ラジオNIKKEI賞は福島で開幕週
今年初の開催なら
馬場は(雨が降らないなら)絶好でしょう




週初めに注目種牡馬として
ロードカナロアとモーリスを取り上げました
ここではその2産駒の登録馬4頭を
個別に見ていくことに
大枠の考えとしては改めて↑をどうぞ



まずロードカナロアは2頭


基本格上げ戦の重賞は苦戦傾向にある中
2頭共にG1からの格下げ戦になります



202107011
リッケンバッカー
カナロアでも格上げ戦で補える血
それが母方にトニービンorサドラー
同馬はサドラーを母方に抱えていての近2走
2走前はサドラー.前走は母父からの速さ
異なる馬場でもあっと言わせたのは
まさに血の成せる業であったかと
7走前はコーナーと直線で2度ほど不利
4走前は外を回して前を捕まえきれず
7走前は仕方なしとしてもいいが
阪神.東京の好走ぶりからも
ローカル小回り1800mは適性としてどうか?
まして1.2番人気??
そして個人的に重賞で相性悪の騎手
開幕週でもなあ…




202107012
ヴェイルネビュラ
ケイデンスコール
トロワゼトワル
ヴァルディゼール
同配合のカナロア×ハーツであるこの3頭は
全て開幕週重賞勝ちあり
母方トニービン内包で格上げに対応しても
そう思っていたがここ2走を見る限り
さほど強くなさそうで格下げのほうがとも
母方が米国色が強いので
延長である程度前目に付け粘り込む競馬なら
しかしスプリングSは
圧倒的にボーデン>>>ヴェイルネビュラ
そんな評価をしてるだけに悩ましい




そしてモーリスはこの2頭



202107013
タイソウ
2200mからの短縮戦
母方のダイワメジャー×ヘクターの字面支えなら
小回りへの短縮は向きそうではあるが
2戦目の京成杯がガッカリさせられた
間隔開けてからの近2走がまずまずだけに
再重賞挑戦でどこまで!?
ディープの祖母であるBurghclereが4代母方に
となると広いコースのほうがとも




202107014
ノースブリッジ
2400mからの短縮戦
兄も母も札幌ではあるが2歳1200レコード勝ち
ディープボンド.リュヌルージュを出した牝系
スピードと体力のバランス○な母方
未だ中距離への重賞短縮実績がないモーリスも
この馬はひょっとしたらの期待は持てる
そんなモーリスの中でも
同馬は2勝目一番乗りで
デビューから連勝も初と異質さも垣間見える
あとは初重賞が懸かる武藤君&ボーデン次第




道悪になったらヴァイスメテオール
良馬場で米国質が求められそうなら
父クロフネのプレイイットサム
このあたりも気にしつつ
全体的には気になる馬が多いのが特徴




そしてこれは評価しないといけない
そう思えるのがスプリングS3着馬ボーデン
202107015
まずハービンジャーなら
現状は短縮または同距離がベスト臨戦
今回は同距離臨戦というのが良くて
エアグルーヴ牝系は
重賞では案外小回りに良績が偏り気味
従って前走同様に舞台設定は○であろう
そして何より前走が負けて強し
202107016
202107017
202107018
かなりの道悪で内が相当厳しく思えた馬場
そこで同馬が終始内に居てたんですよね
結局外を回した&通った2頭が1.2着
それだけに余計に強さが浮き彫りに
↑で挙げたボーデン>>>ヴェイルネビュラ
この考え方もここから来るわけです
ハービン×キンカメで
ブラストワンピース.モズカッチャンと同配合
だからタフ馬場でもやれた
そうなのかもしれませんしその資質もある
しかし2走前の走りを見せられると
現状なら開幕週良馬場のほうがとも思えて
もし道悪であっても
前走よりマシの可能性は高いので
余計にこの馬が馬券を外すのは考え辛く




カナロアを取るか?
モーリスを取るか?
ボーデンを取るか?
迷うぐらいなら自信がある方のCBC賞
こちらを主にやろうかとも考え中




以上であります!