今週はG1ジャパンカップ
8冠馬VS無敗牡馬3冠馬VS無敗牝馬3冠馬
もう二度とないかもしれない
夢のような3強対決
考察を更新出来る時間が今週も取れたので
全頭やっちゃいまーす



今秋の東京開催
開幕から道悪が続いた影響がもろに出ており
Bコースになった際には内を空ける競馬が目立ち
先週の3日間開催からCコースに替わっても
そこまで高速馬場という感じはなく
どちらかというとタフな芝状態に思える


その3日間開催では
土曜こそディープのワンツーが2レースあるも
使い込まれていった日曜~月曜にかけては
共に欧州主体の血である
キングマンボ.ドイツ血統の好走が目立った
これらはスピードも兼ね備える血
というのも特徴である


今週末の馬場がどうなるか分かりませんが
最近JRAが馬場を弄って
タフな馬場を急に高速馬場に
そんなことはあまり見られない気がするので
天候変化がなければ
馬場を整えた土曜日の結果を見ながらになるが
使い込まれていく日曜は
キングマンボを中心に欧州の血を持つ馬
さらに上がり要求度も高いのも頭に入れつつ
といった狙いを現時点では考え中


あともう一つのキーがトーラスジェミニの存在
この馬がハナ切ると
馬券になる種牡馬はかなり偏りがある
トニービン内包や欧州色の強さ
サンデーでもスタミナ寄りのステゴ
それだけ分かりやすい流れを演出してくれる
加えてSpecialの血の依存度も高い傾向
ただこれに関しては
今回2400mという未知の距離への延長
菊花賞ジェネラーレウーノで
超スローペースを作った田辺への乗り替わり
明確に流れるなら重視したいところも
現状では嫌な予感しかしないので
まあプラスαぐらいにとどめて…
しかししっかりとしたペースで流してくれるなら
馬場も相まって
キングマンボや欧州を強く推せるんですがね…



ちょっと長くなりましたが
この考えを基に個別に見ていきます



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アーモンドアイ

アーモンドアイ
父ロードカナロアがキングマンボ
母母父ヌレイエフの母がSpecialで
サドラーズウェルズ3/4同血
重い馬場が特段ダメというわけではないが
5歳カナロアの仔は短距離や短縮での好走
いわゆるスピード要求が高いところ
そこでの好走が目に付くようになってきており
本質という意味ではこれが答えなのかもしれない
しかし同馬は母からも牝系からも
受け継いだかのように延長臨戦が非常に得意
前走もその延長臨戦で勝ってきた
ここが高速馬場なら評価しても良かったが
前走2000mの高速決着から
現状タフな東京への400m延長はどうなんだろう
その前走速い決着でも
体力豊富と思われる2.3着馬にかなり迫られた
タフであるならば2400mで
血統的に体力ある馬にやられないか?
そんな妄想を抱いてますが…




ウェイトゥパリス

ウェイトゥパリス
父Champs Elyseesは欧州ダンチヒ系
ディープ産駒3歳馬レクセランスの母父でもある
Champs Elyseesの全兄Dansiliなら
半分ハービンジャーみたいなイメージ
Cozzene×ヌレイエフの母方見たら一瞬おっ!と
Cozzeneはグレイソヴリン系で
ハービン×グレイソヴリン配合馬は
ヴァフラーム.ゼットスマイル.
ヴェロニカグレース.グランヴィスタ
ヴェロニカはまだしも…さすがに重すぎる
まして同馬はバリバリの欧州馬ですし




カレンブーケドール

カレンブーケドール
昨年2着馬のディープ産駒なんで適性は○
母父Scat Daddyがストームキャット
Scat Daddyなら間隔詰めて使ったほうがって
ずっと思ってるんですがなかなか使ってくれない
詰めた時のパフォーマンスのほうが
いいような気がするのは私だけ!?
その母父の奥がミスプロ2本にボールドルーラー
そんな母方はアルゼンチン牝系で米国配合
欧州の血は薄くパワー&スピードに特化
オークスで高速馬場で結果を出すも
その後がずっとタフなところで2着続き
本質的には米国のパワー
これが前面に出てるのかあと想像
実際上がり上位の脚はあまり使ってないし
欧州血統不足ではありますが
現状の馬場にはマッチしそうで
あとは欧州血統馬との兼ね合いになるか
正直この馬よく掴みきれてません




キセキ

キセキ
非ノーザンファームのルーラーシップ産駒
ノーザンファーム馬より非ノーザンルーラーは
上級クラスではかなり体力寄りの印象
その体力をディープ×ロンドンブリッジ
このスピードある母系がうまく支えているし
ドクターデヴィアスにダンチヒもひっくるめれば
母方はバランス取れた配合
そして短縮だった前走で先行するも
負け方的には今はスピード不足だった感
従ってタフだった京都大賞典
超タフだった宝塚記念
この連続好走から母方よりルーラーシップ!
これを真っ当に評価すべきか
そんなルーラーシップはキングマンボ
現状の馬場は向いてるほうであろう
延長でコントロールの不安はつきまとうし
オールフォーロンドン牝系は
以前は延長適性が抜群も現在では圧倒的に短縮
それでも思い切って後ろからのほうが恐いか
実際出遅れた19年有馬以外
後ろからいった場合上がり上位の脚は
ほとんどのレースで使えてるので
(有馬も上がり4位)




クレッシェンドラヴ

クレッシェンドラヴ
ステゴ産駒で母方はバリバリの欧州配合
母父サドラーズウェルズがSpecial内包
トーラスジェミニがきっちり流せば
ビンゴ!な血統構成ではあります
レースで上位の上がりは使ってるが
全て小回りで高速上がりとなると疑問
欧州の血はいいのだが
スピードとなると不足という構成




グローリーヴェイズ

グローリーヴェイズ
ディープ×スウェプトオーヴァーボード
字面だけなら体力はどうだろうなと
しかしスウェプトオーヴァーボードは父として
坂コースの実績に長け
ステイヤーズS勝ち馬なんかも出してるので
一介のフォーティナイナー系ではなく
体力の供給というのはありそう
実際前走や19年日経新春杯はタフさを要したし
その母父の奥は欧州で下支えされており
メジロ牝系でもあるので
字面以上に体力がある可能性はある
ただ宝塚記念みたいな馬場までいっちゃうと
極端すぎてダメなのかもしれない
前走宝塚記念が余りにもタフすぎた分だけ
そことも相まってここが走りやすかったか?
国内G1獲れる力はあると思ってるだけに
次はJCに使って欲しいが果たして?
前走後の回顧にこう書きましたが
馬場的に高速でなくタフという現状
これは同馬にとってはいいのではないかと




コントレイル

コントレイル
ディープ産駒で
母方はスピード&パワーばりばりの米国配合
母父Unbridled's Songは米国型ミスプロ系
母父としては早咲き傾向があり
FappianoインブリードにTiznow~Storm Cat
”早さと速さ”を強調してる配合で
ここまで無敗でやってきた3冠馬
もしここが高速馬場であるならば
前走タフだったところから短縮でさらに好転
そう考えてたが現状のタフな馬場
血統的に欧州色はもちろん薄い
この馬の最大のウリは”脚の速さ”にある中で
それでも菊花賞とホープフルS
上がりも掛かり馬場的にタフだったところでも
しっかりと勝ってきた
馬場的にタフであっても上がり要求度が高い
そんな現状の中で同馬は速い上がりは出せる
上がり要求度が高いならば
母方の血とディープこれだけで
欧州色の薄さはひっくり返せる能力は勿論ある




サートゥルナーリア

サートゥルナーリア
出走回避…残念




デアリングタクト

デアリングタクト
エピファネイア産駒は延長臨戦が良く
2200m以上になると好走率が跳ね上がる
表現は難しいが産駒全体では
【ゆったり】感を感じさせるという印象
同馬は無敗3冠牝馬で抜け出た存在
従ってエピファの範疇に収まるかですが
それでも京都2000m内回り→東京2400m臨戦
まあプラスとしか感じない
そして母父キンカメがキングマンボ
欧州の血で支えられ
サンデー×ダンチヒの祖母からスピード供給
Pulpit×曾祖母デアリングダンジグから
ダート重賞勝ちピットファイターがおり馬力も
まだ本当の高速馬場が謎の分だけ
現状のタフで上がり要求度が高い馬場
これはかなり同馬には追い風が吹いてるような




トーラスジェミニ

トーラスジェミニ
父キングズベストはキングマンボ系
主な産駒にはダービー馬エイシンフラッシュ
ただこの馬を異質タイプとすれば
キングズベストは小回り>>大箱の傾向
母父マンカフェは穴血統ではあるが
牝系からはかなりパワー質が強め
ダートやマイル戦で見てみたい血統
そういうジャッジを毎日王冠.福島記念後に
下してるので単純にここは厳しいかと




パフォーマプロミス

パフォーマプロミス
ステゴ×ロベルト系配合
母方にIn Reality持ちでスピードの支えはあるが
現状8歳で近走上位の上がりも使えてない
2走前タフだった鳴尾記念を勝ってる
これはここではいい材料にはなってくるが
ちょっと現状の東京では足らない感
前走も内が悪い馬場で通った所を考えれば
同じステゴなら評価は
ステイフーリッシュ>>パフォーマプロミス
逆に母父キンカメであるステイフーリッシュ
これが出てきてたら買ってたかもしれない
小回りとトーラスジェミニがセットなら
まだ買えるところがありそうだが…




マカヒキ

マカヒキ
ディープ産駒でダービー馬であるが
加齢して母父フレンチがどーんと出たのか
パワーにかなり寄った印象
その奥がナスルーラにSouthern Haloを抱えるが
今なら重さしか感じず速い持続力に欠けてる感
タフな馬場はいいんだろうが
速い脚が使えないので追い付けないかと




ミッキースワロー

ミッキースワロー
トーセンホマレボシ産駒は同馬を除けば
芝は1800m以下の成績が良く割とスピード型
それは内包されてるCrafty Prospector
この血の影響力が大きいか
そしてその血からか同馬はタフ馬場はもう一つ
特に湿り気のある馬場は良くない成績で推移
しかしタフ馬場に関しては日経賞
これがその部類に入ると思われそこで快勝
今なら湿り気さえなければタフ馬場でも
母方は欧州色が強い配合
父の兄にはJC2.3着したトーセンジョーダン
トーセンジョーダンの父はジャングルポケット
ジャングルポケット×クラフティワイフなら
トーセンジョーダンに近しい配合馬
ある程度の上がりも使える馬
これ大穴で一考しても良さそう




ユーキャンスマイル

ユーキャンスマイル
父キンカメがキングマンボ
ダンス×Sharpoの母方は欧州志向強し
血統字面的には現状の馬場は合いそうである
その奥にIn RealityとPrincely Gift
スピードの支えもされており
速い上がりも使える馬
この馬は血統的に体力勝負が良さげも
母方の奥にある血と父キンカメ
これが効いてるのか?19年秋天で◎打ったように
2000mがベストと感じてる馬
母ムードインディゴなら尚更
距離を詰めてその脚を爆発させる
そんな距離&レースがいいような気がして




ヨシオ

ヨシオ
ヨハネスブルグの芝2000m以上0-1-1-53
(メンク調べ)
これでいいですかね笑
Ogygianとミスプロ内包でパワー&スピード型
母父ケイムホームもダート色強く
現状タフであっても
東京2400mは同馬にとっては全く適性なし




ラヴズオンリーユー

ラヴズオンリーユー
出走回避…有馬記念へ




ワールドプレミア

ワールドプレミア
今回出走するディープ産駒の中で
同馬は最も欧州色が強い母方である
母父Acatenangoがドイツでドイツ牝系
Acatenangoの父SurumuがSuncourt内包
そのSuncourtはテスコボーイの母なので
Surumuとテスコボーイは近親関係
スピード対応可能な血であろうかと
タフな馬場と体力に関しては
菊花賞と有馬で証明
神戸新聞杯では超スローを上がり最速で着付け
そんなのも出来る馬
今回間隔がかなり開いており
牝系が中山成績抜群なところから
狙うなら次(有馬)かなあと思いつつも
それでも血統は合ってそうで狙いたくはなる




~まとめ~

戦績を重ねてきた馬が多く
ある程度目に見えてる部分があるので
どこまで血統考察になったか分かりませんが…

3強がそのまま上位評価になれば観るレース
それでいいとは思うんですが
私的にはそうは思ってない?
いや思いたくないので笑
◎の単勝とそこからのワイド
そんな買い方でいこうかと考え中

ディープ勢に関しては
こねくり回すぐらいなら素直にコントレイル
この馬を最上位にして
あとキングマンボや欧州の血を持つ馬
このあたりと比較して組み立てる
それていいのかなという気もしてます