今週は楽しみな?いや恐怖の?3日間開催
その中日に行われるのがシンザン記念


昨年秋の後半からG1考察記事は
「レース入り口の考え」から「全頭血統分析」
血統分析に関しては有力馬から日々更新
こういう形を取ってきましたが…
誰に何を言われようと(笑)
私的にはこのスタイルが現状気に入ってます


G1はしばらくお休みですが
毎週の重賞に関しても当面このスタイル継続で
(先週の金杯もそうだったでしょ⁉)
全頭の分析はさすがにやりませんが(^^;
有力馬とそれ以外の気になる馬
この程度はやっていければなと




シンザン記念は京都1600m外回り
つまり先日の京都金杯と同じコースでの施行
しかも毎年近い時期ですよね
しかしその割に結果を見比べると
あまり繋がりは感じられないのかなと


古馬と3歳若駒限定
この違いか?と思い調べる事に


お正月に書いたこの記事
母父の系統毎に重賞の棚卸しを慣行しましたが
母父サンデー系に関しては
勝率が高いのが直線が平坦の新潟と京都
奮わないのがゆったり急坂の中京と阪神
こんな傾向が


じゃあその中身をさらに掘り下げてみよう
という事でこちら
シンザン記念2020参照
母父サンデー系の京都1600m重賞(15-19年)
【上段】古馬戦
【下段】2.3歳限定戦

母数が倍ほどの違いはありますが
明確にその中身の違いが表れてました
京都1600m重賞での母父サンデー系は
2.3歳限定の若駒戦でより期待という事が
(シンザン記念とデ杯2歳S)


母父サンデー系となると父は非サンデー系
(キョウヘイは父もサンデー系でしたが)
サンデーというのは大まかに言うなら
斬れや瞬発力に特化されている
これがサポート的な役割として母父に入る事
これにより時期的に京都1600mという場所で
大きな力を発揮しやすい??


大きいところ(クラシック)を狙える
そんな父サンデー系の馬
それ自体の出走が上の2レースで少ないから
というのも否定できないでしょうが……


それでも一つ面白い傾向と捉えて挑みたい
何故なら今回人気馬が父サンデー系だから
そんな理由もあったりするので


これらを踏まえつつ
ここからは出走予定馬から
人気馬と気になる馬を数頭ピックアップして
血統を見ていくことに



ルーツドール

ルーツドール
ヴェロックス.ロードマイウェイ
この2頭が代表されるように
ジャスタウェイ産駒は重賞だと小回りでこそ
そんな側面がある中でここは大箱コース
でもそれを不安と感じさせない
大箱の東京マイルの新馬戦の勝ち方
超スローではないその中身が良かった
母方は欧州配合でその密度も濃い目
母母父Noir Et Orはプリンスリーギフト系
これは日本ではバクシンオーが代表される系統
持続的なスピードを与えてくれるという面も
兄フィエールマンが京都G1で2勝



サンクテュエール

サンクテュエール
ディープ×ノーザンファーム馬
間隔を開けての臨戦は挑み方としては◎
昨年芝重賞でディープ×ノーザンF馬
この間隔を開けての臨戦は
見事なまでに若駒ほど成績が良い傾向
母方はミスプロ×サドラー
米×欧にディープならバランス型の配合
牝系にはルックトゥワイスがいて
全兄ジークカイザーは
全19戦で上がり上位(3位以内)は1度のみ
母方からは重さが感じられるかなと



タガノビューティー

タガノビューティー
前走外からの脚は凄かった!!
それもそのはずで同じ父の父Hennessyだった
半兄タガノブルグがNHKマイルCで大激走
牝系にはミデオンビットがいてと
芝でやれる可能性は一族からは備えてはいた
米国色が強めの母方ですが
母父スペシャルウィークがサンデー系
ここで期待出来そうではあります
ただ気になるのはヘニーヒューズ産駒
モーニン
アジアエクスプレス
ヘニーハウンド
ワイドファラオ
連勝のリズムが一度崩れると
それを修正するには間隔を開けたり
芝.ダ替わりでショックを与えたりと
何かしらが必要な馬が上のクラスになると多い
今回は連勝が途切れた後の間隔詰めた臨戦
そこに人気というものが加わる
間隔開けたファルコンSやNZTならまだしも…



オーマイダーリン

オーマイダーリン
母方は欧州で固められた配合
ディープ×Monsunならシェーングランツ配合
血統構成だけならゆったり大箱というのは
あまり合わないのかなというイメージ
母父Monsunはドイツで主流とはズレた系統
小回りコースや前々で粘り込んでの良績多し
全て打ち消すなら道悪になるのか?



ヴァルナ

ヴァルナ
■圧倒的に根幹>非根幹
■湿った馬場はよく走る
■人気薄でよく走る
エピファネイアの主たる傾向はこんな感じ
まだ決め付けるのは早いでしょうが
ここにマッチする可能性はありそうか
母方は欧州の下支え十分からの
母父ダンスがサンデー系
近親に京都重賞実績があるアルビレオ
いいですよね~買いたくなる^^



プリンスリターン

プリンスリターン
ストロングリターンが最も奮わない条件
それは【ゆったり=大箱の急坂コース】
掲示板の下を賑わすものの
最後にはサンデー系種牡馬や
リーディング上位の非サンデー系種牡馬
これらにやられてるんですが
まさに想像以上に頑張った前走がそんな感じ
そこからの平坦替わりは良さそうですし
母父マンハッタンカフェがサンデー系
母方は在来牝系のバランス型な印象ですが
マンカフェ×ロイヤルスキーなら
セラフィックロンプで直線平坦ベストの印象
チャンスあるんじゃないかな??




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