菊花賞は全馬未知の領域となる3000mで行われます
いつも以上に血統に注目が集まるレースであるでしょうし血統派にとっても1年で最も気合いの入るレース
そこで自分なりに各馬の血統評価を順番にしてみたいと思います
 
今回はその第2弾です
(あくまで主観なんであしからず)
 
 
 
タガノエスプレッソ
 
父ブラックタイドはディープインパクトの全兄なんで血統構成は同じ
産駒の成績を比べるとブラックタイドはディープよりちょっとパワー寄りの印象
そして菊花賞は13年・14年と2年連続で参戦も11着と7着
母母父トニービンは菊花賞と相性良い欧州ナスルーラ系でもやや距離に不安ありとみます
 
 
タンタアレグリア
 
父ゼンノロブロイ自身は菊花賞4着馬で産駒の菊花賞成績は【0.0.0.1】
そしてゼンノロブロイ産駒の3000m以上の重賞成績は【0.0.0.15】
ロブロイ自身の母方はパワー配合でスタミナという意味ではやや不安が残りますね
母方Stuka(ミスプロ系)×Stagecraft(サドラーズウェルズ系)という配合
菊花賞と相性良いサドラーズウェルズ系の血でどこまで父の不安な面をカバー出来るか!?
 
 
ブライトエンブレム
 
長距離重賞の父サンデー系御三家の一角と言っていいネオユニヴァース産駒
昨年遂にサウンズオブアースが産駒として初めて菊花賞で馬券になりました
そんなネオユニヴァース産駒の3000m以上の重賞成績は【2.3.1.11】で複勝率35.3%
母方はウォーエンブレム×ヘクタープロテクターというミスプロ配合でパワーが強調されてる感じ
ただヘクター自身は欧州で活躍し4代母Vaguely Nobleは凱旋門賞馬という事で欧州の血も流れてます
母ブラックエンブレム、近親のナリタセンチュリー&ニシノナースコール
いずれも京都G1で馬券になっている血統一族でもあります
 
 
ベルーフ
 
父ハービンジャーは欧州ノーザンダンサー系
近年の菊花賞で欧州ノーザンダンサー系種牡馬は父サンデー系に押されてますが
それでも、バンデ(13年3着)アサクサキングス(07年1着)と欧州ノーザンダンサー系種牡馬が馬券に
近親には菊花賞馬を種牡馬として複数出したステイゴールドと06年2着のドリームパスポートが居る血筋
母父サンデーでもあるのでスタミナとスピードのバランスが取れた配合ではないかと
 
 
マサハヤドリーム
 
父メイショウサムソンは菊花賞4着も天皇賞春勝ち馬でサドラーズウェルズ系
バンデ、ホオキパウェーブ、オペラシチー、テイエムオペラオー
近年父サンデー系に押されてるとはいえ父サドラーズウェルズ系は菊花賞で好走歴あり
母父がスピード瞬発力に長けたアグネスタキオンで菊花賞にも実績がない血で不安ですが
母母父Antheusは2000m~2500mで活躍した欧州ノーザンダンサー系なのは○
 
 
マッサビエル
 
この馬もベルーフと同じ父ハービンジャー
母方はサンデー×メジロライアンで祖母がメジロドーベルという良血馬
メジロライアンは菊花賞3着のメジロブライトを出し4代母パーソロンも菊花賞で実績有り
ハービンジャー産駒ですが数字が良いコースは札幌・函館・中京といったタフな競馬場
時計の速い京都でどこまで対応出来るか!?
 
 
ミコラソン
 
母父が欧州ナスルーラのトニービンで近親にナリタブライアン・ビワハヤヒデ
一見「おっ!」と思わせてくれるような母方ですが父がダイワメジャーというのが・・・
ダイワメジャー産駒の2200m以上の重賞成績は【0.0.1.27】
良績は1600m前後に集中しており距離不安は拭えない感じ