今週は3日間開催になるんですが
その中日にあたる日曜日に行われるのが毎日王冠2015
 
そんな今年の毎日王冠ですが注目は出走予定馬13頭中10頭を占めるディープインパクト産駒
 
まさか!?このディープ産駒以外の3頭で決着するとは思えないので
ディープ産駒の取捨がレースのポイントになるのは間違いないところ
 
 
さて毎日王冠の血統傾向ですが
例年開幕週で行われてる割には意外とタフな血統=欧州血統の活躍が目立ってます
 
14年1着 エアソミュール(父グレイソヴリン系)
14年2着 サンレイレーザー(父リファール系、母父グレイソヴリン系)
14年3着 スピルバーグ(母母父サドラーズウェルズ)
13年1着 エイシンフラッシュ(母方ドイツ配合)
13年2着 ジャスタウェイ(父母父グレイソヴリン系)
13年3着 クラレント(母父リファール系)
10年1着 アリゼオ(母母父ネヴァーベンド系)
10年2着 エイシンアポロン(母父サドラーズウェルズ、母母父リファール)
10年3着 ネヴァブション(母父ネヴァーベンド系、母母父ハンプトン系)
 
近年の毎日王冠で欧州血統を持ち馬券になった馬をズラリ並べてみました
 
11年と12年は菊花賞好走馬を複数出したスタミナ型サンデー系のダンスインザダーク産駒が馬券に
 
 
ディープ産駒で優劣つけるならまず母方の血を吟味したいですね
 
という訳で毎日王冠に出走予定のディープ産駒の優劣を付けてみようかと思います
 
 
アンビシャスは母父エルコンドルパサーがサドラーズウェルズ内包
母母父Rainbow Questは欧州ナスルーラ系の凱旋門賞馬
 
ダノンシャークは母父Caerleonが欧州ノーザンダンサーのニジンスキー系
母母父Shirley Heightsは欧州ナスルーラのネヴァーベンド系で欧州配合の母方
 
マーティンボロは母父Nureyevが欧州ノーザンダンサー系で母母父Blushing Groomは欧州ナスルーラ
この馬も母方は欧州配合
 
ディープ産駒10頭の中だとこの3頭は毎日王冠の血統傾向に合う血を母方に持ってると言えそう
 
 
これに次ぐのがエイシンヒカリとスピルバーグ(スピルバーグは上で挙げたので割愛)
 
エイシンヒカリは母母父Caroがグレイソヴリン系
ただ母父Storm Catが米国型ノーザンダンサー系で欧州色は上の3頭に比べると薄めな印象
 
 
あとは
 
ステファノスは母方クロフネ×Seeking the Goldのパワー型配合
ディサイファはDubai Millennium×Danzigの母方ならちょっとパワーに寄ってるかと
リアルインパクトはこのレース11年に2着してますが母方はパワー配合
トーセンスターダムはエンドスウィープ×ノーザンテーストの母方なんで欧州色は感じられず
ヴァンセンヌはニホンピロウイナー×ノーザンテーストの母方なんでスピード持続力に長けた感
 
 
そして非ディープ産駒の3頭ですが(クラレントは上で挙げたので割愛)
 
グランデッツァは父アグネスタキオンで産駒は07年にアグネスアークが2着と実績有り
母父・母母父は共に欧州で活躍した馬なんで悪くないとは思うものの昨年が案外だっただけに・・(5着)
 
イスラボニータはフジキセキ産駒で東京1800mの相性はなかなか
母父Cozzeneはグレイソヴリン系でCaroの系統なら欧州血統とも言えるんでしょうが
Cozzene自身はアメリカで走った馬で
母母父Crafty Prospectorはミスプロ系なんでややパワーに寄った母方とも言えそうな気も
 
 
まとめると
 
ディープ産駒ならまずアンビシャス・ダノンシャーク・マーティンボロの3頭
それに続くのがスピルバーグとエイシンヒカリ
そして非ディープ産駒ならクラレント
 
毎日王冠の血統傾向に沿えばこんな感じの狙いになってくるかと思います