稀に的中?3代血統で重賞予想

血統(3代)にとことん拘りながらという競馬予想ブログ

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今週日曜日はフェブラリーステークス


今週は全くブログ手付かずでしたが(^^;
その分睡眠をしっかりとりました
お陰様で体調も回復したので書いてる次第
ブログが体調に悪影響を及ぼしてるのか(笑)


さて…
ダートっていう事もあるのか??
フェブラリーステークスって
何だか掴みどころのないG1というイメージ


ざっと出走馬を見渡しても
結構良さそうな馬が多いんですよね…
ああ…悩みます(笑)


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今週のG1レースは東京競馬場で行われるフェブラリーステークス2018
いよいよ今年初のG1幕開けとなります
ここではそんなフェブラリーステークス出走馬1頭1頭の血統評価(短評とも言う)
これを五十音順にしていこうかと思います

※もし気付いた事があれば随時更新していく予定です
 

まずは過去のフェブラリーステークスから見えてきたポイント


 

これは過去10年におけるフェブラリーステークス1~3着馬の父と母父が分かるもの

◆ゴールドアリュール
◆エーピーインディ系
◆ヴァイスリージェント系
◆母父ミスプロ系

これらの血を買っておけばとりあえず当たりに近づけるはず!!(笑)
それ位にここでは相性の良い血という事になります

あともし馬場が湿るようであればよりヴァイスリージェント系の血は要注意
それに加えてヴァイスリージェントと同じグループであるストームキャット系の血も

という事で基本的には米国志向の強いレース傾向になるのかなと

ゴールドドリーム(母父フレンチデピュティ、母母父Cox's Ridge)
ベストウォーリア(父Majestic Warrior、母父Mr. Greeley)
モーニン(父Henny Hughes、母父Distorted Humor)
アスカノロマン(父アグネスデジタル、母父タバスコキャット、母母父Deputy Minister)
インカンテーション(父シニスターミニスター、母父Machiavellian)

さらに近3年の3着内馬で人気より着順が上だった馬の血統構成を眺めると
上で挙げた血に含めて米国の血が強調されてる馬がいいですかね
(1番人気で3着内だったカフジテイクにノンコノユメの血統構成も米国血統強調型)
米国はパワーとスピードつまり血統的には前向きさが重要になると考えたいです

前走では基本好走してる馬が馬券になるケースが多いのでリズムは非常に重要な気も
前走で着順が悪い馬が巻き返すのは短縮臨戦のみと言っていいほど
 
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今回ゴールドドリームと同等?もしくはやや上の1番人気に推されそうなのがテイエムジンソク
基本的に前々で競馬する馬ですからレースの圧はかなり前に掛かりそうでありますが
実はこの馬が走った近走のレースを見ていくと馬券になった馬は共通点があったりするんです

18東海S


17チャンピオンズカップ


17みやこS


17エルムS


17マリーンS


17大沼S


17東大路S


これが明らかに本格化した昨年の東大路S以降におけるテイエムジンソクが走った時の1~3着馬の血統

デピュティミニスターの血をよく相手に連れてきているというのもあるんですが
(シニスターミニスター、カネヒキリ、カジノドライヴの父たちもデピュティミニスター内包種牡馬)

最も注目したいのはサンデー系の血
全てのレースで相手に連れてきておりしかもそのどれもが4番人気以下の人気薄であります
そしてコパノリッキーとモルトベーネ以外は全てレースで上がり3位以内の脚を使ってた馬

テイエムジンソクが前で圧を掛ける分だけ
速い上がりを使える馬=サンデーの血が食い込みやすくなるという仮説を立てるのも面白そう

テイエムジンソクが支配するレースではこんな血統馬が結果を出しやすくなる
こんな考え方もありなのかもしれませんよ

 

今年の出走馬の血統分析


アウォーディー




父ジャングルポケットと母母父サドラーズウェルズ
いずれもが欧州型で血統的には初フェブラリーS参戦とは言えど推し材料が少ない印象
母父サンデーで母ヘヴンリーロマンスは天皇賞秋勝ち馬という芝血統配合
なのにダートを走るという面白い馬なんですが
サンデーの血を持ってもテイエムジンソクと走った直近のチャンピオンズCでは上がり7位止まり
米国の血がほぼ強調されてないのでちょっと狙い難いですかね
 

インカンテーション




父シニスターミニスターはエーピーインディ系でヴァイスリージェント内包種牡馬
さらに母父ミスプロ系という事で15年2着に来てるように適性は感じさせてくれます
シニスターミニスター産駒はダウン戦で反応する馬が多い印象でこの馬もそんな馬
ただ最近は割とアップ戦でも戦えてる馬が出て来ていてインカンテーションもアップ実績あり
今回2000m→1600mの短縮臨戦ですが数字的に同馬は延長>短縮のタイプ
前走東京大賞典は35.5-48.5-61.3で流れて上がりが37.1と近年のレースの中でもかなりの前傾
2走前の武蔵野Sが35.1-47.3-60.0だった事を思えばかなり厳しいペースだったかと
実際4角での手応えは悪くなかったので直線全く伸びなかったですから
今回は短縮にはなるんですが前走より楽に感じられる可能性がありそうだけに・・
 

キングズガード




この馬もインカンテーション同じ父シニスターミニスターでエーピーインディ系種牡馬
どちらかというとアップよりはダウン戦での反応が良いのが特徴
キングズガードもまさにそんな所があって前走はそのダウン戦で走るタイミングか!?
そう思ったものの6着に終わりややリズムを崩した感は否めないかと
今回差し馬ならサンデーの血を持つ馬の評価を高くしたいので
サンデーの血を一滴も持たないこの馬の評価は必然的に下がってしまいますね
 

ケイティブレイブ




父アドマイヤマックスはサンデー系種牡馬で母方が欧州配合
アドマイヤマックス産駒の臨戦別成績は同距離>延長>短縮の順
この馬自身の短縮臨戦も【1.1.2.5】で過去6度の着外中5度が短縮臨戦でのもの
意外と延長のほうが安定感はある馬なのかなあと
ですからまさに前走はタイミング的には良くてしかもそこで逃げという楽な競馬に
楽した後の短縮臨戦なら条件的にはしんどいような・・
ただ出遅れがラッキーに働いたあの帝王賞の脚が忘れられんのです(笑)
思い切って後ろから差してみたら!?サンデーの血持ちで速い上がりを繰り出せそうだけに
ただこの鞍上にそんな事を期待するのはリスク高し・・せやから出遅れろ(笑)
 

ゴールドドリーム




昨年の勝ち馬であり父ゴールドアリュールに母父がヴァイスリージェント系
母母父Cox's Ridgeも米国型なら母方は米国配合ですからまあ血統的には申し分なし
昨年もチャンピオンズカップ12着から見事に巻き返しましたからね
今年は昨年と同じ臨戦でもチャンピオンズカップを勝っての臨戦になりました
そのチャンピオンズカップではその前の帝王賞と南部杯の不甲斐なさから無印でしたが
そんな馬をここであっさり◎には非常にし辛いんですけど(笑)
もうこれは己との戦い!?
この舞台に合うのは分かりきってるので後は自分でどの印に落とし込むかになります
 

サウンドトゥルー




父がヴァイスリージェントのフレンチデピュティで母父フジキセキがサンデー
速い上がりを使えるサンデーの血持ちという観点からいけば意外と悪くない!?
芝スタートの東京1600mという舞台設定は抜きにしてもね
東京大賞典は厳しいペースを差してきて2着し川崎記念は超スローで5着
チャンピオンズカップでも一応上がり3位だったのでまだ若干の可能性は秘めるか?
さすがにリズムが落ちてきてるので評価が難しい所ではありますが・・
 

サンライズノヴァ




父がサンデー系のゴールドアリュールに母父がミスプロ系サンダーガルチ
これは過去のレース傾向に合いそうな馬ですね
しかもこの馬の近親には当レース勝ち馬のサンライズバッカスがいる血筋馬
短縮臨戦のほうがベストっぽいだけにタイミングは前走だったのかもしれませんが
その根岸Sは1番人気2着だったので疲労の心配はさほどなくリズムを維持している
そう捉えればここもかなり期待出来るのかもしれません
しかも速い上がりを使えるサンデーの血持ちだけにあとは人気がどのあたりに落ち着くか?
 

テイエムジンソク




父クロフネがヴァイスリージェント系で母父フォーティナイナーがミスプロ系
米国志向が強い配合馬でまあレース傾向には合ってるでしょうね(笑)
クロフネ産駒はここまでダート重賞ではかなり苦戦してたんですが
この馬はこれまでのクロフネの枠を超えてると言っても過言ではないでしょう
前走東海ステークスは2走前のチャンピオンズカップと同じ条件=中京1800mダート
ラップ的にはチャンピオンズカップより東海ステークスのほうが断然厳しかった印象も
そこで逃げて=開放して勝っちゃったというのは
ここに対して果たしてお釣りを残したと言える内容だったのか?と考えてはいます
まあ杞憂に終わる可能性は高いのかもしれませんが・・
 

ニシケンモノノフ




メイショウボーラーに母父がミスプロ系のアフリートですから米国志向は強め
前走芝のシルクロードステークスは完全無視でいいでしょう
昨年も前々で見せ場を作ってるだけに前走を無視すれば昨年よりリズムはいい臨戦に
もし馬場が湿れば父メイショウボーラーがストームキャット内包だけに一考も
 

ノボバカラ




父がサンデー系のアドマイヤオーラに母父がヴァイスリージェント系のフレンチデピュティ
ぱっと見なら悪くないのかもしれませんが、いかんせん近走の内容=リズムが悪い
近走好走したのも芝→ダ替わりだった南部杯のみでこの臨戦では厳しいでしょう
 

ノンコノユメ




父トワイニングがフォーティナイナー~ミスプロ系種牡馬
母母父クリミナルタイプはアリダーの血を引くネイティヴダンサー系ですが
ミスプロも2代辿ればネイティヴダンサーにあたるので
馬力=パワーのある血を2本持つ!つまり米国志向が強調されてる馬
母父タキオンは重賞では間隔を開けての臨戦がベストではありますが
同馬は詰まった間隔でも走れる馬なんで根岸Sからの臨戦でもさほど気にならず
ただその根岸Sでやり過ぎた感はあるにはあると思うんですが(笑)
2走前・3走前とその兆しはあったものの根岸Sで上がり1位をマーク
確実な末脚が戻ってきた今なら大復活のほうに賭けてみるというのも面白そうではあり
母父タキオンがサンデーですから尚更ですね
 

ベストウォーリア




昨年の2着馬で父がエーピーインディ系に母父Mr. Greeleyがエーピーインディ系
まあもちろん適性は十分ですよ十分
ただやっぱりリズムが昨年時と比べると雲泥に悪くなってるだけに買い難い感じ
 

メイショウスミトモ




父ゴールドアリュールはサンデー系種牡馬
母方はダンチヒにテスコボーイなんでスピード寄りといったところでしょうか
まあ強くはないと思いますが。。短縮で差しに回れば人気薄でこの鞍上でどこまで!?
近親には当レース勝ち馬であるウイングアローが居る血筋で
東京重賞もロングプライド・ユーセイトップランが勝ってるので実は東京一族でもあり
 

ララベル




ゴールドアリュールにティンバカントリーですからコパノリッキーと同配合ですね
母母父Gulchもミスプロなんで母方は米国配合という事に
中央のスピードにどこまで対応出来るかは全く未知数ですが血統は悪くないと書いておきます
 

レッツゴードンキ




母父マーベラスサンデーがサンデー系
芝では速い上がりが使えるのでダートでも嵌ればテイエムジンソクのレースに合うかも?
ただキングカメハメハ産駒はホッコータルマエもベルシャザールも人気より走れず2.3着まで
ダート→芝替わりとなる次の高松宮記念まで待つべきでしょうか??
 

ロンドンタウン




父カネヒキリはサンデー系種牡馬でヴァイスリージェント系内包
母方も米国配合なんでこの馬意外と血統傾向に合っちゃうんですよ
東京大賞典で厳しいペースを経験してからの臨戦も悪くないでしょうし
ただカネヒキリは1900m以上が圧倒的好成績なんですよね
1200特化のディオスコリダーみたいな馬も居るには居るんですが・・・
ですから臨戦も延長が圧倒的にいいですし短縮でどうなんでしょう??
 

最後に一言


 
現時点では人気馬=特に2強と目されるゴールドドリームとテイエムジンソク
この2頭は血統的にもいいでしょうし切る要素は少ない印象

ただ◎を打つタイミングに関しては
前者はやはり前走で評価出来なかった分だけ打ち辛いですし
後者は近2走は◎打ってきましたがそれよりは打ち辛い印象

ですからこの2頭以外に打ちたいですね!(もう外れる方向に向かっている.笑)
差せるサンデーの血持ちorインカンテーションあたりですかねぇ現時点では
 
そしてこの血統評価あくまで私的なものですのでご理解の程宜しくお願いします
 
 

 
今週土曜東京メインレースは武蔵野ステークス2017
 
 
武蔵野ステークスはダート1600mで行われる3歳以上のダート重賞
1着馬には来月行われるチャンピオンズカップの優先出走権が与えられます

何年経ってもあのクロフネの衝撃が忘れられないのが武蔵野ステークス
初めてのダートで1’33’3という芝並みの時計で1.4秒ぶっちぎっての勝利でしたから

ノンコノユメ(ジャパンダートダービー)
ベストウォーリア(南部杯)
モーニン(フェブラリーステークス)
今年はこれらG1勝ち馬3頭がJBCに出走せずここに参戦
 
主な登録馬はノンコノユメ、ベストウォーリア、モーニン以外に
インカンテーション、カフジテイク、サンライズノヴァ、メイショウウタゲ、サンライズソアらが登録
 

出走予定馬と血統表


 


武蔵野ステークス2017出走予定馬は21頭(フルゲートは16頭)

クインズサターン
シュテルングランツ
この2頭が残り1頭の出走枠を巡って抽選対象に

チャーリーブレイヴ
サングラス
ブライトアイディア
マッチレスヒーロー
この4頭が除外対象馬という事になっております
 

レースの血統傾向


 

これは過去10年における武蔵野ステークス1~3着馬の父と母父が分かるもの

ここでは「良馬場」と「湿った馬場(稍重.重.不良)」に分けて考えてみようかと思います
というのもこの違いだけで割とくっきりと傾向が出ていますので

まず良馬場だと米国型ノーザンダンサー系やダンチヒといった
パワー&スピードに長けたノーザンダンサーの血が好調
キングカメハメハ、マンハッタンカフェ、ネオユニヴァースといった芝向きな種牡馬も馬券に

逆に湿った馬場ではフォーティナイナー含めミスプロの血がかなり走っております
(湿った馬場に関して言うならば母父もミスプロの血好調です)

そしてここ4年こそ馬券になってませんがロベルト系種牡馬は馬場不問で馬券に
昨年と一昨年は出走馬自体居なかったですしその前は人気薄で4.5着に来てますから
 

有力馬の考察


カフジテイク


父はプリサイスエンドなんでフォーティナイナー~ミスプロ系種牡馬
レース傾向からは湿った馬場のほうが良さそうではありますが
基本的にこの馬は馬場不問で速い上がりを繰り出せるタイプ
アップ戦でも走れてはいますがダウン戦のほうがより走れてますね近走を見れば
今回はG1南部杯からの臨戦なんで形的にはダウン戦に
 

サンライズノヴァ


父ゴールドアリュールはサンデー系種牡馬
母父サンダーガルチはミスプロ系なんでやや湿った馬場になるほうがいいかも?
近親にマコトスパルビエロやサンライズバッカスが居るのでそりゃダート走りますよね
ただこの馬のここまでの成績を辿ると交互チックな成績且つ短縮>延長というタイプ
今回は前走1着からの1400m→1600mの延長臨戦
タイミングとしてはやや狙い難い印象はあります
 

ベストウォーリア


父Majestic Warriorはエーピーインディ系種牡馬
まあ血統云々よりも近走ややリズムを落としつつあるのは気になるところ
元々1400mがベストなタイプで1600mではやや甘さを見せる馬
2走前のさきたま杯は短縮でダウン戦と十分走れるタイミングだった所で3着
ここでもっと走って欲しかっただけに・・・
 

出走予定馬で気になる馬


 
インカンテーション
カフジテイク
サンライズソア
ノンコノユメ
ピオネロ
ブラゾンドゥリス
メイショウウタゲ

この7頭の中で最も注目してるのがノンコノユメで次点がカフジテイク

ノンコノユメの父トワイニングはフォーティナイナー~ミスプロ系種牡馬
レース傾向的には湿った馬場になったほうが走れそうな血統
今回は長期休養明けですが間隔を開けての臨戦が好成績なのが母父アグネスタキオン
ここまで間隔が開いたらどっちに転ぶか分かりませんが
セン馬になってからのJBCクラシック以降が間隔を詰めての臨戦で奮わなかったので
想定単オッズ12.8倍ならリセットされてるほうに賭けてみる手も
 
 

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