今週日曜中京メインレースはチャンピオンズカップ2017
 
 
チャンピオンズカップはダート1800mで行われる3歳以上のG1レース
7週連続G1シリーズの第4戦という事になりますね
前身のレース名はジャパンカップダートでありまして
以前は東京2100m→阪神1800mで行われていましたが中京競馬場に舞台を移したのに伴い
チャンピオンズカップというレース名に変更されて今年が4回目

その今年はG1馬が7頭参戦というなかなかの好メンバー
昨年の勝ち馬であるサウンドトゥルーも連覇を狙って登場
そして前走JBCクラシックからのG1連勝も狙ってきてる事でしょう

新興勢力も何頭か居るので今年はかなり混戦模様な感じになるのではないでしょうか

今年の主な登録馬はサウンドトゥルー以外に
テイエムジンソク、コパノリッキー、アウォーディー、アポロケンタッキー、ケイティブレイブらが登録
 

出走予定馬と血統表


 


チャンピオンズカップ2017出走予定馬は23頭(フルゲートは16頭)

サンライズノヴァ
メイショウウタゲ
サンライズソア
アスカノロマン
トップディーヴォ
ピオネロ
スリータイタン
この7頭が現時点で除外対象馬になっております
 

レースの血統傾向


 

これは過去3年におけるチャンピオンズカップ1~3着馬の父と母父が分かるもの

パッと見るとダート戦なのにサンデーの血が頑張ってるというのが印象的
3着内9頭中述べ7頭がそうですからね

サンデー系種牡馬【1.1.1.15】
母父サンデー系【1.2.1.6】
ただこのように好走率ではサンデー系種牡馬は低くて母父サンデー系が高め
サンデー系種牡馬に関しては1~4番人気馬が【0.0.1.5】と上位人気馬が苦戦傾向

そして最も注目したいのがヴァイスリージェントの血であります
サウンドトゥルー(父)
アスカノロマン(母母父)
サンビスタ(母母父)
ローマンレジェンド(母父)
このように人気馬から人気薄まで馬券になってますからね

ちなみにヴァイスリージェントは現役時代の実績は目立つものはありませんが
北米=カナダで一大系統を築き上げた血統で米国型ノーザンダンサー系にあたります

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あと大体の出走馬はダートに合う血は持っている
じゃあどこで差を付けるのか?なんですがそれがより強調されてる馬がいいのではないかと

16年1着.15年3着サウンドトゥルー


16年2着アウォーディー


16年3着アスカノロマン


15年1着サンビスタ


15年2着ノンコノユメ


14年1着ホッコータルマエ


14年2着ナムラビクター


14年3着ローマンレジェンド


バランス取れた配合というよりはその血がより強調されてる配合馬
つまり3代内にミスプロだったりノーザンダンサーといった馬力に富む血を2本持つ馬
こんな馬を狙いたくなる過去のレース傾向です

っていうか馬券になってる馬全てこれに該当してるやんか!!
(サウンドトゥルーは昨年と一昨年2年連続で馬券に)
 

(小ネタ)核=中心となる馬は今年に至っては不在?


 
今年の出走馬でG1馬は7頭と一見すると豪華メンバーになるんでしょうが
昨年の東京大賞典から今年のJBCクラシックまで古馬マイル以上のG1レース
これで2勝以上挙げてるのがかしわ記念と南部杯を勝ったコパノリッキーのみ

ちなみにこのパターンで調べてみると・・・
15~16 コパノリッキー3勝
14~15 ホッコータルマエ3勝、コパノリッキー2勝
13~14 コパノリッキー3勝、ホッコータルマエ2勝

ですので今年は過去3年と比べてもG1レースの度に勝ち馬が変わっているので混戦模様
つまり核=中心となる馬が不在と言ってもいいのでは?
 
 

14年のチャンピオンズカップはコパノリッキーが1番人気でしたが
後ろからの競馬になってしまい思ったほど前に圧が掛からなかったのか前残り決着に


15年のチャンピオンズカップはその年度でG1を複数勝ってた2頭が人気に
そしてその2頭が強気の前々での競馬で前に圧が掛かったのか?差し追い込み決着に


そして昨年のチャンピオンズカップ
1番人気はその年度でG13勝してたコパノリッキーではなくアウォーディーが抜けてました
まあまあ前目の位置取りで多少前に圧が掛かったのか勝ったのは追い込みのサウンドトゥルー
 
 
今年はその年度でG1複数勝ってるのが過去チャンピオンズカップで奮わないコパノリッキーのみ
核=中心となる馬が不在という考え方で圧がどこにも掛からないとするなら
普通にダート戦らしく先行決着になる可能性が高くなるかと妄想したくはなります
予想オッズを見ても抜けた1番人気馬というのは居なそうな感じですしね