稀に的中?3代血統で重賞予想

血統(3代)にとことん拘りながらという競馬予想ブログ

カテゴリ: 16年重賞展望

 
本日チャンピオンズカップ2016の出走馬と枠順も決定しダート頂上決戦へのムードも高まります
 
当初フルゲートになるであろうと思われた今年のチャンピオンズカップでしたが
残念ながらG1馬ホッコータルマエが引退の為回避し
前哨戦となる武蔵野ステークスを勝ったタガノトネールは予後不良
 
フルゲートには1頭足らずの15頭に
 
一昨年から舞台を中京ダート1800mに移して実質第3回となるチャンピオンズカップ
参考にするのは過去2年になりますが血統傾向的にははっきり出てる面もあるので
それをまとめておこうかと思います
 

過去2年チャンピオンズカップ好走馬の血統


 
15年1着 サンビスタ
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15年2着 ノンコノユメ
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15年3着 サウンドトゥルー
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14年2着 ナムラビクター
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14年3着 ローマンレジェンド
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これらは過去2年のチャンピオンズカップで馬券になった5頭
 
その共通点とは・・いずれも父か母父にサンデーの血を持っているという事
サンデーというのは基本的には芝でこその血統
ダート戦ではありますがこの血を持つという事がここではアドバンテージになりそう
 
あとサンデーの血を持つ馬はセットでミスプロまたはヴァイスリージェントの血を持っております
この血はダート戦で普通に強いパワー型の血ですね
こんな血統バランスを持つ馬を狙ってみたくなるレース傾向
 
さらに・・・サンビスタ、ノンコノユメ、ナムラビクターに関しては
パワーある血をもう1つも持っておりました
このあたりはダート戦であるので”強調”されてるというのもいいのかもしれません
 

チャンピオンズカップ2016出走馬で上の血統構成を持つ馬は?


 
ロワジャルダン(父ミスプロ系、母父サンデー)
ラニ(父母父ミスプロ系、母父サンデー、父エーピーインディ系)
サウンドトゥルー(父ヴァイスリージェント系、母父サンデー系)
ノンコノユメ(父ミスプロ系、母父サンデー、母母父アリダー系)
コパノリッキー(父サンデー系、母父ミスプロ系)
ゴールドドリーム(父サンデー系、母父ヴァイスリージェント系、母母父ターントゥ系)
ブライトアイディア(父サンデー系、母母父ミスプロ系)
 
この7頭がまさに上で挙げた血を持つ馬
 
3歳馬の2頭ラニ・ゴールドドリームは
ミスプロまたはヴァイスリージェントに加えてそれぞれパワーある血をもう1つ持ってますね
3歳トップクラスの2頭が古馬G1でどこまでやれるか!?注目してみたいと思います
 
 

 
今週末つまりいよいよジャパンカップ2016が近づいてまいりました
そしてジャパンカップ2016の出走馬と枠順も決定しムードも高まりますね
 
その中で間違いなく人気の一角に推されるのがキタサンブラック
昨年の菊花賞、さらに今年の天皇賞春を制しG12勝馬
皐月賞、有馬記念、宝塚記念がいずれも3着とG1実績は既に十分すぎるほど
さらに何と言ってもこの馬の特徴は「逃げもしくは先行する馬」だという事
 
つまりレースはこの馬を中心に流れますし人気馬だけにそのレースを支配するという意味も
 
そこでここでは近走のキタサンブラックが出走したレースで好走した馬の血統を見ていこうかと
今回のジャパンカップでも差しに回る事はまず考えにくく逃げるか先行するのは確実ですから
 

キタサンブラックの成績表


 
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菊花賞とデビュー戦以外は逃げもしくは2番手の競馬をしてるのがこの成績表からも分かります
 
そして赤枠で囲ったところ
G1菊花賞後の近5走でキタサンブラックと共に好走した馬の血統を見ていきます
 

キタサンブラックの近5走で馬券になった馬の血統


 
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ずらっと血統表だけを並べてみたんですが・・
 
◆トニービン
◆ディープインパクト×エルコンドルパサー
 
この2ついずれかの血を持つ馬の好走が非常に目が付きました
 
単純にハーツクライ得意の天皇賞春だから好走出来た!という可能性も否定は出来ないですが・・
トニービンはグレイソヴリン系で欧州ナスルーラ
 
ディープはサンデーですがエルコンドルパサーはキングマンボ系でサドラーズウェルズ内包
 
血統的には重めの馬がキタサンブラックのレース質では台頭しやすいのかも!?
 
ディープ産駒は軽さがあるので母方は欧州配合だったりとか重めの馬が向きそう
仮にスローであってもレースを支配してる分だけ軽めの馬ではキツイと感じるのかも!?
このあたりは何とも言えないですが・・
 
とりあえず結果を見る限りはこの2つの血は要注意
トニービンとディープインパクトは元々ジャパンカップでも強い血でもありますしね
 

ジャパンカップ2016でキタサンブラックが支配するレースに合う血を持つ馬


 
ビッシュ
ワンアンドオンリー
ディーマジェスティ
フェイムゲーム
シュヴァルグラン
 
この5頭はまさにキタサンブラックが支配するレースに合う血を持っております
 
トニービン持ちはワンアンドオンリー・フェイムゲーム・シュヴァルグランの3頭
 
ディープインパクト産駒なら母方Acatenango×Beringが欧州配合のビッシュ
母父ブライアンズタイム×母母父Sadler's Wellsのディーマジェスティの2頭
 
 

 
今週末はエリザベス女王杯が行われるんですが
実は近年のエリザベス女王杯傾向からだと2つの血統に注目せざるを得ないんです
出走馬も確定したところで今年はどんな馬が血統的にこの舞台に向いてるのか!?
ざっくりと書いていきたいなと思います
 

主要な3代血統にノーザンダンサーの血を2本持って好走した馬


 
【15年2着、14年2着 ヌーヴォレコルト】
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【15年3着 タッチングスピーチ】
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【14年1着、13年2着 ラキシス】
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【13年3着 アロマティコ】
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これらの馬は過去3年のエリザベス女王杯において
主要な3代血統(父、母父、母母父、父母父)にノーザンダンサーの血を2本持って馬券になった馬
つまりノーザンダンサーのクロスを持って好走した馬という事になります
 
これ以前でも
12年 ヴィルシーナ、ピクシープリンセス
11年 アヴェンチュラ、アパパネ
10年 メイショウベルーガ、アパパネ
09年 クィーンスプマンテ、テイエムプリキュア、ブエナビスタ
 
これらの馬も3代内にノーザンダンサーのクロスを持って馬券に
 
という事は・・昨年まで7年連続でノーザンダンサーのクロスを持つ馬が2頭以上馬券に!!
 
ノーザンダンサーはパワーやスタミナに長けてるいうイメージ
エリザベス女王杯は牝馬限定戦なんですが2200mという距離で行われる事もあってか
このノーザンダンサーの血がより強調されてる馬は非常に走りやすそうではありますね
 

もう1つ注目はキングマンボの血


 
15年1着 マリアライト(母父エルコンドルパサー)
14年3着 ディアデラマドレ(父キングカメハメハ)
13年1着 メイショウマンボ(父母父キングマンボ)
13年3着 アロマティコ(父キングカメハメハ)
12年3着 ピクシープリンセス(母父キングマンボ)
11年3着 アパパネ(父キングカメハメハ)
10年3着 アパパネ(父キングカメハメハ)
 
これらの馬が近年のエリザベス女王杯にてキングマンボの血を持ち馬券になった馬
そしてこのキングマンボの血も昨年まで6年連続で1頭は馬券になってます!!
 
さらに言うなら過去3年だけ見れば
ノーザンダンサーのクロス・キングマンボこれ以外の馬は馬券になっておりません!!
 
今年もまずはこのいずれかの血を持つ馬をメインに予想を組み立ててみようかと思いますね
 

エリザベス女王杯2016出走馬で上のいずれかの血を持つ馬


 
シュンドルボン(母父エルコンドルパサー)
タッチングスピーチ(ノーザンダンサーのクロス)
デンコウアンジュ(ノーザンダンサーのクロス)
プリメラアスール(ノーザンダンサーのクロス)
プロレタリアト(母父キングカメハメハ)
マキシマムドパリ(父キングカメハメハ)
マリアライト(母父エルコンドルパサー)
ミッキークイーン(ノーザンダンサーのクロス)
メイショウマンボ(父母父キングマンボ)
 
該当馬は結構いてこの9頭
 
馬の並びだけなら今年もここから上位独占という事になりそうな予感は大いにあり!?
 
 

 
さあ徐々に菊花賞が近付いてきてワクワクドキドキなんですが
本日木曜日に早くも今年の菊花賞枠順が確定となりました
 
2強と目される注目のサトノダイヤモンドとディーマジェスティは揃って内に
ディープインパクト産駒初の3000m超重賞制覇なるか?ですね
 
さてここでは今年の菊花賞における各馬の血統評価も終えたんで
もう少し踏み込んだところの菊花賞の血統傾向をやってみようかと思います
 
菊花賞と言えば・・全馬未知の領域となる3000m
普通にスタミナ血統=欧州血統重視という考え方ももちろんあり・・・
というか昨年まではここにかなり拘って予想を組み立ててました
 
ただ今年に関してはあまり欧州血統に拘りを求めない方向でいってみようかなという気に
 

菊花賞で近年活躍してる血とは!?


 
15年5人気1着 キタサンブラック
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14年4人気2着 サウンズオブアース
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13年5人気2着 サトノノブレス
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この3頭に共通するのが母母父にボールドルーラー系の血を持っていたという事
ボールドルーラーっていうのは欧州血統ではなくてスピード持続力に長けた血という認識
 
キタサンブラックは母父がサクラバクシンオーでしたし
12年2着スカイディグニティと11年1着オルフェーヴル
この2頭は母方にこれまたスピード持続力に長けたノーザンテーストを持ってました
(ちなみにサクラバクシンオーはノーザンテースト内包)
 
今年に関してはまずこれらの血を特に母方に持つ馬に注目してみようかなという思いであります
 

菊花賞2016出走予定馬で母方に注目の血を持つ馬


 
①カフジプリンス
母母父ではありませんが4代母方にボールドルーラーの血を二本持っております
 
⑥ディーマジェスティ
こちらも母母父ではありませんが4代母方にボールドルーラー血あり
 
⑪レインボーライン
母母父レインボーアンバーがノーザンテースト系
 
⑬エアスピネル
母母父がノーザンテーストで4代母方にボールドルーラーの血あり
 
注目したいのはこの4頭
 
ここから好走馬が出ればこれが今後のトレンドの血になっていくはずです
 
 

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