今週日曜京都競馬メインレースは京都記念2018
京都記念は芝2200m外回りで施行される古馬重賞
今年で111回を迎えるこの時期の伝統的なレースであります
近年ではドバイへの壮行戦的な役割もあるかと思うんですが
今後は昨年からG1に格上げされた大阪杯への重要なステップと位置付けされそう
サトノクラウン、マカヒキ、ミッキーロケット
これら昨年の1.3.4着馬が大阪杯へと歩んでいきましたから
サトノクラウン(香港ヴァーズ、宝塚記念)
ラブリーデイ(宝塚記念、天皇賞秋)
トーセンラー(マイルチャンピオンシップ)
そして直近の当レース勝ち馬の内この3頭は同一年度にG1を勝っております
従って今年もここを勝った馬はその後注目したほうがいいかもしれませんね
今年の注目は何と言っても昨年のダービー馬であるレイデオロの参戦でしょう
この後にドバイへいくようですからここはきっちり勝って弾みをつけたい所
レイデオロの他にはアルアイン、ディアドラ、モズカッチャン、クリンチャーらが登録
出走予定馬と血統表
これが京都記念2018出走予定馬10頭の3代血統表(全馬出走可能になっております)
レースの血統傾向
これは過去10年における京都記念1~3着馬の父と母父が分かるもの
一応5年連続で馬券になってるディープインパクト産駒に目が行きますね
スマートレイアー
タッチングスピーチ
トーセンラー
ベールドインパクト
人気より着順が上だったこれら4頭のディープ産駒は全て母方に欧州血統を持ってました
ただジェンティルドンナにハープスターが1番人気を裏切り馬券に絡めず
キズナ・マカヒキといったダービー馬も3着までと凡走の部類だったんで
そこまで全幅の信頼ともいかないような気も(現状ディープ有利な馬場とも言い難いですし)
当然のようにディープ以外の馬も欧州血統を持つ馬がかなり活躍する傾向にあり
このあたりはタフな馬場で開催される事が多いというのも理由の一つになるんでしょうが
ハービンジャー牝馬は間隔が開くと?マークなのか?
ディアドラ
モズカッチャン
今回の京都記念にはハービンジャー産駒のG1牝馬2頭が出走
そのハービンジャーがダンチヒ系でも欧州ノーザンダンサーの部類だけに余計に気になります
という事で少しだけ見て行こうかと思います
ではまずつかみネタを(笑)
これがハービンジャー産駒の芝重賞における前走距離別全成績
もうこれは一目瞭然で前走からの短縮臨戦の数字が全くもって奮いませんね
今回は2頭共にエリザベス女王杯からの臨戦つまり同距離臨戦になるのでまあ悪くないかと
ではこれが本題
これがハービンジャー産駒牝馬の芝重賞における前走間隔別全成績
これもまあ一目瞭然で間隔を開けての臨戦がまるでダメですね
牡馬だと実は逆で間隔を開けての臨戦のほうが成績良好なんですが
牝馬に関して言うなら”ある程度熱されてから”のほうが走りやすいという説!?
今回は2頭共にエリザベス女王杯からの臨戦なんで間隔を開けての臨戦という事に
ぶっちゃけG1級ハービンジャー牝馬のこの臨戦というのは過去に例がないパターンなんで
走られても全然不思議ではないんですが(笑)
それでもここはちょっと見守ってみるという気持ちも必要なのかもしれませんよ