6月28日(日)阪神競馬場で行われる
宝塚記念2020の予想です



【予想印と買い目】

グローリーヴェイズ
○レッドジェニアル
▲キセキ
△ワグネリアン
△ブラストワンピース
×サートゥルナーリア
×ダンビュライト

買い目は
◎の単
◎ー○▲△△の馬連
◎ー○▲のワイド
○ー▲△△のワイド
◎ー○▲△△ー○▲△△××の3連複


変更有るかもしれませんが…
◎からを本線にしながら
○から上位印の馬へのワイドも



以下・・各馬の見解をつけておきますので
興味ある人はどうぞ~



Mの法則のラジオ「Mラジ」宝塚記念回
ここにゲスト予想家として出演してます
Mの法則ではなく血統予想なのに
いつも呼んでいただき有難い限りです
日曜朝~昼ぐらいに更新されると思いますので



《本日のサクッと予想》

お休みしますm(__)m



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嬉しいので宜しくお願い致します(^^;







☝にて週中全頭血統分析付きで考察やりました
予想で触れられなかった馬と
詳細なレースの入り口の考えはこちらで


なにはともあれ気になるのは天気
梅雨前線の動きは読み難いとは言え
予報を見ればある程度の道悪馬場を想定
普通の馬場でも湿るとタフな方向性
これはもちろんではあるんですがね
そしてこの阪神開催は例年とは違って
宝塚記念後の7月にもう1開催連続開催
開催前にエアレーション作業が施された馬場は
基本的にソフト仕上げ


良好な馬場状態で踏み固められていくと
鳴尾記念後の日曜そして先週の土日と
ある程度時計が速くなりやすい印象はあります
今週からA→Bコースに替わりますが
やはり馬場が湿ってしまうと
基本ソフト仕上げにしてる印象の中で
単純にタフさが求められるはず


このあたりの詳細は☝の考察内
ここに書いてあるので割愛


タフだった鳴尾記念.マーメイドS
この2重賞の結果を基にして
予想を組み立てました



◎グローリーヴェイズ
ディープ×スウェプトオーヴァーボード配合
字面だけなら体力=スタミナどうだろうなと
ただスウェプトオーヴァーボードは
父として急坂中山.洋芝と
割とパワーや体力が要求されるところで好傾向
その父であるエンドスウィープは
スイープトウショウ.アドマイヤムーン
2頭の宝塚記念を出してる父でもあり
母方の奥は欧州で下支えされてるし
メジロ牝系でもあるので
字面以上に体力=スタミナがある可能性
ラヴズオンリーユー
センテリュオ
鳴尾記念.マーメイドSで2着した同じ父ディープ
この2頭は母方が米国スピード志向
その2頭よりは同馬のほうが
母方のタフさは間違いなく上であろうし
そこから同じ内回りで+200m舞台
非常にマッチしそうであるかなと
18年2着のワーザーが香港G1馬
香港=宝塚という考え方としても
前走香港ヴァーズ圧勝も追い風になる
欧州さが必要だった京都大賞典では完敗も
ステゴが2.3着した日経新春杯では勝ってる
この2つはプラスマイナスゼロでいいかと
しかも伸びしろを残してる率が高そうな
ディープに非ノーザンの組み合わせ
初G1が香港という異質のディープでもあり
そういえば自身と産駒がこのレースで実績残す
ステイゴールドも初G1が香港でした
菊花賞▲天皇賞春◎とずっと評価してきた馬
その天皇賞春が19年2着
19年3着のパフォーマプロミスが鳴尾記念V
19年1着フィエールマンの母母父
これと同じ血を母母母父に持ってたサマーセント
これがマーメイドSV
19年天皇賞春の結果が肝であれば尚更!
上位人気馬で唯一国内G1未勝利馬
その母母父がメジロライアンって
「もうここしかない!」感が半端ないんです!


○レッドジェニアル
キンカメ×マンカフェ配合に母母母父シーホーク
前走鳴尾記念1着馬がステゴ×母父ロベルト系
それと一緒に走れたということは
血統的にはタフなところがいいのか?
超高速ダービー
欧州相当重要菊花賞
米国不足大阪杯
結局この3つのG1は
配合的に向かなかったかもしれない
しかもそれらで大きくは負けてないんですよ
母父マンカフェで非根幹向き!?
そう考えれば余計に酌量の余地もあっていい
やや遠目ですが近親にはオースミハルカ
母父マンカフェにオースミハルカ…
2200mで物凄く手を出したくなる
体力が問われることを考えたら
この舞台は過去のG1の中では
ひょっとしたら最も向く可能性があるか
掲示板は十分あってもいいというジャッジ
いや!それ以上も期待したくなる


▲キセキ
非ノーザンファームのルーラーシップ産駒
イブキ.サンリヴァル.エイシンクリック.グランレイ
重賞好走馬はこの4頭とこの馬
顔ぶれだけなら明らかに
ノーザンファーム馬より体力寄りの印象
従って父単体だけで評価出来る馬
そんな体力をディープ&ロンドンブリッジ
このスピードある母系がうまく支えている
ドクターデヴィアスにダンチヒもひっくるめれば
母方はバランス取れた配合
曾祖母がオールフォーロンドンでこの牝系は
延長適性が抜群という特徴が以前ありました
しかしそれは同馬自身が短縮で結果をだしてから
牝系に大きな影響を与えたか?
これは定かではないものの
現状では適性は逆転して断然短縮臨戦でこそ
昨年大阪杯以来となる久々の短縮臨戦
前走春天はスタートもちゃんと出て
コントロールもある程度マシな部類でしたが
その難しさを相殺出来るという意味でも
今回の短縮臨戦は楽しみでしかない
その春天でスタート後1角まで少し辛抱
この経験をさせたことが短縮で活かせれば


△ワグネリアン
ディープ×キングカメハメハ配合
祖母がブロードアピールで
Broad Brush.インテント系.ボールドルーラー系
スピードの持続力&パワーに優れた母系
ですが…前走大阪杯は上位4頭に比べると
母父の米国要素で負けた
ということは最早母父キンカメが前面に出てる
つまりキンカメの万能さと欧州要素
これが出てる分だけ弾き切れなかったかも
エンジンの掛かりも遅くなってる感もあるので


△ブラストワンピース
ハービンジャー×キンカメなんで
感じる供給としては欧州的要素が強そう
そのハービンジャーは
マーメイドS勝ち馬サマーセントも同じ父
母母母父El Gran Senorも欧州ですし
だからここは期待したくなる血統構成
2走前AJCCは重い馬場で
まさにその欧州さが活きたと思える結果
そこからの前走大阪杯
欧州さが活きる馬場→米国さが求められた舞台
現状重賞では短縮臨戦でこその父とは言え
完全に逆ベクトルだった気がします
しかも昨年と同じように外々を回ってしまい
全くノーチャンスでした
■前走(苦)からのギャップが欲しいタイプ
■○×.×○を体現する馬で所詮ダンチヒ
そうなると今回は非常に期待がもてるタイミング
ただ気になるのは能力的に下降線の可能性と
基本的に短縮のほうがいい馬
このあたりにはなると思いますが
前走よりははるかに良い条件ではないかなと


×サートゥルナーリア
ロードカナロアの現3歳世代は
繁殖牝馬の質によりけりかもしれませんが
全体的にスピードというよりも
距離を延ばしていい=体力が備わっている
そんな馬が増えてきた印象はあり
そういった内在するものが見えてきた中で
同馬は体力勝負=欧州志向の馬
これがこぞって上位に来た有馬記念で2着
母父スペシャルウィークが
マルゼンスキーにセントクレスピン内包
その奥がサドラー~Habitat~Le Fabuleux
母方は非常に欧州色が濃さが目立つ
この影響も多分に受けてるんだろうなと
だからここも向いてる部類になると思います
少し引っ掛かるのはカナロアのアップ戦での挑み
ホープフルSでアップ戦をこなしてますが2歳限定
前走金鯱賞は厳しく流れた有馬から短縮
そして緩緩の楽な流れになって
ポジションを前目に取れば楽しかなかった感じ
しかもロードカナロアが◎のダウン戦でのもの
この馬は産駒の枠を超えたA級馬とすれば
アップは特に問題ないんでしょうが
短縮と延長の違いはあれど
神戸新聞杯→秋天の臨戦に近いかもしれないなと


×ダンビュライト
父ルーラーシップはトニービン内包
ノーザンファーム馬でありますが
体力寄りのはずで父単体だけで評価出来る馬
母父はサンデーですが
その奥のRiverman×Ribotが欧州配合
クリソライト.クリソベリル.アロンダイト
ダートG1馬がズラリと並ぶ牝系には
当レース勝ち馬マリアライトの名も
キャサリーンパーの牝系は体力優勢であります
前走天皇賞春は明らかにスピード不足
近年秋華賞までを含めた2週目までは
(エアレーション等の馬場弄りの影響からか?)
欧州血統が非常に幅を利かせる傾向
そこで京都大賞典2着
そしてタフだった京都記念1着
舞台設定的には前走より絶対今回である
(なるほど…18年◎打ってた.笑)
中距離G1のステージだと
タフであっても良馬場なら他馬比較からしても
スピード負けしてしまうように思えますが
馬場が湿るなら期待してみたい


お気づきの方がおられるかも!?
実は◎からの相手は全てキングマンボ持ち
キングマンボの万能さと欧州要素
馬場を考えたら
こっちのベクトルに張りたくなったので!


ここからの2頭は大阪杯との出し入れ
これで評価を下げました
大阪杯はBコース施行
Aコースと比べてBコースの阪神2000mは
瞬発力が効き難く持続力やパワーが問われがち
(参考記事はこちら)
実際1-4着馬が母父米国血統
母方も米国色が濃い馬で独占という結果
となると…ここはベクトルが逆の気が
持続力やパワー=タフという意味では
悪くないんでしょうが
体力=欧州この供給が母方からだと
どうしても薄いような気がするのでね
逆にここで負けたキングマンボの血を持つ馬
その評価を上げたということになります


クロノジェネシス
父バゴは欧州型種牡馬で体力十分
「徐々にバゴの重厚さが顔を覗かせてきた」
と走りからして感じブログでも書いてきました
そこからの例年欧州色が効きやすい
秋華賞で前傾ラップで勝利
その後緩く流れた延長のエリ女を落とし
重馬場だった京都記念を圧勝
あ~なるほど納得と思えたこの3走でした
そして前走大阪杯
母父クロフネは米国型でパワー有って
その奥の支えがサンデー×ミスプロ
母方はやや馬力<スピード寄りな感じで
そこからだと向いてる質だったとは思いますが
バゴがそれを大きく包み込んでる
そう感じてたので評価しなかったところ
最後切れ負けしましたが
大外からスタート決めてポジション取って好走
結局これが最後まで気になってしまった
勿論これが単純に充実ぶりを示す結果
そうであるなら仕方なしというスタンス
短縮で+2.4秒の後傾ラップは楽だった大阪杯
そこからならキツさを覚えるかもしれないので


ラッキーライラック
4-6月開催東京重賞で活躍した
オルフェーヴル産駒でありますが
元来重賞での急坂特性が高いのが特徴的
しかも馬場が悪くなるに連れて
成績UPするという特徴があるのもオルフェ
この充実ぶりととことん道悪なら
好走の可能性は否定し辛くはなりますが…
母父Flower Alleyはフォーティナイナー系
その奥がボールドルーラーにアリダー
母父に欧州要素がちょろっと入ってますが
パワーとスピード持続力に長けた米国配合母方
前走大阪杯は60.4-58.0の前後半5Fに上がり34.2
上がりが速くなったんですが
先行馬と逃げた馬での決着
まさしく阪神2000mBコースらしい決着
1-4着馬の母父が米国型
その下に欧米要素の母父キンカメがずらっと
その時に重要だと思えた
米国のパワー&スピードの支え
そして上級クラスの阪神2000mBコース
血統的に大阪杯は100向いた印象
母父Flower Alleyの弟が
トーセンラー.スピルバーグ
牝系にはアエロリット.ミッキーアイル
少し遠いですがハーツクライの名も
割と息長く一線級で活躍する馬が多い一族からか
ワンランク上がった感はありますが
ここ体力=スタミナ=欧州が問われる場面
同じ急坂でも走れるかどうか!?
18年2着のワーザーが香港G1馬
香港=宝塚という考え方としても
グローリーヴェイズに香港で離されたのはなあと