今週土曜中山メインレースは日経賞2017
 
 
日経賞は芝2500mで行われる古馬重賞でありまして
天皇賞春へ向けての重要な前哨戦の位置付けで1着馬に天皇賞春の優先出走権が与えられております
 
過去5年の日経賞の勝ち馬は
ゴールドアクター、アドマイヤデウス、ウインバリアシオン、フェノーメノ、ネコパンチ
この中からフェノーメノが天皇賞春を制覇しております
 
昨年は2→1→4番人気の平穏決着で3連複530円・3連単2,170円
一昨年は4→5→6番人気の決着で3連複8,900円・3連単37,310円というちょい荒れ決着
3年前は1→10→3番人気の決着で3連複11,320円・3連単60,560円と波乱決着
昨年は9頭立てで堅く収まりましたがそれ以外は近年荒れ模様なのが日経賞
 
そして日経賞過去5年の1番人気馬の成績は【2.1.1.1】とまずまず
 
主な出走予定馬はこのレース勝ち馬であるゴールドアクターにアドマイヤデウス
他にはディーマジェスティ、ツクバアズマオー、レインボーライン、シャケトラ等が登録
 

日経賞2017の出走予定馬と血統表


 

 
日経賞2017出走予定馬は19頭
 
プランスペスカ、ショウナンバッハ、アクションスター、この3頭が除外対象になっております
 

日経賞の血統傾向


 
重視するのは15年と16年の過去2年
というのも14年夏に路盤改修が行われたことにより傾向に変化が見られるので
 
スクリーンヒーローにアドマイヤドンといった父を持つ非サンデー系種牡馬が連勝中
スクリーンヒーローはロベルト系でアドマイヤドンはミスプロ系
つまりパワーに長けた種牡馬に注目していいと思います
 
改修前と改修後の中山2500m主な種牡馬成績ですが
ステイゴールドとハーツクライは改修前より改修後のほうが成績がダウンしておりまして
逆にディープインパクトとネオユニヴァースは改修後成績がアップしてます
 
母方はノーザンダンサーの血が相性良いので出来れば持っていて欲しいですね
 

日経賞2017有力馬の考察


 
ゴールドアクターの父はスクリーンヒーローで昨年の勝ち馬
母方にノーザンダンサーの血こそ持ってませんが中山2500mの適性は十分すぎるほど
ちょっと勢いは薄れつつありますがそれでも昨年有馬記念3着は立派
まあここも特に消す理由は見当たらない感じ
 
レインボーラインはステイゴールド産駒なんでサンデー系種牡馬
改修前は中山2500mで走りまくってたステイゴールドですが改修後はその成績もダウン
フレンチデピュティ×レインボーアンバーの母方はノーザンダンサー配合でありますが
母父フレンチデピュティの牡馬は古馬になると基本尻すぼみになる傾向
これが4歳になっての初戦でどう出るか!?
 
シャケトラの父はマンハッタンカフェでこちらもサンデー系種牡馬
マンハッタンカフェは改修前も改修後も中山2500mの成績はイマイチ
母父Singspielはサドラーズウェルズ系なんでノーザンダンサー系
馬格もあるので上がりの掛かる中山は個人的には向きそうな気も・・・
 
ディーマジェスティはディープインパクト産駒
改修後の中山2500mは改修前より成績がアップしてるディープインパクトですが
基本的には適距離は2400m以下に落ち着いてるのがディープインパクト
母母父がノーザンダンサー系のサドラーズウェルズではあるんですが
 

日経賞2017出走予定馬で気になる馬


 
アドマイヤデウス
ゴールドアクター
シャケトラ
ジュンヴァルカン
ナスノセイカン
ミライヘノツバサ
 
この6頭の中で最も注目してるのがジュンヴァルカンで次点がゴールドアクター
 
ジュンヴァルカンの父はネオユニヴァース
同じ父を持つサウンズオブアースがこのレースと有馬記念で2着してますが
それを含め改修後の中山2500mでネオユニヴァース産駒は【1.2.2.4】
母母父Baldskiがニジンスキー系なんでノーザンダンサー