中京競馬場が改装されてから今年で早いもので5年目となるんですが
もちろん芝1600mになった中京記念も今年=2016年で5回目を迎えます
血統的には非常に偏りのある傾向が見られるのでそれをここでまとめておこうかと
 
注目すべきは母方に欧州血統を持つ馬
 
先週の日曜日に2000mでレコード、1200mで7秒台が出るようなスピード馬場な現状
これによりどこまでこれを鵜呑みにするか?なんですが・・・
 

過去の中京記念で馬券になった母方に欧州血統を持つ馬


 
15年1着 スマートオリオン(母父ウイニングチケット)
15年2着 アルマディヴァン(母母父Riverman)
15年3着 ダローネガ(母父ホワイトマズル)
14年1着 サダムパテック(母父エリシオ)
14年2着 ミッキードリーム(母母父トニービン)
13年1着 フラガラッハ(母父トニービン、母母父ヌレイエフ)
13年2着 ミッキードリーム
13年3着 リルダヴァル(母母父Alzao)
12年1着 フラガラッハ
12年2着 ショウリュウムーン(母母父メンデス)
12年3着 トライアンフマーチ(母父ダンシングブレーヴ、母母父ブレイヴエストローマン)
 
ご覧のとおりほとんどの好走馬が母方に欧州血統を持ってたというのが特徴
 
アルマディヴァン、ダローネガ、サダムパテック
フラガラッハ、リルダヴァル、トライアンフマーチ
この6頭は父がサンデー系種牡馬でありました
 
シェア的にはサンデー系種牡馬且つ母方に欧州血統を持つ馬に特に注目してみたいですね
 
そして複数馬券になってる
 
●グレイソヴリン系(ウイニングチケット、トニービン)
●ネヴァーベンド系(Riverman、ブレイヴエストローマン)
●リファール系(ホワイトマズル、Alzao、メンデス、ダンシングブレーヴ)
 
この3系統いずれかを母方に持つ馬にも注目でしょう
 
大まかにはノーザンダンサー系もしくはナスルーラ系になりますね
 

中京記念2016出走予定馬で母方に欧州血統を持つ馬


 
アルマディヴァン(母母父Riverman)
ウインガニオン(母母父マルゼンスキー)
カオスモス(母父ファルブラヴ)
カレンケカリーナ(母母父Lyphard)
ケントオー(母母父Blushing Groom)
スマートオリオン(母父ウイニングチケット)
タガノエスプレッソ(母母父トニービン)
タガノエトワール(母母父トニービン)
ダノンリバティ(母父エリシオ)
ダローネガ(母父ホワイトマズル)
 
中京記念2016出走予定馬で母方に欧州血統を持つ馬
その母方の欧州血統がノーザンダンサー系またはナスルーラ系であるのがこの10頭になります
 
アルマディヴァン
ウインガニオン
カレンケカリーナ
ケントオー
タガノエスプレッソ
ダローネガ
 
そしてその中でもこの6頭はサンデー系種牡馬を持つ馬
 
ウインガニオンは除外対象でアルマディヴァン・ダローネガは昨年の2・3着馬なんで適性はあり
ここで触れておきたいのは残り3頭
 
カレンケカリーナの父はハーツクライで母母父が注目のLyphard
今回カレンケカリーナは前走との間隔が13週なんで休み明けの扱い
ハーツクライ産駒は芝重賞だと休み明けは特注
ただ問題は1800m→1600mの短縮臨戦である事
ハーツクライは短縮臨戦を苦手にしてるので・・自身は短縮臨戦【2.1.0.1】と悪くないんですが
 
ケントオーの父ダンスインザダークは中京1600m【0.2.0.21】
母母父Blushing Groomはレッドゴッド系なんでナスルーラ系
前走は少頭数の道悪で圧勝でしたが今回は馬場がポイント!?
高速馬場だと楽→苦は見え見えのような気がするんですが
 
タガノエスプレッソはブラックタイド産駒
そして母母父トニービンがグレイソヴリン系
ブラックタイドですが中山・京都・阪神での重賞成績が良く東京は【0.0.1.16】
瞬発力よりは持続力やパワーに寄ってるというのがこの成績からも分かる感じ
中京の重賞成績は【0.0.0.1】ですがこの着外はきわどい4着(15年金鯱賞マイネルフロスト)
高速馬場でさえなければかなり期待が出来る馬という見立て