今週日曜京都メインレースはきさらぎ賞2017
 
 
きさらぎ賞は1800mで行われる3歳限定の重賞でして
近年ではこのきさらぎ賞はクラシックへ向けての重要な位置付けとなってるレース
 
かつてはスペシャルウィークやネオユニヴァースがここを勝ち後にダービー制覇
ナリタトップロード、アサクサキングスといった勝ち馬は菊花賞を後に制しました
 
そして記憶にも新しい昨年の勝ち馬サトノダイヤモンド
皐月賞とダービーは惜しくも届かなかったですが菊花賞を快勝し有馬記念まで勝ちました
 
今年注目されるのはサトノダイヤモンドと同じサトノ軍団のサトノアーサーでしょう
2戦2勝ですがとにかく強烈だったのが前走のシクラメンステークス
上がり32.7の脚を使って0.6差の圧勝!しかも余裕綽々でしたからね
 
ここ4年連続で頭数は8~9頭立てと寂しいきさらぎ賞ですが
今年も少頭数になりそうで逆に中身の濃い競馬になる事を期待したいです
 

きさらぎ賞2017の出走予定馬と血統表


 

きさらぎ賞2017出走予定馬は11頭(全馬出走可能になっております)
 

きさらぎ賞の血統傾向


 
何と言ってもここでの大注目はディープインパクト産駒になります
 
昨年と2012年が1~3着独占しており過去6年で4勝
通算成績も【4.3.2.6】で連対率46.7%に複勝率60%と出走してくれば2頭に1頭は確実に馬券に
そのディープインパクト産駒でもノーザンファーム生産馬は【3.3.1.1】と
さらに率が跳ね上がります
 
あとはShamardalやアドマイヤムーンといった種牡馬が馬券になってるのでパワー型種牡馬も注意
 
母方では母父ノーザンダンサー系が好成績ですね
 
臨戦別では短縮>同距離>延長の順で2000mからの臨戦馬が相性良し
 

きさらぎ賞2017有力馬の考察


 
サトノアーサーの父はディープインパクトでノーザンファーム生産馬
Redoute's Choice×Nureyevの母方はノーザンダンサー系配合
Redoute's Choiceはダンチヒ系でディープ×ダンチヒ配合はサトノダイヤモンドと同配合
全くもって隙は見当たらないような気はします
 
ムーヴザワールドもサトノアーサーと同じディープインパクト産駒でノーザンファーム生産馬
母父サドラーズウェルズがノーザンダンサー系
サトノアーサーよりはやや重い印象で重賞を1度使ってしまっての臨戦も鮮度的にマイナス
共同通信杯に回るという話もあるようですが・・・
 
ダンビュライトの父はルーラーシップでキングマンボ系のミスプロ系種牡馬
現時点でルーラーシップ産駒は小回りコースでの数字が良い傾向
京都1800m外はこれまで【0.2.1.12】で2着の2頭はいずれもディープ産駒に負けてます
どうしてもこの舞台では斬れ負けする感じなんですよね
 

きさらぎ賞2017出走予定馬で気になる馬


 
アメリカズカップ
サトノアーサー
タガノアシュラ
プラチナヴォイス
ムーヴザワールド
 
この5頭の中で最も注目してるのがサトノアーサー
次点がプラチナヴォイス・タガノアシュラ
 
プラチナヴォイスの父エンパイアメーカーはミスプロ系でパワー型種牡馬
3代母がウインドインハーヘアつまりディープインパクトの母でもあるんですよね
しかも短縮臨戦で間隔開けて京都1800mは狙いたくなります
 
タガノアシュラの父は冬の京都重賞特注マンハッタンカフェ
前走は2走前の少頭数から多頭数で内枠とまあ楽→苦という競馬なら惨敗も仕方なし
ここは苦→楽になりそうですし牝系ロイヤルサッシュはこのレース実績あり