今週日曜京都競馬メインレースは日経新春杯2018
日経新春杯は古馬中長距離路線のこの時期における伝統的なレース
ハンデキャップ戦で京都2400m外回りで行われる重賞
そんな日経新春杯で有名なのが「テンポイントの悲劇」でしょうか?
さすがにリアルタイムでは見てませんがVTRで何度も見たレースでもあります
どんなレースでもそうですがまずは全馬無事に走り切ってほしいですね
実はこのレースは昨年まで5年連続で4歳馬が勝利中
今年の4歳馬で登録してきたのは牝馬であるリカビトスのみ
さすがにこの流れも今年でストップになりそうですが果たして!?
今年の主な登録馬は昨年勝ち馬ミッキーロケット(トップハンデとなる57.5㎏)の他に
ヒットザターゲット、モンドインテロ、ソールインパクト、パフォーマプロミスらが登録
出走予定馬と血統表
これが日経新春杯2018出走予定馬13頭の3代血統表(全馬出走可能になっております)
レースの血統傾向
これは過去10年における日経新春杯1~3着馬の父と母父が分かるもの
キングカメハメハ産駒が過去10年で4勝
11年3着ローズキングダムを含めて1.2番人気で【4.0.1.0】と人気で抜群の安定感
そのキングカメハメハと共に複数馬券になってるゴールドアリュール産駒がヌレイエフを内包
この血は当レースで注目の血でしょうね
ミッキーロケット、シュヴァルグラン、トゥザグローリーは母方にヌレイエフを持ってましたし
そしてもう一つ注目すべき血がグレイソヴリン
昨年こそ馬券にならなかったですが(それでもミッキーロケットの母父がグレイソヴリン内包)
16年3頭、15年2頭、14年2頭、13年1頭と近年では毎年確実に馬券になっているので
あとは母方では欧州血統(特にノーザンダンサー系)を持つ馬の活躍が目立つのと
意外とダート勝利実績のある馬が馬券になったりしてるのも特徴的
(父を見てもゴールドアリュールやアドマイヤドン等が走ってますからね)
データ的には近3走以内に条件戦を使ってる馬がちょこちょこと馬券に絡んでくる傾向
冬場のハンデ重賞なんで実績馬がなかなか出走してこないのに加えて
ハンデが軽くなりやすいという側面もこれに関してはありそうですが
鮮度もある程度は大事なファクターになるかもしれません
昨年の1・3着馬は今年も走れるんでしょうか!?
ミッキーロケット
モンドインテロ
昨年の1.3着馬が揃って登録しており当然ながら今年も上位人気に支持される事は必至
とりあえずこの2頭を見てみたいと思います
ミッキーロケットの成績表
神戸新聞杯こそ前走1000万からの臨戦で2着と好走しましたが
昨年の日経新春杯と中日新聞杯は前走G1からの臨戦=つまりダウン戦で好走
G1ではなかなか壁が厚いですが相手が弱くなるときっちりと反応はしてますよね
今回はG3→G2の形的にはアップ戦にはなるんですが頭数も少なく相手には恵まれそう
ただ昨年はキングカメハメハ得意の間隔を開けての臨戦でしたが今年は5週という間隔がどうか?
モンドインテロの成績表
この馬はディープインパクトのくせに典型的なダウン戦ホース
目黒記念G2→札幌日経OPで2年連続1着し、ダイヤモンドS→メトロポリタンSもダウンで1着
逆に条件戦→重賞やOP→重賞というアップ戦では悉く足らずに負けてますね
前走チャレンジCはG2→G3のダウン戦という事あって◎で狙いましたが4着
その前の大阪杯→目黒記念も8着だったのでこれ単純に強くない(笑)
今回は相手はあまり強くないですがG3→G2の形的にはアップ戦
先週の開幕週でディープインパクト産駒は【1.2.1.12】と不振で1番人気も4頭ぶっ飛んでましたが