今週のG1レースは京都競馬場芝2200mで行われるエリザベス女王杯2018
古馬牝馬たちに3歳牝馬が初めてぶつかるという図式

ここでは出走馬1頭1頭の全頭血統考察withM
これを各馬五十音順にしていきます



種牡馬メモについてという記事を先日更新
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これはPDFファイルダウンロードという形式でありまして

【ダウンロードすればPCやスマホやタブレットで見れる】

【それを印刷すれば競馬場や自宅WINSでもパッと見れる】

 
つまり手軽にという事をコンセプトに
新種牡馬を含む100頭弱の種牡馬に関してのポイントを明記したものです

※サンプルページも見られるようにしてますので宜しくお願いします

イラスト 競馬3



 

過去のエリザベス女王杯から見えてきたポイント


エリ女過去10年
これは過去10年におけるエリザベス女王杯1~3着馬の父と母父が分かるもの


■モズカッチャン
(母父キンカメ→Kingmambo×Last Tycoon)

■クロコスミア
(母母父Nashwan~母母母父Sadler's Wells)

■クイーンズリング
(母方Anabaa×Bering×Riverman)

■シングウィズジョイ
(母父ロベルト系、母母母父ロベルト系)

■マリアライト
(母父エルコンドルパサー→Kingmambo×Sadler's Wells)
(母母父Riverman~母母母父Ribot)

■タッチングスピーチ
(母方Sadler's Wells×Irish River)

これら過去3年で人気より着順が上で馬券になった馬


ポイントは母方に欧州血統が重ねられている
こんな血統馬の好走が目に付くというのが特徴


牝馬限定戦でも血統的には
欧州=タフさが問われるという事なのかも!?


人気で走ったミッキークイーンにヌーヴォレコルト
この2頭も例外ではなく
母方に欧州血統が重ねられてましたから



出走馬の考察


アドマイヤリード

母母父Kenmare~母母母父Irish River
欧州ナスルーラが重ねられた母方は悪くない
しかしリズムを崩すと立て直しがききにくいステゴ牝馬
近走1秒は負けてないのでそこまで崩してるとは思い難いものの
勢いが失せているのは確か


ヴァフラーム

母父ジャングルポケットがトニービン×ヌレイエフ
母母母父もKrisで母方は良さそう
っていうか父ハービンジャー自体も欧州型種牡馬ですね
阪神2600m稍重馬場を勝ってるようにスタミナは有りそう
近走短縮だと位置取りが悪い印象(前走は勝ちましたが)
従って1800m→2200mの延長は悪くないように映ります


エテルナミノル

母母父リアルシャダイ~母母母父Lyphard
と欧州血統が重ねられてる母方ではありますが
父が米国型でミスプロ系種牡馬のエンパイアメーカーは痛恨
(秋の京都芝エンパイアメーカーは特注ではありますが)
函館記念も愛知杯も前走から位置を押し上げての好走で
400m延長の今回前走で前行った後だけにきつく感じそう


カンタービレ

Galileo×Last Tycoon×Bikalaと欧州血統が重ねられた母方は魅力
近年パワータイプが増えてきて
京都重賞では苦戦気味だったディープ産駒ですが
エリ女参考カンタービレ
この秋の京都はやや馬場が重いのも後押しして好調
ローズSを先行した後に延長で差し=逆位置取りになった秋華賞が圧巻
3番人気3着とはいえそこで頑張った印象が強く
ローズSとワンセットとして果たしてここでもう1回踏ん張れるか?
取捨に非常に迷う1頭


クロコスミア

昨年の2着馬で母母父Nashwan~母母母父Sadler's Wells
昨年は楽逃げだった府中牝馬Sの後でどうかな?
そう思いましたが逃げられず番手でも2着に踏ん張りました
2走前が1600万で鮮度と勢いでカバー出来たのかもしれない
それに比べると今年の臨戦は物足らない
2走前の札幌記念の内容
→厳しいペースにも関わらず内でピタッとは止まらずに抵抗
これが好感持てるものではあるのですが・・


コルコバード

エンドスウィープ×Proud Truthの母方は米国色の強い配合
Proud Truthの奥はリボー(凱旋門賞馬)ではあるんですが
欧州色はかなり薄い印象で母もダート馬でした
前走厳しいペースだった2600mからの臨戦は短くなるのでプラスか
3.4走前の東京でもある程度の位置は取れてるのもいい
若い頃は速い上がりにも対応してましたが
半年以上間隔を開けた17年9月以降は上がりが掛かる所での好走
そういう競馬にならなかったと言えばそれまでですが
ある程度上がりが速くなった時にどうか!?


スマートレイアー

母方がホワイトマズル×Groom Dancerという欧州配合
ですが・・得意のダウン戦である前走京都大賞典で1.1秒負け
元々アップ戦のG1では秋華賞以来悉く弾き返されてただけに
さすがにここはもう厳しいのではないかと


ノームコア

エリ女参考ハービンジャー
これはハービンジャー産駒の芝重賞×ノーザンファーム生産馬
このパターンにおける前走間隔別成績(17年以降)
ノームコアのフラワーCに紫苑Sもそうであるように
このラインも間隔を開けた方がベストの臨戦ではありそう
従って秋華賞をパスしたのは風が吹いているかもしれない

そのハービンジャーは欧州ノーザンダンサー系ですが
母系はクロフネ×サンデー×ミスプロと欧州色は非常に薄目
まあハービンジャーがそれを相殺しちゃうかもしれませんが
母方はここに合ってるとは正直言い難い気も

紫苑Sが外枠でただ外を回っただけでの圧勝なら
「内枠に入った時に揉まれちゃえよ」とも思えたんですが
3角あたりから馬込みで辛抱する形になって
ラストもそこから抜け出すという好内容
それでも内枠よりは外目の枠の方が良いのかもしれない
まだ内枠で最初から道中ごちゃつくような競馬は未経験だけに

でもルメールなんよね~「めんどくさっ(笑)」


ハッピーユニバンス

母母父Argumentが異系の欧州血統
母父サンデーでArgumentの奥がViceregalなら
そこまで母方に欧州血統が重ねられてる訳ではないものの
父ジャングルポケットが欧州型種牡馬
前走丹頂Sではダウン戦ではありましたが
2走前クイーンSから一気の距離延長でかなり厳しいペース
そこで追い込み→3角先頭の位置取りで3着に残りました
しんどいと思える場面で頑張って活性化も出来た
今回アップ戦にはなりますが単純に短縮なら楽に感じるかも
そう!クィーンスプマンテの再現ならこの馬か!?
こっそりと単と本命馬とのワイドは忍ばせておくつもり^^


フロンテアクイーン

母母父ブレイヴエストローマン~母母母父ダンデイルート
これが欧州血統で重ねられてるでしょう
しかも父メイショウサムソンが欧州ノーザンダンサー系種牡馬
安定はしてるんですが果たしてG1でどこまで?
これまではG1・G2のアップ戦になると
前走よりちょっとずつ着順を落とす傾向があるだけに


プリメラアスール

母母父Nabeel Dancerが欧州ノーザンダンサー系
しかし母父アジュディケーティングに母母母父ミスプロ
これらを総合すると欧州血統が重ねられた母方とは言えない


ミスパンテール

母父シンボリクリスエスがロベルト系
その奥がマルゼンスキーにシルバーシャーク
なかなか母方は欧州血統が重ねられたものがあるかなと
しかし父ダイワメジャーと考えると
2000m以上のG1ではなかなか飛び付き辛いのは事実
2走前ヴィクトリアマイルを差して5着は
それまでの内容からして楽→苦の所だと思えるので評価してます
ですから楽だった筈の前走でもう少し格好はつけて欲しかった


モズカッチャン

エリ女参考ハービンジャー2
これはハービンジャー産駒の芝重賞×非ノーザンファーム生産馬
このパターンにおける前走間隔別成績(17年以降)
↑のノームコアの所と比較してもらえればより鮮明かと思いますが
こっちのラインはやはり”熱されてから”という傾向なのかなと
実際3歳時のモズカッチャンもそういう所がありましたから

しかし今年に入って
京都記念2番人気4着ながら内からあわや
札幌記念は最後方から最後うまく馬込みを抜けて3着
この2レースは間隔を開けた臨戦で好走してきてます
このあたりは昨年と比べると違和感があるんですが
これ。。牡馬混合だから頑張れた
つまり強い相手との競馬だったからなのかなと
そうなればこの2つの頑張りも自分の中で説明は付きます

で、今回は牝馬限定で1番人気濃厚
迎え撃つ立場になって間隔を開けて馬がとぼけなければ・・

母父キンカメがKingmambo×Last Tycoonで欧州配合
これは悪くないんですがね


リスグラシュー

母父American Post×Miller's Mate×Lyphard
母方は完璧なまでの欧州配合
母父American PostはBering×サドラーズウェルズでもう文句なし
これまで3度の凡走は全て間隔を詰めたG12戦目ばかり
(オークス、エリザベス女王杯、安田記念)
今回は府中牝馬Sからの臨戦なんで
これはきっと走れるタイミングにはあると思われます
問題はハーツクライが勝ち切れない京都外回り重賞である点
総体的にこれはエンジンの掛かりが遅い馬が多いという事を
示しているのかもしれませんが・・
だからこそ今年マイルを中心に使われてきた
この経験がここで活かせないかと考えたくはなります
3番人気に落ち着きそうなのはハーツクライにC系という事
これを考えるなら非常に魅力的
とにかく内目の枠を引いてあとはモレイラ様に託したい


レイホーロマンス

この馬もハービンジャーで非ノーザンファーム生産馬
そう考えるなら間隔を開けての臨戦よりは
熱された臨戦の方がいいのかもしれませんね
サンデー×Seattle Slewの母方はスピード志向が強いものの
その奥のFairy King~Allegedは欧州血統
そしてハービンジャーが欧州ノーザンダンサー系種牡馬
ならばギリギリ評価してもいいかもしれない
この馬は馬込みを苦にしないタイプで
条件戦時は内から馬の間を割ってくる競馬の経験もあり
つまりC要素があると感じてアップの愛知杯で◎を打ちました
そこから牡馬混合重賞もありましたが
ずっとG3戦を使われてきて今回は初G1でアップ戦
C要素があるならここは期待出来る状況なのかも
と・・登録馬が出た段階でファーストインプレッションはこれでした!


レッドジェノヴァ

母父ホワイトマズルが欧州血統で
そのホワイトマズルはダンシングブレーヴ×Ela - Mana - Mou
間にサンデーが挟まってますがその奥Law Societyも欧州血統
母方は欧州血統が重ねられてるといっていいでしょう
3走前が延長で楽勝後の2走前は短縮でも位置取り変わらずまた楽勝
そして前走京都大賞典は内からなかなか抜け出せなかったものの
最後サトノダイヤモンドに迫る2着
馬込みでも内目でも辛抱出来る馬ですし
連チャン期の香りを感じますし
全くシンボリクリスエスっぽさをいい意味で感じさせない馬
ただシンボリクリスエス産駒の芝重賞は近年では断然延長臨戦が好成績
その中で今回は200mながら短縮臨戦
前走みたいな競馬になると
今度は頭数が増えるので捌きにくくはなる筈で致命的になる恐れも
従って内目よりはやや外目でスムーズなほうが今回は良さそうですが


ワンブレスアウェイ

ここのとこ安定してきたステイゴールド産駒ですが
Storm Cat×Mining×Clever Trickの母方は米国色が強い配合
加えて近親にはゼンノロブロイ
(祖母ローミンレイチェルがロブロイのお母さん)
従ってアップ戦のここでは手は出し辛し



最後に注目馬をどうぞ


これを踏まえて現時点で
”穴っぽいところ”と”人気どころ”それぞれで注目してる馬を挙げておきます
(馬名はクリックで見れます。応援の意味も込めてもらえると嬉しいです)


【穴】
カンタービレ


【人】
リスグラシュー