稀に的中?3代血統で重賞予想

血統(3代)にとことん拘りながらという競馬予想ブログ

タグ:タッチングスピーチ

 
今週土曜阪神メインレースはチャレンジカップ2016
 
 
チャレンジカップは以前は朝日チャレンジカップというレース名で9月の阪神2000mで施行
2012年からチャレンジカップは12月の阪神1800m施行になって今年で5年目
ただ来年からまた距離が2000mに戻る事になっております
 
過去4年の結果を振り返ると毎年9番人気以下の馬が1頭は馬券圏内に食い込んでおり荒れてる印象
今年は果たしてどんな結果になるんでしょうか!?
 
ハンデ戦になりますがトップハンデは58.5㎏のディサイファ
前走マイルチャンピオンシップはゴール直前に痛恨の不利を受け不完全燃焼から中2週での参戦
 
昨年の1・2着馬フルーキーにヒストリカルも登録
 
今年も激戦必至になりそうですよ
 

チャレンジカップ2016の出走予定馬と血統表


 
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チャレンジカップ2016出走予定馬は23頭
 
グァンチャーレ、ケツァルテナンゴ、プランスペスカ、レプランシュ、ドレッドノータス
この5頭が除外対象になっております
 

チャレンジカップの血統傾向


 
まず目立つのはサンデー系種牡馬が不振!
過去4年で馬券になったのは12頭中4頭のみなんでここは非サンデー系種牡馬狙いが面白そう
その中でもノーザンダンサー系種牡馬は好走率が高くなっております
 
母方ではミスプロの血とノーザンテーストの血が優秀ですし母父サンデー系も優秀
ややスピードタイプの血をサポートとして持ってるのがこのレースでは良いのかも!?
 
あとは近3走以内に1600万を勝ってる馬が毎年のように馬券になってるのも特徴
このあたりは鮮度ある馬は要注意という事でしょう
 

チャレンジカップ2016有力馬の考察


 
ディサイファの父はサンデー系種牡馬のディープインパクト
一応ディープインパクト産駒は昨年・一昨年と馬券になってるので
他のサンデー系種牡馬よりはマシかと
母父Dubai Millenniumがミスプロ系で半兄に12年2着のアドマイヤタイシ
 
フルーキーは父Redoute's Choiceがノーザンダンサー系種牡馬
それに母父サンデーなんで適性は十分むろん2年続けて馬券になってますからね
ただその昨年・一昨年に比べると臨戦的には魅力を感じられませんが・・
 
タッチングスピーチの父もディープインパクト
母方Sadler's Wells×Irish Riverの配合は欧州配合になります
今回は勝利実績のあるローズステークスと同舞台
しかしこの馬はこれまで相手が強くなった時=アップ戦で好走する傾向だけに
今回G1からのダウンで?
 

チャレンジカップ2016出走予定馬で気になる馬


 
クラリティスカイ
グァンチャーレ
シルクドリーマー
ダノンメジャー
ディサイファ
ドレッドノータス
ヒストリカル
ブラックスピネル
ベルーフ
 
この9頭の中で最も注目してるのがブラックスピネルで次点がヒストリカル
 
ブラックスピネルの父タニノギムレットはロベルト系なんで非サンデー系種牡馬
母父アグネスデジタルはミスプロ系で母母父はサンデー
母方の配合はスピードを強調されてるとも言えそうですし
 
ヒストリカルはディープインパクト産駒
母父ノーザンテーストで母母父Crafty Prospectorがミスプロ系と母方は傾向にピタリ
昨年2着の舞台ですし近2走レベルが高いところでも速い上がりが使えてますし今年も期待
 
 

 
今週日曜京都メインレースはエリザベス女王杯2016
 
 
このエリザベス女王杯からいよいよ有馬記念まで7週連続G1シリーズのスタート
3歳馬VS古馬という図式の牝馬限定G1戦であるのがエリザベス女王杯ですね
 
過去10年では3歳馬が5勝で古馬が5勝とまったくの五分
昨年はマリアライト、一昨年はラキシス
直近ではいずれも古馬が勝っており2頭ともこれがG1初制覇でした
今年は3歳馬の参戦が少なくてデンコウアンジュとパールコードの2頭のみ
G1勝ち馬の参戦はなく今年は古馬優勢の様相か!?
 
昨年の覇者マリアライトが今年もここに参戦
今年は強敵相手となった宝塚記念を勝っておりさらに箔をつけたので1番人気濃厚
 
もう1頭G1勝ち馬で忘れちゃならんのがミッキークイーン
昨年のオークス・秋華賞の2冠馬が休み明けのここでどんな競馬を見せてくれるのか!?
 
ムードは2強対決かもしれませんね
 

エリザベス女王杯2016の出走予定馬と血統表


 
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エリザベス女王杯2016出走予定馬は16頭(全馬出走可能になっております)
 

エリザベス女王杯の血統傾向


 
ここではディープインパクト産駒が大威張りでありまして昨年まで4年連続で馬券に【2.2.2.10】
馬券になった6頭のうち古馬で馬券になった馬は3頭
(マリアライト、ラキシス、ピクシープリンセス)
マリアライトとピクシープリンセスはこれが初G1でした
このレースに関してだとディープインパクト産駒は鮮度があったほうがベターかも
 
そしてキングカメハメハ産駒=キングマンボの血も非常に好調
 
あとはノーザンダンサーのクロスを持つ馬や欧州ナスルーラの血も重要度高め
 
データ的には実績馬はむろん強いんですが
近走(3走内)に条件戦を使ってる馬も近年ちょこちょこと馬券に絡んでるので注目
 

エリザベス女王杯2016有力馬の考察


 
マリアライトはディープインパクト産駒で昨年の覇者
母父エルコンドルパサーはキングマンボ系で
母母父Rivermanはネヴァーベンド系で欧州ナスルーラ
昨年に比べるとG1鮮度という意味では薄れてしまいましたが
昨年と同じ臨戦(前走オールカマー)を辿り
リピーターレースの側面もあるのでここは外せないか
 
ミッキークイーンもディープインパクト産駒
今回は前走がヴィクトリアマイルなんで長期休養明けになります
前走との間隔が26週(半年)以上開いてたディープインパクト産駒のG1成績が【0.1.0.1】
ディープインパクト産駒で前走との間隔が11週以上開いてG1戦を勝利した馬は未だなし
ディープインパクトはノーザンダンサー(Alzao)内包種牡馬で
母父Gold Awayもノーザンダンサー系
つまりノーザンダンサーのクロスを持っておりますが果たして勝ち切れるかどうか!?
 
タッチングスピーチもこれまたディープインパクト産駒
この馬も前走が宝塚記念でその間隔は20週と間隔を開けての臨戦
母父がSadler's Wellsなんでノーザンダンサーのクロス持ちという事になります
さらに母母父Irish Riverはネヴァーベンド系で欧州ナスルーラ
ただ昨年3着時に比べるとG1鮮度がやや薄れ近走のリズムも良くないような気も・・
 

エリザベス女王杯2016出走予定馬で気になる馬


 
アスカビレン
シュンドルボン
マキシマムドパリ
マリアライト
ミッキークイーン
 
この5頭の中で最も注目してるのがシュンドルボンで次点がマリアライト
 
シュンドルボンの父はハーツクライで産駒ではヌーヴォレコルトが2年連続当レース2着
総じて延長臨戦に強いハーツクライ産駒で今回シュンドルボンは前走1800mからの延長臨戦
そして欧州ナスルーラであるトニービン内包種牡馬でもあり
母方エルコンドルパサー×Rivermanの配合はマリアライトと全く一緒
昨年は見せ場たっぷりの0.2差でしたしここへの適性はあるはず
 
 

 
今週日曜東京最終レースは目黒記念2016
 
競馬の祭典でもある日本ダービーと同じ日に行われるのもすっかり定着した目黒記念
今年の目黒記念はマリアライト・タッチングスピーチの2頭が人気を集めそうですがいずれも牝馬
過去の目黒記念での牝馬の成績は【0.1.0.14】と苦戦傾向
 
東京2500mはなかなかにタフな条件ですから牝馬には厳しいかもしれませんね
 
 
今年の目黒記念出走予定馬は21頭
 
ナリタポセイドン、フレージャパン、モビール
この3頭が除外対象になっております
 

目黒記念2016の出走予定馬と血統表


 
目黒記念2016出走予定馬
 

目黒記念の血統傾向


 
過去のこのレースは欧州型種牡馬の活躍が目立つ傾向にあったんですが
2010年あたりからは父サンデー系が幅を利かせるようになった感が強いですね
 
そして同距離重賞でもあるアルゼンチン共和国杯も含めてなんですが
父ロベルト系の好走率が結構高くなっております
 
あとはグレイソヴリン母方に欧州ノーザンダンサー系の血を持つ馬
いわゆる欧州のスタミナ血統馬が2500m戦だけに台頭するイメージ
 

目黒記念2016有力馬の考察


 
マリアライト、タッチングスピーチ、モンドインテロ
人気に推されそうなこの3頭はいずれもディープインパクト産駒
 
このレースでディープインパクト産駒は過去2頭馬券になってますがいずれも母方は欧州配合馬
 
マリアライトは母方がエルコンドルパサー×ネヴァーベンド系
タッチングスピーチは母方がサドラーズウェルズ×ネヴァーベンド系
モンドインテロは母方がブライアンズタイム×ミスプロ系
 
3頭の中ならあえて選ぶならタッチングスピーチでしょうか
 

目黒記念2016出走予定馬で気になる馬


 
クリプトグラム
ジャングルクルーズ
スーパームーン
タッチングスピーチ
マリアライト
リヤンドファミユ
レコンダイト
 
この7頭の中で最も注目してるのがスーパームーンで次点がタッチングスピーチ
 
スーパームーンの父はブライアンズタイムなんでロベルト系
母父サドラーズウェルズは欧州ノーザンダンサー系
血統的にはここに合ってると思いますね
 
 

 
近年のエリザベス女王杯なんですが
主要な3代血統(父、母父、母母父、父母父)にノーザンダンサーの血を持つ馬
つまりノーザンダンサーのクロスを持つ馬が圧倒的に強いんです
 
サンデーが斬れ(瞬発力)というイメージなら
ノーザンダンサーはパワーやスタミナに長けてるいうのがザックリとしたイメージでしょうか!?
 
エリザベス女王杯は牝馬限定戦なんですが2200mという距離で行われる事もあってか
このノーザンダンサーの血が非常に活きやすいレース傾向
 
 
14年1着 ラキシス
14年2着 ヌーヴォレコルト
13年2着 ラキシス
13年3着 アロマティコ
12年2着 ヴィルシーナ
12年3着 ピクシープリンセス
11年2着 アヴェンチュラ
11年3着 アパパネ
10年2着 メイショウベルーガ
10年3着 アパパネ
 
これらが近5年でノーザンダンサーのクロスを持ち馬券になった馬
ご覧のように毎年2頭は確実に馬券になってる事が分かります
 
 
逆にノーザンダンサーのクロス持ち以外で馬券になったのは4頭
 
ディアデラマドレ
スノーフェアリー
レインボーダリア
メイショウマンボ
 
これらは全てロベルトまたはキングマンボの血を持ってました
 
このロベルト・キングマンボというのもエリザベス女王杯で強い血に数えられるので
 
ノーザンダンサーのクロス
ロベルト
キングマンボ
 
近年のエリザベス女王杯の血統3本柱は上の3つと言ってもいいかもしれませんね
 
 
話をノーザンダンサーのクロスに戻しますが
そのノーザンダンサーの血も欧州血統であればよりベスト
欧州馬のスノーフェアリーが連覇するほどのレースなんで
この事からもノーザンダンサーが強調されたスタミナ血統が走りやすそうです
 
 
ウインリバティ
スマートレイアー
タッチングスピーチ
ヌーヴォレコルト
フーラブライド
フレイムコード
ラキシス
リメインサイレント
 
出走予定馬でノーザンダンサーのクロスを持つのはこの8頭
 
 
これまでの傾向つまり毎年2頭は馬券になってるという事からいけば
今年もヌーヴォレコルトとラキシスが当然のように有力になってくるかもしれません(嫌な予感)
 

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