今週日曜東京メインレースは東京新聞杯2017
 
 
東京新聞杯は1600mで行われるこの時期ですっかりお馴染みの古馬重賞
この後の安田記念へ向けたマイル路線の重要な位置付けですかねえ東京新聞杯は
 
実は近年の東京新聞杯は1番人気受難になっておりまして
1番人気で勝った馬は2007年スズカフェニックスまで遡らなければならないほど
馬券に絡んだのも2頭のみ(15年3着フルーキー・10年2着トライアンフマーチ)
今年の重賞は1番人気馬が11レース中7勝と絶好調
レースの流れか?今年の流れか?どっちに転ぶかなかなか面白そうですよ~
 
そしておそらく今年の東京新聞杯で1番人気になるであろう馬はエアスピネルで間違いなし
前走京都金杯では久々のマイル戦もあっさりと対応してましたからね
 

東京新聞杯2017の出走予定馬と血統表


 

東京新聞杯2017出走予定馬は14頭(全馬出走可能になっております)
 

東京新聞杯の血統傾向


 
主力となるのはディープインパクト産駒を含めたサンデー系種牡馬
ディープインパクト産駒は昨年がワンツーフィニッシュで15年は1着で14年は2着に
ディープインパクト産駒を含めたサンデー系種牡馬は過去5年3着内15頭中11頭が馬券に
 
母父では欧州ノーザンダンサー系が好相性
 
さらにテスコボーイノーザンテーストといったスピード持続力に長けた血
そして欧州ナスルーラといった血を母方に持ってる馬もよく走っております
 
あとは近3走以内までに条件戦を使ってた馬が毎年のように馬券に絡んでくるのも特徴
比較的鮮度も活きやすいレースなのかもしれません
 

東京新聞杯2017有力馬の考察


 
エアスピネルの父はキングカメハメハで非サンデー系種牡馬
11年と12年に産駒がそれぞれ2着しておりここへの適性は悪くないでしょうか
そしてサンデーサイレンス×ノーザンテースト×Well Decoratedと
重ねられた母方はスピード持続力に富む血統構成
ただ前走でカードを(久々のマイル戦に古馬初マイル重賞)切ってしまってるだけに鮮度はイマイチ
 
ヤングマンパワーも非サンデー系種牡馬のスニッツェルを父に持つ馬
血統構成は15年3着馬フルーキーとかなり近い構成
そのフルーキーは1番人気でのものだったので期待値的には薄くは感じられます
ただ前走が楽→苦だった分だけここはかなり楽に感じる可能性はあるでしょう
 
ブラックスピネルの父はタニノギムレットでこちらも非サンデー系種牡馬
タニノギムレット産駒ですがスマイルジャックとアブソリュートがこのレースを勝ってます
前走2着だった京都金杯は短縮に内枠でさらに馬体も絞ってとかなり走れる条件が揃ってたかと
となればここはやや疑いの目から入ってしまうんですが・・・
 

東京新聞杯2017出走予定馬で気になる馬


 
エアスピネル
トーキングドラム
ブラックムーン
プロディガルサン
マイネルアウラート
ロイカバード
 
この6頭の中で最も注目してるのがプロディガルサンで次点がエアスピネル
 
プロディガルサンの父はディープインパクト
前走菊花賞からの大幅短縮になりますが実はディープインパクト産駒の大幅短縮の数字は抜群
3代母は80年代後半欧州最強マイラーと言われたMiesque
Storm Cat×Mr. Prospectorの母方はスピードもあるでしょうから初マイル重賞は魅力