今週土曜中山競馬メインレースは中山金杯2018
 
中山金杯は芝2000mで行われる4歳以上のハンデキャップ重賞
東で中山金杯、西で京都金杯という2018年の重賞も例年通りのスタートに
今年の出走馬でトップハンデを背負うのはマイネルミラノの57㎏

一昔前まで荒れるイメージが強かった中山金杯でありますが
過去3年では1番人気馬が全て3着内でその3着内も6番人気以内の馬で占められております
近年の傾向通りある程度堅めに収まるのか?それとも荒れるのか?
「金杯で乾杯!」と一年のスタートをここできっちりと決めたいですが果たして!?

今年の主な登録馬は
デニムアンドルビー、ウインブライト、カデナ、ブラックバゴ、セダブリランテスらが登録
 

出走予定馬と血統表


 


これが中山金杯2018出走予定馬17頭の3代血統表(全馬出走可能になっております)
 

レースの血統傾向


 

これは過去10年における中山金杯1~3着馬の父と母父が分かるもの

14年夏に路盤改修を行った中山競馬場が舞台
その改修後と改修前では血統傾向にかなり変化が見られるので
特に重視すべきは過去3年の成績に

馬券になった9頭中7頭が非サンデー系種牡馬
内訳はキングカメハメハ産駒3頭にノーザンダンサー系種牡馬が4頭ですね

という事なんでサンデー系種牡馬で馬券になったのは2頭のみ
昨年このレースでツクバアズマオーが勝つまでは
改修後の中山2000m重賞でディープインパクト産駒を除いたサンデー系種牡馬が未勝利でした

(この表は改修後における中山2000m重賞でのディープ産駒を除いたサンデー系種牡馬の成績)

ただ昨年は明らかにそれまでよりは走れるようになってきてはいました
その中でもツクバアズマオーと同じステイゴールド産駒は昨年【1.1.2.1】と好調

母方は一昨年にワンツーフィニッシュであった母父ロベルト系
あとはノーザンテースト・ボールドルーラー・テスコボーイといったスピード持続力に長けた血
 

同時期中山2000m重賞と昨年からの流れならこの血を狙いたい!


 
さらに参考にしようかと思うのがこの時期に行われる中山2000m重賞の傾向
ホープフルステークスと中山金杯と京成杯になりますね
3つとも割と近い時期に施行されてるので馬場も同じような所でのものだと思いますから

(これが改修後における同時期中山2000m重賞の種牡馬系統別成績)


一目瞭然でキングマンボ系種牡馬の成績が3着内という意味なら抜群!
その中でもキングカメハメハ産駒は【3.1.4.4】とさらに優秀な成績ですね
そしてノーザンダンサー系種牡馬もトータルで【2.3.2.16】ですから悪くない

(これが改修後における同時期中山2000m重賞の母父系統別成績)


ここは母父ロベルト系が抜群!!しかも馬券になった5頭は全て違う馬でのもの
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 

 








先日の有馬記念そして開幕週のステイヤーズステークスは走らなかったですが
それ以外の昨年年末開催中山芝メインレースの結果ではご覧の通り父か母父にロベルトの血を持つ馬が好走
(ブライアンズタイム、タニノギムレット、シンボリクリスエス、ナリタブライアン)

ですからやはりロベルトの血は特に注目してみたくはなります