今週日曜東京メインレースはアルゼンチン共和国杯2016
 
 
毎年アルゼンチン共和国杯はG1レースの谷間に行われるレース
古馬中長距離路線の伝統的なG2ハンデ戦という位置付けでしょうかこのアルゼンチン共和国杯は
 
昨年はゴールドアクターが勝ちその後有馬記念も制しましたが
基本有馬記念とはリンクしないレース傾向
それが昨年がきっかけとなり傾向が今後変わっていくのか!?にも注目ですね
 
G1レースの谷間でハンデ戦という事もありなかなか一線級の参戦は見られないんですが
今年はダービー馬ワンアンドオンリーが参戦のよう
しばらく不振に陥ってますが
前走オールカマーでややきっかけを掴んだ感もあるので復活あるかも??
 
そんなアルゼンチン共和国杯2016出走予定馬は18頭(全馬出走可能になっております)
 

アルゼンチン共和国杯2016の出走予定馬と血統表


 
%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%82%bc%e3%83%b3%e3%83%81%e3%83%b3%e5%85%b1%e5%92%8c%e5%9b%bd%e6%9d%af2016%e5%87%ba%e8%b5%b0%e4%ba%88%e5%ae%9a%e9%a6%ac
 

アルゼンチン共和国杯の血統傾向


 
このレースに限ってはサンデー系種牡馬で絶対という訳でもなさそうで
他の系統にも十分チャンスはありそうな感じ
 
特に注目したいのはロベルトの血を持つ馬
昨年の1・2着馬が父または母父にロベルトの血を持ってましたし
その2頭含め過去5年では馬券になった5頭が父または母父にロベルトの血ありでした
 
あとはグレイソヴリンを中心にした欧州ナスルーラの血
サドラーズウェルズ、リファール、ニジンスキーといった欧州ノーザンダンサーの血
そしてディクタスの血
 
やはり芝2500mという事もあってか欧州血統の血を持つ馬が優位
 
◆サンデー系種牡馬は前走2200m組の成績が良い
◆近走(3走以内)で条件戦を使ってる馬
◆近2走内で2000mを使ってる馬
◆馬券になった馬は全て延長臨戦馬(過去5年)
 
データ的にはこんなところ
 

アルゼンチン共和国杯2016有力馬の考察


 
シュヴァルグランはハーツクライ産駒なんでサンデー系
ハーツクライはグレイソヴリン内包種牡馬でこのレースでも2頭馬券になってます
ただ1番人気に推された2頭が馬券圏外になってますが・・
延長臨戦と休み明けが得意なハーツクライなんで前走宝塚記念からの臨戦は良さそう
 
ヴォルシェーブはネオユニヴァース産駒なんでこれもサンデー系
前走2200mで近走条件戦と2000mを使ってきておりデータ的には十分
しかしこの馬の過去の成績を眺めると
京成杯・神戸新聞杯・菊花賞と全て格上げ戦で苦戦してるのは気掛かりではあります
母母父Alzaoがリファール系なんで欧州ノーザンダンサー
 
アルバートはアドマイヤドン産駒
アドマイヤドンはミスプロ系ですが実はグレイソヴリン内包種牡馬
ミスプロ系は過去3年で2頭(レーヴミストラル・アスカクリチャン)馬券に
前走が天皇賞春だったので3200mから短縮臨戦というのがどうでしょうかねえ
 

アルゼンチン共和国杯2016出走予定馬で気になる馬


 
クリールカイザー
シュヴァルグラン
ハギノハイブリッド
フェイムゲーム
プレストウィック
ムスカテール
レコンダイト
ワールドレーヴ
ワンアンドオンリー
 
この9頭の中で最も注目してるのがハギノハイブリッドで次点がクリールカイザー
 
ハギノハイブリッドは父タニノギムレットがロベルト系
タニノギムレットはグレイソヴリン内包種牡馬ですし母父トニービンもグレイソヴリン
延長臨戦で前走も2000mとデータ的にも悪くないので
 
クリールカイザーは父キングヘイローがリファールなんで欧州ノーザンダンサー系
母父サッカーボーイはディクタスで母母父サウスアトランテイツクは欧州ナスルーラ
2走前が2000mでその七夕賞の内容は評価に値するもの