今週は阪神でマーメイドステークス
5月頭までのロングラン開催では
最後まで時計が速かった阪神でしたが
そこから少し間隔開けての今開催は2週のみ
昨年はこの時期ロングラン開催になっており
開幕からソフトな馬場に作ってきてた印象
この2週のみという言わば変則開催で
一体どんな馬場を作ってくるのか?
エアレーション後の馬場ということもあり
天気さえ良ければ使いつつ固まっていき~
という感じになるんでしょうがねえ


そのレースの過去○○年の血統傾向
これは最近ほとんど気にしなくなりました
ただ今回は開幕週でもあるので
マーメイドSの傾向を少し見ておこうかと…
牝馬の2000m戦で血統的にはタフ寄り
そんな印象を持ちますね
登録馬を見るとそっちのベクトル馬が多く
まあそういう決着になっていくかも!?


この6月阪神開催2000m重賞は
マーメイドSと鳴尾記念というのが通常
鳴尾記念もひっくるめて
何か目立つものはないかあ…
と思ったらありました!


ステイゴールド【3.2.6.13】
オルフェーヴル【1.0.0.3】


ステゴ系としてまとめると複勝率42.9%
16年以降だと【3.1.4.6】で複勝率57.1%
ほぼ2頭に1頭は馬券になるわけで
これは数字としてはなかなか凄い!


なるほど!
タフ=体力寄りでステイゴールド
この後の宝塚記念も200m違えど
時計が速くても基本タフな血統の活躍が目立つ
この時期の阪神はそういうベクトルなのか


じゃあマーメイドステークスにステゴは?
居ました!1頭だけ見つかりました!!
その名は…アンドラステ


202106155
オルフェーヴル産駒で
登録馬で唯一ステゴの血を有する馬
母方の奥がドイツ血統でオルフェ×Robertoなら
初距離の2000mでタフ寄りは合っていい予感



この馬を評価してるのがエプソムカップ
202106156
202106157
このレースは不良馬場のイン前決着
その中をアンドラステは外から凄い脚で4着
シンプルにこの内容は評価出来るし
オルフェーヴル産駒が苦しむ
前走1着後→重賞という臨戦過程のものだから
尚更に価値が高い


道中ラストの直線で
イン前の馬で固まってた馬たちの外にいた3頭
その残りはサラキアとギベオンだったりね(^^)
この不良イン前決着の中での
そこから外での多少の踏ん張り=経験が
後に活かされたというふうに考えてもなあと
極端な馬場バイアスの考え方としては
十分担保に出来る内容に値する
従って血統以外からでも
アンドラステは重賞獲れる可能性が十分


というわけで
マーメイドSのファーストインプレッションは
アンドラステであります!
想定8番人気…絶対そんなわけはないw