今週土曜京都競馬メインレースは京都新聞杯2018

京都新聞杯は芝2200mで行われる3歳馬による重賞
日本ダービーのトライアルレースではありませんが
そこを目指す馬にとってはこのレースで是が非でも賞金加算をしておきたいところ

過去5年の当レース勝ち馬の顔触れは
キズナ、ハギノハイブリッド、サトノラーゼン、スマートオーディン、プラチナムバレット
もうキズナの勝利から5年の時が経つんですね~
そのキズナはここから日本ダービーを勝ち、サトノラーゼンも2着と日本ダービーで好走
こうして見るとこの後に向けてはかなり重要なレースの位置付けになってくるかも!?

今年の注目はタニノフランケル
あの名牝ウオッカの仔が前走勝利でようやくオープンの仲間入り
ここでダービーへの切符奪取となるかどうか!?
 
その他、フランツ、グローリーヴェイズ、シャルドネゴールド、ケイティクレバー等が登録
 

出走予定馬と血統表


 

これが京都新聞杯2018出走予定馬20頭の3代血統表(フルゲートは18頭)

アールスター
イペルラーニオ
インターセクション
サトノシリウス
ステイフーリッシュ
ドラセナ
リシュブール

この7頭が残り5頭の出走枠を巡って抽選対象になっております
 

レースの血統傾向


 

これは過去10年における京都新聞杯1~3着馬の父と母父が分かるもの
 
 
ハーツクライ【0.1.0.7】
ステイゴールド【0.0.0.4】
サンデー系の中でもスタミナ型に属するこの2種牡馬が奮わず欧州ノーザンダンサー系も不振

逆に12年と15年でディープインパクト産駒が上位独占してるように
2200mでも血統的にはあまりスタミナを問われないかもしれません

17年2番人気1着 プラチナムバレット(母母父)
17年6番人気3着 ダノンディスタンス(父母父)
14年3番人気1着 ハギノハイブリッド(母父)
14年8番人気2着 サウンズオブアース(母母父)
13年9番人気2着 ペプチドアマゾン(母父)

これらは非ディープインパクト産駒で人気より着順が上だった馬
その共通点はスピード持続力であるナスルーラの血を持ってました
スピード&パワーである米国型ノーザンダンサーの血を母方に持つ馬の活躍も見られるので
やっぱりそこまで血統的にスタミナを問われるとは思い難い気も
 

現時点で注目してる馬は?


 
抽選対象になってますが血統的に最も惹かれるのはドラセナ
父ルーラーシップはナスルーラ系であるトニービン内包種牡馬で芝重賞だとアップ戦で◎
母父アドマイヤムーンからスピードの注入はあるだろうし
祖母アドマイヤラピスという事は近親に京都外回り実績のあるアドマイヤフジとアドマイヤデウス
抽選をくぐり抜けて出てくればちょっと注目したいですね

タニノフランケルは母父タニノギムレットがこのレース父として複数実績があって
Rousillon~トウショウボーイと重ねられたナスルーラ牝系は悪くはない
ただ父が欧州ノーザンダンサー系Frankelでこれが効いてるのか?レースぶりからして重い印象
前走圧勝してますが頭数減のダウン戦の重馬場を逃げてとかなり楽に感じたような気も
 
 
現時点で最も注目してる馬は→ケイティクレバー

逆にこの馬は前走アップ戦で逃げられず
今回はダウン戦になって延長臨戦ならシチュエーション的には3走前と似ている
父も複数ではないもののこのレースで実績ありますし母母父がナスルーラ系
多頭数にはなりそうですがすんなり先行出来れば楽に感じれそうではあり