今週日曜中京競馬メインレースは東海ステークス2018

東海ステークスは1800mで行われるダート重賞でありまして
1着馬に来月のダートG1フェブラリーステークスの優先出走権が与えられてるレース
2013年から中京競馬場に再び舞台を移しておりますが
時期的にどうしても東京大賞典と川崎記念に挟まれてしまってるのもあってか
なかなか一線級の参戦は見られないというのが実情

だったんですが・・今年はテイエムジンソクが参戦!
昨年暮れのチャンピオンズカップで1番人気に推された馬ですから大注目ですよね
もちろん予想オッズでも一本被りに推されておりますよ
 
他にはドラゴンバローズ、ディアデルレイ、モルトベーネ、アスカノロマンらが登録
 

出走予定馬と血統表


 

これが東海ステークス2018出走予定馬20頭の3代血統表(フルゲートは16頭)

コスモカナディアン
サルサディオーネ
シンゼンレンジャー
アングライフェン
現時点ではこの4頭が除外対象馬になっております
 

レースの血統傾向


 

これは過去5年における東海ステークス1~3着馬の父と母父が分かるもの
 
14年8番人気3着マイネルバイカ(父ロージズインメイ)以外の人気以上に走って馬券になった馬

サンデー系
キングカメハメハ産駒
ミスプロ系

この3つの系統の種牡馬に偏ってました
キングカメハメハもミスプロ系ですからサンデーとミスプロの2系統の種牡馬は注目ですかね

あと過去の勝ち馬の種牡馬を見て行くと
ネオユニヴァース、アグネスデジタル、ゴールドアリュール、ホワイトマズル、マンハッタンカフェ
これだけ見るとゴリゴリのパワー種牡馬というよりは芝重賞実績もある種牡馬が1着候補

さらに細かく言うならばサンデーとミスプロ両方持つ馬がよく走ってる印象はあり
昨年は上位独占でしたしロワジャルダン・コパノリッキーも該当

あと臨戦で注目したいのが【1.1.1.5】の前走師走S組
着外5回中2頭も4着だった(その2頭いずれも2ケタ人気)ので!
「速い上がりを使ってた馬」「ハイペースを先行してた馬」このあたりが該当する馬は特に要注意
 

テイエムジンソクが走ったレースの血統傾向


 
今回圧倒的人気に推されるであろう馬がテイエムジンソク
基本的に前々で競馬する馬ですからレースの圧はかなり前に掛かりそうでありますが
実はこの馬が走った近走のレースを見ていくと馬券になった馬は共通点があったりするんです
 
17チャンピオンズカップ


17みやこS


17エルムS


17マリーンS


17大沼S


17東大路S

 
これが明らかに本格化した昨年の東大路S以降におけるテイエムジンソクが走った時の1~3着馬の血統
 

最も目立つのはデピュティミニスターの血をよく相手に連れてきているという事でしょう
デピュティミニスターとはフレンチデピュティが代表産駒であるように米国型ノーザンダンサー系
キングズガード(シニスターミニスター)
ロンドンタウン(カネヒキリ)
ヒロブレイブ(カジノドライヴ)
これらの父もデピュティミニスター内包種牡馬であるのでよっぽど相性が良いという事

まあデピュティミニスターの血自体多いですしダートでも普通に強い血でもあるんですがね・・
それでもこれだけ馬券になってるんですから注目しておいて損はない筈

テイエムジンソク自身も父クロフネがデピュティミニスターの血をひいてますから

あとはサンデーのパワータイプの種牡馬もちょこちょこと馬券に絡んで来てるようです

アスカノロマン
アポロケンタッキー
クインズサターン
スリータイタン
タガノエスプレッソ
モルトベーネ

出走予定馬のこの6頭なんかは上で挙げた血を持ってるので頭の片隅には入れておこうかなと

テイエムジンソクが支配するレースではこんな血統馬が結果を出しやすくなる
こんな考え方もありなのかもしれませんよ