稀に的中?3代血統で重賞予想

血統(3代)にとことん拘りながらという競馬予想ブログ

タグ:ノンコノユメ

 
今週のG1レースは東京競馬場で行われるフェブラリーステークス2018
いよいよ今年初のG1幕開けとなります
ここではそんなフェブラリーステークス出走馬1頭1頭の血統評価(短評とも言う)
これを五十音順にしていこうかと思います

※もし気付いた事があれば随時更新していく予定です
 

まずは過去のフェブラリーステークスから見えてきたポイント


 

これは過去10年におけるフェブラリーステークス1~3着馬の父と母父が分かるもの

◆ゴールドアリュール
◆エーピーインディ系
◆ヴァイスリージェント系
◆母父ミスプロ系

これらの血を買っておけばとりあえず当たりに近づけるはず!!(笑)
それ位にここでは相性の良い血という事になります

あともし馬場が湿るようであればよりヴァイスリージェント系の血は要注意
それに加えてヴァイスリージェントと同じグループであるストームキャット系の血も

という事で基本的には米国志向の強いレース傾向になるのかなと

ゴールドドリーム(母父フレンチデピュティ、母母父Cox's Ridge)
ベストウォーリア(父Majestic Warrior、母父Mr. Greeley)
モーニン(父Henny Hughes、母父Distorted Humor)
アスカノロマン(父アグネスデジタル、母父タバスコキャット、母母父Deputy Minister)
インカンテーション(父シニスターミニスター、母父Machiavellian)

さらに近3年の3着内馬で人気より着順が上だった馬の血統構成を眺めると
上で挙げた血に含めて米国の血が強調されてる馬がいいですかね
(1番人気で3着内だったカフジテイクにノンコノユメの血統構成も米国血統強調型)
米国はパワーとスピードつまり血統的には前向きさが重要になると考えたいです

前走では基本好走してる馬が馬券になるケースが多いのでリズムは非常に重要な気も
前走で着順が悪い馬が巻き返すのは短縮臨戦のみと言っていいほど
 
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今回ゴールドドリームと同等?もしくはやや上の1番人気に推されそうなのがテイエムジンソク
基本的に前々で競馬する馬ですからレースの圧はかなり前に掛かりそうでありますが
実はこの馬が走った近走のレースを見ていくと馬券になった馬は共通点があったりするんです

18東海S


17チャンピオンズカップ


17みやこS


17エルムS


17マリーンS


17大沼S


17東大路S


これが明らかに本格化した昨年の東大路S以降におけるテイエムジンソクが走った時の1~3着馬の血統

デピュティミニスターの血をよく相手に連れてきているというのもあるんですが
(シニスターミニスター、カネヒキリ、カジノドライヴの父たちもデピュティミニスター内包種牡馬)

最も注目したいのはサンデー系の血
全てのレースで相手に連れてきておりしかもそのどれもが4番人気以下の人気薄であります
そしてコパノリッキーとモルトベーネ以外は全てレースで上がり3位以内の脚を使ってた馬

テイエムジンソクが前で圧を掛ける分だけ
速い上がりを使える馬=サンデーの血が食い込みやすくなるという仮説を立てるのも面白そう

テイエムジンソクが支配するレースではこんな血統馬が結果を出しやすくなる
こんな考え方もありなのかもしれませんよ

 

今年の出走馬の血統分析


アウォーディー




父ジャングルポケットと母母父サドラーズウェルズ
いずれもが欧州型で血統的には初フェブラリーS参戦とは言えど推し材料が少ない印象
母父サンデーで母ヘヴンリーロマンスは天皇賞秋勝ち馬という芝血統配合
なのにダートを走るという面白い馬なんですが
サンデーの血を持ってもテイエムジンソクと走った直近のチャンピオンズCでは上がり7位止まり
米国の血がほぼ強調されてないのでちょっと狙い難いですかね
 

インカンテーション




父シニスターミニスターはエーピーインディ系でヴァイスリージェント内包種牡馬
さらに母父ミスプロ系という事で15年2着に来てるように適性は感じさせてくれます
シニスターミニスター産駒はダウン戦で反応する馬が多い印象でこの馬もそんな馬
ただ最近は割とアップ戦でも戦えてる馬が出て来ていてインカンテーションもアップ実績あり
今回2000m→1600mの短縮臨戦ですが数字的に同馬は延長>短縮のタイプ
前走東京大賞典は35.5-48.5-61.3で流れて上がりが37.1と近年のレースの中でもかなりの前傾
2走前の武蔵野Sが35.1-47.3-60.0だった事を思えばかなり厳しいペースだったかと
実際4角での手応えは悪くなかったので直線全く伸びなかったですから
今回は短縮にはなるんですが前走より楽に感じられる可能性がありそうだけに・・
 

キングズガード




この馬もインカンテーション同じ父シニスターミニスターでエーピーインディ系種牡馬
どちらかというとアップよりはダウン戦での反応が良いのが特徴
キングズガードもまさにそんな所があって前走はそのダウン戦で走るタイミングか!?
そう思ったものの6着に終わりややリズムを崩した感は否めないかと
今回差し馬ならサンデーの血を持つ馬の評価を高くしたいので
サンデーの血を一滴も持たないこの馬の評価は必然的に下がってしまいますね
 

ケイティブレイブ




父アドマイヤマックスはサンデー系種牡馬で母方が欧州配合
アドマイヤマックス産駒の臨戦別成績は同距離>延長>短縮の順
この馬自身の短縮臨戦も【1.1.2.5】で過去6度の着外中5度が短縮臨戦でのもの
意外と延長のほうが安定感はある馬なのかなあと
ですからまさに前走はタイミング的には良くてしかもそこで逃げという楽な競馬に
楽した後の短縮臨戦なら条件的にはしんどいような・・
ただ出遅れがラッキーに働いたあの帝王賞の脚が忘れられんのです(笑)
思い切って後ろから差してみたら!?サンデーの血持ちで速い上がりを繰り出せそうだけに
ただこの鞍上にそんな事を期待するのはリスク高し・・せやから出遅れろ(笑)
 

ゴールドドリーム




昨年の勝ち馬であり父ゴールドアリュールに母父がヴァイスリージェント系
母母父Cox's Ridgeも米国型なら母方は米国配合ですからまあ血統的には申し分なし
昨年もチャンピオンズカップ12着から見事に巻き返しましたからね
今年は昨年と同じ臨戦でもチャンピオンズカップを勝っての臨戦になりました
そのチャンピオンズカップではその前の帝王賞と南部杯の不甲斐なさから無印でしたが
そんな馬をここであっさり◎には非常にし辛いんですけど(笑)
もうこれは己との戦い!?
この舞台に合うのは分かりきってるので後は自分でどの印に落とし込むかになります
 

サウンドトゥルー




父がヴァイスリージェントのフレンチデピュティで母父フジキセキがサンデー
速い上がりを使えるサンデーの血持ちという観点からいけば意外と悪くない!?
芝スタートの東京1600mという舞台設定は抜きにしてもね
東京大賞典は厳しいペースを差してきて2着し川崎記念は超スローで5着
チャンピオンズカップでも一応上がり3位だったのでまだ若干の可能性は秘めるか?
さすがにリズムが落ちてきてるので評価が難しい所ではありますが・・
 

サンライズノヴァ




父がサンデー系のゴールドアリュールに母父がミスプロ系サンダーガルチ
これは過去のレース傾向に合いそうな馬ですね
しかもこの馬の近親には当レース勝ち馬のサンライズバッカスがいる血筋馬
短縮臨戦のほうがベストっぽいだけにタイミングは前走だったのかもしれませんが
その根岸Sは1番人気2着だったので疲労の心配はさほどなくリズムを維持している
そう捉えればここもかなり期待出来るのかもしれません
しかも速い上がりを使えるサンデーの血持ちだけにあとは人気がどのあたりに落ち着くか?
 

テイエムジンソク




父クロフネがヴァイスリージェント系で母父フォーティナイナーがミスプロ系
米国志向が強い配合馬でまあレース傾向には合ってるでしょうね(笑)
クロフネ産駒はここまでダート重賞ではかなり苦戦してたんですが
この馬はこれまでのクロフネの枠を超えてると言っても過言ではないでしょう
前走東海ステークスは2走前のチャンピオンズカップと同じ条件=中京1800mダート
ラップ的にはチャンピオンズカップより東海ステークスのほうが断然厳しかった印象も
そこで逃げて=開放して勝っちゃったというのは
ここに対して果たしてお釣りを残したと言える内容だったのか?と考えてはいます
まあ杞憂に終わる可能性は高いのかもしれませんが・・
 

ニシケンモノノフ




メイショウボーラーに母父がミスプロ系のアフリートですから米国志向は強め
前走芝のシルクロードステークスは完全無視でいいでしょう
昨年も前々で見せ場を作ってるだけに前走を無視すれば昨年よりリズムはいい臨戦に
もし馬場が湿れば父メイショウボーラーがストームキャット内包だけに一考も
 

ノボバカラ




父がサンデー系のアドマイヤオーラに母父がヴァイスリージェント系のフレンチデピュティ
ぱっと見なら悪くないのかもしれませんが、いかんせん近走の内容=リズムが悪い
近走好走したのも芝→ダ替わりだった南部杯のみでこの臨戦では厳しいでしょう
 

ノンコノユメ




父トワイニングがフォーティナイナー~ミスプロ系種牡馬
母母父クリミナルタイプはアリダーの血を引くネイティヴダンサー系ですが
ミスプロも2代辿ればネイティヴダンサーにあたるので
馬力=パワーのある血を2本持つ!つまり米国志向が強調されてる馬
母父タキオンは重賞では間隔を開けての臨戦がベストではありますが
同馬は詰まった間隔でも走れる馬なんで根岸Sからの臨戦でもさほど気にならず
ただその根岸Sでやり過ぎた感はあるにはあると思うんですが(笑)
2走前・3走前とその兆しはあったものの根岸Sで上がり1位をマーク
確実な末脚が戻ってきた今なら大復活のほうに賭けてみるというのも面白そうではあり
母父タキオンがサンデーですから尚更ですね
 

ベストウォーリア




昨年の2着馬で父がエーピーインディ系に母父Mr. Greeleyがエーピーインディ系
まあもちろん適性は十分ですよ十分
ただやっぱりリズムが昨年時と比べると雲泥に悪くなってるだけに買い難い感じ
 

メイショウスミトモ




父ゴールドアリュールはサンデー系種牡馬
母方はダンチヒにテスコボーイなんでスピード寄りといったところでしょうか
まあ強くはないと思いますが。。短縮で差しに回れば人気薄でこの鞍上でどこまで!?
近親には当レース勝ち馬であるウイングアローが居る血筋で
東京重賞もロングプライド・ユーセイトップランが勝ってるので実は東京一族でもあり
 

ララベル




ゴールドアリュールにティンバカントリーですからコパノリッキーと同配合ですね
母母父Gulchもミスプロなんで母方は米国配合という事に
中央のスピードにどこまで対応出来るかは全く未知数ですが血統は悪くないと書いておきます
 

レッツゴードンキ




母父マーベラスサンデーがサンデー系
芝では速い上がりが使えるのでダートでも嵌ればテイエムジンソクのレースに合うかも?
ただキングカメハメハ産駒はホッコータルマエもベルシャザールも人気より走れず2.3着まで
ダート→芝替わりとなる次の高松宮記念まで待つべきでしょうか??
 

ロンドンタウン




父カネヒキリはサンデー系種牡馬でヴァイスリージェント系内包
母方も米国配合なんでこの馬意外と血統傾向に合っちゃうんですよ
東京大賞典で厳しいペースを経験してからの臨戦も悪くないでしょうし
ただカネヒキリは1900m以上が圧倒的好成績なんですよね
1200特化のディオスコリダーみたいな馬も居るには居るんですが・・・
ですから臨戦も延長が圧倒的にいいですし短縮でどうなんでしょう??
 

最後に一言


 
現時点では人気馬=特に2強と目されるゴールドドリームとテイエムジンソク
この2頭は血統的にもいいでしょうし切る要素は少ない印象

ただ◎を打つタイミングに関しては
前者はやはり前走で評価出来なかった分だけ打ち辛いですし
後者は近2走は◎打ってきましたがそれよりは打ち辛い印象

ですからこの2頭以外に打ちたいですね!(もう外れる方向に向かっている.笑)
差せるサンデーの血持ちorインカンテーションあたりですかねぇ現時点では
 
そしてこの血統評価あくまで私的なものですのでご理解の程宜しくお願いします
 
 

 
今週のG1レースは中京競馬場で行われるチャンピオンズカップ2017
秋シーズン中央競馬では唯一となるダートG1
今年はG1馬7頭が出走とかなりの豪華メンバーになりました
ここではそんなチャンピオンズカップ出走馬1頭1頭の血統評価(短評とも言う)
これを各馬馬番順にしていきます

※もし気付いた事があれば随時更新していく予定です
 

まずは過去のチャンピオンズカップから見えてきたポイント


 

これは過去3年におけるチャンピオンズカップ1~3着馬の父と母父が分かるもの

パッと見るとダート戦なのにサンデーの血が頑張ってるというのが印象的
3着内9頭中述べ7頭がそうですからね

サンデー系種牡馬【1.1.1.15】
母父サンデー系【1.2.1.6】
ただこのように好走率ではサンデー系種牡馬は低くて母父サンデー系が高め
サンデー系種牡馬に関しては1~4番人気馬が【0.0.1.5】と上位人気馬が苦戦傾向

そして最も注目したいのがヴァイスリージェントの血であります
サウンドトゥルー(父)
アスカノロマン(母母父)
サンビスタ(母母父)
ローマンレジェンド(母父)
このように人気馬から人気薄まで馬券になってますからね

ちなみにヴァイスリージェントは現役時代の実績は目立つものはありませんが
北米=カナダで一大系統を築き上げた血統で米国型ノーザンダンサー系にあたります

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大体の出走馬においてはダートに合う血は勿論持っている
じゃあどこで差を付けるのか?なんですが
それがより強調されてる馬がこのレースではいいのではないかと

16年1着.15年3着サウンドトゥルー


16年2着アウォーディー


16年3着アスカノロマン


15年1着サンビスタ


15年2着ノンコノユメ


14年1着ホッコータルマエ


14年2着ナムラビクター


14年3着ローマンレジェンド


バランス取れた配合というよりはその血がより強調されてる配合馬・・つまり
3代内にミスプロだったりノーザンダンサーといった馬力に富む血を2本持つ馬
こんな馬を狙いたくなる過去のレース傾向です

ノーザンダンサーにおいてはアウォーディーも2本持ってはいるんですが
これはいずれも欧州ノーザンダンサーで昨年1番人気2着
より馬力=パワーとするならば米国型のノーザンダンサーのほうがベストかと

っていうか馬券になってる馬全てこれに該当してるやんか!!
(サウンドトゥルーは昨年と一昨年2年連続で馬券に)
という事でこの配合馬はより注目してみたいと思いますね
 

今年の出走馬の血統分析


コパノリッキー




父ゴールドアリュールはサンデー系種牡馬
過去のこのレースでは12→7→13という着順推移ですが同条件重賞である東海S勝ち馬
【東京ダート1600m】勝率12.1%連対率19.8%複勝率24.8%
【中京ダート1800m】勝率9.6%連対率16.9%複勝率23.5%
これはゴールドアリュール産駒における13年以降の成績
この馬はフェブラリーSを連覇してますが単純に産駒数字からも東京1600mのほうが適性ありか
母方はミスプロ系ティンバーカントリーにトニービンならバランス取れた配合
これが逆にここでは仇になるのかも??
 

ケイティブレイブ




父アドマイヤマックスはサンデー系種牡馬
今回は2000mJBCクラシックからの臨戦なので短縮臨戦になるんですが
アドマイヤマックス産駒の臨戦別成績は同距離>延長>短縮の順
この馬自身の短縮臨戦も【1.1.2.4】で過去5度の着外中4度が短縮臨戦でのものになります
意外と延長のほうが安定感はある馬なのかなあと
父母父ノーザンテースト、母母父Be My Guestがノーザンダンサー系
つまりノーザンダンサー系を2本持つんですが共に米国型ではないですね
母父サクラローレルはブラッシンググルームの系統でホッコータルマエの母父と同系ではあり
 

ミツバ




父カネヒキリはサンデー系種牡馬
サンデー系でもカネヒキリは完全にダートで未だ芝では109戦未勝利という産駒成績
そのダートでは1900m以上が好成績であります
ミツバも上に上がって来てからは2000m以上に良績が集中
長い距離が良いという事で産駒の短縮臨戦の成績は芳しくはありませんが今回は短縮臨戦
カネヒキリがヴァイスリージェント系内包種牡馬で母父コマンダーインチーフ
つまりヴァイスリージェント含むノーザンダンサー系の血を2本持つ馬ではあるんですが
 

ノンコノユメ




父トワイニングはフォーティナイナー~ミスプロ系種牡馬
母母父クリミナルタイプはアリダーの血を引くネイティヴダンサー系ですが
ミスプロも2代辿ればネイティヴダンサーにあたるので
馬力=パワーのある血を2本持つという事にしてもいいでしょう
一昨年は最高のリズムの臨戦で2着で昨年はセン馬になって2戦目という影響もあったかの6着
そこから2戦も奮わなかったですが前走武蔵野Sでは前有利の中で上がり2位で4着とやや復調気配
今年は速い上がりで差せる馬でリズム=近走着順が良い馬が複数居るのがどうか?ですが
母父タキオンでもこの馬は詰まった間隔で走れる馬ですし評価は悩むところ
 

メイショウスミトモ




父はゴールドアリュールでサンデー系種牡馬
近親にこのレースの前身であるJCダートとフェブラリーS勝ち馬のウイングアローがおります
【阪神ダート2000m】勝率12.8%連対率17.0%複勝率25.5%
【中京ダート1800m】勝率9.6%連対率16.9%複勝率23.5%
これはゴールドアリュール産駒における13年以降の成績
ここよりも若干成績の良い阪神2000m(シリウスS)を勝ってきてからの臨戦では狙い難いか
母母父アジュディケーティングはダンチヒなんでパワーもあると思います
父母父がヌレイエフなんでノーザンダンサー系の血は2本あり
 

モルトベーネ




父ディープスカイはサンデー系種牡馬
ノーザンダンサー系のダンチヒを内包してますが母方にノーザンダンサーの血はなし(3代内に)
近走のリズムも良くないので人気薄なら尚更血統の後押しが欲しいところですがね・・
 

ロンドンタウン




父カネヒキリはサンデー系種牡馬
サンデー系でもカネヒキリは完全にダートで未だ芝では109戦未勝利という産駒成績
そのダートでは1900m以上が好成績であります

これがカネヒキリ産駒のダート距離別全成績
より高パフォーマンスを期待するなら1800mよりも1900m以上なのかも
そもそも前走は訳分らんコリアCを使ってますし(笑)2走前はテイエムジンソクに勝ってます
ただこの時のテイエムジンソクはその前が逃げて圧勝しており
その後の2番手というレースで多少なり楽→苦があったかもしれない中でのもの
そう考えると果たしてこの馬は強いのか!?という事になるんですよね
米国型ノーザンダンサー系の血を2本持ってるのはいいんでしょうが・・
 

グレンツェント




父ネオユニヴァースはサンデー系種牡馬
Krisというネイティヴダンサーの血を内包しており
母父キングマンボも辿ればネイティヴダンサーに行きつくのではあるんですが
Krisはネイティヴダンサーでも欧州型なので馬力=パワーの血を2本とまではいかない感
近走のリズムも良くありませんし強調出来るような血も少なめかと
 

ゴールドドリーム




父ゴールドアリュールはサンデー系種牡馬
昨年は好調な近走のリズムでの参戦でしたが2番人気12着という結果
その後にフェブラリーSを勝ったんですが結局はこれなのかなと。。
東京ダート1600m【6.2.0.13】
中京ダート1800m【1.0.0.9】
これはゴールドアリュール産駒における重賞成績(13年以降)
東京ダート1600m重賞での適性がとにかく抜群なんですよね
母父がヴァイスリージェント系のフレンチデピュティで父母父ヌレイエフという事もあり
ノーザンダンサー系の血を2本持つという事になりますが昨年に比べて近走のリズムが悪し
 

キングズガード




父シニスターミニスターはエーピーインディ系種牡馬
今回は前走みやこSからの臨戦なのでG3→G1というアップ戦に
代表産駒はインカンテーションが居ますがこの馬そしてキングズガードと
どちらかというとアップよりはダウン戦での反応が良いのが特徴ではないでしょうか
それを相殺出来る可能性があるとすれば近走のリズムが良い事と
父母父がヴァイスリージェント系であるThe Prime Minister含めて
血統表にノーザンダンサー系の血を3本抱えてるといった点
この秋G1で意外な(笑)好騎乗が2度あった藤岡兄から藤岡弟へのスイッチは痛いですが
 

アウォーディー




父ジャングルポケットはトニービンの血を引くグレイソヴリン系種牡馬
母父サンデーで母ヘヴンリーロマンスは天皇賞秋勝ち馬という芝血統配合
なのにダートを走るという面白い馬ですね
昨年はダート転向後6連勝という最高のリズムで挑みましたが1番人気2着
そこから比べると今年はさすがに近走のリズムは落ちます
父母父ヌレイエフ、母母父サドラーズウェルズ
ノーザンダンサー系の血を2本持ちますがいずれもが欧州型で血統的には推し材料が少ない印象
乗り方も前にテイエムジンソクが居て仮にそれを早めに潰しに行っても
今度は後ろからサウンドトゥルー達が襲い掛かるといった感じでユタカさん難しそう
ただ今回はその年度でG1複数勝ってるのが過去チャンピオンズCで奮わないコパノリッキーのみ
予想オッズでは2強ムードでその馬が先行馬と追い込み馬
核=中心となる馬が不在という考え方で圧がどこにも掛からないとするならば
普通にダート戦らしく先行決着になる可能性が高くなれば好走の可能性は捨てきれないか?
 

カフジテイク




父プリサイスエンドはフォーティナイナー~ミスプロ系種牡馬
母父スキャンがミスプロ系ですので3代内にミスプロの血を2本持つという事に
ちょっと近走の着順が若干落ち着いてきてるのが気掛かりですが
前走武蔵野Sで上がり1位ときっちりとした脚は使えてるので
福永→ルメール替わりがいいショックになればまだまだ見限れないかと
1600m→1800mの延長臨戦でこの鞍上なら
極端まではいかずとも若干の位置取りショックを仕掛けてくる可能性も秘めてるので
 

テイエムジンソク




父クロフネはヴァイスリージェント系でノーザンダンサー系種牡馬
そして母母父がダンシングブレーヴという事でノーザンダンサー系の血を2本持つという事に
そのクロフネ産駒ですがここまでダート重賞ではかなり苦戦しており
このテイエムジンソクの前走みやこS勝ちが産駒の中央ダート重賞2勝目だったはず
ですのでこの時点でこれまでのクロフネの枠を超えてると言っても過言ではないでしょう
しかも同じダンシングブレーヴを父に持ってた二ホンピロアワーズも
近走好調なリズムの先行馬とテイエムジンソクと同じようなイメージでJCダートを勝ってますし
近走唯一負けたエルムSはその前(マリーンS)が逃げて圧勝後
エルムSが2番手というレースだったので多少なり楽→苦があったかもしれない中でのもの
ですからとにかく最高のリズムでここを迎えたという感じ
後は古川が1or2番人気になりそうなG1で強気に乗れるのか?
中京1800mダートというのは最後に坂があるコース
これまでのように早目に捲り切るような競馬だと捕まる可能性もあるでしょうしね
ただ人気馬という事を逆手に取って追い出しをギリギリまで我慢するという考え方も
(いや人気なんで他の馬が気になり勝手にそうなるかもしれませんが)
両隣に追い込み馬が入ったのも騎手のプレッシャーからすれば軽減されるでしょうし追い風
 

サウンドトゥルー




父はフレンチデピュティでヴァイスリージェント~米国型ノーザンダンサー系種牡馬
母母父プラウドデボネアもノーザンダンサー系なのでノーザンダンサー系の血を2本持つという事に
昨年は1着でしたが断然1番人気がダート6戦6連勝中だったアウォーディーでまあまあ前目の位置取り
一昨年は3着でしたがその年度でG1を複数勝ってた2頭(ホッコータルマエとコパノリッキー)が人気
そしてその2頭が強気の前々での競馬で差し追い込み決着
つまり共に多少なりとも前に圧が掛かってのものという考え方も出来るのではないかと
これまで重賞で1番人気になったのは今年の川崎記念のみでこの時は2着
人気で過去2年と同じような結果が果たして出せるのか!?
予想オッズではテイエムジンソクとこの馬の2強ムードで先行馬と追い込み馬
核=中心となる馬が不在という考え方で圧がどこにも掛からないとするとして
普通にダート戦らしく先行決着になる可能性が高くなれば危険な香りも??
 

アポロケンタッキー




父Langfuhrはダンチヒ系でノーザンダンサー系種牡馬
自身は北米で活躍という事でこのあたりはヴァイスリージェントと重なりますね
そして母母父Salt Lakeがヴァイスリージェント系
つまりノーザンダンサー系の血を2本持つという事になります
成績を見て行くと交互チックな感じなのでまさに懐かしい所で言う「ダンチヒの×○×○」
そう考えれば今回は走れる番という事に
2走前の日本テレビ盃がかなり出し切ってのものだっただけに前走の敗戦は仕方なしかと
連続で好走しにくい馬であるなら尚更ですね
今回は2000m→1800mで短縮臨戦になりますがこの馬大型馬の割には短縮への反応は悪くない馬
しかもダンチヒ系が総じて得意である揉まれ難い外枠に入ったというのも尚良し
 

ローズプリンスダム




父ロージズインメイはヘイロー系
母方はロベルト系×トニービンなんでここで推せそうな血は見当たりません
成績は交互を刻んでおり今回は走ってくる番ですが
 

最後に一言


 
とりあえず血統表に赤丸を付けた馬=9頭
ここを中心と考えた予想にしようかと思ってます
当然この9頭でも上げ下げしながら他の馬の可能性も考えつつですかね

昨年の東京大賞典から今年のJBCクラシックまで古馬マイル以上のG1レース
これで2勝以上挙げてるのがかしわ記念と南部杯を勝ったコパノリッキーのみ
今年は過去3年と比べてもG1レースの度に勝ち馬が変わっているので混戦模様
つまり核=中心となる馬が不在と言ってもいいのでは?
人気を背負う馬が先行馬と追い込み馬という事もあり
圧がどこにも掛からないとするなら普通にダート戦らしく先行決着になる可能性が高い
と決めつけてしまうという事も頭に描きつつって感じです

そしてこの血統評価あくまで私的なものですのでご理解の程宜しくお願いします
 
 

 
今週土曜東京メインレースは武蔵野ステークス2017
 
 
武蔵野ステークスはダート1600mで行われる3歳以上のダート重賞
1着馬には来月行われるチャンピオンズカップの優先出走権が与えられます

何年経ってもあのクロフネの衝撃が忘れられないのが武蔵野ステークス
初めてのダートで1’33’3という芝並みの時計で1.4秒ぶっちぎっての勝利でしたから

ノンコノユメ(ジャパンダートダービー)
ベストウォーリア(南部杯)
モーニン(フェブラリーステークス)
今年はこれらG1勝ち馬3頭がJBCに出走せずここに参戦
 
主な登録馬はノンコノユメ、ベストウォーリア、モーニン以外に
インカンテーション、カフジテイク、サンライズノヴァ、メイショウウタゲ、サンライズソアらが登録
 

出走予定馬と血統表


 


武蔵野ステークス2017出走予定馬は21頭(フルゲートは16頭)

クインズサターン
シュテルングランツ
この2頭が残り1頭の出走枠を巡って抽選対象に

チャーリーブレイヴ
サングラス
ブライトアイディア
マッチレスヒーロー
この4頭が除外対象馬という事になっております
 

レースの血統傾向


 

これは過去10年における武蔵野ステークス1~3着馬の父と母父が分かるもの

ここでは「良馬場」と「湿った馬場(稍重.重.不良)」に分けて考えてみようかと思います
というのもこの違いだけで割とくっきりと傾向が出ていますので

まず良馬場だと米国型ノーザンダンサー系やダンチヒといった
パワー&スピードに長けたノーザンダンサーの血が好調
キングカメハメハ、マンハッタンカフェ、ネオユニヴァースといった芝向きな種牡馬も馬券に

逆に湿った馬場ではフォーティナイナー含めミスプロの血がかなり走っております
(湿った馬場に関して言うならば母父もミスプロの血好調です)

そしてここ4年こそ馬券になってませんがロベルト系種牡馬は馬場不問で馬券に
昨年と一昨年は出走馬自体居なかったですしその前は人気薄で4.5着に来てますから
 

有力馬の考察


カフジテイク


父はプリサイスエンドなんでフォーティナイナー~ミスプロ系種牡馬
レース傾向からは湿った馬場のほうが良さそうではありますが
基本的にこの馬は馬場不問で速い上がりを繰り出せるタイプ
アップ戦でも走れてはいますがダウン戦のほうがより走れてますね近走を見れば
今回はG1南部杯からの臨戦なんで形的にはダウン戦に
 

サンライズノヴァ


父ゴールドアリュールはサンデー系種牡馬
母父サンダーガルチはミスプロ系なんでやや湿った馬場になるほうがいいかも?
近親にマコトスパルビエロやサンライズバッカスが居るのでそりゃダート走りますよね
ただこの馬のここまでの成績を辿ると交互チックな成績且つ短縮>延長というタイプ
今回は前走1着からの1400m→1600mの延長臨戦
タイミングとしてはやや狙い難い印象はあります
 

ベストウォーリア


父Majestic Warriorはエーピーインディ系種牡馬
まあ血統云々よりも近走ややリズムを落としつつあるのは気になるところ
元々1400mがベストなタイプで1600mではやや甘さを見せる馬
2走前のさきたま杯は短縮でダウン戦と十分走れるタイミングだった所で3着
ここでもっと走って欲しかっただけに・・・
 

出走予定馬で気になる馬


 
インカンテーション
カフジテイク
サンライズソア
ノンコノユメ
ピオネロ
ブラゾンドゥリス
メイショウウタゲ

この7頭の中で最も注目してるのがノンコノユメで次点がカフジテイク

ノンコノユメの父トワイニングはフォーティナイナー~ミスプロ系種牡馬
レース傾向的には湿った馬場になったほうが走れそうな血統
今回は長期休養明けですが間隔を開けての臨戦が好成績なのが母父アグネスタキオン
ここまで間隔が開いたらどっちに転ぶか分かりませんが
セン馬になってからのJBCクラシック以降が間隔を詰めての臨戦で奮わなかったので
想定単オッズ12.8倍ならリセットされてるほうに賭けてみる手も
 
 

 
12月29日(木)大井競馬場ダート2000mで行われる東京大賞典2016の予想です
 
 
東京大賞典は地方競馬はもとより日本競馬の1年を締め括る競走として定着しているレース
先日全日程を終えた中央競馬=特に有馬記念でやられた人はこの東京大賞典で何とか!
と考えておられる方も私含めてきっとたくさんおられる事だと思います(笑)
 
地方交流重賞というのはJRA馬が圧倒的に強くてこの東京大賞典もその一つ
地方馬では2004年~2005年にアジュディミツオーが連覇しておりますが
それ以降はずっとJRA馬が勝利中でなかなか地方馬が歯が立たないのが東京大賞典
 
今年は14頭の出走馬の内7頭がJRA馬
その中で圧倒的1番人気になりそうなのがアウォーディー
前走チャンピオンズカップではダート転向後初めて敗戦を味わいましたが
それでもファンからの期待はまだまだある馬という事なんでしょう
 
地方馬で一番手と目されるのはハッピースプリントか?
ただ近走を見るといい時に比べれば徐々に下降線を辿ってるかのような成績
ここはJRA馬が相当強力になるとは思うんですがどこまで戦えるのかにも注目
 
そんな東京大賞典2016の発走時刻は16:30になっております
 

東京大賞典2016の見解


 
同じ系統の血を3代内に2つ持つ馬=いわゆる●●●のクロスを持つ馬がよく馬券になってます
これは特段この血でなくてはならないというものではなくて
 
サウンドトゥルー(ノーザンダンサー)
ホッコータルマエ(ミスプロ)
ワンダーアキュート(セントサイモン)
サミットストーン(ヘイロー)
二ホンピロアワーズ(ノーザンダンサー)
 
過去3年3着内馬ではこれだけの馬が該当
ダートなんでやや馬力に寄ったクロスがもちろんいいんでしょうが・・
 
あとは母方に欧州血統を持つ馬もよく馬券になっております
 
データからだと過去3年3着内馬は14年3着地方馬サミットストーンを除くと
全て前走チャンピオンズカップ組(13年はJCダート)
そこで人気より激走したとか?人気より凡走したとか?
というよりも重要になりそうなのはそれ以前も含めたレースで走れてるかという事
ここを迎えるにあたってリズムというのは大切にしても良さそう
 

東京大賞典2016の予想


 
◎はノンコノユメにしました
父トワイニングはフォーティナイナー系で辿ればネイティヴダンサーの系統に
そして母母父クリミナルタイプがそのネイティヴダンサー系
母方に欧州血統こそ持ってませんがトワイニングが内包してるネヴァーベンド
これが欧州ナスルーラで大井2000mG1との相性はまずまず
トワイニング産駒は実は延長臨戦での成績が短縮や同距離に比べると良くて
ノンコノユメ自身の延長臨戦成績が【2.3.0.1】
唯一着を外したのが前々走のJBCクラシックでこれはセン馬になって初で且つマイナス15㎏
前走チャンピオンズカップは短縮臨戦でしたが馬体も少し戻して上がり3位で4番人気6着
疲労ストレスはほぼ無さそうですし着は共に外してるもののそこまでリズムも悪くはなさそう
有力馬より秋1走少ないというのも好感
 
○はアウォーディー
父ジャングルポケットはグレイソヴリン系でノーザンダンサー系であるヌレイエフ内包
母母父サドラーズウェルズが欧州ノーザンダンサー系
リズムという意味では前走敗れたものの当然ずっと好走してきてるので◎
 
▲はサウンドトゥルー
父フレンチデピュティがヴァイスリージェント系でノーザンダンサー系
母母父プラウドデボネアが欧州ノーザンダンサー系
前走チャンピオンズカップは6番人気1着で反動の懸念もありますが
そこはかしわ記念以外崩れてないリズムを評価
 
△カゼノコはリズムは悪いですが叩いて良くなる馬でここが叩き3走目
父母父がダンチヒ系で母父ラグビーボールなんでノーザンダンサーの血2本持ち
母母父リードワンダーがグレイソヴリン系で欧州血統
 
△アポロケンタッキーは2走前みやこS勝ちでそれが4番人気1着
前走チャンピオンズカップはその激走後でどうかな?と思いましたが一線級に交じって5着と健闘
このリズムが悪かろう筈はないですし父Langfuhrに母母父Salt Lakeがノーザンダンサー系
 

東京大賞典2016の予想印と買い目


 
ノンコノユメ
○アウォーディー
▲サウンドトゥルー
△カゼノコ
△アポロケンタッキー
 
買い目は
◎の単
◎ー○▲の馬連
◎○▲の3連複
◎○ー△△の3連複
 
 

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