今週日曜日は東京優駿(日本ダービー)


ダービーを含んだ4-6月東京開催重賞
近年非常に苦手意識があったので
何か大きな軸を作って予想したい!
そう考えて挑むことに決めました
それは◎馬は母父米国血統から選ぶって!


東京重賞があるたびに
同じことばかり書いてるので
ブログを毎回見てる方にとっては
「もうええわ」って突っ込まれそうですが
気にせずにしつこくいきまっせ~


ダービーももちろんその考えは変わらない
ただ◎はそうであっても
他の印は母父米国血統で固めないつもりです
ある程度レンジを広めに設定し
各馬の血統をしっかり見ていきたいなと




【母父米国血統狙い】
その基となるのはもちろん速い馬場
重賞やOP(リステッド)に関しては
このスピードとパワー機動力の血
そんなサポートのある馬を中心に狙ってます


それに加えてここに拘ろうと思ったのは
サンデー系
欧州ノーザンダンサー系
グレイソヴリン中心にナスルーラ系
これらの母父が
今開催重賞では近年不振傾向であったから


日本ダービー2020資料
これが今年4月以降東京開催重賞母父系統別成績


なるほど!
今年も近年と同じような傾向になってますね


裏を返せばそれだけ
父サンデー系が走りやすい
タフな血が前に出たサポートは向かない
ナスルーラ的スピード持続力が問われ辛い
つまり自然と残った母父米国血統に目が向いた


”東京”というのを意識するなら
いかにも東京の長い直線でこそ!である
血統的に基本のグレイソヴリン=トニービン
ここに目が向くんですが
その母父系が近年今開催重賞では不振
”末脚”というよりは”立ち回り”
これが東京では重要度を増してる気がします


ウインマリリン
ウインマイティーサウンドキアラ
ノームコア
ラウダシオン
ギルデッドミラー
血統表を上げたこの6頭は
オークス.ヴィクトリアマイル.NHKマイルC
このG1レースで人気以上に馬券になった馬


ウインマイティー以外の5頭は
共通して母父が米国血統
しかも母方が米国色が強い馬ばかり
ウインマイティーに関しては
カコイーシーズ自身は欧州活躍馬
ただカコイーシーズの配合Alydar×Jester
これはバリバリの米国配合
カコイーシーズをどっちに取るか?
これは血統を扱う人によって違うでしょうが
米国要素がある母父であるのは間違いない


距離こそオークスとマイルG1は800m違うものの
超スローや道悪にならない限り
スピードが要求されるのは同じであるという考え
従ってこの日本ダービーでも
◎に関しては母父米国血統推しは揺るぎなく


ですが…冒頭で
他の印は母父米国血統で固めないつもりです
ある程度レンジを広めに設定すると書きました
これは今回母父米国血統馬で
強大な力を持つ馬が存在してるということ
同じような血を持つ馬は
同馬の存在に潰され霞み並び立ちにくく
やや真逆のベクトル馬のほうが存在感を発揮する
実際同馬が勝ったG1では
母方が欧州志向が強い馬が2.3着に来ている
そんな仮説を立ててみたのでということ



あとは今東京開催重賞&OP(リステッド)
この父系も見ておくと


オルフェーヴル【2.1.1.6】
ディープインパクト【1.2.1.32】
ハーツクライ【0.0.1.12】
この3種牡馬が成績としては良くも悪くも目立つ


オルフェーヴルに関しては
ここまで重賞では小回りをわりと得意にしてた
それがかなりの躍進を見せ
ディープとハーツを完全に食ってる
これがやはり”立ち回り”が効いてる証明!?
オルフェ+ゴールドシップ+ステゴ
いわゆるステゴの血をひく父系が【2.3.2.8】
立ち回りという意味では
トニービン内包で疑問のハーツクライ
上級クラスで強いディープ
この2強を差し置いての成績
父ステゴ系にも注目しておきたいところ



と、妄想込みでなんやかんやと書きましたが
このあたりを気にしながら
ここからは出走馬の血統を中心に見ていこうかと



サトノインプレッサ

サトノインプレッサ
母父Sahmはサドラーズウェルズを内包
範疇としては米欧ミスプロ系
その奥の母母父Pleasant Tap込みで
母方は米国色が強い配合
母サプレザは重めの馬場だった
09年&11年のマイルCSで共に3着
逆にレコード決着だった10年は4着
母母父Pleasant Tap=タップダンスシチーなら
少しタフな重めの馬場向きかもしれないが
ディープでもあるし母も超高速決着で対応
非ノーザン社台ディープならば
伸びしろ込みで奥行きがある可能性は十分
母も息長く活躍した馬ですし
ただ前走は負け過ぎでディープのリズム的には?
ちなみに前走1.0秒以上負けてたディープ
このG1成績が【1.5.0.70】
巻き返した6頭中4頭が
前走から10週以上間隔開けた臨戦
2頭は道悪(重)からの巻き返しでした
いずれにも該当しないですが果たして
(レクセランス.サトノフラッグも該当)



アルジャンナ

アルジャンナ
ディープに母父Tiz Wonderfulは米国血統
Tiz Wonderfulの父がTiznowで
内包してるのがStorm Catにミスプロ
母母父General Meetingも米国型
母方は米国配合でスピード基調でしょう
母方が携えてる血はコントレイルと似ている
従ってベクトル的には近い
ディープ×ノーザンF馬で早目勝負間違いなし
勿論母父米国血統を評価する手もありでしょう
ただコントレイルとは東スポ杯で
完全にスピード負けを喰らってる
同ベクトルで対抗するにも
その後の実力が担保されてないような…
前走毎日杯はサトノインプレッサに
ほぼ無抵抗な交わされ方でしたしね
どうも17年に◎を打ったサトノアーサー
この馬と臨戦的に被るのがなあと
スピード基調の母方とは言え
牝系は遠いところに
マコトブリジャール.マコトガラハッド
前者は1800m巧者で洋芝重賞勝ち
後者は2600mで3勝
タフさの供給も少なからずあるはずで
余計に近2戦の不甲斐なさが気になったり



ワーケア

ワーケア
母父Oratorioはダンチヒ系
ハーツ×ダンチヒ
この配合は重賞では人気で当てにならん
そんな印象がするんですよね…
グレイル.カテドラル
ヒュッゲ.ペイシャフェリシタ
まあハーツにダンチヒならそれも納得とも言える
そのOratorioはダンチヒでも代重ねされた欧州型
その奥がニジンスキーが2本入っており
母方は欧州色が強い配合
コントレイルとはまさに真逆の母方
そういう意味では良いでしょうし
人気も4番人気ぐらいなら許容範囲ともとれる
ドスロー東京2戦の上がりを信用出来るか否か
ハーツですしここ2戦のエンジンの掛かり具合
これは気になるところではあり



レクセランス

レクセランス
母父Champs Elyseesは
ハービンジャーの父であるDansiliの全弟
代重ねした重めの欧州ダンチヒ系
その奥Xaarは欧州ミスプロでスピード寄り
ダンチヒ×ミスプロではあるものの
さらに奥のDouble Bedまでひっくるめても
重めの母方にディープでしょうか
2走前は追い込んで3走前は捲ってと
なるほど体力はありそうも共に少頭数
多頭数替わりで内枠だった前走皐月賞惨敗
スピード不足は否めずですし
ディープ×重めの母方&すみれS勝ち&皐月惨敗
イメージ的には完全にサトノルークス



コントレイル

コントレイル
母父Unbridled's Songは米国型ミスプロ系
母父としては早咲き傾向で祖母も早熟馬
ディープですし
早目に完成が来るのは間違いないはずですが
非ノーザンでノーザンよりは
伸びしろを残しそうな分だけ
血統とうまくバランスが取れて
このまま高い完成度が維持出来れば
ディープの最高傑作になりえる器かも
母方の奥にはTiznow~Storm Cat~Fappiano
スピード&パワーばりばりの米国配合の母方
ホープフルSの日は
ステゴの血や欧州型種牡馬が良く走った馬場
つまりこの馬とは逆ベクトルだった中で快勝
皐月賞も急激に乾いたとは言えタフな部類
そこでも内から下げてうまく外に出して
ロスなく回ったサリオスとは半馬身差でも
その強さのインパクトは遥かに上をいくもの
4コーナー回る時から直線坂下の感じは
まさに血統通り”脚が速い”という印象でした
それからして東京替わりに何の不安も抱かない
プラス材料だらけのような気がしてならない
恐れ入りましたm(__)m



ヴェルトライゼンデ

ヴェルトライゼンデ
牝系は中山の鬼みたいな一族
小回り重めの馬場のドリームジャーニー
前走皐月賞は”向いてる”という判断で重めの印に
当初はダービーで?マークという判断でした
ただよく皐月賞のリプレイを見返すと
とんでもなく馬場が悪かった内を最後は選択
その前走スプリングSが
超スローだったのも相まって
結構苦しい競馬になったのではないかと想像
中山=立ち回りと捉えれば
ステゴの血をひくドリームジャーニー産駒
母父Acatenangoは
急坂無しの軽い馬場の高速実績に長ける面も
これはAcatenangoの父Surumuの祖母Suncourt
Suncourtはテスコボーイの母でもあるので
Surumuとテスコボーイはつまり近親関係
テスコボーイというのは父プリンスリーギフト
この系統で有名なのがサクラバクシンオー
もう!スピードですね!
SurumuはドイツでもSuncourtを持つ事により
重いだけではなくスピード対応も可能なのかと
それ含め母方はがっつり欧州配合で
コントレイルとは逆ベクトル
皐月賞が外を通ってのものならまだしも
条件的にはかなり好転する可能性はある
ホープフルS2着の走りに惚れた馬
まだ見限りたくない



ブラックホール

ブラックホール
父ゴールドシップなんでステゴ
先週オークス3着したウインマイティーと同じ父
ただウインマイティーよりこの馬は
決定的に米国色が不足している
母方キンカメ×フジキセキは
有馬記念勝ち馬ブラストワンピースと同配合で
スカーレット牝系は小回り急坂が最も得意
これは母方からそして父からイメージ通り
中山や北海道でこその馬なのかなと



ビターエンダー

ビターエンダー
父オルフェーヴルに母父Afleet Alexは米国血統
母方はミルフィーユのように
米国ミスプロ系を重ねられた配合
オルフェに母方米国血統ならバッチリなのか
2走前の共同通信杯は京成杯より短縮
しかも緩んで位置も上げてのもの
これはどう考えても楽だったはずで
そこからの皐月賞は馬場の悪い内を通って沈没
さあここからダービーなら楽→苦のあとで…
と思いきやプリンシパルSが余計すぎる
ここで全て使い切ったようにしか見えない
直行して欲しかった



ダーリントンホール

ダーリントンホール
父New Approachはサドラーズウェルズ系
重めの欧州型種牡馬と言われれば確かに
ただGalileo直仔よりはよっぽどマシで
Frankel.Teofilo.ケープブランコ
Galileoは父の父として
日本で速い馬場に対応した種牡馬を出してる
New Approachにもその可能性は感じられる
産駒のベストアプローチは
時計が掛かった弥生賞から
レコード決着だった青葉賞でパフォーマンス⤴
内包してるAhonooraが欧州のスピード血統
母父Pivotal自身は1000mG1勝ち馬で
これも欧州ノーザンのスピード血統
祖母Do The Honoursも1200m重賞勝ち馬
全体的に母方はナスルーラを強調した欧州配合も
この母方のスプリント実績というのは
近年のダービーでは好走馬を産み出してる
まさにストロングポイント
2走前の共同通信杯は葉牡丹賞より短縮
しかも緩んで位置も上げてのもの
これはどう考えても楽だったはずで
そこからの皐月賞は大外回して
同じ外に回したコントレイルには
速さの違いで一瞬で置かれるも
ラストめげずにじわじわと伸びて来て感心
血統と皐月賞のレースからサトノクラウン
この馬と多少ダブって見えたり見えなかったり…
今回前に行ければかなり面白い馬という評価



コルテジア

コルテジア
父シンボリクリスエスはロベルト系
ここから馬力=パワーを供給されてるのか
重かった年明けの京都で連続好走
しかしその中身は内有利のシンザン記念に
そこから延長でペースも緩んだきさらぎ賞
その後の前走皐月賞は延長で控える競馬も
最後かなり馬場が悪かった内から
よく伸びてきて7着は
前2走とはまるで違う競馬だったのでビックリ
シンボリクリスエスにしては
結構根性ある馬なんやなと
この内容が担保されてるならダービーでも
そう考えさせられますが
母父ジャンポケは急坂特注でグレイソヴリン系
そして父を思うと前走がかなり向いてた?
だからこそのあの頑張りとも取れないことはない
他の馬と比べて血統的にも速さが足らないような
ロベルト×トニービン配合なら
今後アーネストリーみたいになるのを祈りつつ



ガロアクリーク

ガロアクリーク
キンシャサノキセキ×キングマンボ系
NZT勝ち馬ルフトシュトロームと同配合
この配合にはもう1頭シュウジが居てますが
この配合馬の共通点は母母母父がリファール系
キンシャサノキセキがリファール内包しており
リファールクロスが発生することにより
小回りでの強さを生み出すのかもしれない
でもこの馬ホープフルSも水仙賞も完敗
じゃあスプリングSと皐月賞の弾け方は??
ホープフルSと水仙賞は一定の流れで中盤緩まず
スプリングSと新馬は加速ラップで要瞬発力戦
皐月賞も800m~1200mのラップが11.8-12.4-12.9
結果的にここで緩んだことにより脚が溜まった?
母父直キングマンボ馬の最も良い成績は1200m
キンシャサも1200mG1勝ち馬
つまりスプリント能力が高い配合とも言えそうで
一瞬のスピードに長けた馬という捉え方
そしてこの母方のスプリント能力や実績
これは近年のダービーでは好走馬を産み出してる
まさにストロングポイント
ルフトシュトロームのNHKマイルC
これは勿体ない競馬で3着はあっても良かったし
母方は欧州色に溢れコントレイルとは逆ベクトル
小回りと決め付けずに
17年みたいに緩んだダービーなら可能性はある



サリオス

サリオス
ハーツクライに母方はがっつりな欧州配合
ドイツの血が強調された母方
それなのに朝日杯FSでは前傾ラップを前付けし
2馬身半突き放したこのスピードは一体どこから?
それは母父Lomitasが内包してるSurumu
このSurumuの祖母がSuncourt
Suncourtはテスコボーイの母でもあるので
Surumuとテスコボーイはつまり近親関係
テスコボーイというのは父プリンスリーギフト
この系統で有名なのがサクラバクシンオー
もう!スピードですね!
SurumuはドイツでもSuncourtを持つ事により
重いだけではなくスピード対応も可能
とすれば納得がいくというもの
前走皐月賞は久々で延長臨戦でしたが
そこは激アツのハーツ×外人替わり
さすがレーン様でコントロールもきっちり
好位からしっかり脚を伸ばしましたが
ただこのSuncourtの血を持つ馬で
皐月賞頑張った馬=3着以内は
ヴェロックス.サンリヴァル
キタサンブラック.ワールドエース
次のダービーでは軒並み着順を下げている
このあたりと父ハーツが気になるところ



ディープボンド

ディープボンド
キズナ産駒のダービー初挑戦はこの馬
上では勢いという挙動が大事である
キズナに関してはこんなジャッジをしてきました
G1とは言え一度皐月賞で勢いを失ったキズナ
しかし京都新聞杯勝ちから再び勢いをつけた
クリスタルブラック.アブレイズ
この2頭は弾き返されてしまいましたが
共に間隔を開けてのG1チャレンジだった
基本キズナは間隔を詰めたほうがよく走ってる
そういった意味では京都新聞杯からの臨戦
皐月賞が馬場がかなり悪かった内を最後は選択
そのわりには18番人気のわりには
重賞勝ち馬とG1②着馬にかなり喰らい付いていた
この濃い内容が担保されてるなら面白い存在
母父キングヘイローは欧州ノーザンダンサー系
米国色は母母父カコイーシーズから供給
母方は欧米配合になりますかね
その母父キングヘイローは高松宮記念勝ち
祖母がモガミヒメなら近親にローレルゲレイロ
この母方のスプリント能力や実績
これは近年のダービーでは好走馬を産み出してる
まさにストロングポイントでもあり
ディープ×ダンシングブレーヴなら
東京のイメージも持てなくもない
将来的にはリファール&Haloクロス持ちから
小回り向きに落ち着く気もしますが
前々で運べたらひょっとするかも



マイラプソディ

マイラプソディ
Salt Lake×Capote×Alydar
母方はスピード&パワーの米国配合
いかにも仕上がりが早そうな構成
そこにハーツを掛けたのでバランス型か
ただ走りはスッとエンジンが掛かる感じでもなく…
ハーツ×Deputy Minister系だった
アドマイヤエイカンも重かったんですよね
2走前の共同通信杯
これがピンかパーかの1番人気の東京ハーツ
ハーツがめちゃくちゃ強い2歳の京都2000
そこからの短縮臨戦でもあったので
酌量の余地はありと見て
前走皐月賞は重い馬場で
エンジンの掛かりの悪さがフィットすれば
そう思いましたが直線内よりはマシだった外でも
全く弾けなかった
ハーツでエンジンの掛かりが悪く
コントレイルと母方の構成は同ベクトル
さすがに厳しい印象



サトノフラッグ

サトノフラッグ
ディープに母父Not For Saleはグレイソヴリン
牝系はアルゼンチンでスピード持続力に長けてる
そんな面もある血統配合でしょうが
母父Not For Saleの父Parade Marshalが米国馬
母母父Confidential Talkがダマスカス系の米国馬
父がハーツの姉2頭もパワー=体力優勢な馬
姉らよりは父ディープですしバランス寄りでも
パワー優勢という母方な印象
ディープ×ノーザンF馬ですし早目勝負でしょう
瞬発力=速さというのはあまり感じないのもあり
東京で勝ってるものの中山が合ってた印象
Not For Saleの母父Laramie Trailも米国型
母父米国血統と捉えれば悪くないんでしょうが
グレイソヴリンというのもあって
あまり強くは推し辛いかなと



マンオブスピリット

マンオブスピリット
父ルーラーシップはハーツ同様トニービン内包
母サンデースマイル2なんでフルーキーの半弟
兄は1600-1800mが主戦場でしたが
同馬も1800mで連勝から京都新聞杯2着
エンジンの掛かりが若干遅く感じられたので
距離延長がいい方向に出ての結果だったか
母父サンデーは万能なんで何ともですが
母母父Soviet Starは1200mG1勝ち馬
この母方のスプリント実績
これは近年のダービーでは好走馬を産み出してる
まさにストロングポイント
父キングマンボ系×母父サンデー系
これは4-6月開催の東京だと人気では鬼門の配合
基本高速馬場で推移していく
この時期の東京では合わない配合という認識
しかしこれが人気薄となるとドカンする配合
ケイデンスコール(NHKマイルC2着14人気)
コズミックフォース(日本ダービー3着16人気)
人気ないなら押さえる手も
エンジンの掛かりが若干遅く=スピード不安
これは隠せませんが
それは母方と配合と人気で
ポジティブに捉えるのは可能



ヴァルコス

ヴァルコス
父ノヴェリストは欧州型種牡馬
その父がMonsunでSurumu内包
このSurumuの祖母がSuncourt
Suncourtはテスコボーイの母でもあるので
Surumuとテスコボーイはつまり近親関係
テスコボーイというのは父プリンスリーギフト
この系統で有名なのがサクラバクシンオー
SurumuはドイツでもSuncourtを持つ事により
重いだけではなくスピード対応も可能
ノヴェリストも意外と速い時計の順応性はあり
中山9-10月野芝オンリーの開催
ここは時計が速くなりがちですが
そこでよく走ってるのもこれだと納得がいく
ただ母方は欧州主体の配合
祖母ウインドインハーヘアはディープの母
母父ディープで同じ父ラストドラフト
この馬のイメージで
アップ戦&延長の青葉賞をこなしたか
青葉賞とダービーは基本リンクしない
これは青葉賞に出て来なかった皐月賞組
これがダービーに出て来る事によって
どうしても馬場も相まって速さ負けしちゃう
そんな側面もあるのかなと考えたり
コントレイルと逆ベクトルの血統構成ですが…



ウインカーネリアン

ウインカーネリアン
母父マイネルラヴは米国血統ミスプロ系
自身スプリンターズS勝ち馬
この母方のスプリント能力や実績
これは近年のダービーでは好走馬を産み出してる
まさにストロングポイント
その母父の特徴は内枠特注ぐらいで
基本あまり主張せずに父や母系の血を
よりストレートに引き出すという印象
この馬は父ロベルト系スクリーンヒーロー
ややパワー=馬力寄りで
母方のCadeaux Genereux~Shirley Heights
これは欧州色が強く速さや米国さは感じ難い構成
馬場もピタッと合って通った所も良く
うまく合わさっての皐月賞は好走だったか
ダービーは馬場が逆ベクトル
皐月賞からの跳ね上げは期待薄か




以上、お付き合いありがとうございました
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