4月8日(日)阪神競馬場で行われる桜花賞2018の予想です

桜花賞は芝1600mで行われる3歳牝馬によるレースでありまして
牝馬クラシック(桜花賞・オークス・秋華賞)の第一関門
ここで5着つまり掲示板までに入ると次のオークスへの優先出走権が与えられております

過去5年の勝ち馬の顔触れは
レーヌミノル、ジュエラー、レッツゴードンキ、ハープスター、アユサン
近年では桜花賞→オークスの2冠馬は誕生してませんね

ソウルスターリング、メジャーエンブレム、ルージュバック
実はここ3年連続で断然1番人気が負けてるんですが・・
今年も同じように断然1番人気に推されてるのが無敗のラッキーライラック
この不吉なデータを吹き飛ばすような勝利が見られるのか!?
はたまた今年も嫌なジンクスは続いてしまうのか!?

それに続く人気順がアーモンドアイ、リリーノーブル、マウレア、フィニフティ

そんな桜花賞2018の発走時刻は15:40になっております
 

レースの見解はこう考えました


 

これは過去10年における桜花賞1~3着馬の父と母父が分かるもの

昨年は外回りになって初の湿った馬場(稍重馬場)での施行
従ってやや特殊条件だったとして昨年に関しては傾向からは外して考えようかと
一応土曜日は良まで回復、その後に雨が降ったようですが
まあおそらく良馬場で施行されると思うんでね

16年3番人気1着 ジュエラー(Pistolet Bleu×Tourangeau)
16年6番人気3着 アットザシーサイド(アグネスタキオン×Alydar)
15年5番人気1着 レッツゴードンキ(マーベラスサンデー×ジェイドロバリー)
15年7番人気2着 クルミナル(母父Candy Stripes)
15年8番人気3着 コンテッサトゥーレ(トニービン×Lyphard)
14年5番人気3着 ヌーヴォレコルト(母父スピニングワールド)

いつも通り近年で人気より着順が上だった馬の特徴は何かないのか?調べてみると・・

ジュエラー、クルミナル、コンテッサトゥーレ、ヌーヴォレコルト
この4頭は父がサンデー系種牡馬で共通
そして母方は欧州配合だったり母父が欧州系だったりと欧州志向が見られる馬
つまりサンデー系種牡馬は母方に欧州血統を持つ馬に優位性がありそうな感じ

アットザシーサイド、レッツゴードンキ
この2頭は父がキングカメハメハで共通で母方はサンデー×パワー型の配合でありました
つまり父キングマンボ系なら母方はサンデーとパワーもしくはスピードのバランス配合に優位性が

あとは例年2月開催以降の阪神芝で上位の勝ち星を挙げてる種牡馬がそのまま走る傾向もあり

1位 ディープインパクト(14勝)
2位 ハーツクライ(7勝)
3位 ステイゴールド(5勝)
3位 ロードカナロア(5勝)

ハーツクライ産駒の出走はありませんのでそれ以外の3種牡馬に特に注目する手も
 

桜花賞2018の予想


 
◎はリリーノーブルにしました
父ルーラーシップはキングカメハメハの血をひくキングマンボ系種牡馬
新馬戦は外から、白菊賞は逃げ馬がスペースを空けたのもありましたが最内から抜ける競馬
それぞれ違った競馬で2つとも楽勝に見えましたね
阪神JFは白菊賞から2週という間隔が詰まった臨戦でありましたがそれでも2着に好走
ちなみにこれはルーラーシップ得意な重賞でのアップ戦だったので相殺出来たのかなと
前走チューリップ賞3着はそこから間隔開けての臨戦でしかもダウン戦
実はルーラーシップは意外と間隔が開いてるよりも詰まってるほうが成績が良かったりするので
前走はさすがに走ってこないタイミングと思った中でも3着とまとめました
今回は前走よりは間隔が詰まって再度G1へのアップ戦なら走ってきそうな予感はプンプン
母方はクロフネ~サンデー~ノーザンテーストですからスピードに特化されており配合は◎
しかも先週位からルーラーシップと同じトニービン内包種牡馬であるハーツクライが芝でバンバン好走中
ルーラーシップもホウオウドリーム(先週)ヒシマサル(土曜)が1着と上昇ムード
現状の馬場も後押しになりそうで傾向からいけば人気より上の着順=つまり連対が十分見込めるかと
 
 
相手本線はディープインパクト産駒にしようと思います


これはディープインパクト産駒の世代別における2.3歳限定芝重賞での成績

今3歳世代はあまり目立ってないかもしれませんが連対率&複勝率は世代間トップ
ここまで重賞19レースに産駒が出走し馬券に絡まなかったのは3レースのみ
今年は6頭出走してるなら1頭は馬券になるのではないかという安易な考えです(笑)
 
 
○はプリモシーン
もちろん父はディープインパクト
母方はスピードある配合ですが母父の父や母母父からして欧州色もある血統構成馬
ならば条件的にはピッタリとも思えますし過去のレースぶりからこの枠は絶好になるかなと
 
 
▲はアンコールプリュ
この馬も父ディープインパクトで母父ウイニングチケットが欧州ナスルーラ
母母父トウショウボーイを考えれば母方はスピード持続力に長けた配合で
持続質が要求されがちな1400mで走って来てるのもまあ頷ける
兄姉にはブラックシェルにシェルズレイでそのシェルズレイの子がシャイニングレイ
どちらかと言えば前哨戦向きでG1で勝ち切るには厳しい血統背景かもしれない
ただ新馬戦では内の馬込みで辛抱する競馬を経験し最後間から抜けてきてるので
この枠で過去2戦の競馬にとらわれないような走りが出来ればまだ底が割れてないだけに
 
 
基本的には◎リリーノーブルの単とこの2頭への馬券のみで考えてますが
もし広げるならという事であと2頭をチョイスしておきます
(このあたりは流動的なんで当日買い目が変わってるかもしれませんが)
 
 
アーモンドアイの父は新種牡馬ロードカナロアでキングマンボ系
母父サンデーで母母父が欧州ノーザンダンサー系のヌレイエフ
母フサイチパンドラはサンデー産駒でも速い上がりで勝負するというよりは
ヌレイエフの奥にある米国血統のBuckpasserの影響かパワーのあった馬でした
ですから血統バランス的にはここに合ってると思いますが2番人気・・
過去の競馬っぷりからこのやや外目の枠というのはベストに感じますし
シンザン記念は前行った2頭が内で粘る中でこの馬は外から追い込みと次元の違う強い競馬
実はロードカナロアは京都の成績が良くなくて阪神の成績が抜群
このあたりキンカメにストームキャットといったパワーの影響もあるのならコース替わりも◎
シンザン記念は湿った馬場ではありましたがね
 
 
×レッドサクヤの父もディープインパクト
デインヒル×フォーティナイナーの母方はスピード配合ですが母父デインヒルがダンチヒでも欧州寄り
全姉にオークス2着エバーブロッサム、半姉にヴィクトリアマイル1着エイジアンウインズ
共にリズム良い臨戦且つ初G1での好走でしたからここは姉達とダブる臨戦ではあり
ただこれまで外を回す競馬しか経験のない馬がこの枠というのはどうなのか?
出来れば外枠のほうがこの馬には良かったような気もするのでこの評価まで
 
 
1番人気のラッキーライラックの父オルフェーヴルはステイゴールドの血をひくサンデー系種牡馬
まだまだデータが少ないオルフェーヴル産駒でありますが
枠番別成績を見ると3~5枠といった中枠の数字が割と良好
逆に15頭以上の1~2枠では【0.1.1.21】と多頭数内枠で良くないというデータがあり
新馬・アルテミスS・チューリップ賞は好位抜け出しという競馬
阪神JFは差しに回りましたが問題なく外を回してG1勝利
しかしあまりにも前走チューリップ賞が楽過ぎた印象で
今回は断然人気の中でマークがきつくなり内で揉まれた時がどうなのかの懸念は付き纏う
ただ周りを見ると割合すんなりと揉まれない位置は取れそうではありますが・・
母方Flower Alley×Seattle Slewはスピード能力に長けた配合
近親にはミッキーアイルにアエロリットとマイルG1勝ち馬が居る血筋
まあ仮に来たとしても◎リリーノーブルからのワイドで拾えればいいので印は回しません
 

予想印と買い目


 
リリーノーブル
○プリモシーン
▲アンコールプリュ
△アーモンドアイ
×レッドサクヤ

買い目は
◎の単
◎ー○▲の馬連&ワイド
(◎ー△の馬連、◎ー×のワイド)