今週日曜日は安田記念


週初めに更新した企画
名付けて「安田記念元気玉企画」
既にたくさんの投票をありがとうございます
一人一回しか出来ませんが
もしまだの方が居ましたら宜しくお願いします




近年非常に苦手意識があった4-6月東京開催重賞
安田記念2020参考
ここまでの◎馬の成績はご覧の通り

これでも例年よりは随分とましな部類でして💦
フローラS.NHKマイルC.東京優駿
この3レースは的中までもっていけました


そしていよいよ5週連続G1のラスト安田記念
再三言ってますが
競馬を始めてから26回のチャレンジで全てハズレ
つまり0勝26敗で26連敗中
安田記念童貞を何とか脱出すべく
今回も色んなものに拘りながら考察していこうかと





4-6月開催東京重賞の◎馬は
何か大きな軸を作って予想する!
そう考えて挑むことに決めて始めましたが
今回もそれは不変で
◎馬は母父米国血統からチョイスする!


その基となるのは速い馬場
重賞やOP(リステッド)に関しては
このスピードとパワー機動力の血
そんなサポートのある馬を中心に狙ってます


開催後ずっと高速馬場で推移してますが
ダービー当日は午前中一瞬降った雨
これが微妙に影響を及ぼしたのか
芝レースが進むにつれて
ほんの少しパワーも要した印象
今週は土曜に雨予報が出てまして日曜は晴れ
馬場状態が読み辛いですが
それでも速い馬場がベースになるはず
従ってここも母父米国血統に目を向けたい


サウンドキアラ
ノームコア
ラウダシオン
ギルデッドミラー
血統表を上げたこの4頭は
ヴィクトリアマイル.NHKマイルC
安田記念と同じ距離のG1レース
ここで人気以上に馬券になった馬


共通してるのは母父が米国血統であること
しかも母方が米国色が強い馬ばかり
牝馬同士.3歳同士
条件こそ違いますが
要求されるのは近いものであろうという考え


まして今回アーモンドアイが参戦
細かい考察は↓でやるんですが
この馬は母父サンデーでその奥ヌレイエフ
サンデー自身は米国で活躍も
この血は日本で一気に繁栄した血統
日×欧という母方の配合だとすれば
母父米国血統からはズレるということに
狙いのベクトルとは違ってくるので
◎を打つことはしませんが
評価としては高いところに置いてます
となると…アーモンドアイと非なるベクトル
尚更母父米国血統の食い込みに期待したくなる


そしてもう一つアーモンドアイに関して
この馬が走った時のディープ産駒の成績
これが【0.4.2.38】
新馬.未勝利を除く10レースで一緒に走って
その内馬券になったのが5レースで半分
これを多いと取るか?少ないと取るか?
私としてはアーモンドアイとディープ
これはレースにおいてはリンクし難い
そう仮説を立ててみることにしました
馬券になった6頭中4頭が前走重賞勝ち
勢いある馬だとカバー出来る!?
今回5頭ディープが出てますが
これである程度印も付けやすくなるというもの


まして今東京開催重賞&OP(リステッド)での
ディープ産駒の成績が【2.3.1.38】
コントレイル.アイスバブル
先週は日曜2重賞で馬券になりましたが
アイスバブルに関しては冒頭で述べたように
当日午前中に一瞬降った雨
これが微妙に影響を及ぼしたのか
芝レースが進むにつれてパワーも要した
これも大きかったかもしれず
そこまでディープに適した開催とも言い難し
そしてサリオスがダービー2着に頑張ったものの
ハーツクライも【0.1.1.16】
逆にいわゆるステイゴールド系
オルフェーヴル
ゴールドシップ
ドリームジャーニー
ステイゴールド
この系統の成績が【2.3.4.13】
中でもオルフェなんかは
ここまで重賞だと小回りをわりと得意にしてた
それがかなりの躍進を見せ中心となり
ディープとハーツを完全に食ってる
これは小回り=”立ち回り”が効いてる証明!?
斬れ.パワーのディープに
トニービン内包のハーツ
なるほど…立ち回りが効き難い面があるのか?


と、色々と書きましたが
このあたりを気にしながら
ここからは出走馬の血統を中心に見ていこうかと



アーモンドアイ

アーモンドアイ
ロードカナロアの現3歳世代
これは重賞で非常に苦戦していて
現状距離延長での数字が良く
それも2000m以上に延長してくると○な傾向
繁殖牝馬の質とかなのかもしれませんが
全体的にスピードというよりも
距離を延ばしていい=体力が備わっている
そんな馬が増えてきた印象はあり
ただこの馬に関しては”速い脚”が最大のウリ
内包されたStorm Cat.In Reality
これが効いてる筈でスピード基調
母父サンデーに母母父ヌレイエフつまり日×欧に
3代母がSex Appealでその父がBuckpasser
母方は米国要素多めのバランス型
体力問われた有馬記念から
前走VMはスピードが問われたベクトルへ
有馬からだと好転する要素しかなかったものの
母から受け継がれた延長臨戦の適性高さ
これが特徴でもあったので一気短縮で果たして?
そのあたりと一敗地にまみれた後
このあたりが気になったものの大楽勝
まるで調教!?見事すぎる圧勝劇でした
体力=スタミナが要求された有馬
これはよっぽど合わなかったのでしょう
単純に走る気が充実してそうで
初めての間隔詰めた臨戦になりますが
逆にいい方向に出そうな気がしてならない
短縮をある程度前受けしてこなしたので
反動が?とも考えましたが調教ならねえ…
まだ気が早いですが
有馬→VMで短縮をしっかりこなした分だけ
今度は得意だった延長で危ないかなとも…
ここは評価したいと思ってます



インディチャンプ

インディチャンプ
ステイゴールドで脚が速く立ち回れる馬
母父キンカメは欧米的要素強しも
その奥のMeadowlake~In Reality
これが非常に米国スピード色が強く
万能型のキンカメがその良さを出してる印象
ネオリアリズム
リアルインパクト
アイルラヴァゲイン
トキオリアリティー一族は息長く活躍馬を出す
そんな傾向もありますし
普通にマイルG13連覇も視野に入ってるかと
しかもリアルインパクト産駒ラウダシオンが
NHKマイルCを勝ちましたし
ここへの適性の高さをかなり感じさせる牝系
前走は血統的にかなり向いてた中で楽勝
短縮&ペースが緩くなり&位置も上げて
このあたりも相まってのものだけに尚更
そこからの挑みがどうか?これが気になるも
血統重視なら当然ながら高評価でしょう



グランアレグリア

グランアレグリア
母父Tapitはエーピーインディ系で米国型
その母父をニジンスキーとミスプロで支えてる
そのニジンスキーである母母父Marlin
この馬自体は米国の芝路線で活躍した馬
Damascus内包で米国色もあるので
全体的に母方は米国色がやや濃いように思える
ならば一見合ってるという見方も
ただ母父エーピーインディ系は
上のクラスだと急坂でこその印象が強い
同じ父ディープだったアルアイン.ハートレー
マーメイドS勝ちサラスもその印象
エーピーインディだとナスルーラなので
スピード持続力という気がするのですが
それが最も活かされるのが急坂なのか
この馬は速い脚があるイメージも
成績を辿ると急坂でのパフォーマンスが高い
近2走なんかまさにそんな感じ
400m延長より気になるのは急坂無し替わりか



ダノンキングリー

ダノンキングリー
ディープ×Storm Catなら古馬になると
距離適性は短めにシフトし適性距離も狭まる傾向
従って前走200m延長より今回400m短縮
何となく今回のほうがいいイメージ
Storm Cat×Honour and Gloryの母方は米国配合
Honour and GloryがIn Realityであるので
半兄ダノンレジェンド.ダノングッドが
まさにそうであったように
スピード&パワーで速いという印象
前走は大阪杯は阪神2000mBコース
Bコースは瞬発力が効き難く
持続力やパワーの要求が高くなる傾向で
逃げ.先行馬に有利に働きやすい
しかもこの時の阪神は
米国のパワー&スピードの支えが重要だった
コーナーで加速していくのが向いてなさそう
そうであったとしても物足らなさは残る
ましてディープ…う~ん…



ダノンプレミアム

ダノンプレミアム
ディープ5頭の中では
最も”立ち回り力”を感じさせる馬
母父Intikhabは欧州活躍馬ですが
Red Ransom~Crafty Prospector~ダンチヒ
米国血統と言ってもいいくらい
その奥もデインヒル(ダンチヒ)
スピードある母方というのは感じられる
前走の豪州は延長で道悪で2分6秒9決着と
血統的にこの馬の良さは消された印象
そこから短縮で母方の良さが出れば
立ち回り力も相まって結構楽に感じていい
前走との馬場の違いに戸惑いさえ出なければ



アドマイヤマーズ

アドマイヤマーズ血統
母父Mediceanはミスプロ系ですが欧州活躍馬
Machiavellian~Storm Bird~Sassafrasなら
これは欧州ミスプロという範疇
加えてその奥がSingspielにLinamixなんで
母方は欧州色が強い配合
Singspielはサドラーズウェルズなんで
父ダイワメジャーならこれは親和性の高い配合
メジャーエンブレム
レシステンシア
シゲルピンクダイヤ
この配合は牝馬だとスピードに寄る面も
ただこの馬は牡馬でそこまで速いという気は…
頼みの綱としては
母母父Singspielの母であるGlorious Song
これは日本の高速決着に強い血
Singspiel×Machiavellian配合だったのが
05年このレース勝ち馬アサクサデンエン
半分アサクサデンエンなら悪くないものの
ヴィブロスにエイブルフレンド
香港マイル好走馬も
MachiavellianにGlorious Song持ちなんで
その前走がかなり向いてた可能性はある
ましてその香港が
差して味のなかった富士Sから
頭数減で勝手に前目への位置取りが掛かったもの
香港以上に向くのかどうか



ノームコア

ノームコア
母父クロフネがデピュティミニスターで米国血統
VMの近親ビーチサンバにはがっかりも
半妹クロノジェネシスは
道悪京都記念→短縮良大阪杯1分58秒台決着で2着
そして同馬の昨年今年のVM好走
クロノの父バゴとノームコアの父ハービンジャー
父はそれぞれ欧州型であっても
米国色の強いスピードに長けた母方
そのサポートあってのものなんでしょう
馬場のベクトルが違う富士Sも勝ってますし
父ハービンジャーと母方のいい所が
ストレートに出た東京マイル巧者
前走は2走前高松宮記念が
湿るとイン有利になりやすい中京1200mで惨敗
その分もあってか跳ね返る要素も多く残してた
これも大きかったのか延長でも3着に
今回跳ね返る要素としては少ないものの
ディープを軽視するなら母方的に浮上してくる
母父.リリーノーブル(桜花賞.オークス)
父.アエロリット(安田記念.天皇賞秋)
しかもアーモンドアイが走ったG1ではこの2頭
クロフネの血を2度馬券に走らせてる
ディープよりよっぽどクロフネのほうが
アーモンドアイとリンクしやすいのかなって



ダノンスマッシュ

ダノンスマッシュ
アーモンドアイと同じ父ロードカナロア
しかしこっちのカナロアは一般的
それはダウン戦で強くアップ戦でいまいち
同馬はまさにこれを地でいくカナロア産駒
前走なんかまさにそれでして
ダウン戦且つスロー楽逃げで快勝しちゃった
母父Hard Spunはダンチヒ系で米国血統
その奥のKris S.~ミスプロと合わせると
母方は米国が強い配合
Hard SpunにKris S.なら
ややもすればパワー=馬力に寄ってるかと
母方だけなら良いけど
ちょっと悲しすぎるのよアップはho-oh-oh



ヴァンドギャルド

ヴァンドギャルド
母父Motivatorはサドラーズウェルズ系で欧州型
Quest for Fameにデインヒル
母方は欧州色が強い配合
ここ2走はよく伸びてきてるけど
やはりエンジンの掛かりが遅い
東京マイル重賞でディープにこの母方
これはどうしても非主流の部類
母方の血統的速さが他の馬そして他のディープ
これらと比べても圧倒的に足らない



ペルシアンナイト

ペルシアンナイト
母父サンデーに母母父ヌレイエフ
母母母父Hostage自身は米国G1馬も
Nijinsky×Val de Loirだから欧州と言っていい
つまり欧州で支えられた母方である
母がゴールドアリュールの全妹であるので
体力あるという母方でしょうか
今ハービンジャーは短縮でこそ狙い目で
前走中山記念での4角の勢いからして
もう1回くらい短縮で狙えるかもしれない
ただ母方のベクトルが狙いと逆なんですよねえ



クルーガー

クルーガー
Diktat×Surumuという母方にドイツ牝系
母方はがっつり欧州配合であります
でもよく見ると
In Reality.Ahonoora.Suncourt.Pentathlon
米欧のスピード血統に支えられてる面も
そうなれば速い馬場をインから抜けてきた
16年のマイラーズCも合点がいくというもの
SurumuからのSuncourt
つまりダービー3着ヴェルトライゼンデの母父
先週みたいな馬場になれば侮れなくなる



ミスターメロディ

ミスターメロディ
Scat DaddyにDeputy Minister×Silent Screen
米国産馬だから当たり前に米国色濃い配合
つまり母父米国血統というのは満たす馬
In Realityも奥に入ってるので
スピードの支えも十分ある
そしてこの馬はとにかくアップ戦で強い
2.1.4.2.1.4着とアップ戦では崩れておらず
強い相手に立ち向かえるタイプ
前走Jpn1だからアップ扱いでいいでしょう
1600mだったNHKマイルC
ここは延長で前目で厳しい状況でも
2番手から十分見せ場を作っており
ここも前目で行けたら面白そう
まして母父Deputy Ministerはクロフネと同系
アーモンドアイが走ったG1では
クロフネの血を持つ2頭を2度馬券に走らせてる
つまりそれがDeputy Ministerとリンクしてもね
ただ一つ大きな問題としては
Scat Daddy産駒というのは同馬もそうですが
間隔開けるとイマイチで詰めると走る傾向
今回はきっちり間隔開けてきた臨戦💦
これは当然気にはなるんですが…
しかしそれを補って余りあるプラス面が多し
そして人気とのバランスを考えれば
ここは評価したくなるというもの



ケイアイノーテック

ケイアイノーテック
母父Smarty Jonesはミスプロ系で米国血統
Elusive QualityにIn Realityなんで速さ
そしてその奥がダンチヒにDamascus
スピードとパワーの米国配合な母方
それにディープ×非ノーザン馬なら
まだ伸びしろがあるとも言えそうで
どっかでずっと一発やりそうな気がしてるものの
ここではないような気がしますね
というのも近走いい脚は使ってるけど
血統ほど速さというのを感じなくなってる
ダウン関屋記念とかで狙いたいかなあ?



セイウンコウセイ

セイウンコウセイ
母母父に欧米的要素のMiswakiが入ってますが
母父Capoteはナスルーラ系の米国血統
全体的にはナスルーラ強調の米国色の強い配合
Patently Clearが入る牝系は速いスピード型
思わぬスピード能力を担保してる牝系
アドマイヤムーンは重めの印象もありますが
速い馬場での実績も非常に多く
割と上のクラスでは両極端な面も
17年高松宮記念勝ちのあとは
逃げた時または逃げた次走
このいずれかでしか馬券になってない
鞍上は騎手の中で最も買いたくないが(笑)
逃げれば案外バカに出来ない可能性はあるぞと
近走見ても終わってる感じはしないだけに




以上、お付き合いありがとうございました
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