今週日曜中山競馬メインレースはカペラステークス2017
 
 
カペラステークスはJRAで唯一となるダート1200mでの重賞競走
2008年に新設されて今年で第10回を迎える比較的歴史の浅いレース
以前1月に行われていたガーネットステークスの代わりみたいなもんでしょうか

昨年こそ3→2→1番人気の決着でしたがレース傾向はなかなか波乱傾向
10年~15年まで1番人気馬は全く馬券に絡んでなかったですからね

今年の1番人気はサイタスリーレッド?ブルドッグボス?

主な登録馬はサイタスリーレッド、ブルドッグボスの他に
スノードラゴン、ノボバカラ、グレイスフルリープ、コーリンベリー、モンドクラッセらが登録
 

出走予定馬と血統表


 


カペラステークス2017出走予定馬は23頭(フルゲートは16頭)

ゴーイングパワー
テイエムヒッタマゲ
アールプロセス
ドリームドルチェ
ペイシャモンシェリ
ベストマッチョ
ベック

現時点ではこの7頭が除外対象馬になっております
 

レースの血統傾向


 

これは過去9年におけるカペラステークス1~3着馬の父と母父が分かるもの

10.12.13.14.16年が良馬場、11年が稍重馬場、08.09.15が重馬場
このあたりは全て一緒に考えない方が良いんでしょうね

良馬場で行われた5年の内で実に4回がサンデー系種牡馬が勝利
キングカメハメハ産駒も【0.1.1.2】と走ってるところからも
良馬場なら芝血統の父を持つ馬が注目になってきそう

稍重馬場と重馬場つまり湿った馬場で行われた時はミスプロ系種牡馬が抜群
このミスプロ系種牡馬はキングマンボもフォーティナイナーも通さないとすれば【3.2.3.11】

湿った馬場はスピードが問われやすいのでより芝血統のほうがいいのかな?と思いきや
想像とは逆の結果になってるというのは面白い傾向です

あとデータ的には
◎レースで速い上がりを使ってる馬が上位に来やすい
(上がり1.2位で複勝率6割、3位で複勝率5割)
◎圧倒的に短縮臨戦馬が好相性
このあたりは馬場関係なくといった感じであります
 

パッと見で面白そうな馬を何頭か触れます


 
キクノストーム
父スタチューオブリバティはストームキャット系で米国型ノーザンダンサー系種牡馬
一昨年の当レース勝ち馬で当時は重馬場施行
従って馬場が湿ったほうが父も含めていいのかもしれませんが
前走上がり3位、2走前上がり1位と速い上がりを繰り出しており今回は短縮臨戦

ニットウスバル
父フォーティナイナーズサンはフォーティナイナー~ミスプロ系種牡馬
とにかくこの馬は速い上がりを使える馬

これはニットウスバルの近15走成績ですが
昨年の大阪スポーツ杯以外は全て上がり3位以内という脚を繰り出してます
ここも確実にその上がりを出せれば馬券圏内の可能性は高まりそう

アールプロセス
父ネオユニヴァースがサンデー系種牡馬で現時点では除外対象馬
1200mでも1400mでも馬場、位置、枠、ペース、頭数、いずれもどうあれど着順をまとめる馬
今回は重賞ですがまとめられる事が出来れば人気もないですし出走叶えば一発も