さらっと重賞回顧です
(随分遅くなりました……)
その前に…
先週日曜日は競馬きっかけで知り合った方々
名付けて「昭和48年会」
昭和48年3月~昭和49年9月生まれの5人で
オンライン観戦させてもらいました
まさに在宅せざるを得ない今だからやれたこと
じゃあせっかく5人ということで
1人1レース担当制にして
予算3000円ぐらいでWIN5をやろうと提案
1人2頭ずつで32通りに
まず1レース目でWIN1も
2レース目で外してジエンド
この2レース目京葉Sが
事前リサーチでは最も難しいでほぼ一致
だからこれは難易度高く仕方なかった…
でも企画としては
事前にレースをそれぞれ指定してたので
1週間楽しく過ごせてもらえたようです
馬券はこれでもか!!
っていうくらい外しましたが(笑)
その他のやり取りも含めて
楽しい1週間&週末となりました
それではいってみよう~
皐月賞
前日は不良馬場でも超の付く
いや超極悪馬場で同じ3歳山藤賞で2分8秒台
にしても回復度合いが凄いとしか!!
それでも重かったとは思うんですが…
これは一つのサンプルとして
前日道悪→当日晴れて気温が高い
この場合想像より上をいく乾き方をする
中山はそう覚えておこうかと
コントレイル
ディープで無敗の皐月賞馬は史上初
ディープ牡馬でG12勝馬はこれで5頭目
過去4頭はいずれもノーザンファーム生産馬
非ノーザンでのG12勝馬も史上初
記録ずくめの勝利となりました
3歳までのディープは
ノーザンファーム馬が非ノーザン(社台含)
これを圧倒してるのが重賞
しかしこれが4歳以降になると
その差は埋まってほぼイーブンになってる事実
等々…その他諸々書きましたが
裏を返せばこれはひょっとしたら相当強く
ディープの最高傑作になる可能性もあるか??
ノーザンは育成に長けすぎてるのか
100ある競争能力を90-95くらいで早目に開花?
それによって若い時期からバンバン走っちゃう
逆に非ノーザンはノーザンより育成力が劣る分
最初は素質だけで走りやすく
伸びしろをノーザンより多く残す分だけ
古馬になると追い付き追い越せになるんかなと
こんな妄想もあるだけに余計にそんな思いも
血統的には母父Unbridled's Song
これは母父としては早咲き傾向で祖母も早熟馬
早目に完成が来るのは間違いないはずですが
ノーザンよりは伸びしろを残しそうな分だけ
血統とうまくバランスが取れて
このまま高い完成度が維持出来ればなあと
結果的には内から下げてうまく外に出して
ロスなく回ったサリオスとは半馬身差でも
その強さのインパクトは遥かに上をいくもの
4コーナー回る時から直線坂下の感じは
まさに血統通り”脚が速い”という印象でした
元々東京のほうが向く血統かと感じてた中で
この内容と完成度ならダービーは9割方◎!?
恐れ入りましたm(__)m
サリオス
久々で延長臨戦でしたが
そこは激アツのハーツ×外人替わり
さすがレーン!でコントロールもきっちりと
好位からしっかり脚を伸ばしましたが
これは相手が強かった
母父Surumuが内包してるSuncourtの血
これをピックアップしてみました
テスコボーイの母でもあるので
これが奥に入ることによって
重いだけでなくスピードの支えになるのかなと
ただこのSuncourtの血を持つ馬で
皐月賞頑張った馬=3着以内は
ヴェロックス.サンリヴァル
キタサンブラック.ワールドエース
次のダービーでは軒並み着順を下げている
小回り中山の条件でこそなのか?
そんなことも頭には入れて置こうかなと
ガロアクリーク
これは…分かりません……
せめてウインカーネリアンと着順が替ってれば
まだ血統的には納得が出来たんですがねえ…
800m~1200mのラップが11.8-12.4-12.9
リプレイ見ると800m~1200m地点では
動いてなかったように見えたので
結果的にここで緩んだことにより脚が溜まった?
水仙賞とホープフルSは一定の流れで中盤緩まずスプリングSと新馬は加速ラップで要瞬発力戦
母父直キングマンボ馬の最も良い成績は1200m
キンシャサも1200mG1勝ち馬
つまりスプリント能力が高い配合とも言えそうで
一瞬のスピードに長けた馬という捉え方
そういう場面であれば是非狙ってみたい
と考えると…どこがあるやろか??
17年みたく緩むとひょっとしてダービー??
はたまた”今年の”マイルCSとか??
ウインカーネリアン
母父マイネルラヴの特徴は内枠特注ぐらいで
基本あまり主張せずに父や母系の血を
よりストレートに引き出すという印象
この馬は父ロベルト系スクリーンヒーロー
ややパワー=馬力寄りで
母方の欧州色が強いのと相まって
馬場もピタッと合ってのあわやの好走だったか
ダービーは馬場が逆ベクトルの可能性大
さすがにしんどいかなと
こっちが3着なら納得と片付けられたのにねえ
サトノフラッグ
ディープに母父Not For Saleはグレイソヴリン
牝系はアルゼンチンでスピード持続力に長けてる
そんな面もある血統配合でしょうが
私的にはパワー優勢という印象
ノーザンファーム馬ですし早目勝負なら
瞬発力=速さというのはあまり感じないのもあり
ここが割と合ってて勝負だった印象
近年4-6月の東京重賞での
母父グレイソヴリンを中心としたナスルーラ系
この不振が非常に目に付きます
これは母方のスピード持続力サポートより
もっと米国的な要求が高まってる現状
これがあるんで尚更そう感じるんですよねダーリントンホール
欧州配合馬なんで馬場は合ってる部類だったか
それよりも何よりも前走共同通信杯
これが2走前より短縮で緩んで位置も上げてのもの
それはどう考えても楽だったはずで
そこから大外回して同じ外に回したコントレイル
この馬には速さの違いで一瞬で置かれるも
じわじわと伸びて来て結構やるなあと感心
父が欧州ノーザンで母父Pivotal
母方は欧州のスピード型とすれば
サトノクラウンと血統も皐月賞のレースからも
多少ダブって見えるような見えないような…
このレースの評価自体は高い馬です
ダービーも馬場次第では可能性も
コルテジア
前2走とはまるで違う競馬だったのに
内からの抵抗からしてちょっとビックリ
シンボリクリスエスにしては
結構根性ある馬なんやなと
ロベルト×トニービン配合なら
今後アーネストリーみたいになれないか!?
ヴェルトライゼンデ
最後内に入れましたが完敗
血統的に条件的にはベストな感じはしましたが…
元々ここで評価してダービーで下げる
そんなイメージでいただけに
この内容では次なかなか手は出し辛い
クリスタルブラック
乗り方としては想定内でしたが
全く伸びずに完敗
”キズナチャレンジ”は失敗に終わりました💦
それでもキズナは勢いという挙動が重賞では肝
これはまだ当面継続で考えたい
だからここで勢いを断ち切られた次は?マーク
そう思ってましたが屈腱炎発症とは…残念
アーリントンカップ
当日重→稍重へと変化する馬場に
勝ったタイセイビジョンは内
2着ギルデッドミラーは外
結局乾いてきて内が良かったかという印象
外から届かずだったギルデッドミラー
その母父は米国血統
今開催の阪神重賞は
最後までこの母父の系統の活躍が目立ちました
タイセイビジョン
欧州の支えを要する高速馬場をこなし(朝日杯FS)
東京の速い馬場もこなし(京王杯2歳S)
今回タフな馬場もこなし
どんどん隙がなくなってきたような
欧州色が強めの配合だけに
NHKマイルCが米国志向でなければ
ギルデッドミラー
外を回したとは言え
手応え的にはもっと弾けてもなあと…
阪神内回りの弾け方のインパクトが強いなら
オルフェですし小回り急坂重賞で評価したい
プリンスリターン
ストロングリターン的に最もきついか?
そんな条件=ゆったり大箱の急坂でも崩れず
直線平坦ベストという考えはキープで
トリプルエース
馬場差あれどファルコンSとさほど変わらない
前半の流れを延長で位置取りを上げる競馬
これはきつかったであろうかと
Shamardalは急坂より平坦
次平坦替わり=葵Sあたりに来い!
チュウワノキセキ
前走よりかなり速く流れて
短縮で位置取りを前に上げる競馬
脚を使った感もあるので
次緩く流れて脚が溜まる流れなら
ロードベイリーフ
この馬は10着と奮わずも
ヴァンセンヌはこういう馬場=タフな馬場
そして短縮がいいような気がする
それは父自身重いところもこなしてたのと
内包してるチャイナロックの血から
もちろんフラワーパークですし
デュードヴァン
Declaration of War…あかんかあ…
日曜芝を走った2頭もいいとこなし
産駒の母方は米国色が強い馬ばかりで
そりゃ米国産馬がほとんどですから当然か
速い馬場のほうがいい?
もしくは芝が全然ダメ?
War FrontにGlorious Song内包なら
今後日本でも芝で活躍してくると思ったのに…
それは2022年デビューの日本産馬に期待します
ノルカソルカ
まさに読んで字のごとく
アンタレスステークス
この結果を受けて
今後取り組んでいこうと思ったのが
父系統毎にコースグループから
平坦?急坂?ダートスタート?芝スタート?
そこでの良し悪しを”ざっくりと”出しておく
あとはリズム(前走着順)と前走で速い上がり
そして最近思うのは前走地方交流重賞組
今回はそのワンツー決着
地方交流って言い方は悪いですが
相手は弱くなる面はあるものの
結構小回りのロングスパート勝負になって
厳しい面もあるのか!?と考えるんです
そこから中央への臨戦だと
割とゆったり感を覚えるというかね
まあ今回がたまたまだったかもしれませんが…
このあたりを意識しながら
あとは個別の血統に重きを置きつつ予想を
(↑これが一番課題ではあるんですが)
個別の回顧はなしで
次(平安S)への申し送りを込めておきます
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