稀に的中?3代血統で重賞予想

血統(3代)にとことん拘りながらという競馬予想ブログ

タグ:ディープ産駒

 
今週は神戸新聞杯とオールカマーの2重賞が行われます
それぞれ競馬場は阪神競馬場と中山競馬場という事に

いきなりですがディープインパクト産駒のイメージって
「瞬発力勝負が得意=斬れる」
そんな印象ってありませんか?
従って得意な競馬場は特に東京競馬場というおぼろげな感じはあり

ただ本当にそうなのか?
ちょっと調べていくと意外な事実が浮かび上がってきたので
今回はそれを紹介してみようかと思います
 

ディープインパクト産駒芝重賞における主要4競馬場での全成績


 

この表はディープ産駒の芝重賞における主要4競馬場での全成績
 
 
中山はいわゆるディープ産駒の特徴である=斬れが活かしにくいのか!?
他の競馬場に比べるとやや落ちる傾向に

関西の京都と阪神は若干京都の方が成績は下ですね

→続く
 

17年以降


 

この表はディープ産駒の芝重賞における主要4競馬場での全成績(17年以降)
 
 
見て下さい!!
 
直近だと勝率・連対率は中山が最も良いんですよ!
これはディープ産駒にパワータイプが増えてきた証明とも言えそう

京都の勝率・連対率の落ち込みも激しいものがありますしね
 
ですからディープ=斬れという概念はひとまず捨てて
意外と中山なら特に買い!という考え方もあり!?
 
 
まあ単なる数字ですし
実際に先週のセントライト記念なんかではディープ産駒は馬券圏外でしたから(笑)
一概にはよう言いませんが。。それでも一つの指標としては参考になるかもしれません
中山は次週で秋開催は終わりますが、この先に冬開催も控えてますしね
 

今週の狙い馬とその先の狙い馬は?


 
これを踏まえて今週の狙い馬とその先の狙い馬を挙げておこうかと思います
 
 
今週の狙い馬→【神戸新聞杯】ワグネリアン【オールカマー】アルアイン

別に書く事はないです(笑)
どんな競馬をするかしっかりと見守ってみたいと思います
 
 
その先の狙い馬→【スプリンターズS】アレスバローズ

強いと思われる馬たち相手に果たして勢いだけで通用するのか?
この条件であれば初物づくしのこの馬が一発あっても不思議はないかも
 
 
 

 
今週はローズステークスとセントライト記念の2重賞が行われます
共通点は来たるべきG1へ向けてのトライアルレースであるという事

ローズステークス・・10頭
セントライト記念・・4頭

ここにこれだけの頭数を登録してきたのがディープインパクト産駒

どういう臨戦をしてきた馬が秋のトライアルで好走しやすいのか!?
これをメインにして考察していこうかと思います
 

ディープインパクト産駒秋のトライアル重賞前走クラス別成績


 


この表はディープインパクト産駒の秋のトライアル重賞
ローズS、セントライト記念、紫苑S、神戸新聞杯
この4つにおける前走クラス別成績(13年以降)

パッと見て
前走からアップ戦の馬より前走G1つまりダウン戦の馬が明らかに成績が良い
これに気付かされます

つい先日の紫苑ステークスでもマウレアが前走G1(オークス)から2着しましたからね

じゃあそれでは牡馬と牝馬では差があるのか?これを見て行きましょう→続く
 

牡馬編


 


これがディープインパクト産駒の秋のトライアル重賞
ローズS、セントライト記念、紫苑S、神戸新聞杯
この4つの牡馬における前走クラス別成績(13年以降)

牡馬に関して言えば明らかにアップ戦よりダウン戦でこそという傾向が顕著

人気別で見ても
1~3番人気【2.3.3.6】
4番人気以下【0.0.0.15】
馬券になってるのは上位人気馬ばかり

16年2番人気2着 ゼーヴィント(前走G3ラジオNIKKEI杯)
13年2番人気3着 サトノノブレス(前走1000万)

アップ戦で馬券になってるのはこの2頭のみです
 

牝馬編


 


これがディープインパクト産駒の秋のトライアル重賞
ローズS、セントライト記念、紫苑S、神戸新聞杯
この4つの牝馬における前走クラス別成績(13年以降)

牝馬もダウン戦で走れてますが牡馬よりはアップ戦で走れてるというのが特徴

17年6番人気2着 ローズS カワキタエンカ
16年3番人気2着 紫苑S ヴィブロス
15年7番人気1着 ローズS タッチングスピーチ
13年10番人気3着 ローズS ウリウリ

アップ戦で馬券になってるのがこの4頭でいずれも人気より着順が上という形に
 

臨戦からのローズSとセントライト記念の狙い馬は?


 
これを踏まえて今週のローズステークスとセントライト記念
それぞれの狙い馬を挙げておこうかと思います

【ローズステークス】サラキア【セントライト記念】ギベオン

牝馬は敢えてアップ戦、牡馬はダウン戦
それぞれのパターンに当てはまる馬を挙げておきました

まあそのまま◎にするかはまだ未定ですが
近年のディープインパクト産駒の臨戦好パターンには該当してくるかと思われます
 
 
 

 
今週末は札幌と小倉で2歳重賞が行われます
それの参考になるかはさておき。。

今年の2歳戦はここまでどんな種牡馬が走ってるのか?
といったあたりを少しだけ掘り下げて見て行けたらなあと思います
 

今年の2歳種牡馬成績(ベスト25)


 

この表は先週までの今年の2歳戦における種牡馬成績

ここから気になる種牡馬をピックアップして見て行きましょう
 

ディープインパクト


 
さすがディープ!!ここまで走ってますね~



世代別で同時期比較しても今年のディープは仕上がり早め!?
勝ち切ってますし、1番人気だと【9.3.1.3】勝率56.3% 連対率75% 複勝率81.3%
 

ロードカナロア


 
昨年2歳戦で猛威を振るったロードカナロア



今年は複勝率が昨年よりやや落ちる感じ
1700m以上で【0.0.0.9】
 

ジャスタウェイ


 
新種牡馬!ここまで単複回収率100超えで好調な滑り出し

外回り=長い直線コースで苦戦傾向→中山で狙い目か?東京でどんな競馬をするか?
延長得意なハーツクライの血を引くものの【1.1.2.1】とここまでは短縮得意
まだサンプルは少ないですがこんな感じ
 

ヴィクトワールピサ


 
今週の札幌2歳Sにも有力馬を送り出すヴィクトワールピサ



世代別で同時期比較すると今世代はめちゃくちゃ走ってますね!
ノーザンファーム【4.2.1.2】社台ファーム【1.0.2.2】
過去の世代と比べると生産者がノウハウを掴んだかと思えるんですが
 

ブラックタイド


 
キタサンブラックで有名になったブラックタイド



何じゃこれは!!今世代がこれで飛び抜けて走ってるのが分かりますね
ノーザンファーム【4.1.1.0】社台ファーム【0.0.2.0】
他の生産者も走ってるんですが過去の世代で目立ってなかった有力生産者が好調
これもヴィクトワールピサと同じで生産者がノウハウを掴んだか!?
 

ダイワメジャー


 
勝率こそ例年と変わらないものの
連対率&複勝率は近年ではトップの数字
 

スウェプトオーヴァーボード


 


近年では久々に好調なのがスウェプトオーヴァーボード
中山&阪神開催までは注意してもいいか!?
 

ダンカーク


 
新種牡馬!完全米国型のミスプロ系

昨年まで4頭がマル外と持ち込みで走っていて3頭が勝ち上がり
新馬で2頭が勝ち上がり2頭が2着
個人的にはかなり注目してたんですが・・・
ここまでダートで【0.0.0.9】
 

目立たない所で注目してる種牡馬は?


 
エスポワールシチー

今世代ここまでダート戦で【2.0.1.1】新馬戦で【2.0.1.0】
その新馬戦3頭の人気は4.2.8番人気
昨年の同時期は【1.0.1.6】だったのでちょっと今年は楽しみであり
 
 

 
今週日曜東京競馬メインレースは日本ダービー2018

日本ダービーは芝2400mで行われる3歳限定のレースでありまして
皐月賞・菊花賞と共に3冠競争の一つであるクラシック第2戦
実は日本ダービーというレース名は副称でありまして東京優駿が正式名称
ただ一般的には日本ダービーという名称のほうが圧倒的に知られているでしょうか

過去5年の勝ち馬の顔触れは
レイデオロ、マカヒキ、ドゥラメンテ、ワンアンドオンリー、キズナ
この中だとドゥラメンテが皐月賞との2冠達成を果たしております

今年その2冠を目指す資格を唯一持つのが皐月賞馬であるエポカドーロ
鞍上の戸崎騎手も初のダービージョッキーを狙っている事でしょう

そしてこのレース過去5年の1番人気馬は複勝率100%!
なかなか崩れずに非常に安定してますね近年は
今年の1番人気は皐月賞馬エポカドーロではなくその皐月賞を自重したダノンプレミアムが濃厚
鞍上の川田騎手はマカヒキに続いてのダービー2勝目なるか!?
そして無敗でダービー制覇となればあの2005年のディープインパクト以来の偉業達成に
(ブラストワンピースもその対象ですね)

あと皐月賞組からは巻き返しを期すステルヴィオ、ワグネリアン、キタノコマンドール
トライアル組からはゴーフォザサミット、コズミックフォース
これらの馬に加えて主な出走予定馬は
サンリヴァル、ジェネラーレウーノ、グレイル、ステイフーリッシュ、オウケンムーン等が登録
 
 
※ちょっとしたアンケートを取りたいのでご協力の程お願い致します
(夏場に向けての参考にしたいので)

 

出走予定馬と血統表


 

これが日本ダービー2018出走予定馬21頭の3代血統表(フルゲートは18頭)

アイトーン
リョーノテソーロ
ケイティクレバー
現時点ではこの3頭が除外対象馬になっております
 

レースの血統傾向


 

これは過去10年における日本ダービー1~3着馬の父と母父が分かるもの
 
 
人気より着順が上だった馬の種牡馬の顔触れは(過去5年)
キングカメハメハ、ハーツクライ、ディープインパクト
ブラックタイド、シンボリクリスエス、Big Brown

いわゆる王道種牡馬たちとパワー寄りの種牡馬という2つに分類
ただここ3年は堅めに収まってるとはいえ人気より走ってるのはいずれも王道種牡馬
現状でより走りやすいのはって考えるとこの種牡馬になってきそう

次は人気より着順が上だった馬の母方ですがこれはかなり偏った傾向になっておりまして
17年2番人気1着 レイデオロ(ロベルト×ミスプロ)
17年3番人気2着 スワーヴリチャード(ミスプロ×ボールドルーラー)
16年3番人気1着 マカヒキ(母父ヴァイスリージェント)
15年5番人気2着 サトノラーゼン(母父ロベルト)
14年3番人気1着 ワンアンドオンリー(ヘイロー×ダンチヒ)
14年12番人気3着 マイネルフロスト(ロベルト×ダンチヒ)
13年8番人気3着 アポロソニック(ストームキャット×ロベルト)

パワー型の母父パワー&スピードに長けた配合の馬がなかなか優秀
13年3番人気2着だったエピファネイアも父がロベルト系でしたからね

つまりここで欧州=スタミナ血統は邪魔になってくるというニュアンス
ロベルト=欧州という捉え方も出来るんでしょうが
この辺りは都合良く解釈してしまえという事で(笑)
 

【定期】ディープインパクト産駒って東京2000m超えでどうよ!?


 
先週のオークスでは6頭(1頭は除外)出走したディープインパクト産駒でしたが全て着外
その前のNHKマイルカップではワンツーフィニッシュし
ヴィクトリアマイルでも人気薄が1.3着

ちょっと前からしつこい位に記事として扱ってるのでウンザリかもしれませんが(笑)

長い直線で斬れを活かすというのは今や昔!?
実は重賞成績は近年だと東京での複勝率はまずまずも勝率・連対率は中山よりかなり悪し

京都の数字も悪くなってますし
中山の数字が以前より良くなってるのと阪神の成績が変わらないという所からして

ディープインパクト産駒にパワータイプが増えてきた証明とも言える

これを唱えてきたのでオークスの結果から少しホッとしたのであります(笑)

で、結局のところ

NHKマイルカップ&ヴィクトリアマイル→1600m
オークス→2400m

距離の違いというものが明暗を分けた可能性があるのではないかと
 
 

まずこれはディープ産駒の東京芝重賞における距離別成績(デビュー~15年まで)
 
 

そしてこれがディープ産駒の東京芝重賞における距離別成績(16年以降)

よく見てみると目の錯覚かもしれませんが
1800m以下はさほど変わらないのに対し2000m以上が勝率&連対率が近年悪くなってませんか!?

オークスではそれでも○と▲にディープインパクト産駒を評価してしまい攻めきれず
ダービーでは有力視される3頭が出走予定になってますが・・・
 

ダノンプレミアムが走ったレースの血統傾向


 
今年のダービーで1番人気に推されそうなのが2歳王者であるダノンプレミアム
この馬は先行脚質であるのでより一層レースの圧が前に掛かりそうである
だからこそこれまでのこの馬の走ったレースで血統的偏りが結果として出てないか!?
ちょっと調べておこうかと思います
 
 
18弥生賞


17朝日杯FS


17サウジアラビアロイヤルC


これがダノンプレミアムが走った全重賞3レースにおける1~3着馬の血統
 
 
ジャンダルム(父)
ステルヴィオ(母父)
馬券になったこの2頭は欧州ノーザンダンサー系の血が前面に出た馬

ジャンダルムの父Kitten's Joyはサドラーズウェルズ系
ステルヴィオの母父ファルブラヴの父フェアリーキングはサドラーズウェルズの全弟
そしてタワーオブロンドンも母母父がサドラーズウェルズ
つまりサドラーズウェルズを中心とした欧州ノーザンダンサー系の血が走りやすそう

このあたりはレース傾向とはズレてくるのでどうなる事やら!?

でも仮説という意味では
ダノンプレミアムが支配するレースではこんな血統馬が結果を出しやすくなる
こんな視点で考えてみるというのも面白いと思うんですがね
 

現時点で注目してる馬は?


 
詳しい事は後日の血統評価記事で述べたいとは思いますが
正直まだ現時点ではこれ!というまとまったものが描けてはいません
 
 
取り敢えず現時点で最も注目してる馬は⇒グレイル

父は王道種牡馬でしょう
エンジンの掛かりの遅い馬でもあるので前走からの距離延長は父からしてもプラス
母方の配合は欧州色が強めでダービーの傾向とはズレるかもしれない
ただ母父の系統自体は向いてると思いますし
今回は前走と違ってダノンプレミアムが前で圧を掛けるレース質になるのならば
その母方の欧州配合が活きてくる可能性も!?
まだまだ週初めなんでじっくりと考えていきたいと思いますが・・
 
 

↑このページのトップヘ