今週日曜日はスプリングステークス


近いところにフラワーカップ
同距離.同3歳重賞があるんですが
フラワーカップの傾向は血統的に
タフさ=欧州的要素がかなり問われるレース
(牝馬限定重賞は欧州力が問われるのが多々)


こちらのスプリングステークスは
欧州よりもパワー=馬力が問われやすい傾向


先々週の日曜日
そして先週と湿った馬場で重い印象があった中山
馬場さえ戻ればパワー&スピードの米国さ
これがまた重要になりそうな感じもするので


ベクトル的にはパワーや米国さ
このあたりがやはり重要になってくるかとの読み


このあたりを気にしながら
ここからは出走馬から
人気馬と気になる馬を数頭ピックアップして
血統を見ていこうかと





ヴェルトライゼンデ

ヴェルトライゼンデ
ステゴの血をひくドリームジャーニー産駒は
お父さんの影響をもろに受けたのか
出始めは中山をメインに小回りが抜群で
延長や2000m以上に良績が集中してましたが
今はそれも割と平均化されてきた印象の中
同馬は出始めの産駒のイメージ
母父はドイツ血統で欧州配合の母方
半兄ワールドエース.ワールドプレミアは
ディープでも3歳時はタフな馬場で実績が
新馬.OPとタフ馬場と思われるホープフルS
現状ではしっかり母方が出てるように思える
父をほんのり彷彿とさせる=ピッチ
走り的にはタフな馬場でなくても大丈夫っぽい?
そんな感じを抱きながらも
血統的にパワーや米国さは薄い部類になるかと



ファルコニア

ファルコニア
唯一となるディープ産駒
母父Hawk Wingは代重ねされた欧州ミスプロ系
その奥の母方も欧州ノーザンで固められており
母方は欧州配合
母父欧州ミスプロ系は
割と大箱コースが得意な馬が多めな傾向
ディープ×欧州ミスプロ系配合は
ヴィブロス.ヴィルシーナの姉妹に
ディサイファ.ブレステイキングの牡馬
配合的に牡馬に関してはちょっと重めかと
Hawk Wingはホーカンテンペスト
全兄をひっくるめてもじわじわ力を付ける系?



サクセッション

サクセッション
クルーガーの全弟
母方は欧州配合で父がキンカメ
京成杯に出てたらズバリな血統構成だったか
走りは前向きさや加速力が感じられ
このあたりは母父の系統であるIn Reality
この血の影響力が現状強いのかもしれない
全体的には重めの血統構成で
パワーや米国さは薄いように思える



アオイクレアトール

アオイクレアトール
母父タキオンというのは
パワーというかタフというか
上級馬は割と重さを感じさせる馬が多し
(まあ父をストレートに出す印象もあり)
キンカメと掛けることによりパワー寄りなら
相手なりに走れるアドマイス牝系馬だけに
アップ戦でもこの場面は楽しめるかも



ココロノトウダイ

ココロノトウダイ
キングマンボ系×フェアリードール牝系
トゥザグローリー.トゥザワールド
トーセンビクトリー.クラージュゲリエ
リオンリオン.フェアリーポルカ(半姉)
中山重賞得意なフェアリードール牝系の中でも
キングマンボ系とは親和性抜群
クラージュゲリエ以外全て馬券実績あり
しかも馬場不問
母父タキオンというのは
パワーというかタフというか
上級馬は割と重さを感じさせる馬が多し
その奥が欧州色が強く父も欧州色が強いですが
相殺出来るものは十分に兼ね備えてるような
父のタイミングを気にしすぎて
厚めの印を打ち切れなかった
先週のフェアリーポルカの二の舞は避けたい(笑)



エンデュミオン

エンデュミオン
ヴィクトワールピサにブライアンズタイム
唯一の母父ロベルト系
Machiavellian~Polish Precedentと
母方にはスピードの血が注入されてますが
母父からパワー=馬力が強調されてるかと
牝系にはインカンテーションをはじめ
ダート馬がずらりと並ぶ血筋で
母方からパワーの供給は十分感じられる
タフだった近2走からどこまで変われるか?




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