今週はローズステークスとセントライト記念の2重賞が行われます
共通点は来たるべきG1へ向けてのトライアルレースであるという事

ローズステークス・・10頭
セントライト記念・・4頭

ここにこれだけの頭数を登録してきたのがディープインパクト産駒

どういう臨戦をしてきた馬が秋のトライアルで好走しやすいのか!?
これをメインにして考察していこうかと思います
 

ディープインパクト産駒秋のトライアル重賞前走クラス別成績


 


この表はディープインパクト産駒の秋のトライアル重賞
ローズS、セントライト記念、紫苑S、神戸新聞杯
この4つにおける前走クラス別成績(13年以降)

パッと見て
前走からアップ戦の馬より前走G1つまりダウン戦の馬が明らかに成績が良い
これに気付かされます

つい先日の紫苑ステークスでもマウレアが前走G1(オークス)から2着しましたからね

じゃあそれでは牡馬と牝馬では差があるのか?これを見て行きましょう→続く
 

牡馬編


 


これがディープインパクト産駒の秋のトライアル重賞
ローズS、セントライト記念、紫苑S、神戸新聞杯
この4つの牡馬における前走クラス別成績(13年以降)

牡馬に関して言えば明らかにアップ戦よりダウン戦でこそという傾向が顕著

人気別で見ても
1~3番人気【2.3.3.6】
4番人気以下【0.0.0.15】
馬券になってるのは上位人気馬ばかり

16年2番人気2着 ゼーヴィント(前走G3ラジオNIKKEI杯)
13年2番人気3着 サトノノブレス(前走1000万)

アップ戦で馬券になってるのはこの2頭のみです
 

牝馬編


 


これがディープインパクト産駒の秋のトライアル重賞
ローズS、セントライト記念、紫苑S、神戸新聞杯
この4つの牝馬における前走クラス別成績(13年以降)

牝馬もダウン戦で走れてますが牡馬よりはアップ戦で走れてるというのが特徴

17年6番人気2着 ローズS カワキタエンカ
16年3番人気2着 紫苑S ヴィブロス
15年7番人気1着 ローズS タッチングスピーチ
13年10番人気3着 ローズS ウリウリ

アップ戦で馬券になってるのがこの4頭でいずれも人気より着順が上という形に
 

臨戦からのローズSとセントライト記念の狙い馬は?


 
これを踏まえて今週のローズステークスとセントライト記念
それぞれの狙い馬を挙げておこうかと思います

【ローズステークス】サラキア【セントライト記念】ギベオン

牝馬は敢えてアップ戦、牡馬はダウン戦
それぞれのパターンに当てはまる馬を挙げておきました

まあそのまま◎にするかはまだ未定ですが
近年のディープインパクト産駒の臨戦好パターンには該当してくるかと思われます