稀に的中?3代血統で重賞予想

血統(3代)にとことん拘りながらという競馬予想ブログ

カテゴリ: 21年重賞展望




血統を色んなものを捨ててシンプルに捉えたい
アプローチは数々あれどどこに着目してみる?
例えば前走とのレース間隔はどうだろうか
これは昨今間隔を開けるのが主流で
いまいち面白みに欠けるかなあと…
もっと単純明快にイメージ出来るもの
ということで今自身が注目してるのが前走着順



前走着順は競馬新聞や各種媒体どれを見ても
必ず引っ付いてくるものですね
これと血統との関係をまずは客観的に整理する
前走着順と一口に言っても
そのレースでの内容やそこへの過程等
中身をどうしても判断したくなるもの
まずそれは一旦横に置いておいて
あくまで前走着順の数字だけで”イメージ”してみる
客観的に血統としてイメージを持ったうえで
あとはどう捉えていくか
そのヒントに多少でもなればなあと
馬券的には使えるとは断言し難いですが💦




202112091
これは”芝重賞”における前走着順別成績
(2020年1月~2021年12月4日)



直近の約2年間で数字を出してみました
競馬というのは前走着順が良い馬が走る
これはまあ当然の成り行きで
基本的に従順なものであります
前走1着馬が殆どを占める若駒戦もありますが
そういうのもここでは頭から離して
まずは数字だけを見つめてます
この数字を見てもそうで
前走1~4着と比べると
前走5着→前走6~9着→前走10着以下
凡走すればするほど分が悪くなっていってる



じゃあこれと血統を結び付ければ
前走着順をぱっと見るだけでイメージは持てる
しかもこれとは逆の結果が出てる血統
それがあったりしたら面白いかもしれない
それを”型”として表現出来たら尚更



続きを読む




今週で最後でありますし今回はベタに??
以前よく全頭ものをやってましたよね~
という訳で…阪神JFの全頭血統考察を
現時点で気になってる馬3頭をピックアップ
Twitterでやるのは嫌なんでw
例え3頭でもブログを動かしま~す



その3頭とは
・ナミュール
・ベルクレスタ
・ラブリイユアアイズ




ナミュール
202112081
父ハービンジャーはノーザンダンサー系
チャレンジC(3着)
京阪杯(1.2着)
京都2歳S(2着)
マイルCS(2着)
直近阪神重賞ではノーザンダンサー系種牡馬
この好走が続いてるし
D杯2歳Sでも最低人気のドレフォン産駒が3着
母数として少ないのにこの結果なら
時計云々より使い込まれてきた馬場で
馬力.体力の方向性とノーザンダンサー
これが重賞ではマッチしてるのは想像に難くない
以前↑この記事でも書きましたが
ハービンジャー×2歳×ノーザンファーム
この成績を見るにつけ
”走らせている”し”走っている”し
舞台設定的にもこの記事通り
悪かろう筈もない
ただ一つ気になるのは「中2週」という臨戦
先日UPしたこの記事内でも触れたとおり
勝ち切れる臨戦ではないというのがネック
母方から早期の完成度と特にパワーの注入
(近親にはBC勝ちのマルシュロレーヌ)
これがなされているが
字面より脚の速さを感じさせるのは
そこは育成の賜物
現状の舞台適性としてはピッタリと感じるだけに
あとは詰めた臨戦と自分自身との葛藤である




ベルクレスタ
202112082
ドゥラメンテ産駒で遥か昔に感じさせますが
今秋阪神重賞であった菊花賞で勝ち馬輩出
そんなドゥラメンテは今世代が2世代目
昨年世代の出だしと比較すると
全体的に気性的におっとりしてきたという印象で
かなり延長臨戦をこなしてきてるのが特徴
従ってこれも納得であるし
同馬は牝馬でゆったりし斬れる脚も持っている
母父Numerousのラインは
Sadler's Wellsと同じ血統のラインであり
母母父Kenmareもグレイソヴリンで
父方のトニービンと併せてそれが強調され
母母母父Irish Riverがネヴァーベンド
欧州的要素で支えられいるなあと
そしてあれ?この血統に既視感が…それは
202112083
ドゥラメンテ代表産駒である
菊花賞馬タイトルホルダーに結構近いぞと
母父がSadler's Wells系でミスプロ内包
ミスタープロスペクタークロスも一致し
母母父がネヴァーベンド系でもある
VM馬アドマイヤリードの下で血筋もいい
しかもこっちはノーザンファーム馬でも
ナミュールと違い間隔を開けてきてる
タイトルホルダー≒ベルクレスタ
こんな式であるならば勝ち負けまで期待




ラブリイユアアイズ
202112084
父ロゴタイプは新種牡馬
ノーザンダンサー系種牡馬であるので
↑ナミュールのところで触れたとおり
今の方向性とマッチしてる父系統なのがいい
そして今2歳世代トレンドである母父Vピサ
今後恐らくかなり影響力を与えそうな予感
速い脚=特に上がりの脚にいい影響をもたらす
そんな様子が窺える母父であります
母方自体Mill Reef2本持ちで父にもMill Reef
重厚感を醸し出しながら
In The WingsとHaloのクロスでまとめ上げた
そんな物凄く個性的な面白い血統構成馬
In The WingsはSadler's Wellsでありながら
今まで日本のG1でいい結果を出してる血
202112085
Singspiel×Vピサの母ホワイトウォーターアフェア
血統表の中にアサクサデンエンが眠ってる
そんな馬でもあるので
ここで一発があっても驚きはしないし
むしろ今の阪神で楽しみしかない




以上であります!







ずっとブログやってきて
今が内容的に最も充実した?
そんな記事を書けているかなあと自負
見た人がどう感じているかは露知らずも
まずは自分が思っていることを記していく
以前スプリンターズS前にもやったんですが
今回は改めてダイワメジャー産駒




種牡馬生活も晩年に差し掛かりつつある中
セリフォスという2歳馬も輩出し
まだまだ元気だなあと感じます
「ダイワメジャーは2歳重賞でよく走る」
これは血統をあまり知らない方でも
イメージ的には持ってるのではないかと推測
ですがここではもうちょい奥まったところを



202111251
これがそのセリフォスの血統表



Blushing GroomとNureyevが母方に
特にNureyevの母であるSpecial
(血統詳しい人なら御存知でしょうが)
ダイワメジャーはこのSpecialの血との嚙み合せ
これが抜群に良くて
レシステンシア
アドマイヤマーズ
メジャーエンブレム
近年2歳G1を勝った馬は皆母方にSpecialを
ということでクリスチャンに乗り替わる
次走の朝日杯FSも最有力候補という位置づけ
ノーザンファーム馬との1点で獲れるのではないかと想像



近年2歳G1≒阪神重賞
セリフォスもデ杯2歳Sを勝ちましたし
ダイワメジャーと阪神重賞
これを見ていくとまた新たな発見がありました



レシステンシア
20211124レシ
34.9-38.1(20年桜花賞1人気2着)
33.7-35.2(19年阪神JF4人気1着)


メイショウショウブ
20211124メイショウ
33.9-34.2(19年阪神C10人気3着)


メジャーエンブレム
20211124メジャー
34.8-35.8(15年阪神JF1人気1着)


コパノリチャード
20211124コパノリチャード
34.3-35.2(14年阪神C3人気2着)
33.8-35.8(14年阪急杯2人気1着)


エピセアローム
20211124エピセ
32.9-34.5(14年セントウルS2人気3着)
33.2-34.1(12年セントウルS6人気1着)


オリービン
20211124オリービン
34.4-35.4(13年阪急杯11人気3着)



これらはダイワメジャー産駒で
1600m以下の阪神重賞を
前半3F>後半3Fでの競馬つまり前傾ラップ
この条件で主に母方にNureyev~Specialや
Blushing Groomの血を持ちながら
好走した馬の一覧でありますが
これだけ出て来るんですから
ダイワメジャー×Nureyev~Special
ダイワメジャー×Blushing Groom
この組み合わせは前傾ラップになりそうな
そんな局面込みで阪神重賞では覚えておいて損はない
セリフォスのデ杯2歳Sはスローでしたが
将来的には前傾ラップでも走れていい構成馬



ボンセルヴィーソ(16年朝日杯FS12人気3着)
マテンロウハピネス(15年アーリントンC7人気3着)
ダイワメジャー×Blushing Groomはこの2頭も
阪神重賞自体によっぽど相性いいんだろうなと



そして↑で前傾ラップに拘ったのは
今週行われる京阪杯に繋がってくるわけで
阪神1200mはスタート後微妙に下っており
3-4コーナー中間から本格的に下っていき
ラストにはもちろん急坂が待ち構えるコース
20年京阪杯 33.8-34.4
20年CBC賞 33.5-35.2
昨年の阪神1200m重賞は共に前傾ラップ
京阪杯のメンバー構成は云々はさておき
前傾ラップになりやすそうであるとすれば
ここまでの観点から面白そうな馬が
それはサヴォワールエメ



202111254
これがサヴォワールエメの血統表



ダイワメジャー産駒であって
母方にNureyevとBlushing Groom
さらに↑で挙げたエピセアロームと同様に
Cozzeneの血をも母方に携えている
このCozzene~グレイソヴリンの血も
相性良いんだなあこれが!
違和感を覚える近走も手伝ってこの血統
(外差し馬場という不安はありつつ)
これは間違いなく狙いたくなるというもの




↑で挙げた殆どの馬が先行での実績
ダイワメジャーらしくスピードとパワー
それを支える欧的要素である
Nureyev~Special.Blushing Groom
そしてグレイソヴリン
これが絶妙なバランスでコースフィットする
そう感じずには得られないなと
サヴォワールエメも先行タイプですしね




以上であります!







今週のマイルCSには一切目もくれずに
ただひたすらに先週そして先々週の重賞も含め
振り返りから今後へ~を重視した今週のブログ
と、怒涛に日々更新してきました
本日は先週のデ杯2歳Sから
取り上げようかと思いましたが(ダイワメジャー)
先々週のアル共杯からにします




1.3着 母父シンボリクリスエス
2.3着 父スクリーンヒーロー

上位3頭は父か母父Roberto系での決着
出走馬中Robertoの血を父か母父に持ってたのは
1-3着馬の3頭のみ
こういうとこにも現状のRobertoベクトル
これを感じずには得られなかったレース



そんなアル共杯で2番人気に支持されたのが
ルーラーシップ産駒アンティシペイト
結果8着と人気を裏切る形になりましたが
自分にはこのルーラーは狙えなかった
それはルーラーシップの狙い方があるからで
それに同馬が当てはまってなかったから



前走3勝クラスを勝ち→重賞(アル共杯)
こんな臨戦だったアンティシペイトですが
ルーラーシップ産駒は
こういった下から上がってきた臨戦より(格上げ)
前走重賞で確かなものを見せていた馬
それを後追いみたいな形にはなるものの
十分それで次の重賞で買ってもいいんです



202111191
これは今年重賞で馬券になったルーラーシップ



ホウオウイクセルのフラワーC
ディアンドルの福島牝馬S
これが最たるものになりますね!



そのディアンドルの小倉大賞典の前走愛知杯
初めての2000m重賞で差し追い込み決着の中
逃げてかなり踏ん張ってましたし

京都記念3着したダンビュライトの前走
京都大賞典は当時内が伸び難い馬場
そこで逃げて最も内を通って0.5差に踏ん張った

グロンディオーズも格上げだった前走中日新聞杯
ここを0.5差の5着にまとめてから次走勝ち

ウラヌスチャーム.フェアリーポルカ
この2頭は巻き返した形になりますが…



そして今年重賞で馬券になったルーラーシップ
これは全て3番人気以下でのもの
人気になり難いという側面も見られますし
前走でいかに匂いを感じ取れるか
これが肝にもなるしセンスにもなるんでしょうが
自分にはそのセンスがないので
単純に前走重賞で確かなもの≒着順を見せた
そんなルーラーシップ産駒は次走重賞で買い方向
ただ追い掛け過ぎないというのも
この馬たちのその後を辿るとポイントかも?




さあジャパンカップのキセキ
買います?買わない??




以上であります!




↑このページのトップヘ