稀に的中?3代血統で重賞予想

血統(3代)にとことん拘りながらという競馬予想ブログ

カテゴリ: 15年重賞展望

 
有馬記念2015について色々なデータを調べてるんですが
単純に近年の中山2500mの種牡馬成績だけ見れば
ステイゴールド・ハーツクライといったところが好成績
 
ですが・・これにすんなり頼っていいものかどうか?
 
というのも中山競馬場は昨年夏に路盤工事を行っており
それに伴って傾向が様変わりしてるのではないかと
 
そこで路盤改造前と路盤改造後の中山2500mの傾向を分けて考えてみようという訳で
(ここからは有馬記念2015出走予定馬の種牡馬限定にしたデータです)
 
 
これは路盤改造前における中山2500mの種牡馬別成績(13年以降)
中山2500m路盤改造前(13年以降)
 
そしてこれは路盤改造後における中山2500mの種牡馬別成績(先週まで)
中山2500m路盤改造後(15年まで)
 
こうして2つを見比べると何点か特徴が浮かび上がって来ます
 
◎ステイゴールド産駒とハーツクライ産駒の成績が改造前より改造後のほうが落ちている
◎ディープインパクト産駒は複勝率の変化はあまり見られないが改造後は勝ち切れるようになった
◎逆にキングカメハメハ産駒とネオユニヴァース産駒は改造後に成績がUPしてる
 
ステゴとハーツはどちらかと言えばサンデー系の中でもスタミナに長けたタイプ
その2産駒の成績が落ちてるという事は
路盤改造前より改造後のほうが
中山2500mに関してはスタミナの要求度が下がってるという仮説もありかと
 
 
よってステイゴールド産駒の代表格ゴールドシップに過度の期待は危険かも?
 
逆にキングカメハメハ産駒のラブリーデイやネオユニヴァース産駒のサウンズオブアース
この2頭は好調な成績を追い風に出来そうな予感も
 
もちろん複数出走予定してるディープインパクト産駒もチャンスでしょうか
 

 
昨年から阪神に舞台を移した朝日杯フューチュリティステークス2015
 
そんな昨年の結果ですが
 
1着 ダノンプラチナ(父ディープインパクト、母方Unbridled's Song×General Meeting)
2着 アルマワイオリ(父マツリダゴッホ、父母父Bel Bolide、母父ピルサドスキー)
3着 クラリティスカイ(父クロフネ、母父スペシャルウィーク、母母父Ogygian)
 
やや重馬場だったという事もあったかもしれませんが。。
Unbridled's Song、General Meeting、クロフネ、Ogygian
いわゆる米国血統=パワー血統の血を持つ馬が上位に
 
Bel Bolide(ボールドルーラー系)ピルサドスキー(ダンチヒ系)もパワー寄りといえばパワー寄り
 
しかも上位3頭いずれもが3代内にパワーの血を2つ持ってましたし
加えてサンデーの血も併せ持ってたというのがミソ
 
パワーの血が強調された血統馬で且つサンデーの血を持つ馬
 
こんな馬を狙ってみるのも面白そう
 
 
そして朝日杯フューチュリティステークス2015出走馬で
上の血を持つのがシュウジユウチェンジでしょうか
 
シュウジは母方がKingmambo×Silver Hawk
ミスプロ系×ロベルト系なんでパワーの血が強調されてると言っていいでしょう
そして父キンシャサノキセキがサンデー系
 
ユウチェンジは父母父Machiavellianがミスプロ系で
母母父ノーザンデイクテイターはパワー型ノーザンダンサー系
そして父スウィフトカレントがサンデー系
 
シュウジは前走完敗した分、ここではやや人気を落とすでしょうし
ユウチェンジは完全に人気薄の馬
 
配当的にも楽しめそうな馬になりそうです
 
 
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今週のG1レースはチャンピオンズカップ2015
ジャパンカップダートから名前も場所も替わり今年が実質第2回という事になります
 
今年はホッコータルマエ・コパノリッキーといったダート界のいわば王者
この2頭と予想オッズでは3強的売れ方をしそうなのがノンコノユメ
父トワイニングはフォーティナイナー~ミスプロ系という血統馬ですね
 
そこでこんなデータを
 
 
ダートG1種牡馬系統別成績
 
これは1997年に行われた初のダートG1・フェブラリーS以降
中央で行われたダートG1における種牡馬系統別の成績
 
父フォーティナイナー系で馬券になったのがこの3頭
 
03年フェブラリーS2着 ビワシンセイキ
06年フェブラリーS3着 ユートピア
10年JCダート2着 グロリアスノア
 
数字的に父フォーティナイナー系はあまり奮わないというのが実情でしょうか
 
そしてフォーティナイナーの父でもあるミスプロ
このミスプロ系が意外とダートG1で奮わなくて
父ミスプロ系(キングマンボ&フォーティナイナーを除く)は
05年フェブラリーSヒシアトラス3着を最後に【0.0.0.44】と一頭も馬券になっておりません
 
ダート戦で代表的に強いミスプロ&フォーティナイナー系もことG1になると歯が立たないという感じなんです
 
 
昨年のチャンピオンズカップの1~3着馬は
 
1着 ホッコータルマエ(父キングカメハメハ)
2着 ナムラビクター(父ゼンノロブロイ)
3着 ローマンレジェンド(父スペシャルウィーク)
 
キンカメとサンデー系で占められましたし
この2系統が走る=芝G1でも実績ある血のほうが今やダートG1では重要なのかもしれません
だからフォーティナイナー&ミスプロが苦戦するのも頷けるような気も・・
 
 
ノンコノユメがこれをぶち破って新王者に就くのか!?が血統的には注目になりそうです
 
 
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エリザベス女王杯はノーザンダンサーの血の重要度が高いレース
中でもノーザンダンサーのクロスを持つ馬が圧倒的に好相性な記事を先日UPしましたが
 
もう1つ近年エリザベス女王杯で好調な血がありまして
それがキングマンボの血
 
 
14年3着 ディアデラマドレ(父キングカメハメハ)
13年1着 メイショウマンボ(父母父キングマンボ)
13年3着 アロマティコ(父キングカメハメハ)
12年3着 ピクシープリンセス(母父キングマンボ)
11年3着 アパパネ(父キングカメハメハ)
10年3着 アパパネ(父キングカメハメハ)
 
キングカメハメハ産駒(父の父がキングマンボ)を中心に
昨年まで5年連続で馬券になってるのが分かります
 
最近ではこの血統が増えて来てるというのも理由にはなるんでしょうが
これは注目したい傾向であることは確かでしょう
 
そして12年・13年は重馬場でも走ってるように馬場関係なく走ってるというのもポイント
 
 
シュンドルボン
タガノエトワール
パワースポット
マリアライト
メイショウマンボ
 
出走馬でキングマンボの血を持ってるのがこの5頭
 
 
その中で母父エルコンドルパサー(その父がキングマンボ)なのが
シュンドルボンマリアライトの2頭
 
どうも週末は天気が崩れそうで馬場もひょっとしたら重・不良までいってしまうかもしれません
そこで母父エルコンドルパサーを取り上げたくなったんですが
 
 
まずエルコンドルパサー自身は初芝で重馬場のNZTを快勝
凱旋門賞も重馬場で2着したように母父Sadler's Wellsが効いてるのか重い馬場が得意な馬でした
 
【129.124.146.1356】 勝率7.4% 連対率14.4% 複勝率22.7% 単回収値65 複回収値78
これが母父エルコンドルパサーの芝レース全成績
 
【12.7.9.65】 勝率12.9% 連対率20.4% 複勝率30.1% 単回収値74 複回収値121
そしてこれが母父エルコンドルパサーの芝レース重・不良馬場限定の成績
 
 
数字だけなら重・不良になれば期待出来るデータになってますね
しかもエリザベス女王杯が行われる京都で重・不良だと【1.2.2.7】
複勝率41.7%というハイアベレージ
 
馬場が悪くなれば是非とも注目したい血統であります!
 

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