今週月曜京都メインレースは京都大賞典2017
 
 
京都大賞典は芝2400mで行われる古馬混合重賞
マイル路線を目指す馬は前日の毎日王冠に使われるんでしょうが
京都大賞典はこの後の天皇賞秋→ジャパンカップ→有馬記念を目指す馬が集うレース
当レース1着馬には天皇賞秋の優先出走権が与えられております

昨年はキタサンブラック、一昨年はラブリーデイ
それぞれG1勝ち実績のある馬が勝ちましたが今年はG1勝ち馬の出走はなし
毎日王冠のほうに固まった印象はありますね
 
今年の主な出走馬は当レース勝ち馬ヒットザターゲットにラストインパクト
サウンズオブアース、シュヴァルグラン、フェイムゲーム、スマートレイアーらが登録
 

出走馬と血統表


 


京都大賞典2017出走馬は15頭
 

レースの血統傾向


 


これは過去10年における京都大賞典1~3着馬の父と母父が分かるもの

このレースは意外と非サンデー系種牡馬の頑張りが見られますね
サンデー系種牡馬で1~3着独占となったのは14年の1度のみですから

ちなみに近年サンデー系種牡馬で馬券になってるディープインパクトとハーツクライですが
京都2400mの成績はほぼ変わらないくらい
このあたりは各馬の母方の血や今回走れるタイミングであるかどうか?で判断しようかと

母方の血ではボールドルーラーやノーザンテーストといった
いわゆるスピード持続力に長けた血が好調
キタサンブラック
サウンズオブアース
カレンミロティック
タマモベストプレイ
近3年だとこれらの好走馬が上に該当してました

あとは総じてトニービン=グレイソヴリンの血がよく走ってるのも特徴的
 

有力馬の考察


シュヴァルグラン


父ハーツクライはトニービン内包種牡馬
今回は宝塚記念以来間隔を開けての臨戦(11週)ですが
ハーツクライは芝重賞におけるこの間隔を開けての臨戦(10週~25週)が好数字
勝率11.0%連対率25.7%複勝率37.6%となかなかのもの
シュヴァルグランはノーザンファーム生産ですが
この臨戦をノーザンファーム生産馬に絞ると
勝率14.6%連対率33.3%複勝率47.9%に跳ね上がります
前走宝塚記念で逃げる競馬で8着と全て吐き出した後でリフレッシュされていれば
ここは連軸としてはかなり信用置けそうな感じはあります(福永→デムーロですし)
 

ミッキーロケット


父キングカメハメハはキングマンボ系で非サンデー系種牡馬
ラブリーデイ、ヒットザターゲット、ローズキングダムとキングカメハメハ産駒は当レース3勝
相性良い所に加え同じ京都2400m重賞の日経新春杯を勝っているというのもプラス材料
Pivotal×Caerleonの母方はノーザンダンサー配合で欧州色強めですが
間隔を開けての臨戦得意なキンカメですし加えてG1からのダウン戦
昨年の500万下に今年の日経新春杯が今回と同じ間隔を開けてのダウン戦で勝利
この馬もそれなりの評価は必要になりそう
 

サウンズオブアース


父ネオユニヴァースはサンデー系種牡馬
札幌記念は4着とまずまず走ってるんですが近走はそんな競馬ばかりでなかなか突き抜けられず
ちょっと極端な競馬でもしてショックを与えてみるのも手か??
そんな意味でこの鞍上ならそれもアリかもしれないですね
 

出走予定馬で気になる馬


 
シュヴァルグラン
スマートレイアー
トーセンバジル
ハッピーモーメント
フェイムゲーム
マキシマムドパリ
ミッキーロケット

この7頭の中で最も注目してるのがミッキーロケットで次点がシュヴァルグラン

う~ん。。何となく堅そう(笑)

この次ならトーセンバジルでしょうか
父ハービンジャーが非サンデー系種牡馬で母母父がノーザンテースト
近親にはカンパニーにトーセンジョーダンら京都重賞巧者がズラリと居てますし