今週日曜京都メインレースはみやこステークス2016
 
 
2010年に新設されたみやこステークスは今年で7回目となる歴史の浅い重賞レース
来るべきチャンピオンズカップの前哨戦というみやこステークスは位置付け
勝ち馬にはチャンピオンズカップの優先出走権が与えられております
 
どうしても毎年JBCと日程が重なるので超一流馬の参戦というのは期待出来ませんが
それでも過去にはトランセンド・二ホンピロアワーズがここをステップにG1馬に上り詰めており
今年もそんな馬が出てくるのか!?にも目を向けてみたいもんです
 
そして今年の登録馬に目をやると何といっても注目はラニ
UAEダービーを勝ちアメリカ3冠レースに全て出走し最終戦ベルモントSでは3着
3歳馬ではありますが古馬相手にどんな競馬をするでしょうね
 
そんなみやこステークス2016出走予定馬は17頭
 
ナリタスーパーワンが除外対象になっております
 

みやこステークス2016の出走予定馬と血統表


 
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みやこステークスの血統傾向


 
ダート戦ではありますが好調なのは複勝率が3割を超えてるサンデー系種牡馬を父に持つ馬
中でも人気馬(1~4番人気)は【3.0.3.5】とより信頼は置けそうな感じ(過去5年)
 
サンデー系種牡馬以外で馬券になってる馬ではノーザンダンサーのクロス持ちが目立ちますかね
ロワジャルダン、カゼノコ、インカンテーション、ニホンピロアワーズが該当
より馬力が強調されてるほうがいいという事なのかもしれません
 

みやこステークス2016有力馬の考察


 
アスカノロマンはアグネスデジタル産駒でミスプロ系種牡馬
前走1600mからなんで延長臨戦になりますが
アグネスデジタルのダート重賞成績を調べると同距離>延長>短縮という成績順
この馬自身も延長実績があるのでそこの点は好材料ではないかと
母父、母母父、父母父がノーザンダンサー系なんでかなり馬力が強調された血統構成
 
モーニンはHenny Hughes産駒でノーザンダンサー系種牡馬
ノーザンダンサー系のクロスこそありませんが母父Distorted Humorがフォーティナイナー系
よって馬力は強調されてるといっていいでしょう
短縮臨戦の成績が凄い良い種牡馬なんで延長だったフェブラリーステークスはお見事でしたが
結局は馬元々のポテンシャルが高いのでしょう
前走も初の1800mで無難に2着にまとめましたが
同じ父を持つアジアエクスプレス、ケイアイレオーネが1800m以上の重賞で勝っており
ここも能力だけで持って行く可能性も
 
ラニはTapit産駒でエーピーインディ系
13・14年と馬券になったインカンテーションの父シニスターミニスターもエーピーインディ系
兄姉にはアウォーディーとアムールブリエというダート一族
ただ競馬っぷりだけなら脚が遅い印象もあるのでこの短縮臨戦では間に合わない気も・・
 

みやこステークス2016出走予定馬で気になる馬


 
アスカノロマン
アポロケンタッキー
インカンテーション
カゼノコ
グレンツェント
メイショウヒコボシ
モーニン
モンドクラッセ
ロワジャルダン
 
この9頭の中で最も注目してるのがアポロケンタッキーで次点がグレンツェント
 
アポロケンタッキーの父Langfuhrはダンチヒ系なんでノーザンダンサー
そして母母父Salt Lakeがノーザンダンサー系なんでノーザンダンサー系のクロス持ち
率こそ悪いですが短縮臨戦馬が毎年のように馬券に絡んできてるので
前走2100mからの臨戦は魅力に感じます
 
グレンツェントは父ネオユニヴァースなんでサンデー系
現状予想オッズでは4番人気なんで好走の可能性はかなりありそう
ただ個人的に3歳馬のレベルにやや疑問を感じてるところがあるのがどうか?