアンドルビーにしました
父ディープインパクトがかなりの推し材料という訳ではないものの・・・
この馬の最も魅力的なのは母方の血統でありまして
母父キングカメハメハはキングマンボ系で母父キングマンボ系は改修後の中山2500mで成績抜群
さらに母母父がヌレイエフでサドラーズウェルズと4分の3同血
近親にはトゥザヴィクトリー、トゥザグローリー、トゥザワールドと有馬記念好走馬がズラリ
キタサンブラックが支配するレースで勝ったディープインパクト産駒は
いずれも母父エルコンドルパサー
このエルコンドルパサーはキングマンボ×サドラーズウェルズという配合
母方の配合はこの配合にかなり近いものが感じられるので一発に期待する手もありかと
とにかくこの馬の血統構成が魅力すぎるので基本は単複勝負
相手は評価し辛かった事もあって印の優劣を付けずに△で統一してみます
 
△キタサンブラックは父ブラックタイドがサンデー系種牡馬
2番手だった京都大賞典からの臨戦だったジャパンカップではペースは抜きにして楽に逃げられた感
前走(ジャパンカップ)に比べると今回はマルターズアポジーに加え
多頭出しノーザンファームのサムソンズプライドが横山典さんに乗り替わりで前を主張するかも?
この2頭が前にいってちょこちょこしてもポテンシャルが足らないので
ビクともしないかもしれませんが
ゴールドアクターも前走の轍を踏まえキタサンブラックを早めに意識するはず
よって前走よりは楽→苦にはなりそうな感じはしますが・・・
 
△ゴールドアクターの父スクリーンヒーローはロベルト系種牡馬
昨年は勢いと鮮度で一気に持って行った印象ですが
今年は適性が合わないと思えたG1とはいえ2度凡走と臨戦的には勢いはさすがに感じられず
キタサンブラックを早めに捕まえにいく競馬をするような気はしますが
ここまであまり自分から動いてという競馬はあまり見た事がないので果たして?
 
△サウンズオブアースは昨年2着馬でネオユニヴァース産駒
前走ジャパンカップは5番人気2着と好走
ただ有馬記念の前走ジャパンカップ組は基本人気より激走した馬は狙いにくいデータも
しかし同じ父だったヴィクトワールピサは8番人気3着と激走したジャパンカップから有馬1着
ならばこの馬も気にしないでいいかもしれません
 
△マリアライトの母父エルコンドルパサーはキングマンボ系
母父キングマンボ系は改修後の中山2500mで成績抜群
この馬自身キタサンブラックが先行=レースを支配した近走(宝塚記念)で勝利
同じくキタサンブラックが先行=レースを支配した大阪杯でも
ディープ×エルコンのアンビシャスが勝利しておりレース質はこの馬に向きそうな予感
 

有馬記念2016の予想印と買い目


 
デニムアンドルビー
△キタサンブラック
△ゴールドアクター
△サウンズオブアース
△マリアライト
 
買い目は
◎の単複
◎ー△△△△の馬連
 
 

 
今週は今年の総決算となる有馬記念でもありますし
今回は有馬記念出走予定馬1頭1頭の血統評価をしていきます
 
2回に分けて掲載していきますが今回は出走予定馬の馬名順でシから始まる8頭
ここには前走ジャパンカップ3着のシュヴァルグラン
今年の宝塚記念勝ち馬マリアライトの名前もあり
 
既にアップ済みのその1は↓↓
有馬記念2016 血統評価その1~キタサンブラック・サトノダイヤモンド他~
 
それではいってみよ~
 
まずは参照になると思うんで過去10年の有馬記念の血統傾向を
 

有馬記念過去10年1~3着馬の血統


 

 
これも参考にしながら各馬の血統評価をしていきます
 
昨年と一昨年のところを赤枠で囲ってますが
これは14年夏に中山競馬場が路盤改修を行っているのでそれ以降を強調する意味で
というのも改修前と改修後では有馬記念が行われる中山2500mの血統傾向に変化がみられるのもあるんで
 
あとはジャパンカップの記事で書いた
ジャパンカップ2016 キタサンブラックが支配するレースでの注目血統
今回もキタサンブラックを中心にレースは流れそうですし
人気馬であるだけにそのレースを支配するという意味でもやはり注目になるはずで
記事を読み返す必要はあるんじゃなかろうかと
 

シュヴァルグラン



 
父ハーツクライはサンデー系種牡馬
元々延長臨戦が得意な種牡馬なんで前走2400mから100mとはいえ延長になるのは良さそう
そしてトニービンを内包した種牡馬ですが
キタサンブラックが先行=レースを支配した近走ではトニービンの血を持つ馬がよく馬券に
実際シュヴァルグランは今年の天皇賞春とジャパンカップで共に3着
ただ気になるのは改修前と改修後の中山2500m成績でありまして
路盤改修前12年~14年4月までのハーツクライ産駒の中山2500m成績が【2.4.0.7】複勝率46.2%
路盤改修後14年12月以降のハーツクライ産駒の中山2500m成績が【1.4.1.18】複勝率25.0%
ご覧のように改修後の成績がガクンと落ちてるのは気になるところ
母方のミスプロ系×ヌレイエフはバランスの取れた配合
 

デニムアンドルビー



 
父ディープインパクトは14年に産駒のジェンティルドンナが勝利
但しこれは出走馬16頭中7頭がディープインパクト産駒でのものだけに・・・
そして昨年は1頭も馬券に絡めず
路盤改修前12年~14年4月までのディープインパクト産駒の中山2500m成績が【0.2.1.11】
路盤改修後14年12月以降のディープインパクト産駒の中山2500m成績が【3.0.4.17】
改修前より好走率も上がり尚且つ勝ち切れるようになってるんで悪くはないんでしょうが・・・
母父キングカメハメハはキングマンボ系で母父キングマンボ系は改造後の中山2500mで成績抜群
さらに母母父がヌレイエフでサドラーズウェルズと4分の3同血
キタサンブラックが支配するレースで勝ったディープインパクト産駒は
いずれも母父エルコンドルパサー
このエルコンドルパサーはキングマンボ×サドラーズウェルズという配合
母方の配合はこの配合にかなり近いものが感じられます
そして近親にはトゥザヴィクトリー、トゥザグローリー、トゥザワールドと有馬記念好走馬がズラリ
 

ヒットザターゲット



 
父キングカメハメハは14年に産駒のトゥザワールドが2着
路盤改修前12年~14年4月までのキングカメハメハ産駒の中山2500m成績が【2.0.3.20】
路盤改修後14年12月以降のキングカメハメハ産駒の中山2500m成績が【1.3.3.16】
なかなか勝ち切れてませんが好走率は改修後のほうが高くなっております
母父はグレイソヴリン系でその奥の母方はスピード持続力ある血筋
 

マリアライト



 
父ディープインパクトは14年に産駒のジェンティルドンナが勝利
但しこれは出走馬16頭中7頭がディープインパクト産駒でのものだけに・・・
そして昨年は1頭も馬券に絡めず
路盤改修前12年~14年4月までのディープインパクト産駒の中山2500m成績が【0.2.1.11】
路盤改修後14年12月以降のディープインパクト産駒の中山2500m成績が【3.0.4.17】
改修前より好走率も上がり尚且つ勝ち切れるようになってるんで悪くはないんでしょうが・・・
母父エルコンドルパサーはキングマンボ系で母父キングマンボ系は改造後の中山2500mで成績抜群
この馬自身キタサンブラックが先行=レースを支配した近走(宝塚記念)で勝利
同じくキタサンブラックが先行=レースを支配した大阪杯でも
ディープ×エルコンのアンビシャスが勝利しておりレース質はこの馬に向きそうな予感
 

マルターズアポジー



 
父ゴスホークケンは朝日杯フューチュリティステークス勝ち馬で米国型ノーザンダンサー系種牡馬
母方もエーピーインディ系にロベルト系なんでかなりパワーに長けた血統構成
そのエーピーインディはボールドルーラー系でもあるんですが
昨年は2・3着馬が母方にボールドルーラーを持ってました
まあそれはいいんでしょうが・・いかんせんパワーに寄り過ぎの感は否めず
 

ミッキークイーン



 
父ディープインパクトは14年に産駒のジェンティルドンナが勝利
但しこれは出走馬16頭中7頭がディープインパクト産駒でのものだけに・・・
そして昨年は1頭も馬券に絡めず
路盤改修前12年~14年4月までのディープインパクト産駒の中山2500m成績が【0.2.1.11】
路盤改修後14年12月以降のディープインパクト産駒の中山2500m成績が【3.0.4.17】
改修前より好走率も上がり尚且つ勝ち切れるようになってるんで悪くはないんでしょうが・・・
母父Gold Awayはヌレイエフ系で母母父がミスプロ系でバランスは取れてる印象も
ミッキークイーンと同じディープ×ヌレイエフ系の活躍馬と言えば
マーティンボロとアルバートドック
つまりやや距離の壁というのがありそうな配合にも思えるので2500mがどうか?
 

ムスカテール



 
父マヤノトップガンがロベルト系種牡馬
路盤改修前12年~14年4月までのロベルト系種牡馬における中山2500m成績が【1.1.1.25】
路盤改修後14年12月以降のロベルト系種牡馬における中山2500m成績が【3.6.1.25】
比べると明らかに改修後のほうが成績がアップしてますね
母父サンデーで母母父は欧州の異系血統
ロベルトは魅力ではあるもののさすがにねえ
 

ヤマカツエース



 
父キングカメハメハは14年に産駒のトゥザワールドが2着
路盤改修前12年~14年4月までのキングカメハメハ産駒の中山2500m成績が【2.0.3.20】
路盤改修後14年12月以降のキングカメハメハ産駒の中山2500m成績が【1.3.3.16】
なかなか勝ち切れてませんが好走率は改修後のほうが高くなっております
前走2000mからの延長臨戦になりますが
1600m→2000mの延長臨戦だった函館記念と福島記念は反応出来てますね(3着と1着)
母父グラスワンダーは有馬記念勝ち馬でロベルト系
 
 

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