稀に的中?3代血統で重賞予想

血統(3代)にとことん拘りながらという競馬予想ブログ

カテゴリ: 17年重賞予想

 
12月28日(木)中山競馬場で行われるホープフルステークス2017の予想です
 
 
ホープフルステークスは芝2000mで行われる2歳馬限定のG1レース
今年からG1に格上げされいよいよ今年最後(中央開催)となるG1になりました

上位人気はタイムフライヤー、ルーカス、ジャンダルムといった前走重賞連対馬に加え
藤沢厩舎&ルメールというレイデオロと同じコンビのフラットレーという4頭で形成

以下の人気はサンリヴァル、トライン、ステイフーリッシュ、シャルルマーニュの順

そんなホープフルステークス2017の発走時刻は15:30になっております
 

レースの見解はこう考えました


 
週中にはこんな記事もアップしております
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↓で予想してる馬以外の馬の事もたっぷりと触れてあるので


 
 

これは過去3年におけるホープフルステークス1~3着馬の父と母父が分かるもの

今年からG1に格上げされてるのでこの傾向が果たしてどこまで使えるか!?
とりあえず参考にするものが少ないので当てにしようとは思いますが・・・

ディープインパクトキングカメハメハといういわゆる王道血統が走ってる印象ですが
これらは全てノーザンファーム生産の人気馬ばかりなんで至極当然とも言える結果

人気薄で馬券になったのが
ステイゴールド
ブラックタイド
バゴ
この3種牡馬の共通点は→産駒に菊花賞勝ち馬がいるという点でしょうか
つまりこの時期の2歳戦にしてはタフなレースになりやすいという事なのかも!?

あと母方はリファール、ロベルト、ニジンスキーといった血が相性良し

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それともう1つ参考にしようかと思うのがこの時期に行われる中山2000m重賞の傾向
ホープフルステークスと中山金杯と京成杯になりますね
3つとも割と近い時期に施行されてるので馬場も同じような所でのものだと思いますから

これが改修後における中山2000m重賞の種牡馬系統別成績


一目瞭然でキングマンボ系種牡馬の成績が3着内という意味なら抜群!
そしてノーザンダンサー系種牡馬もトータルで【2.2.2.15】ですから悪くない

これが改修後における中山2000m重賞の母父系統別成績


ここは母父ロベルト系が抜群!!しかも馬券になった5頭は全て違う馬でのもの

 









先日の有馬記念そして開幕週のステイヤーズステークスは走らなかったですが
それ以外の今開催中山芝メインレースの結果ではご覧の通り父か母父にロベルトの血を持つ馬が好走
(タニノギムレット、シンボリクリスエス、ナリタブライアン)

ですからやはりロベルトの血は特に注目してみたくはなります
 

ホープフルステークス2017の予想


 
先日の有馬記念と同じく人気に推されてるのがハーツクライ産駒
その有馬記念ではシュヴァルグランが3着、スワーヴリチャードが4着でした
このようにハーツクライ牡馬はなかなか中山芝重賞では勝ち切れず改修後で【0.3.2.32】

そしてこれがハーツクライ産駒における2歳馬限定の場所別成績
2歳戦の中山は全10場中連対率と複勝率の数字が最低と厳しい数字が出ております
キャリアが浅くそんなデータはあっさり吹き飛ばされても驚きはしませんが(笑)
目に見えてるものがあるのでなかなか高い評価を下すというのは難しいという感じ
 
 
◎は最も無難かなあ?と思えるサンリヴァルにしました
父ルーラーシップはキングマンボ系種牡馬で産駒に菊花賞馬(キセキ)
中山2000mの成績は複勝率46.4%と抜群なルーラーシップですが
前走との間隔は芝レースでは開いてる時よりも詰まってる時のほうが好走傾向にあり
今回この馬は13週と間隔を開けての臨戦というのが気にはなりますが・・
これ実は母父アグネスタキオンの傾向からすれば好臨戦という扱いに

これが母父アグネスタキオンにおける芝重賞の前走間隔別成績
とにかく間隔を開けての臨戦がベストのイメージ
その奥の母母父がサクラユタカオーで母方はスピード色強めの印象ですが
近親のヴェルデグリーンが中山重賞勝ち馬
スローの先行経験しかなく真ん中の枠に入ったので揉まれれば「はい!サヨウナラ」
そんな懸念は付き纏いますが(笑)まあ血統的にはこれになっちゃうんで

○はシャルルマーニュ
父ヴィクトワールピサはネオユニヴァースの血を引くサンデー系種牡馬
ヴィクトワールピサ産駒全体の中山成績は目立つものではないものの
ネオユニヴァースは中山を割と得意とする傾向にあるので悪くないのかなと
斬れるという感じでもないので前走東京→中山替わりで人気落ちなら
そのヴィクトワールピサは間隔を開けての臨戦が今一つで叩かれて成績が良くなる傾向にあり
そういった意味で今回は叩き3戦目というのは非常に魅力ある臨戦
3走目の未勝利勝ちが延長臨戦だったので臨戦的にはそれに近い感も

▲はルーカス
スクリーンヒーロー×カーネギーで母メジロフランシスという事はあのモーリスの全弟
さすがにモーリスと比較するのは可哀相ですが
父ロベルト系に母方のサドラーズウェルズ系×リファール系という欧州配合はここでは魅力十分
スクリーンヒーロー産駒全体の前走距離別成績は同距離>短縮>延長の順
ここは前走1800mから延長臨戦になるのがどうか!?
ただ産駒の中山成績は全10場で勝率トップで単回収も100超
ゴールドアクターにミュゼエイリアンも重賞で馬券になってるので東京→中山替わりは良さそう

ジュンヴァルロの父New Approachはサドラーズウェルズ系で欧州ノーザンダンサー系種牡馬
母父Rock of Gibraltarはデインヒル~ダンチヒ系
同距離重賞である京成杯ではこのデインヒル~ダンチヒ系であるハービンジャーが父として2勝
この配合だけなら重たすぎる感もあるんですが母母父Phone Trickが米国の短距離血統なんで
これが血統構成にいいバランスを与えてるような気はします
母方の奥には大一番に強いリボーも入ってるので逃げて一発あるか!?

ステイフーリッシュの父ステイゴールドはサンデー系種牡馬で産駒に複数の菊花賞馬
改修後の中山2000m重賞でもステイゴールドは【1.1.1.3】
改修前の中山芝重賞成績が抜群であったステイゴールドですが改修後~昨年までは0勝
ただ今年は3勝を挙げたので復調気配にあるのは中山2000m重賞の数字も相まって見逃せないか
母父がキングカメハメハに母母父がロベルト系のSilver Hawk
近親には中山芝重賞で実績有る馬が複数居てます

シャフトオブライトの父はディープスカイで勝ち馬ではないものの今年菊花賞でクリンチャーが2着
今回連闘になるんですがディープスカイは間隔を詰めての臨戦のほうが走る傾向にあり
タイキシャトルにラムタラの母方はバランス型でラムタラがニジンスキー系
近親にもスピード馬ダイイチルビーが居る一族で意外と侮れないかも
 

予想印と買い目


 
サンリヴァル
○シャルルマーニュ
▲ルーカス
△ジュンヴァルロ
△ステイフーリッシュ
△シャフトオブライト

買い目は
◎の単
◎ー○▲の馬連&ワイド
◎ー△△△の馬連
◎ー○▲ー▲△△△の3連複
 
 

 
12月24日(日)中山競馬場で行われる有馬記念2017の予想です
 
 
有馬記念は芝2500mで行われるG1レース
ファン投票によって出走馬が決まる為に別名グランプリとも称されます
来週に新設G1ホープフルステークスがありますが気分的にはここで今年の締め括りですね

何と言っても今年の注目はここが引退レースとなるファン投票1位のキタサンブラック
天皇賞春秋と大阪杯を勝ち今年はG13勝
この有馬記念は3年連続出走になり3着→2着と来ているので今年は順番なら1着!?
通算7勝目となるG1制覇で有終の美を飾る事が出来るのかどうか?
ダービー馬でジャパンカップ2着のレイデオロ
昨年のこのレースの勝ち馬であるサトノダイヤモンド
ライバルと目された2頭が回避したのも追い風になりそうですが・・
予想されてはいましたが現時点で単勝オッズ1倍台の断然人気に推されております

そのキタサンブラックを含めてG1勝ち馬は5頭が出走とやや少なめの印象
 
キタサンブラック以下の人気は
スワーヴリチャード、シュヴァルグラン、サトノクラウン、ミッキークイーン、ヤマカツエースの順

そんな有馬記念2017の発走時刻は15:25になっております
 

レースの見解はこう考えました


 
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これは過去10年における有馬記念1~3着馬の父と母父が分かるもの

14年夏に路盤改修を行った中山競馬場が舞台
その改修後と改修前では血統傾向にかなり変化が見られるので
特に重視すべきは過去3年の成績に

スクリーンヒーロー
ネオユニヴァース
ブラックタイド
ディープインパクト
キングカメハメハ
過去3年で人気より着順が上だった馬の各種牡馬はこの5頭

ディープインパクトを除くとキングカメハメハは万能型
スクリーンヒーローは非サンデー系のロベルト系
ネオユニヴァース&ブラックタイドはサンデー系種牡馬でもパワーを備えるタイプ
つまりちょっとパワーに寄った種牡馬の活躍が目立っているのではないかと推察
キングカメハメハはミスプロ系種牡馬ですし
スクリーンヒーローの産駒成績は芝よりダートのほうが上
ネオユニヴァースとブラックタイドも産駒成績はそれぞれ芝よりダートのほうが若干上

路盤改修前に当レース相性抜群であったステイゴールド産駒はサンデー系種牡馬でもスタミナ型
ハーツクライなんかもその部類に入ると思うんですが
この2種牡馬は最近改善の兆しは見られるようになってきたとはいえ
中山2500mの改修前と改修後の成績が明らかに大きく違う特徴があり

改修前

改修後


ですからこの路盤改修前と改修後の傾向というのは分けて考えるべきかと
従って余計にこのパワーに寄った種牡馬を重視してみたくはなります

母方はスピードに長けた血を持つ馬が欧州の血よりは良さそうではあり
サトノダイヤモンドとジェンティルドンナの母父がダンチヒでしたし
キタサンブラックはテスコボーイ×ボールドルーラーというスピード特化配合
サウンズオブアースも母母父ボールドルーラーでしたから

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↑のように考えていたのは月曜日まで
その後調べるに連れて「あれ??」と思える事が出て来てしまいました

今回出走馬こそ居ないんですが取り上げたいのがダイワメジャー産駒
(これはダイワメジャー産駒の中山芝重賞年度別成績)

実は改修前の中山芝重賞成績が【4.1.3.26】に対して改修後~昨年が【0.0.1.26】大苦戦
ただ今年は【2.1.4.10】と走れるようになってるんです

つまり今年の馬場は改修前に近い馬場と決め付けるというのもありなんじゃないか!?
なかなかこれだけでは説得力が薄いかもしれませんが・・
こうなると改修前の傾向も俄然侮れなくなってくると思うんですよね
 

キタサンブラックが走ったレースの血統傾向


 
あと今回ポイントになると思ってるのが強いキタサンブラックの出走ですね

前走ジャパンカップは逃げの競馬
2走前天皇賞秋は序盤の位置取りが後ろになりましたが3角5番手→4角2番手
そして2レースとも当然のように1番人気に支持されました
今回キタサンブラックは前走のように逃げるかどうかは分からないものの前々で競馬するのは確実か?
これは度々記事として書かせてもらってるので飽き飽きしてる方は申し訳ない(笑)
とにかくこの馬が走った近走のレースを見ていくと馬券になった馬は共通点があったりするんです

17ジャパンカップ


17天皇賞秋


17宝塚記念


17天皇賞春


17大阪杯


16有馬記念


16ジャパンカップ


これが昨年のJC以降におけるキタサンブラックが走った時の1~3着馬の血統

まず大きな特徴としてはディープインパクト産駒の通算成績が【1.1.2.24】
やっぱりこの馬がレースを支配し前で圧を掛ける分だけなかなか斬れ勝負になりにくい
これを如実に表したディープインパクト産駒の成績ではないでしょうか

あと目立つのは母方の血でありまして欧州というよりはスピード型の血統が良さそう
これは有馬記念のレース傾向と合致するところでもあるので注目

キタサンブラックが支配するレースではこんな血統馬が結果を出しやすくなる
こんな考え方もありなのかもしれませんよ
 

●●●●の血を持つ馬に注目せざるを得ないデータとは?


 
そしてもう1つ今開催の傾向から注目せざるを得ないものを紹介









これらはステイヤーズステークスを除いた今開催中山芝メインレースの結果

ディセンバーSはワンツーでしたが
それを含め勝ち馬全てに共通するのが父か母父にロベルトの血を持っていたという事
(タニノギムレット、シンボリクリスエス、ナリタブライアンがそうです)

このロベルトは元々有馬記念で強い血でありまして
シンボリクリスエス、グラスワンダー、シルクジャスティス、マヤノトップガン、ナリタブライアン
いずれも改修前ではあるもののこれだけの勝ち馬が父ロベルト系でした

そして近年はしばらく苦戦してましたが一昨年勝ったゴールドアクター
この父スクリーンヒーローがロベルト系

改修前(11年~)

改修後(14年冬~)


ロベルト系種牡馬の中山2500mの路盤改修前と改修後の成績がこれ
改修後かなり走れるようになってきてるのでやっぱり見逃せないのかなと

今回ロベルト系種牡馬を父に持つ馬は残念ながら居ません
ただ母父にロベルトの血を持つ馬は何頭か出走してるので注目せざるを得ないんじゃないかと
 

有馬記念2017の予想


 
◎はレインボーラインにしました
父ステイゴールドはサンデー系種牡馬でもスタミナ型
確かにこれまでの改修後の傾向からいけば強くは推し辛い面はありました
ただねえ・・今年に入ってからちょっと潮目が変わった感がありまして・・
(これはステイゴールド産駒の中山芝重賞年度別成績)

路盤改修があったのが14年夏なんですがそれ以前つまり改修前の成績が抜群
そして改修後昨年まで1勝も挙げられなかったのは意外(14年の1勝は改修前)
ただ今年は3勝を挙げたのでちょっと改修前に近付けた印象があるんです
↑の見解の所でも述べましたがまさにダイワメジャー産駒も同じような傾向
従って今年の馬場を改修前に近い馬場と決め付けてしまえば
何と言っても改修前にこのレースで相性抜群だった父ですから注目せざるを得ないでしょう
母方はフレンチデピュティ×ノーザンテーストでスピード特化配合
牡馬だと母父フレンチは早熟傾向があるのか?古馬になってからだと芝重賞で散々な成績
でも2走前の天皇賞秋で3着やったやん!という声も聞こえてきそうですが
これは極悪不良馬場が非常に効き恵まれたという印象
というのもステイゴールド産駒の東京重賞での道悪成績の良さに加えて
母母父レインボーアンバーが不良馬場で圧勝していたという要因があったので
それでもサトノダイヤモンド、モーリス、メジャーエンブレムといった
レースで圧倒的に圧を持ってた(人気)馬と走ってきて好走してるのは強みですし
過去の傾向とキタサンブラックの支配する傾向に非常に合いそうな母方の配合で
母父フレンチのネガティブなデータは消せそうではあり
単純にステゴが相性良いから◎という訳ではありませんよ(笑)
 
○はサトノクラウン
父Marjuはノーザンダンサー系種牡馬で欧州型
改修前にアドマイヤモナーク、ポップロックが欧州ノーザンダンサー系種牡馬として馬券に
ただ近年は苦戦してる父系ではあります
しかしダイワメジャーやステイゴールドが復活しつつある状況で
今年の馬場を改修前に近い馬場と決め付けてしまえばチャンスはある父系という考え方も
Rossini×Vettoriの母方はミスプロ配合ではあるんですが共に欧州で活躍した馬
つまりスピードとスタミナのバランスが取れた母方の配合になるのかと
そういった意味では自身2度好走してるようにキタサンブラックが支配するレースで合う血統構成
前走ジャパンCは2走前天皇賞秋でキタサンブラックに挑みにいって2着したあとの反動でしょう
天皇賞春のシュヴァルグラン、大阪杯のステファノス
ある程度同じように挑みにいった形になった2頭も次走は崩れてましたから
リセットさえされていればここはタイミング的には走れるはず
ただ鞍上がムーアにスイッチという事で内を突きそうな予感があるのは気掛かり
ここまでの競馬っぷりでそれで突き抜けそうなイメージがあまり湧いて来ないんで
この枠なんで宝塚記念みたく普通に外を回してきた方が良さそう
 
▲はスワーヴリチャード
父はハーツクライで改修前にウインバリアシオンが馬券に
ハーツクライ牡馬の中山芝重賞ですが改修前が【3.5.4.12】に対して改修後が【0.3.1.29】
中山芝重賞で馬券になるハーツクライは前走との間隔が開いてる馬がほとんど(5週以上)
今回はアルゼンチン共和国杯からなんで7週と間隔的にはハーツ4頭の中では最も好感の臨戦

これはハーツクライ産駒牡馬の中山芝重賞年度別成績
ダイワメジャーにステイゴールドは改修前の感じに近付いてるのに対して
ハーツクライの牡馬に関しては今年もやはり苦戦している状態というのは気にはなります
まあそれでも改修前の中山2500mで好成績であった種牡馬ですから
ダイワメジャーにステイゴールドの感じから改修前の馬場に近いと決め付ければ悪くない気も
何より母方のUnbridled's Song(ミスプロ系)×General Meeting(ボールドルーラー系)
この配合が過去の傾向とキタサンブラックの支配する傾向に非常にマッチしそうですから
それでも評価的にはここが目一杯でした
 
シャケトラは血統以前に単純にタイミング的に狙えそうなんで
というのも宝塚記念4着以外の中山と阪神=急坂コースで全4勝をマークと分り易い馬
馬格もある馬なんでマンハッタンカフェでもパワーに寄ってるんでしょう
過去の有馬記念産駒成績は【0.0.0.5】で今一つですが
こうなると前走東京2戦の敗戦はさほど気にしなくてよく巻き返しの可能性はあるかなと
母父Singspielはサドラーズウェルズ系で欧州ノーザンダンサー系ですが
母母父Woodmanがスピードあるミスプロ系なのは悪くない感じ

ブレスジャーニーの父バトルプランはミスプロ系種牡馬
キングマンボ系以外のミスプロ系種牡馬は有馬記念で軒並み苦戦してます
当然ミスプロ系種牡馬なんでパワーに寄った系統
産駒は芝で活躍した馬も少なくダートが主体にはなりますが意外と間隔が詰まっても走れる傾向
今回前走チャレンジCから3週と間隔が詰まってるのは案外好材料!?
チャレンジC→有馬記念でアップ戦になりますが父の父エンパイアメーカーが実は・・

これがエンパイアメーカー産駒が重賞3着内した時の前走一覧
見てもらったら分かるようにアップ戦で好走してる馬がほとんどなんです
そう言えば同じ父であったマイネルシュバリエも新馬→札幌2歳S2着とアップで激走
母父タニノギムレットは要注目のロベルト系
ダイナカール一族で近親にはエアグルーヴ、ルーラーシップ、フォゲッタブル
タニノギムレットの奥がサンデー×ノーザンテーストでスピードに長けた配合
ミスプロ系種牡馬のマイナス材料には目を瞑っても買いたくなる馬ではあり

あとは×サクラアンプルールと×ルージュバックまで

さて断然人気のキタサンブラック
2走前天皇賞秋が不良といっても近年記憶がない位の極悪馬場
単純に重たい馬場で走った後の反動!?が気になった前走ジャパンCでも3着にまとめました
しかも昨年に比べて道中ラップは厳しい中でのものでしたから評価は出来るでしょうね
ただ昨年は京都大賞典からの始動で今年は天皇賞秋からと同じ秋3戦目でも臨戦は全く別物
そしてその昨年に比べると明らかに極悪馬場→昨年より厳しいペースでの逃げと
ややしんどく映るのは気にはなりますね(相手こそ楽になった印象は拭えませんが)
しかもそのジャパンCがいくら昨年より厳しいペースだったとはいえ
ほぼ崩れを知らなかった延長臨戦でダービー以来となる連対を外したという事実
このあたりを1倍台のオッズと照らし合わせた時にさてどうなのかなと??
これまでG1で一度も◎を打たなかった馬に対して中途半端な印は今更失礼(笑)
打つなら◎しかないと考えてたんで今回はやはり気になる材料がある以上印は打てずでした
 

予想印と買い目


 
レインボーライン
○サトノクラウン
▲スワーヴリチャード
△シャケトラ
△ブレスジャーニー
×サクラアンプルール
×ルージュバック

買い目は
◎ー○▲の馬連&ワイド
◎ー○▲△△の3連複
◎ー○▲ー××の3連複
 
 

 
12月23日(土)阪神競馬場で行われる阪神カップ2017の予想です
 
 
阪神カップは今年阪神競馬場で行われる最後の重賞
06年に新設されて早いもので今年で第12回となりますね

キンシャサノキセキ
サンカルロ
リアルインパクト
実はたった11回の歴史の中で3頭が連覇しているというのが特徴的なレース
そして今年は4頭目の連覇を狙って昨年の勝ち馬シュウジが出走してきました

09年キンシャサノキセキが勝って以降1番人気馬は勝てず
馬券になったのも15年3着のビッグアーサーのみと1番人気受難の傾向

モズアスコット
イスラボニータ
サングレーザー
この3頭が金曜夜時点では3強的オッズでおそらく1番人気はいずれかでしょう

この3頭以下の人気は
レーヌミノル、シュウジ、アポロノシンザン、ダンスディレクター、キャンベルジュニアの順に

そんな阪神カップ2017の発走時刻は15:45になっております
 

レースの見解はこう考えました


 

これは過去10年における阪神カップ1~3着馬の父と母父が分かるもの

フジキセキ
ダイワメジャー
ディープインパクト

近年ではサンデー系種牡馬でもこれらの馬が複数好走馬を出しております
今回出走馬でも多数を占めてるのがこの種牡馬たちでもあるのでこれらの取捨がポイントになりそうです

フジキセキの母父であるLe Fabuleuxがセントサイモン系であるんですが
このセントサイモンの血が非常に相性良いのも見逃せません
リアルインパクト
ダイワマッジョーレ
プレミアムボックス
これらの母父がセントサイモン系でした

データでは前走マイルCS組がかなり走ってる印象はあり
その中でマイルCSを人気以上に走った(3着以内)馬はあまり信用置きづらい傾向
(ミッキーアイル、ダイワマッジョーレ、ゴールスキーがこのパターンで凡走)
 

阪神カップ2017の予想


 
◎はイスラボニータにしました
リピーター色が強いなら昨年2着のこの馬も当てはまるでしょう
父フジキセキはイスラボニータ以外にも複数ここで好走馬を出してますし
母方Cozzene×Crafty Prospectorの配合はスピード持続力ある配合
何よりこのCozzeneの血は阪神1400mで特注の血でもあるので
2走前富士Sは重たい馬場で4番人気2着
そこからの前走マイルCS1番人気はさすがにきつかった筈で5着でした
富士Sではやや掛かり気味で外から追走
マイルCSでは10→12の通過順で5着とVライン
この2走からしてまだまだ走る気を見せてるのは推せる材料
ただ枠は外寄りのほうが良かった印象はあるんですが・・
他にいい馬が見当たらなかったというのもあり人気でも本命でいってみました
 
○はダイワメジャー産駒のビップライブリー
母父フォーティナイナーがTom Rolfeというセントサイモン系の血を内包
過去2年は急に前走着順が良い馬=リズムの良い馬が上位独占しており
さほど人気にならないならより狙いやすいかなと
 
レーヌミノルもダイワメジャー産駒
前走マイルCSは10番人気4着と頑張りましたが馬券にならなかったので踏ん張れるかと
タイキシャトル×ロイヤルスキーの母方はスピード特化配合

◎イスラボニータからダイワメジャー産駒2頭を本線に
あとは3連複の相手として△5頭をチョイスしました
 

予想印と買い目


 
イスラボニータ
○ビップライブリー
▲レーヌミノル
△キャンベルジュニア
△モズアスコット
△エポワス
△アポロノシンザン
△シャイニングレイ

買い目は
◎ー○▲の馬連
◎ー○のワイド
◎ー○▲ー▲△△△△△の3連複フォーメーション
 
 

 
12月17日(日)阪神競馬場で行われる朝日杯フューチュリティステークス2017の予想です
 
 
朝日杯FSこと朝日杯フューチュリティステークスは芝1600mで行われる2歳馬によるG1レース
7週連続G1シリーズの第6戦という事になりますね

今年からホープフルステークスがG1に格上げされてるので
ここが2歳馬のNO.1決定戦という訳にはいかなくなりました
従ってメンバー的に手薄になるかな?と思いましたが重賞勝ち馬5頭が出走

その中で前走重賞を勝ってきたダノンプレミアムが1番人気に支持されてる模様
ここも勝てばデビューから無傷の3連勝で来年の主役に躍り出る事になりますが・・

ダノンプレミアム以下の人気は
タワーオブロンドン、ステルヴィオ、ダノンスマッシュ、アサクサゲンキ、フロンティアの順

そんな朝日杯フューチュリティステークス2017の発走時刻は15:40になっております
 

レースの見解はこう考えました


 
週中にはこんな記事もアップしております
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↓で予想してる馬以外の馬の事もたっぷりと触れてあるので


 

これは過去3年における朝日杯フューチュリティステークス1~3着馬の父と母父が分かるもの
(過去3年としたのは阪神施行後という事で)

3年間で2勝してるのがディープインパクト産駒


これはディープインパクト産駒の年度別芝重賞成績
結構これ気付いてる人はいると思うんですが今年はこれまでと比べて大きく成績がダウン


そこでこれがディープインパクト産駒2歳馬の年度別芝重賞成績
複勝率ベースでいうなら今年はそこまで悪くない
ただ勝率・連対率でいうなら過去3年よりは劣るという感じ
過去の傾向と現状の傾向を天秤に掛けてどう判断するか?でしょうかディープ産駒に関しては

◆父か母父にダンチヒ系またはヴァイスリージェント系
◆3代内にナスルーラ系の血
あとポイントを挙げるとすればこの2つ

ダンチヒにヴァイスリージェントですからスピードとパワーに長けたノーザンダンサー系の血
ナスルーラ系もスピード持続力に長けた血
欧州血統よりはスピード血統のほうに優位性が感じられるレース傾向

サトノアレス
シャドウアプローチ
アルマワイオリ
クラリティスカイ
これらが父か母父にダンチヒ系またはヴァイスリージェント系を持ち馬券になった馬

サトノアレス
モンドキャンノ
ボンセルヴィーソ
シャドウアプローチ
ダノンプラチナ
アルマワイオリ
これらが3代内にナスルーラ系を持ち馬券になった馬
 

予想に入る前にロードカナロア産駒に特徴ってあるの?


 
ステルヴィオ(コスモス賞1着、サウジアラビアロイヤルカップ2着)
ダノンスマッシュ(もみじステークス)

今年の朝日杯フューチュリティステークスは強いと目されている2頭
それに次ぐ人気である上の2頭が新種牡馬ロードカナロア産駒であるというのが大きな特徴
まだまだデータが少ない新種牡馬のロードカナロアですが
それでもいくつか面白い傾向はあるのでそれをここで紹介しておくことにします
平場でも役に立つ可能性があるかもしれませんし


これは芝レースにおける枠番別成績


これは芝レースにおけるクラス別成績


これは芝レースにおける距離別成績


これは芝レースにおける生産者別成績
 
 
これをまとめると
◎外枠(7.8枠)の成績が抜群!逆に内枠はイマイチな印象
◎クラスアップで頑張ってるものの重賞になると壁を感じさせるか
◎1800m・2000mになると勝ち切れなくなる。やはり距離は1600mまでがベストっぽい
◎ノーザンファーム馬も悪くないがケイアイファーム馬が抜群すぎ!

こんな感じになるでしょうか
サンプルが少ない中で目立つところをpickupしておきましたので参考にどうぞ
 

朝日杯フューチュリティステークス2017の予想


 
1番人気であるダノンプレミアムが最内枠に入りました
1800mの超スロー新馬戦先行からサウジアラビアRCは3~4秒道中のラップが速くなった
それにも関わらず難なく先行と現状ではかなりのスピードを見せつける競馬っぷりで楽勝
この前走の感じなら普通に番手あたりに付けるのではないかと
揉まれた経験がなくこの枠なら位置取りは下げたくないでしょうし
となるとレースの圧はやや前に掛かりそうであるので狙いは差せる馬!?

ちなみにダノンプレミアムの過去2戦で上がり1位で差して馬券になった馬

新馬2着スプリングスマイル


サウジアラビアロイヤルカップ2着ステルヴィオ


この2頭に共通するのが母方に欧州血統を携えていた事でしょう
 
 
 
◎はダブルシャープにしました

父ベーカバドはダンチヒ~ノーザンダンサー系種牡馬
Cape Crossの血をひいてるので欧州寄りのダンチヒ系と言ってもいいでしょう
ベーカバド・・実はあんまり特筆すべきものは見当たらず(笑)
唯一良さそうなのは芝に関しては間隔を開けての臨戦で非常に期待値の高い傾向
これは実は母父アグネスタキオンにも当てはまります

これは母父アグネスタキオンにおける芝重賞の前走間隔別成績
とにかく間隔を開けての臨戦がベストの印象ですね
ダブルシャープは前走サウジアラビアロイヤルカップからの臨戦で10週と間隔を開けての臨戦
実際間隔が詰まっていた札幌2歳Sで3着と走っているのでこれが能力を感じさせるものか
母母父がレールデュタンという事で近親にはメジロブライト
そして朝日杯FSであっと言わせたメジロベイリーも近親なんでバックボーンは侮れない
さらに母母父マルゼンスキーが欧州ノーザンダンサー系であるニジンスキー系
ここで人気のタワーオブロンドンを内から差し返した根性のある馬でもあります
前走はダノンプレミアムと同じレースでしたが掛かり気味で先行
その割には踏ん張ってましたし間隔詰めた札幌2歳Sを激走した後だったので仕方なしとします
当然掛かる馬だけにこの枠はやや心配ではありますが・・
間隔を開けての臨戦で差しに回る位置取りなら一発あっていいと判断しました

○はタワーオブロンドン

父Raven’s Passはミスプロ系でBCクラシックとクイーンエリザベス2世S勝ち馬
ミスプロでも単調なスピードタイプではなく欧州でもやれてる分だけバランス型の部類か
Dalakhani×Sadler’s Wellsの母方は欧州配合ですね
近親には皐月賞馬ディーマジェスティが居るのでG1でも気後れは全くなさそうな血統構成
母父Dalakhaniがネヴァーベンド系なんでナスルーラ持ちにもなります
ききょうSは超ハイペース、京王杯2歳Sは超スロー
近2走は異なるペースでも共に上がり1位の脚を使って差して完勝
京王杯2歳Sはスローで最内でも頭数が少なかった分だけ直線うまく外に出せましたが
今回は多頭数の内枠になるというのはやや未知数な面もあり
ききょうSもクローバー賞も大外枠で外を回してのものでしたから
まあその分だけ血統は合うと思いますが対抗という印ですね
あと藤沢厩舎の2歳芝重賞成績が14年以降【4.4.1.2】と驚異的

▲はダノンプレミアム
ディープインパクト×Intikhab(ロベルト系)の配合で同じ配合ではサトノラーゼンが居ます
父は違うもののその弟であるサトノクロニクルもIntikhab
このイメージからすれば体力がありそうな気はしますが
先程も書いたように
1800mの超スロー新馬戦先行からサウジアラビアRCは3~4秒道中のラップが速くなった
それにも関わらず難なく先行と現状ではかなりのスピードを見せつける競馬っぷりで楽勝
これは母母父ダンチヒ系でスピード有るデインヒルの血が出てるのかもしれません
この枠なんでこれまで通りスピードを生かす競馬で先行すればここは無難に走りそう
今年全体のディープインパクト産駒芝重賞成績はこれまでと比べると大幅ダウン
2歳馬も例に漏れず複勝率ベースでいうならそこまで悪くないものの
勝率・連対率でいうなら過去3年よりは劣るといった感じ
ただこの馬とワグネリアンはこの世代ではちょっと抜けてる感はありますが・・
それが合ってたらあっさりかもしれませんね(笑)

×ファストアプローチは父Dawn Approachがガリレオの血をひくサドラーズウェルズ系種牡馬
父の父New Approachの主な産駒には青葉賞2着ベストアプローチ
母父Marjuは欧州ノーザンダンサー系で母母父Rossiniは欧州ミスプロ
つまり全体的には欧州色の強い配合という事に
短縮で差しの位置取りが取れればなくはない血統構成かなと
1500mの未勝利戦がハイペースで圧勝してますから可能性は少しはね
そして祖母がジョコンダなんで近親にはサトノクラウン(母がジョコンダ)
サトノクラウンは休み明け・非根幹・重たい馬場で強い馬であるんですが
この馬も1500mの未勝利で圧勝し1800mの札幌2歳S2着
外枠で外を回す競馬で走って来てるとこからも同じ匂いはしますね
という事は根幹の多頭数中枠はあまり歓迎とまではいかない気も!?

×フロンティアの父ダイワメジャーは昨年3着のボンセルヴィーソも同じ父でした
母父トニービンはグレイソヴリン~ナスルーラ系でボンセルヴィーソも母母父トニービンでもあり
前走デイリー杯2歳Sは案外な結果の4着でしたが
13年以降ダイワメジャー産駒は京都重賞では僅か1勝のみで逆に阪神重賞では6勝
京都の平坦より坂のある阪神のほうが現状ではいいような気はします
ダイナサッシュの牝系という事は近親にステイゴールド&ショウナンパンドラ
半兄にはドリームパスポートが居るという底力がある一族であり
近親の重賞成績も京都(複勝率21.4%)<阪神(複勝率42.3%)ですからね
新潟2歳Sが多頭数アップ戦で1着でしたから
前走みたいに少頭数で受けて立つ立場よりも今回も多頭数のアップ戦ならやれるかも?
 

予想印と買い目


 
ダブルシャープ
○タワーオブロンドン
▲ダノンプレミアム
×ファストアプローチ
×フロンティア

買い目は
◎の単
◎ー○▲の馬連&ワイド
◎ー○▲ー▲××の3連複
 
 

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