さらっと重賞回顧です


いきなり次週の話をしますが(宣伝)
次のG1大阪杯ツイキャスを使ってお喋りする予定
内容は全頭血統考察中心
つまりブログをなぞったようなもの
特に代わり映えはしませんが
良かったら聴いて下さい


2~3年前位はそういや毎週やってたんですよね…
今回は先日のオフ会で参加者の方に
「G1のどこかでやって下さいよ~」
そんな言葉を頂いたので重い腰を上げようかと笑


日時は前日土曜日の夜を予定
またTwitterで予告しますので
興味のある方は宜しくお願いします


それではいってみよう~





高松宮記念

高松宮記念2020結果
クリノガウディーが降着で後味の悪い結果に
◎ダイアトニックで単勝持ってましたから
余計にそう見えてしまうところもありますが
ちょうど突き抜けそうな脚色のところでの不利
勝ってた可能性は大いにあったかと…

馬場は不良→重でしたが
グランアレグリア以外の上位馬は内前の馬
重発表以上に早めに乾きつつあったのかなと
多少内馬場は開けてましたがね
考察の冒頭でも書いたんですが
中京1200m重賞は湿ってもイン有利のベクトル
この方向性に出ることは頭の片隅にでも
今回は特に変則開催で1週寝かせた馬場でしたし


モズスーパーフレア
さかんにモズスーパーフレアの逃げたレース云々
週中からずっとほざいてましたが
この馬自身が来るとはね(笑)
34.2-34.5という0.3しか変わらない前後半3F
中身もやはり最高のものだったかと
Speightstown産駒は輝く期間が短期間に集中?
そんな見方をしてたので軽視してましたが
そもそも”格”は携えてた訳で
そこは同列で考えるべきではなかったかも
何より前走の馬場は血統もそうですが
速い馬の同馬にとっては相当きつかった筈
その中であの濃い内容でしたからね


グランアレグリア
外から1頭物凄い脚でした
後から思えば唯一ディープでしたね
あらためて凄い種馬やわ!!
母父エーピーインディ系って
アルアイン.サラス.ハートレー
急坂のある程度タフな馬場で強いと再度実感
距離を縮めてきてからの延長
これは今後注意深く見守りたい


ダイアトニック
馬場がタフな方でのモズスーパーフレア
その場面での初対戦でストームバード持ち
結果的に繰り上がり3着とはいえ
またまた馬券になりました

現状ロードカナロア産駒は
重賞のアップ戦ではスイートスポットが相当狭い
そう感じていて再三ブログでも書いてきた
そんな気がするんですが

ロードカナロア重賞馬券内前走条件戦
これはカナロア産駒の
前走条件戦→重賞1-3着馬の一覧

■母方にトニービン持ち
■ダート
■1200m
アーモンドアイをA級馬と認定すれば
この3つのいずれかに好走馬は限定されてる

前走OP→重賞1-3着馬だと
ステルヴィオ(サウジアラビアRC2着)
サートゥルナーリア(ホープフルS1着)
アンヴァル(北九州記念3着)
ダイアトニック(スワンS1着)

前走重賞→アップ戦の重賞1-3着馬だと
ステルヴィオ(朝日杯FS2着)
ステルヴィオ(マイルCS1着)
アーモンドアイ(桜花賞1着)
ファンタジスト(京王杯2歳S1着)
ファンタジスト(セントウルS2着)
ケイデンスコール(NHKマイルC2着)
ダノンスマッシュ(スプリンターズS3着)

ステルヴィオとサートゥルをA級馬と認定すれば
やはり母方にトニービンを持つ馬
そして1200m戦が目立ち
1400mでファンタジストとダイアトニック

まとめると…A級馬を除けば
アップ戦やタフな流れ&相手で元来やれる
そんなトニービンをサポートで持ってる
または1200m限定
そんな馬や場面でのみ狙いやすいのかなと

だからこそOP→1400m重賞勝ちした
この馬に異質な香りを感じて
A級馬へと辿るチャンス
これがこの場面であると判断したのもあります

アルパインスウイフトの牝系はスピード型
ローマンエンパイアその兄姉と
一気短縮を決める馬も多かった
ここ大チャンスは逃してしまいましたが
アップでやれるA級馬にほど近いカナロア
それは間違いないと思うので
臨戦次第ではまた秋チャンスがあるでしょう


クリノガウディー
母母父ノーザンテースト系のメジロライアン
今なら平坦質の重賞の方がと思いましたが
急坂のG12着馬であり格持ちで
道悪特注スクリーンヒーロー
終わってみたらなるほどなと
この馬に仲良くさせて頂いてる方が◎を!
そんなのを沢山見たような気がします
実に素晴らしいですね
マイラーズCや安田記念のほうが…
そう思ってただけにこれは素直に参りました


ダノンスマッシュ
前走オーシャンSが
血統的には100%いや120%向いた印象が強くて
今回は評価し難かったですね
欧州の支えが要らない米国質=速さで勝負出来る
そんな馬場にスプリンターズSがなるのなら
ここから直行で行くならまだ可能性も
はたまた無理矢理安田で前に行かせてからでも


タワーオブロンドン
全体的に欧州の血が前面に出た血統構成で
牝系も急坂コースのほうに良績を残してる
ある程度お誂え向きと思えたのに惨敗
速い馬場、前傾ラップ=速い流れ向き
血統を打ち消すほどに
馬の適性が完全に上回ってしまってるかのよう
間隔開けてダウン戦から立て直すべきかも
NHKマイルC→キャピタルS時のように


モズアスコット
付いていけなかったですね…
一度リズムを崩すと云々の父Frankelですが
同馬は初ダートで蘇り
ソウルスターリングは東京→初中山で蘇りと
Frankelの上級馬は未知の所であれば変われる
そんな余地ありという方向性
それでも同馬のダ→芝替わりに1200m
ソウルスターリングの一気延長2500m
Frankelの上級馬でも
来なさそうなイメージの時は変われない
そんなのも考えておきたくなる結果でした



毎日杯

毎日杯2020結果
割と前半からしっかり流れた印象
どうこう言うのは1着馬だけでいいでしょうか


サトノインプレッサ
また豊さんにとって悩める馬になるのか?
道中後ろからで直線も狭いところに入るものの
楽々抜け出しての快勝
母父Sahmはサドラー内包のミスプロ系
母サプレザは重めの馬場だった
09年&11年のマイルCSで共に3着
逆にレコード決着だった10年は4着
母母父がPleasant Tapでもあるので
少しタフな重めの馬場向きかもしれない
でもそこはディープでもあるし母父ミスプロ
母も超高速決着で対応力を見せてるだけに
まだ奥行きがある可能性は残しておきたい
つまりダービーで


アルジャンナ
賞金積めましたけど…弱いと思う
横比較からもそうですし
サトノインプレッサにほぼ無抵抗な交わされ方


ストーンリッジ
前走きさらぎ賞で馬券になった時点で
ここはもっと嫌うというチョイスはなかったか?
クロウキャニオンですから
連続好走のイメージを持ったのは大反省
それくらい当てにしてはいけない一族馬



日経賞

日経賞2020結果
予想時には多少スピード要求されるか?
そう感じてましたが蓋を開けると割とタフ
同日の1200mで33.6-35.4で1分9秒の勝ちタイム
時計は掛かってた部類でしょう
しかし来週からBコースに替わるので注意
(火曜日はAコースのまま)
2桁馬番で外を回した馬たちの決着に
ただ稀に的中したレースだったので
結果的にはスピードある血統や前走との出し入れ
これが効いた印象


ミッキースワロー
タフな部類だったとは思うんですが
それでも前走AJCCよりは全然マシな部類
父トーセンホマレボシは割とスピード型
ノーザンテースト~Crafty Prospector
内包してるこの血の影響力が強いのか?
戦績からしてもタフすぎる馬場がもう一つな分
前走との出し入れが効いての勝利とも言えそう
母父は急坂重賞特注のジャンポケ
小回りでこそのリファールクロス持ち
条件的には100%向いた感は否めず
春天となると父はさておき
母方の良さは今回より活かし難そう


モズベッロ
力付けてますね~
Harlan's Holiday×Saint Balladoからの
パワーとスピードのバランスが
うまく供給されてる感
Haloの血が重ねられてたのも
今年の中山重賞のトレンドでもあったので
良かったか


スティッフェリオ
結局この馬も体力優勢の血統なんでしょうが
ここで差せてこれたので
前走とのギャップをうまく使えた印象
タフな馬場はもう一つでいいとは思います


サンアップルトン
まあ後ろ過ぎたこともあるんでしょうが
届かなかったことを思えば
もっとタフなくらいでも良さそう
早春Sで接戦したボスジラが
先週阪神大賞典で完敗
血統的にそこまで体力勝負にならなかった
そんなレースでしたからね
(ボスジラと適性が近いところにあるならば)
ロブロイにキンカメ×トニービンですから


エタリオウ
休ませてもあまり変わらなかったなあ
道中での行きっぷりはいいものの…


レッドレオン
ディープ×Smart Strike×ヌレイエフ系
中山2500mでは合わない印象
もっと体力あるぐらいじゃないと
Smart Strikeがここではやっぱり微妙


ウインイクシード
距離かなあ…縮めてみて再度どうか?




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