今週土曜中京競馬メインレースはファルコンステークス2018
ファルコンステークスは芝1400mで行われる3歳馬限定重賞でありまして
2012年の中京競馬場リニューアルに伴いこの時期そしてこの距離に落ち着きました
このレースの見つめる先はNHKマイルカップになると思うんですが
過去5年の3着内馬でNHKマイルカップを好走したのは
13年1着のインパルスヒーローと昨年2着のボンセルヴィーソ
今年もここから好走馬が出て来るのでしょうか!?
あとこのレースはとにかく波乱傾向でありまして
1番人気で馬券になったのは14年1着タガノグランパのみ
12年~15年の間は毎年2ケタ人気馬が1頭づつ馬券に絡み
一昨年も9番人気シゲルノコギリザメが3着に入り昨年も3連複万馬券
今年も一波乱を前提として予想してみるというのもありかもしれませんよ~
主な出走馬はダノンスマッシュ、テンクウ、フロンティア、アサクサゲンキ、アンブロジオらが登録
出走予定馬と血統表
これがファルコンステークス2018出走予定馬19頭の3代血統表(フルゲートは18頭)
アシャカデッシュ
エールショー
クリノイダテン
ドラグーンシチー
トロワゼトワル
ヤマニンルネッタ
これら1勝馬の6頭が残り5頭の出走枠を巡って抽選対象になっております
レースの血統傾向
これは過去6年におけるファルコンステークス1~3着馬の父と母父が分かるもの
13.14.17年が良馬場
12.15.16年が湿った馬場
当日湿った時はその時に考えればいいとしてまずは良馬場時の傾向を見て行きます
17年3番人気1着 コウソクストレート(アドマイヤコジーン×ゴールデンフェザント)
14年3番人気2着 サトノルパン(母母父テスコボーイ)
14年11番人気3着 アルマエルナト(With Approval×Master Derby)
これら人気より着順が上だった馬は母方にナスルーラの血を持ってました
ナスルーラは総じてスピード持続力に長けた印象(トニービンなんかはこれに欧州のタフさも加味)
最後の直線も割としっかり距離がある分だけこの血が活きる傾向なのかも?
これは人気のボンセルヴィーソやタガノグランパも持ってましたし
湿った馬場になってもよく来てる血であるのでこれは馬場不問で最注目でしょう
あとはダンチヒの血にノーザンダンサー系種牡馬も結果を出しております
現時点で注目してる馬
パッと見だと父ヨハネスブルグがノーザンダンサー系種牡馬で
母父アグネスタキオンは芝重賞では間隔開けての臨戦が好傾向に加えボールドルーラー内包
母母父Slew o'Goldがボールドルーラー系で母方にナスルーラを持つテンクウ
この馬がええなあと思ったんですが・・如何せん前走が楽すぎてどうなんだろうかと
ダウン戦に多頭数→少頭数で超スローの競馬でしたから
今回は前走とは全て逆の条件になりそうで前走との比較で苦に感じる場面か
ならばこの馬はどうか!?→トロワゼトワル
父は重賞でかなり苦戦してる傾向ですが
先週のフィリーズレビューでも同じ父を持つ馬で割と見所のある馬も居たので
この距離ならまだまだ可能性は感じさせてはくれます
このレースで相性良いストームキャットを内包してますしねこの父は
そして母父が欧州ナスルーラ内包で母母父がグレイソヴリン系でナスルーラ
前走は2走前と同距離でしたが道中ペースが2走前より厳しくなったのに追い込み→先行の位置取り
ダウン戦でしたが結構レース自体はきつく感じたかもしれないので
普通にここから短縮で差しの位置取りが掛かればといった所