今週日曜東京メインレースはフローラステークス2017
 
 
フローラステークスは芝2000mで行われる3歳牝馬によるレースでありまして
5月に行われるG1オークスへ向けてのトライアルレース
3着までの馬にそのオークスへの優先出走権が与えられております
 
過去5年の勝ち馬の顔触れは
ミッドサマーフェア、デニムアンドルビー、サングレアル、シングウィズジョイ、チェッキーノ
昨年のチェッキーノが2着、デニムアンドルビーが3着とそれぞれオークスで馬券になりましたが
ここから勝ち馬までは誕生してないというのが現状
 
そしてこのレース過去5年の1番人気馬の成績は【2.1.0.2】
一昨年こそ1~3番人気で上位独占となりましたが
アウェイク、マイネオーラム、ダイワデッセーと2ケタ人気馬が3着に食い込み波乱となった年も
 
主な出走予定馬は重賞で2度好走実績があるフローレスマジック
他にはアドマイヤローザ、ディーパワンサ、ホウオウパフューム、タガノアスワド等が登録しております
 

出走予定馬と血統表


 

 
フローラステークス2017出走予定馬は22頭
 
ここからアンネリース、ブラックスピーチ、ムーンザムーン、ワラッチャウヨネが除外
従って残りの18頭で行われる事になりました
 

レースの血統傾向


 
サンデー系、ロベルト系、キングカメハメハ産駒
これが近年のフローラステークスの種牡馬3本柱だと思うんですが
今年はロベルトとキンカメは不在なんでひとまずサンデー系種牡馬に注目かと
 
そのロベルトとキンカメ(キングマンボ)は母方に持ってる馬もよく活躍してる印象
 
データ的には前2走以内に条件戦を使ってる馬ばかり馬券になってますね
まあこれは桜花賞からの参戦というのがほぼないに等しいので当然とも言えるか!?
それでも前2走とも重賞を使ってたマジックタイム・マイネグレヴィル・スイートサルサ
このあたりの人気馬が走れてないので鮮度というのは重視すべきなのかも
 
あとノーザンファームや追分ファームなどを含む社台グループの生産馬が圧倒的に強いのも特徴
 

有力馬の考察


 
フローレスマジックの父はディープインパクトでノーザンファーム生産馬
前走・前々走と前2走とも重賞を使ってるというのはディープインパクトの鮮度的にもマイナスか?
間隔開けての臨戦はいいのでしょうが・・・
Storm Cat×Fappianoの母方は米国配合でスピードに寄ったイメージ
 
ホウオウパフュームはハーツクライ産駒でノーザンファーム生産
芝重賞では間隔開けての臨戦が非常に得意なハーツクライだけにこの臨戦(中15週)は魅力的
初重賞という事で鮮度もありますしね
しかも母父がキングマンボでディアマイダーリン・ミッドサマーフェアと同じ母父でもあり
 
アドマイヤローザの父はハービンジャーでこの馬もノーザンファーム生産
デビュー戦こそ内枠でしたが最後の直線で外に出してからなかなかの伸び脚
その後は2戦目で外を回して快勝し、前走は揉まれない2番手の位置を取り2着
基本ハービンジャーらしく揉まれたくはなさそうなんでフルゲートは不安も外へ出せれば・・
母父クロフネはヴァイスリージェント系でこのレースで実績あり
 

出走予定馬で気になる馬


 
アドマイヤローザ
ザクイーン
フローレスマジック
ホウオウパフューム
ヤマカツグレース
レッドコルディス
レッドミラベル
 
この7頭の中で最も注目してるのがホウオウパフュームで次点がレッドミラベル
 
レッドミラベルの父はステイゴールドで生産者は社台ファーム
マイネオーラム、アイスフォーリス、バウンシーチューンと
ステイゴールド産駒はこのレースで過去3頭馬券になってるのが後押ししてくれますね
半兄にはステージプレゼンスやルルーシュが居るので重賞で走れるバックボーンはありかと
Highest Honor×Dancing Braveの母方は欧州配合