今週は全馬未知の領域となる3000mの菊花賞でもありますし
今回は菊花賞出走予定馬1頭1頭の血統評価をしていきます
3つに分けて掲載していきますが今回は出走予定馬の馬名順でサから始まる6頭
サトノダイヤモンド、ディーマジェスティと今年の菊花賞における2強の名前もあり
菊花賞2016 血統評価その1~カフジプリンス・エアスピネル他~
菊花賞2016 血統評価その3~ミッキーロケット・レッドエルディスト他~
それではいってみよ~
まずは参照になると思うんで過去10年の菊花賞の血統傾向を
菊花賞過去10年1~3着馬の血統
これも参考にしながら各馬の血統評価をしていきます
近年は基本的に父サンデー系が強い傾向でそれに続くのがロベルト系種牡馬
ただサンデーでもディープインパクト産駒は絶対と言えないような気はしてます
母方ではスピード持続力に長けた血を持つ馬に注目したい傾向
3000mだからといってあまり欧州血統に拘りを求めない方が近年はいいような気も・・・
サトノエトワール
父キングカメハメハはキングマンボの血をひくミスプロ系
キングカメハメハ産駒の菊花賞成績は【0.1.0.5】でローズキングダムが10年2着
基本的にはスタミナには寄らずスピードやパワーに長けた印象ですかね
母父サンデーは過去5年で【0.0.0.13】母母父Highest Honorはグレイソヴリン系
全姉には秋華賞3着馬のマキシマムドパリ
サトノダイヤモンド
父ディープインパクトでありますが菊花賞の成績は【0.2.1.16】
これディープインパクト産駒のG1成績とは思えないくらいの悪い数字で
産駒として3000m以上の重賞でも未だ未勝利というのは勝ち切る為には嫌なデータ
母マルペンサはアルゼンチンで走った馬
Orpen×Southern Haloの母方はパワーに寄ってる配合だとは思うんですが
Orpenはフランスの1200mG1勝ち馬でその父LureはBCマイルを連覇した馬
母父からはスピードを結構供給されてるとは思いますね
昨年同じ父を持つリアルスティールが
Storm CatにMr. Prospectorというスピードやパワーに寄った母方で2着
この実績があるのでなかなか消しにくい面はあり
シュペルミエール
父ステイゴールドはサンデー系種牡馬で過去菊花賞で2勝
勝ったのが共に1番人気だったゴールドシップにオルフェーヴル
ドリームジャーニー、ナカヤマフェスタ、フェイトフルウォー、フェデラルホール
これらは4番人気以内で沈んだステイゴールド産駒
正直言ってなかなか難しいですが・・ステイゴールド産駒の3000m超重賞成績は【9.3.2.30】
数字が示すようにサンデー系種牡馬の中ではハーツクライと並ぶほどのスタミナ型サンデー
激戦や格上げ戦に強いのがステイゴールドの特徴なんでやっぱり買いたくはなりますね
母父クロフネからパワーとスピードを供給され母母父Kaldounはグレイソヴリン系
ジュンヴァルカン
父ネオユニヴァースはサンデー系種牡馬で産駒の菊花賞成績は【0.1.0.6】
3000m超重賞の産駒成績は【2.3.1.14】複勝率30%
今回は休み明けになるんですがネオユニヴァースは芝重賞だと間隔が開けば開くほど好成績
母父エンドスウィープはフォーティナイナー~ミスプロ系でパワーやスピードに長けた印象
母母父Baldskiは欧州ノーザンダンサーのニジンスキー系
血統的にはまとまってる印象もこれといった武器も見当たらないというイメージ
ジョルジュサンク
父ヴィクトワールピサはサンデー系種牡馬でネオユニヴァースの血をひく馬
前走神戸新聞杯組でディープインパクト産駒を除いたサンデー系種牡馬の成績が【3.2.2.9】
ヴィクトワールピサは休み明けの成績は悪いので今回2走目で前進は期待しても良さそう
ただ母方のラムタラ×ミルジョージの配合はやや重たすぎるような気はしますね
4代のBlushing Groom・Mill Reefは菊花賞で比較的相性良い血ではあるんですが・・
馬場が重くなれば一考といった感じ
ディーマジェスティ
父ディープインパクトでありますが菊花賞の成績は【0.2.1.16】
これディープインパクト産駒のG1成績とは思えないくらいの悪い数字で
産駒として3000m以上の重賞でも未だ未勝利というのは勝ち切る為には嫌なデータ
母父ブライアンズタイムは菊花賞と相性良いロベルト系で且つブライアンズタイムも菊花賞実績十分
母父ブライアンズタイムとしてはビートブラックとスリーロールスが過去馬券に
母母父Sadler's Wellsもなかなか菊花賞で相性良い血
4代母Master Derbyはこのレースで母方に入ると相性良い血の一つであるボールドルーラー系
母方は父の不安さを一掃させてくれる血統構成ではあり
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