4月1日(日)阪神競馬場で行われる大阪杯2018の予想です

大阪杯は芝2000mで行われる古馬重賞でして昨年からG1に格上げとなりました
位置付け的にこのレースは春の中距離路線最強馬決定戦でしょう
そしておそらく挑戦する馬はいないとは思うんですが(笑)
勝ち馬にはアイルランドのG1アイリッシュチャンピオンステークスへの優先出走権が与えられます

G1格上げ初年度となった昨年はキタサンブラックが勝利
1番人気に支持されての堂々の勝ちっぷりでありましたが
今年の1番人気は一昨年有馬記念以来の復活Vなるか?のサトノダイヤモンド
鞍上はドバイ遠征で乗れないルメールから戸崎へとチェンジでどんな騎乗を見せるのか?

2番人気は昨年の皐月賞馬であるアルアイン
3番人気は前走金鯱賞で快勝し初のG1制覇に向けて機は熟したスワーヴリチャード

この3頭が上位拮抗でいわゆる3強的なオッズの並びになっております

それに続く人気順がシュヴァルグラン、ミッキースワロー、トリオンフ、ペルシアンナイト

そんな大阪杯2018の発走時刻は15:40になっております
 

レースの見解はこう考えました


 

これは格上げされた昨年における大阪杯1~3着馬の父と母父が分かるもの

G1となれば過去の傾向は昨年のみになってしまうので
それまでのG2時代の傾向を見るのもありだとは思うんですがここでは昨年のみをチョイス

昨年は1番人気でありそれまでにG1を何度も勝っていたキタサンブラックの存在があり
この馬がレースを支配し前で圧を掛ける分だけなかなか斬れ勝負になりにくい
こんな特徴もあってキタサンブラックと一緒のレースで走ったディープインパクト産駒
斬れと言えば現状代表的なのはこの産駒になってくると思われますが
2016年のジャパンC以降での成績が【1.1.2.25】と全く奮わなかったんです

それなのにここで産駒のステファノスが2着に走りました
つまりこれをどう捉えるか!?
キタサンブラックが居て産駒が苦手とする所で走れたならば
今年はそのキタサンブラックは不在なんでより走りやすくなる=結果を出しやすくなる
そんな可能性が高くなるかもしれないという事は頭の片隅に入れておいてもいいのかも


これは今春阪神開催芝レースにおけるディープインパクト産駒の成績ですが好調ですしね

あとは母方の血統に目を向けたいんですが

キタサンブラック(サクラバクシンオー×ジヤツジアンジエルーチ)
ステファノス(クロフネ×Seeking the Gold)
ヤマカツエース(グラスワンダー×Tejabo)

スピード&パワーに長けた母方の配合馬が上位を独占しておりました

欧州色が強めだったサトノクラウンにアンビシャスが届かずに終わりましたし
勝ち時計も1'58'9と速かったというのもあってこの血が活きた可能性もあるでしょう

今週はずっと天気も良好ですし
先週の阪神は時計が速かったのである程度の高速決着ならば今年も要注意の血だと思います
 

大阪杯2018の予想


 
土曜日の500万条件2000mで1分59秒台が出てるようにある程度高速決着になりそう
ならば上で挙げたポイントを満たす馬重視でいこうかなと
 
 
◎はウインブライトにしました
父ステイゴールドはサンデー系種牡馬
ステイゴールド産駒は先週まで今春阪神開催で複勝率39.4%となかなか好調で重賞は【1.0.2.1】
レインボーライン(阪神大賞典1着)
デルニエオール(フィリーズレビュー3着)
この2頭が人気以上に走って馬券になってるので悪くはないでしょう
サンデーのスタミナ型だけにあまり高速馬場になりすぎると微妙になってくるかもしれませんが
そこはステイゴールドの阪神2000m重賞での期待値の高さと母方の血で相殺出来ないかと
母父アドマイヤコジーンはグレイソヴリンでもコジーンの血を持ってるのでスピードもあり
そして母母父ジェイドロバリーがミスプロ系なんでスピード特化+パワーもある母方ともとれそう
臨戦的には皐月賞時に似てるのかなって??リズム良い臨戦で延長ですから
従って連続好走に対しての疲労が心配ですが・・人気もないですし今の充実度のほうをとりました
 
 
○はアルアイン
この馬はディープインパクト産駒ですが母方がスピード特化された配合
母父Essence of Dubaiがエーピーインディ系でボールドルーラー
母母父Great Aboveは米国の短距離で活躍した馬
米国型配合でもあるのでパワーも強調と血統的には非の打ち所がないような感じ
高速決着の2000mG1戦という事になればイメージ的には昨年の皐月賞ともダブるので尚更
ただ唯一不安点を挙げるなら臨戦過程
前走京都記念はG1からG2のダウン戦で2着でしたが
これは近年のディープ産駒にとっては割と得意とするダウン臨戦なんです
そして今回の臨戦G1→G2→G1におけるディープ産駒の成績が【1.1.2.10】
(16年以降、古馬、前走G2で3着内という条件で調べました)
結構人気馬が飛んでいてG1からのダウンに反応した後のアップ戦は厳しいのかもしれないなと
その分だけ一つ割り引いて評価してみました
 
 
▲はダンビュライト
父は非サンデー系種牡馬で産駒の重賞好走例は前走からのアップ戦がほとんどを占めてます
前走はまさにアップ戦でしたし今回もG1へのアップ戦というのは良さそう
父方からはスピードの持続力を供給
母父からスピードと斬れ、母母父から欧州のスタミナを、という母方の配合
一族はダートの活躍馬を多く輩出しておりややパワーに長けた血統構成か
血統のバランスはかなり良いと思いますし
高速決着の2000mG1戦という事になればイメージ的にも昨年好走したレースとダブりますし
こういう激戦のほうがいい馬かもしれないと頭の片隅にはインプットしておきたいです
 
 
スワーヴリチャードの父はハーツクライで産駒はデビューしたての頃はよく重賞1番人気で負けてましたが
近年は実は1番人気で超安定してます
そこら辺は仮に1番人気になっても気にするほどではないのかもしれない
と思っていたら・・蓋を開けたら3番人気!ならばハーツクライのキャラ的にも悪くない
この馬は間隔開けたアル共と共同通信杯で弱い相手に圧勝
前走はサトノダイヤモンドこそいたもののあとは弱い相手に少頭数且つ外枠で快勝
どうなんでしょうね?結局アップ戦だった皐月賞と有馬記念で凡走してるのでLっぽいのか??
そうなったらアップ戦の今回は前走が楽すぎた事も相まって苦には感じる場面かも
それでも母方の血統はUnbridled’s SongにGeneral Meeting
ミスプロにボールドルーラーでスピード特化配合で米国型でパワーもあり
最後の最後まで取捨に悩みましたが血統的には良い部類なので4番手で押さえる事にします
 

予想印と買い目


 
ウインブライト
○アルアイン
▲ダンビュライト
△スワーヴリチャード
 
買い目は
◎の単
◎ー○▲△の馬連&ワイド