さらっと重賞回顧です
(随分遅くなりました……)


と、その前に…
先週土曜日若葉ステークスのアドマイヤビルゴ
高額馬でアドマイヤ&武豊
注目馬ですが強かったですね!!


新馬見た時は「あれ?こんなもんか?」
そう思ったんですが…
同じように感じた方が多かったのか?
それが単勝2.6倍に表れてたのかもしれません


【アドマイヤビルゴの血統表】
アドマイヤビルゴ
母イルーシヴウェーヴはマイラーで
母父Elusive Cityは1200m直線2歳G1勝ち馬
Elusive Quality×Dayjurなんで速いミスプロ系
それを欧州の血で支えるという母方
近年のダービーは高速馬場が当たり前
母系に”速い血”というのは
年々重要度を増してるので
父ディープもひっくるめてダービーはピタリ
と言っておきましょうか!?


ちなみに若葉ステークスは前半59.9の流れ
それを33秒台の上がりで勝ちましたが
阪神2000mで前半60秒を切る流れで
上がり33秒台で勝った馬は過去皆無のはず
馬場差とかはもちろんあるんでしょうが
これは単純に能力の証明に値しそう
↑実はもう1頭エアウィンザーが居ましたm(__)m
(’18チャレンジC59.7-33.7)


それでも2.3歳馬では初めてで通算2頭目
クラシックの勢力図をガラッと塗り替えるか?
次を楽しみにしたいと思います


それではいってみよう~





阪神大賞典

阪神大賞典2020結果
割としっかりとした流れになったと思う中で
勝ち時計は3'03'0はなかなかの時計
天気も良く馬場も良かったですし
当初の想定通り3000mの範疇でも
血統的にはそこまで体力勝負にならなかった?
そんな印象があります


ユーキャンスマイル
父キンカメと母母母父がIn Reality系Known Fact
ダンス×Sharpoの母方は体力勝負が良さげも
父と母母母父から2000mがベストと思われる馬
それはこの結果でも変わらないですが…
昨年の春天はディープ2頭にやられて5着
臨戦的には今年の方がいいように思えますが
高速馬場の春天だと前を捕まえきれるか!?


トーセンカンビーナ
母父Hawk Wing~Woodmanは
欧州的速いミスプロなんでこれが効いたか
エンジンの掛かりは遅いしスタートも良くない
それを延長とディープの血
これで埋める可能性は春天であるかも?


メイショウテンゲン
母を思い出させるそんな3着だったかと
フレンチ×サドラーで
ディープであってもTHE体力という馬
高速京都の春天なら流石に厳しいか…


キセキ
また18年日経賞の頃のように
難しい馬に戻ってしまったかのような
大出遅れ→コントロールの難しさを露呈
牝系から延長適性◎な面もあるものの
一気に距離を短くし成功した毎日王冠
コントロールの難しさを相殺出来そうな
一気の距離短縮を再度狙うしかないのかも?
このまま春天ではいくら延長でも…


レノヴァール
もうちょっと頑張れるかと思いましたが…
単純に弱かった感じ



スプリングステークス

スプリングステークス2020結果
超超スローな流れになりました
ガロアクリーク…
これは100回やっても買えませんね
でも超スローになるとそのまま前で決まらず
外からそれらを飲み込んでというのは
非常によく見られる光景かなと


ガロアクリーク
キンシャサノキセキに母方は欧州配合
リファールの4×4で小回りが良かったのかも?
水仙賞より緩く流れて短縮
新馬戦も緩い流れでしたが
その時に近い流れでアップ戦でも楽で弾けた
皐月賞は同じ小回りでも
流れが違えば流石に厳しいでしょう


ヴェルトライゼンデ
スローで外から差されて完敗の2着
それでも何とかまとめられた
母方はタフな欧州配合
ダービーというよりは皐月賞や有馬
そんなタイプと思ってるので
次そしてそれ以降に楽しみを残せたかと


サクセッション
よく3着まで来たという印象
母父がIn RealityのDiktatですし
前向きさや加速力が感じられるので
全兄クルーガーのように
マイルに結局は寄っていくのかなあ


ココロノトウダイ
エイシンフラッシュ重賞勝てんなあ…
キングマンボ系×フェアリードール牝系
この配合でこれなら現状力不足



フラワーカップ

フラワーカップ2020結果
同距離スプリングSとは逆の前傾ラップに
フラワーカップ自体
タフさ=欧州的要素がかなり問われる傾向
今年も母方トニービン持ちのワンツー
傾向にある程度沿った形になった印象


アブレイズ
キズナは勢いという挙動が重賞では肝
これまで散々書いてきましたが
新馬勝ちからとはいえ
そこからインパクトを感じ得なかった
しかしシンプルにこの人気なら
新馬勝ちからの勢いのみを評価すべきだったか
母父ジャンポケは急坂特注
中山重賞で跳ねる事が多々のHaloクロス持ち
終わると次から次へと出て来ますね(笑)
キズナチャンスを逃したかもしれません


レッドルレーヴ
同じキンカメでもこちらはミアマンテより
欧州色は強かった
最近のダイナカール一族たちは
父を何付けようがより重さが出てきてる印象
何となく中途半端になりつつある分だけ
今後も跳ねは期待薄もまとめてはきそう


シーズンズギフト
クリスエス×ロブロイという
いかにも中山1800mでこそ!という配合
それだけで持ってきたような3着
エピファネイアを上で狙うなら
やはり重めのところがいいのだろうか?
少し調べると開幕週が好数字と出てるので
フローラSなんかだと例年そこまで軽くなく
2000mの根幹でいいかもしれない?
この馬含めエピファネイア産駒が
もし出て来たらピンポイントで狙うかも?


チェスナットドレス
4着でも離されてのものだけに
さほど惜しかったなあという気持ちもなく…
1600&1800と急坂でこそのディープスカイ
母方は中山での血統適性が十分
将来ターコイズSや中山牝馬Sで見てみたい馬




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