稀に的中?3代血統で重賞予想

血統(3代)にとことん拘りながらという競馬予想ブログ

タグ:ロードカナロア

 
今週末は札幌と小倉で2歳重賞が行われます
それの参考になるかはさておき。。

今年の2歳戦はここまでどんな種牡馬が走ってるのか?
といったあたりを少しだけ掘り下げて見て行けたらなあと思います
 

今年の2歳種牡馬成績(ベスト25)


 

この表は先週までの今年の2歳戦における種牡馬成績

ここから気になる種牡馬をピックアップして見て行きましょう
 

ディープインパクト


 
さすがディープ!!ここまで走ってますね~



世代別で同時期比較しても今年のディープは仕上がり早め!?
勝ち切ってますし、1番人気だと【9.3.1.3】勝率56.3% 連対率75% 複勝率81.3%
 

ロードカナロア


 
昨年2歳戦で猛威を振るったロードカナロア



今年は複勝率が昨年よりやや落ちる感じ
1700m以上で【0.0.0.9】
 

ジャスタウェイ


 
新種牡馬!ここまで単複回収率100超えで好調な滑り出し

外回り=長い直線コースで苦戦傾向→中山で狙い目か?東京でどんな競馬をするか?
延長得意なハーツクライの血を引くものの【1.1.2.1】とここまでは短縮得意
まだサンプルは少ないですがこんな感じ
 

ヴィクトワールピサ


 
今週の札幌2歳Sにも有力馬を送り出すヴィクトワールピサ



世代別で同時期比較すると今世代はめちゃくちゃ走ってますね!
ノーザンファーム【4.2.1.2】社台ファーム【1.0.2.2】
過去の世代と比べると生産者がノウハウを掴んだかと思えるんですが
 

ブラックタイド


 
キタサンブラックで有名になったブラックタイド



何じゃこれは!!今世代がこれで飛び抜けて走ってるのが分かりますね
ノーザンファーム【4.1.1.0】社台ファーム【0.0.2.0】
他の生産者も走ってるんですが過去の世代で目立ってなかった有力生産者が好調
これもヴィクトワールピサと同じで生産者がノウハウを掴んだか!?
 

ダイワメジャー


 
勝率こそ例年と変わらないものの
連対率&複勝率は近年ではトップの数字
 

スウェプトオーヴァーボード


 


近年では久々に好調なのがスウェプトオーヴァーボード
中山&阪神開催までは注意してもいいか!?
 

ダンカーク


 
新種牡馬!完全米国型のミスプロ系

昨年まで4頭がマル外と持ち込みで走っていて3頭が勝ち上がり
新馬で2頭が勝ち上がり2頭が2着
個人的にはかなり注目してたんですが・・・
ここまでダートで【0.0.0.9】
 

目立たない所で注目してる種牡馬は?


 
エスポワールシチー

今世代ここまでダート戦で【2.0.1.1】新馬戦で【2.0.1.0】
その新馬戦3頭の人気は4.2.8番人気
昨年の同時期は【1.0.1.6】だったのでちょっと今年は楽しみであり
 
 

 
5月26日(土)京都競馬場で行われる葵ステークス2018の予想です

葵ステークスは芝1200mで行われる3歳馬限定の重賞でありまして
今年から新設重賞としてこれまでのOPから昇格となったレース
3歳スプリント路線の拡充を図るというのが理由だそうです

出走してくれば人気が予想されたアンフィトリテは回避でモズスーパーフレアが除外
こうなると出走馬唯一の重賞勝ち馬(小倉2歳ステークス)であるアサクサゲンキ
この馬が1番人気に推される事でしょう

アサクサゲンキに加えて
タイセイプライド、オジョーノキセキ、アンヴァル、ラブカンプーあたりで上位人気を形成

そんな葵ステークス2018の発走時刻は15:35になっております
 
 
※ちょっとしたアンケートを取りたいのでご協力の程お願い致します
(夏場に向けての参考にしたいので)

 

レースの見解はこう考えました


 

これは過去8年における葵ステークス1~3着馬の父と母父が分かるもの
 
 
好走が目立つのは母方にパワー&スピードのノーザンダンサー系の血を持つ馬

ダンチヒ
ヴァイスリージェント
ストームキャット
このあたりの血になりますね

但しいずれもOPのものなので重賞に格上げされてどこまで傾向が引き継がれるか!?
 
 
これだけでは心許ないのでもう一つデータを拾ってみようかと


これは京都1200m良馬場での2.3歳限定且つ500万条件より上の母父系統別成績(15年以降)

米国型ノーザンダンサー系
ヘイロー系
ロベルト系

この3系統が好調→やっぱりパワー寄りの母父というのがこの条件では注目かもしれない

種牡馬もざっくりではありますが上の条件だと
●サンデー系はまずまず
●ノーザンダンサー系が好調でミスプロ系がやや不振
●ナスルーラ系は3着まで
 

葵ステークス2018の予想


 
◎はアンヴァルにしました
父はロードカナロアでまだ重賞実績馬はアーモンドアイとステルヴィオの2頭のみで少な目
というのも基本的にアップ臨戦での重賞では苦戦傾向にあるんです
そんな中でこの馬は2走前フィリーズレビューがアップ戦で延長臨戦
そこで控えて内の間を割るという競馬で見せ場アリの4着・・これが能力の証明として良し
今回はG1桜花賞からのがっつりダウン戦になるので面白いかなと
母父フレンチデピュティはパワー&スピードの米国型ノーザンダンサー系
この母父は15年以降京都1200m良馬場での2.3歳限定且つ500万条件より上で【2.0.1.2】
馬券になった3頭はいずれも異なる馬ですから向いてる可能性は大いに
 
 
○はトゥラヴェスーラ
父はサンデー系種牡馬で短距離重賞とは縁遠い印象ですが
近親にスプリントG1勝ち馬が居る血筋でこの血が前面に出てるかのような近2走の競馬
母父の系統も15年以降京都1200m良馬場での2.3歳限定且つ500万条件より上で悪くない
一発あってもいいのかなって思ってます
 
 
▲はアサクサゲンキ
父Stormy Atlanticはストームキャット系でパワー&スピードの米国ノーザンダンサー系種牡馬
母父Dixieland Bandは米国で活躍した馬でノーザンダンサー系
小倉2歳Sを勝った後に延長でスローの上がり勝負になった京王杯2歳Sでも3着と好走
さすがに朝日杯FSは10着と負けましたが2着ステルヴィオからは0.9差
ダノンプレミアムは強過ぎたので別格としても完全苦の所で1秒も崩れなかったのは評価に値する物
前走ファルコンSもダウン戦できっちり走りましたし間隔を開けての臨戦も好感
この馬より期待出来そうな馬が2頭居た分だけこの評価に
 
 
オジョーノキセキは父キンシャサノキセキがサンデー系種牡馬
この父を考えればこの時期の1200m重賞は持ってこいのような気もしますし
近親にスプリントG1勝ち馬ローレルゲレイロが居る血筋
2走前が最内を抜けて勝った後の前走OPのマーガレットSで2着
まとまってる馬でアップ戦でもやれそうであるなら押さえておくべきかと
 
 
セイウンクールガイの父はヨハネスブルグで米国型ノーザンダンサー系
母キョウワハピネスは1200m時代のファルコンSでアッと言わせた馬(1着)
芝の走り自体悪くない馬ですしダ→芝替わりで全く人気ないなら楽しみ
 

予想印と買い目


 
アンヴァル
○トゥラヴェスーラ
▲アサクサゲンキ
△オジョーノキセキ
△セイウンクールガイ

買い目は
◎の単
○の単
◎ー○▲△△の馬連
◎ー○のワイド
 
 

 
4月14日(土)阪神競馬場で行われるアーリントンカップ2018の予想です

アーリントンカップは芝1600mで行われる3歳限定の重賞
春の阪神開幕週を飾るレースとして定着してましたが今年から最終週へと移設
それに伴ってNHKマイルカップのトライアル競争となり3着までの馬に優先出走権が付与されます

昨年2着レッドアンシェルが4着
一昨年1着レインボーラインが3着、一昨年2着ダンツプリウスが4着
そして14年1着ミッキーアイルが優勝
割とNHKマイルカップと繋がりがあった面もあるので
時期が変わりトライアルになった事でよりここから本番に繋がってくるのか!?
初年度の結果が非常に気になるところではあります

上位人気でありますが
朝日杯フューチュリティステークスで3着とあと一歩G1に届かなかったタワーオブロンドン
そしてインディチャンプとパクスアメリカーナが争う形になるでしょうか??
 
以下、エアアルマス、レッドヴェイロン、ダノンスマッシュ、ラセットという人気順に

そんなアーリントンカップ2018の発走時刻は15:30になっております
 

レースの見解はこう考えました


 

これは過去10年におけるアーリントンカップ1~3着馬の父と母父が分かるもの

時期が開幕週→最終週になったのに伴い傾向も当然変わってくる可能性はあるでしょうが・・
距離自体は同じなのでひとまずこれまでのレースを参考に組み立てるしかないかなと
あとは臨機応変にって感じですね

ダンチヒ系(ハービンジャー、スニッツェル)
マツリダゴッホ
ダイワメジャー
過去5年だと複数馬券になってるのはこのあたり

マツリダゴッホとダイワメジャーはサンデー系
マツリダゴッホはボールドルーラー内包でダイワメジャーはノーザンテースト内包
ハーツクライやステイゴールドといったサンデー系でもスタミナ型が馬券になってますが
サンデー系ならスピード型のほうが優勢か

ダンチヒ系はノーザンダンサー系でスピードとパワー型
この系統は母方に入っても馬券になってますし
ストームキャット・ヴァイスリージェントといった同じスピード&パワー特化のノーザンダンサー系
この系統も馬券になってるので要注目
 

アーリントンカップ2018の予想


 
◎はダノンスマッシュにしました
父はロードカナロアで丁度先週同じ阪神1600m重賞である桜花賞で産駒のアーモンドアイがV
このようにロードカナロアは阪神コースの成績がここまで抜群
ここまで産駒で重賞で馬券になったのはそのアーモンドアイとステルヴィオのみ
結構アップ戦で苦戦してる傾向があります
そしてロードカナロア産駒は芝レースでは外枠のほうが期待値含め数字が高い傾向
つまりこれはLっぽい=淡白な産駒傾向なのかなと
前走はダウン戦でタイミングかな?とも思いましたが馬込みから最後内を突きました
そして2走前の朝日杯FSでも同じような競馬
Lっぽいのならこの競馬スタイルは合わないとも思うので敗戦も仕方なし
今回は頭数も減って大外枠ならLっぽさが十分生かせるレースが出来そうと判断
もみじSや未勝利戦のように外を回す競馬でいいんじゃないですかね
ロードカナロアはストームキャット内包で母父Hard Spunはダンチヒ系
母母父Kris S.はロベルト系でレッドアンシェルとダンツプリウスがロベルトの血を持ち
人気より着順が上で穴を開けてますし血統構成的にも良さそうなんで
 
 
○はエアアルマス
血統配合だけ見れば完全にダート血統
ただ母系にAngelic Song~Balladeが入っていて
近親に芝重賞で活躍したダノンバラードやスーパームーンが居る血筋
従って芝で走れる下地はあっての近走の走りっぷりではないかと
父も父母父もスピード型で前走の時計&内容も優秀だったように感じたので
 
 
▲はラセット
父モンテロッソはスピードもあって且つ欧州色もあるという種牡馬
そして特筆すべきなのが産駒の内枠(1.2.3枠)での成績
ですからこの外枠は痛恨に尽きるんですが・・
産駒は延長臨戦がからっきしダメな中で前走がその延長臨戦で好走
(これ自体産駒初の延長での好走)
逆にこれは走り難そうな所で走ったので評価してもいいでしょう
母父アグネスタキオンは芝重賞では間隔開けての臨戦の成績が良い傾向の中で10週という間隔は○
タイミング的には悪くないはずなんで思い切って内突きあれば一発も?
 
 
パクスアメリカーナは湿った馬場&大外枠だった過去2戦とは全く逆の競馬になりそう
今回は良馬場で最内枠ですからね・・人気とのバランスを考えると未知だけに
 
 
インディチャンプは延長だった前走毎日杯でも後ろからの競馬
血統的にはイケそうな感じもその時は馬群に突っ込まず徐々に外目に持ち出す安全策の競馬
今回は短縮で再度内枠なら遅刻する可能性も
 
 
タワーオブロンドンはききょうSもクローバー賞も大外枠で外を回して
京王杯2歳Sはスローで最内でも頭数が少なかった分だけ直線うまく外に出してと
さほど苦の競馬の経験とは言えないレースを走った後に
多頭数の内枠でどうなることやらと思えた前走朝日杯FSが意外と頑張っての3着かと
終始馬群の中で辛抱して最後は内を突いてと伸びは欠きましたがまとめた点は評価
ただこの厩舎の重賞での間隔開けての臨戦が買いたくない臨戦(笑)
 
 
という訳で人気馬がやや怪しくも感じるので
このあたりは当日考えるとしてここは印的には落としておきましょうか
 
 
そして父ロジユニヴァースがサンデー×ダンチヒの△ピースユニヴァースを入れておきます
 

予想印と買い目


 
ダノンスマッシュ
○エアアルマス
▲ラセット
△ピースユニヴァース

買い目は
◎の単
◎ー○▲△の馬連&ワイド
 
 

 
今週日曜阪神競馬メインレースは朝日杯フューチュリティステークス2017
 
 
朝日杯FSこと朝日杯フューチュリティステークスは芝1600mで行われる2歳馬によるG1レース
7週連続G1シリーズの第6戦という事になりますね

今年からホープフルステークスがG1に格上げされてるので
ここが2歳馬のNO.1決定戦という訳にはいかなくなりました
従ってメンバー的に手薄になるかな?と思いましたが重賞勝ち馬5頭が登録

その中でも前走が重賞でそこを勝ってきた馬
タワーオブロンドン(京王杯2歳ステークス)
ダノンプレミアム(サウジアラビアロイヤルカップ)
この2頭が人気の中心になりそうな想定オッズとなっておりますね
 
今年の主な登録馬はそのタワーオブロンドン、ダノンプレミアム以外に
カシアス、アサクサゲンキ、フロンティア、ステルヴィオ、ダノンスマッシュらが登録
 

出走予定馬と血統表


 


朝日杯フューチュリティステークス2017出走予定馬は18頭(全馬出走可能になっております)
 

レースの血統傾向


 

これは過去3年における朝日杯フューチュリティステークス1~3着馬の父と母父が分かるもの
(過去3年としたのは阪神施行後という事で)
 
 
3年間で2勝してるのがディープインパクト産駒
 

これはディープインパクト産駒の年度別芝重賞成績
結構これ気付いてる人はいると思うんですが今年はこれまでと比べて大きく成績がダウン


そこでこれがディープインパクト産駒2歳馬の年度別芝重賞成績
複勝率ベースでいうなら今年はそこまで悪くない
ただ勝率・連対率でいうなら過去3年よりは劣るという感じ
過去の傾向と現状の傾向を天秤に掛けてどう判断するか?でしょうかディープ産駒に関しては

◆父か母父にダンチヒ系またはヴァイスリージェント系
◆3代内にナスルーラ系の血
あとポイントを挙げるとすればこの2つ

ダンチヒにヴァイスリージェントですからスピードとパワーに長けたノーザンダンサー系の血
ナスルーラ系もスピード持続力に長けた血
欧州血統よりはスピード血統のほうに優位性が感じられるレース傾向

サトノアレス
シャドウアプローチ
アルマワイオリ
クラリティスカイ
これらが父か母父にダンチヒ系またはヴァイスリージェント系を持ち馬券になった馬

サトノアレス
モンドキャンノ
ボンセルヴィーソ
シャドウアプローチ
ダノンプラチナ
アルマワイオリ
これらが3代内にナスルーラ系を持ち馬券になった馬
 

ロードカナロアの産駒傾向って何か特徴ある?


 
ステルヴィオ(コスモス賞1着、サウジアラビアロイヤルカップ2着)
ダノンスマッシュ(もみじステークス)

今年の朝日杯フューチュリティステークスはこの2頭が人気になりそう(想定3.4番人気)
その2頭の共通点はロードカナロアを父に持つという事
まだまだデータが少ない新種牡馬のロードカナロアですが
それでもいくつか面白い傾向はあるのでそれをここで紹介しておくことにします
平場でも役に立つ可能性があるかもしれませんし
 
 

これは芝レースにおける枠番別成績


これは芝レースにおけるクラス別成績


これは芝レースにおける距離別成績


これは芝レースにおける生産者別成績

これをまとめると
◎外枠(7.8枠)の成績が抜群!逆に内枠はイマイチな印象
◎クラスアップで頑張ってるものの重賞になると壁を感じさせるか
◎1800m・2000mになると勝ち切れなくなる。やはり距離は1600mまでがベストっぽい
◎ノーザンファーム馬も悪くないがケイアイファーム馬が抜群すぎ!

こんな感じになるでしょうか
サンプルが少ない中で目立つところをpickupしておきましたので参考にどうぞ
 
 

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