12月2日(土)中山競馬場で行われるステイヤーズステークス2017の予想です
 
 
ステイヤーズステークスは芝3600mというJRA全重賞の中で最長距離で行われるレース
位置付け的には年末の有馬記念の前哨戦とはなるんでしょうが
距離も1100m違いますしほぼ繋がりは見られないと思いますね
思い出すところでは99年2着だったテイエムオペラオーが有馬記念で3着くらいなもの

アルバート
デスペラード
過去4年だとこの2頭が連覇してますから
まあ普通にステイヤーたちによるステイヤーのレースという見方でいいでしょう

そのアルバートが3連覇を狙って今年も参戦し現時点で単勝1倍台の断然人気に
同一重賞3連覇という高めのハードルに挑むことになります

アルバート以下の人気は
フェイムゲーム、プレストウィック、シルクドリーマー、シホウ、グランアルマダの順

そんなステイヤーズステークス2017の発走時刻は15:25になっております
 

レースの見解はこう考えました


 

これは過去10年におけるステイヤーズステークス1~3着馬の父と母父が分かるもの

14年夏に路盤改修を行った中山競馬場が舞台
その改修後と改修前では血統傾向にかなり変化が見られるので
特に重視すべきは過去3年の成績に

昨年と一昨年連覇したアルバートが父ミスプロ系
そしてディープインパクト産駒がファタモルガーナとモンドインテロの2頭が馬券に
15年1~3着馬は母方に全てノーザンテーストの血を持ち
14年3着クリールカイザーの母父サッカーボーイはノーザンテースト内包
つまり3600mのスタミナレースでもスピードの血が問われやすくなってきたとも言えそう

ただノーザンテースト内包種牡馬であるダイワメジャーは
ちょっとずつ馬券に届いてないんでやはり距離的に無理はある感はあり

ロベルト
トニービン
ネヴァーベンド
もちろんこれら昔から強い血統を持つ馬も相変わらず走っているのも特徴
 

ステイヤーズステークス2017の予想


 
◎はフェイムゲームにしました
父ハーツクライがトニービン内包種牡馬
近親にこのレースで父&母父共に実績のあるサッカーボーイが居る血筋ですし
4代母方にノーザンテーストを持っているというのも強み
前走は間隔を開けての臨戦という事でハーツクライが走りやすいタイミングではあったものの10着
ただこれは産駒が総じて得意ではない京都外回りでのもの
今回はそこから8週と詰まってない臨戦なのはいいですし中山替わりと延長臨戦
前走よりは買える要素が揃ってると判断したのでこの評価に

○はアルバート
現在2連覇中で父アドマイヤドンがトニービン内包種牡馬で母母父がノーザンテースト
当然ここは狙い澄ましてきてるとは思われますが
過去2年の臨戦と比べると勢いという面では劣る感はありますね

デルマサリーチャンはホワイトマズル×ダンスインザダーク×キングマンボ
明らかに重そうではあるんですが福島1000万1着→札幌日経OP4着が示すように
小回りのコーナーをぐるぐる回る競馬は得意そう
前走東京のスローよーいドンは絶対に向かないですからね

シルクドリーマーの父タニノギムレットはロベルト系で
トニービンと同系であるグレイソヴリン内包種牡馬
目黒記念・AJCC共に多頭数0.7差負けとそこそこやれてる中で少頭数替わりで前進期待
間隔もうまく開けてきましたし

×プレストウィックはダイワメジャーが気になるものの
昨年4着から上位2頭が抜けたのと母母父Rivermanがネヴァーベンド系で押さえます
 

予想印と買い目


 
フェイムゲーム
○アルバート
▲デルマサリーチャン
△シルクドリーマー
×プレストウィック

買い目は
◎の単
◎ー▲△の馬連
◎ー▲のワイド
◎○ー▲△×の3連複