さらっと重賞回顧です
(随分遅くなりました……)


その前に…
先週日曜日は競馬きっかけで知り合った方々
名付けて「昭和48年会」
昭和48年3月~昭和49年9月生まれの5人で
オンライン観戦させてもらいました
まさに在宅せざるを得ない今だからやれたこと


じゃあせっかく5人ということで
1人1レース担当制にして
予算3000円ぐらいでWIN5をやろうと提案
20200419WIN5
1人2頭ずつで32通りに
まず1レース目でWIN1も
2レース目で外してジエンド
この2レース目京葉Sが
事前リサーチでは最も難しいでほぼ一致
だからこれは難易度高く仕方なかった…
でも企画としては
事前にレースをそれぞれ指定してたので
1週間楽しく過ごせてもらえたようです


馬券はこれでもか!!
っていうくらい外しましたが(笑)
その他のやり取りも含めて
楽しい1週間&週末となりました


それではいってみよう~





皐月賞

皐月賞2020結果
当日重→稍重に回復し2’00’7の勝ち時計
前日は不良馬場でも超の付く
いや超極悪馬場で同じ3歳山藤賞で2分8秒台
にしても回復度合いが凄いとしか!!
それでも重かったとは思うんですが…
これは一つのサンプルとして
前日道悪→当日晴れて気温が高い
この場合想像より上をいく乾き方をする
中山はそう覚えておこうかと


コントレイル
ディープで無敗の皐月賞馬は史上初
ディープ牡馬でG12勝馬はこれで5頭目
過去4頭はいずれもノーザンファーム生産馬
非ノーザンでのG12勝馬も史上初
記録ずくめの勝利となりました
3歳までのディープは
ノーザンファーム馬が非ノーザン(社台含)
これを圧倒してるのが重賞
しかしこれが4歳以降になると
その差は埋まってほぼイーブンになってる事実
等々…その他諸々書きましたが
裏を返せばこれはひょっとしたら相当強く
ディープの最高傑作になる可能性もあるか??
ノーザンは育成に長けすぎてるのか
100ある競争能力を90-95くらいで早目に開花?
それによって若い時期からバンバン走っちゃう
逆に非ノーザンはノーザンより育成力が劣る分
最初は素質だけで走りやすく
伸びしろをノーザンより多く残す分だけ
古馬になると追い付き追い越せになるんかなと
こんな妄想もあるだけに余計にそんな思いも
血統的には母父Unbridled's Song
これは母父としては早咲き傾向で祖母も早熟馬
早目に完成が来るのは間違いないはずですが
ノーザンよりは伸びしろを残しそうな分だけ
血統とうまくバランスが取れて
このまま高い完成度が維持出来ればなあと
結果的には内から下げてうまく外に出して
ロスなく回ったサリオスとは半馬身差でも
その強さのインパクトは遥かに上をいくもの
4コーナー回る時から直線坂下の感じは
まさに血統通り”脚が速い”という印象でした
元々東京のほうが向く血統かと感じてた中で
この内容と完成度ならダービーは9割方◎!?
恐れ入りましたm(__)m


サリオス
久々で延長臨戦でしたが
そこは激アツのハーツ×外人替わり
さすがレーン!でコントロールもきっちりと
好位からしっかり脚を伸ばしましたが
これは相手が強かった
母父Surumuが内包してるSuncourtの血
これをピックアップしてみました
テスコボーイの母でもあるので
これが奥に入ることによって
重いだけでなくスピードの支えになるのかなと
ただこのSuncourtの血を持つ馬で
皐月賞頑張った馬=3着以内は
ヴェロックス.サンリヴァル
キタサンブラック.ワールドエース
次のダービーでは軒並み着順を下げている
小回り中山の条件でこそなのか?
そんなことも頭には入れて置こうかなと


ガロアクリーク
これは…分かりません……
せめてウインカーネリアンと着順が替ってれば
まだ血統的には納得が出来たんですがねえ…
800m~1200mのラップが11.8-12.4-12.9
リプレイ見ると800m~1200m地点では
動いてなかったように見えたので
結果的にここで緩んだことにより脚が溜まった?
水仙賞とホープフルSは一定の流れで中盤緩まず
スプリングSと新馬は加速ラップで要瞬発力戦
母父直キングマンボ馬の最も良い成績は1200m
キンシャサも1200mG1勝ち馬
つまりスプリント能力が高い配合とも言えそうで
一瞬のスピードに長けた馬という捉え方
そういう場面であれば是非狙ってみたい
と考えると…どこがあるやろか??
17年みたく緩むとひょっとしてダービー??
はたまた”今年の”マイルCSとか??


ウインカーネリアン
母父マイネルラヴの特徴は内枠特注ぐらいで
基本あまり主張せずに父や母系の血を
よりストレートに引き出すという印象
この馬は父ロベルト系スクリーンヒーロー
ややパワー=馬力寄りで
母方の欧州色が強いのと相まって
馬場もピタッと合ってのあわやの好走だったか
ダービーは馬場が逆ベクトルの可能性大
さすがにしんどいかなと
こっちが3着なら納得と片付けられたのにねえ


サトノフラッグ
ディープに母父Not For Saleはグレイソヴリン
牝系はアルゼンチンでスピード持続力に長けてる
そんな面もある血統配合でしょうが
私的にはパワー優勢という印象
ノーザンファーム馬ですし早目勝負なら
瞬発力=速さというのはあまり感じないのもあり
ここが割と合ってて勝負だった印象
近年4-6月の東京重賞での
母父グレイソヴリンを中心としたナスルーラ系
この不振が非常に目に付きます
これは母方のスピード持続力サポートより
もっと米国的な要求が高まってる現状
これがあるんで尚更そう感じるんですよね


ダーリントンホール
欧州配合馬なんで馬場は合ってる部類だったか
それよりも何よりも前走共同通信杯
これが2走前より短縮で緩んで位置も上げてのもの
それはどう考えても楽だったはずで
そこから大外回して同じ外に回したコントレイル
この馬には速さの違いで一瞬で置かれるも
じわじわと伸びて来て結構やるなあと感心
父が欧州ノーザンで母父Pivotal
母方は欧州のスピード型とすれば
サトノクラウンと血統も皐月賞のレースからも
多少ダブって見えるような見えないような…
このレースの評価自体は高い馬です
ダービーも馬場次第では可能性も


コルテジア
前2走とはまるで違う競馬だったのに
内からの抵抗からしてちょっとビックリ
シンボリクリスエスにしては
結構根性ある馬なんやなと
ロベルト×トニービン配合なら
今後アーネストリーみたいになれないか!?


ヴェルトライゼンデ
最後内に入れましたが完敗
血統的に条件的にはベストな感じはしましたが…
元々ここで評価してダービーで下げる
そんなイメージでいただけに
この内容では次なかなか手は出し辛い


クリスタルブラック
乗り方としては想定内でしたが
全く伸びずに完敗
”キズナチャレンジ”は失敗に終わりました💦
それでもキズナは勢いという挙動が重賞では肝
これはまだ当面継続で考えたい
だからここで勢いを断ち切られた次は?マーク
そう思ってましたが屈腱炎発症とは…残念



アーリントンカップ

アーリントンC2020結果
当日重→稍重へと変化する馬場に
勝ったタイセイビジョンは内
2着ギルデッドミラーは外
結局乾いてきて内が良かったかという印象
外から届かずだったギルデッドミラー
その母父は米国血統
今開催の阪神重賞は
最後までこの母父の系統の活躍が目立ちました


タイセイビジョン
欧州の支えを要する高速馬場をこなし(朝日杯FS)
東京の速い馬場もこなし(京王杯2歳S)
今回タフな馬場もこなし
どんどん隙がなくなってきたような
欧州色が強めの配合だけに
NHKマイルCが米国志向でなければ


ギルデッドミラー
外を回したとは言え
手応え的にはもっと弾けてもなあと…
阪神内回りの弾け方のインパクトが強いなら
オルフェですし小回り急坂重賞で評価したい


プリンスリターン
ストロングリターン的に最もきついか?
そんな条件=ゆったり大箱の急坂でも崩れず
直線平坦ベストという考えはキープで


トリプルエース
馬場差あれどファルコンSとさほど変わらない
前半の流れを延長で位置取りを上げる競馬
これはきつかったであろうかと
Shamardalは急坂より平坦
次平坦替わり=葵Sあたりに来い!


チュウワノキセキ
前走よりかなり速く流れて
短縮で位置取りを前に上げる競馬
脚を使った感もあるので
次緩く流れて脚が溜まる流れなら


ロードベイリーフ
この馬は10着と奮わずも
ヴァンセンヌはこういう馬場=タフな馬場
そして短縮がいいような気がする
それは父自身重いところもこなしてたのと
内包してるチャイナロックの血から
もちろんフラワーパークですし


デュードヴァン
Declaration of War…あかんかあ…
日曜芝を走った2頭もいいとこなし
産駒の母方は米国色が強い馬ばかりで
そりゃ米国産馬がほとんどですから当然か
速い馬場のほうがいい?
もしくは芝が全然ダメ?
War FrontにGlorious Song内包なら
今後日本でも芝で活躍してくると思ったのに…
それは2022年デビューの日本産馬に期待します


ノルカソルカ
まさに読んで字のごとく



アンタレスステークス

アンタレスS2020結果
最近ダート重賞に苦手意識が……💦
この結果を受けて
今後取り組んでいこうと思ったのが
父系統毎にコースグループから
平坦?急坂?ダートスタート?芝スタート?
そこでの良し悪しを”ざっくりと”出しておく
あとはリズム(前走着順)前走で速い上がり
そして最近思うのは前走地方交流重賞組
今回はそのワンツー決着
地方交流って言い方は悪いですが
相手は弱くなる面はあるものの
結構小回りのロングスパート勝負になって
厳しい面もあるのか!?と考えるんです
そこから中央への臨戦だと
割とゆったり感を覚えるというかね
まあ今回がたまたまだったかもしれませんが…
このあたりを意識しながら
あとは個別の血統に重きを置きつつ予想を
(↑これが一番課題ではあるんですが)


個別の回顧はなしで
次(平安S)への申し送りを込めておきます




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