今週土曜東京メインレースは青葉賞2017
 
 
青葉賞は芝2400mで行われる3歳馬による重賞レースでありまして
日本ダービーと全く同じ競馬場&距離で施行されるトライアルレース
2着までの馬に日本ダービーへの優先出走権が与えられております
(2009年までは3着まででしたが2010年から2着までに)
 
過去5年の勝ち馬の顔触れは
フェノーメノ、ヒラボクディープ、ショウナンラグーン、レーヴミストラル、ヴァンキッシュラン
 
ここからだとフェノーメノが後の日本ダービーで2着してますが
その馬を含めてウインバリアシオン、ゼンノロブロイ、シンボリクリスエス等
青葉賞の勝ち馬はこれまで日本ダービーで2着が最高で未だ勝ち馬がなし
今年こそここからダービー馬が誕生するのでしょうか?
 
そしてこのレース過去5年の1番人気馬の成績は【2.1.1.1】とまずまず
逆に近年では2.3番人気が不振というデータはありますが・・・
 
主な出走予定馬は最後の大物と噂高いアドミラブル
他にはマイネルスフェーン、ベストアプローチ、イブキ、トリコロールブルー等が登録しております
 

出走予定馬と血統表


 

 
青葉賞2017出走予定馬は15頭(全馬出走可能になっております)
 

レースの血統傾向


 
一昨年の15年だけ走らなかったディープインパクト産駒ですが
それ以外の年では出走してくれば必ず馬券になっており通算では【2.2.4.9】複勝率47.1%
 
そして欧州型種牡馬が意外と苦戦しているというのも特徴的でしょうか
 
ですが・・・母方では欧州血統を持つ馬がとにかく相性抜群!
サドラーズウェルズ、ヌレイエフ、欧州ネイティヴダンサー
グレイソヴリン、ネヴァーベンド、レッドゴッド
これらの血を持ってた馬が複数馬券に絡んでますし母方ロベルト系も相性良し
 
率で言うなら母父ノーザンダンサー系の好走率が高いのも印象的
 
データ的には重賞を使ってる馬より500万条件を使ってきてる馬のほうがよく走ってます
それに加えて前2~3走くらいで新馬や未勝利を使ってる馬も馬券になってますね
 

有力馬の考察


 
アドミラブルの父はディープインパクト
母父シンボリクリスエスがロベルト系で父としても青葉賞で複数馬券になっております
母母父がトニービンなんでグレイソヴリン系
近親の重賞成績を見ると東京はイマイチではあるんですが・・まあこの血統構成は魅力たっぷり
前走500万条件で2走前が未勝利と臨戦もいいですしその2走が全く異なるペースで快勝してます
 
トリコロールブルーはステイゴールド産駒で12年に同じ父だったフェノーメノが勝ってます
母父Pivotalがヌレイエフ系でノーザンダンサー系になり
母母父Common Groundsが欧州ネイティヴダンサー系で母方は欧州配合
14年2着のワールドインパクトの半弟になりますね
前走重賞スプリングステークスからの臨戦はあまり好感を持てませんが
 
ポポカテペトルの父もアドミラブルと同じディープインパクト
ただこちらは母がクロフネの半妹でもありMr. Greeley×Classic Go Goの母方は米国配合
前走500万条件という臨戦はいいんでしょうが
重賞を一度使ってるのでディープの鮮度的にはアドミラブルに及ばないか
 

出走予定馬で気になる馬


 
アドマイヤウイナー
アドミラブル
キングズラッシュ
サーレンブラント
ダノンキングダム
トリコロールブルー
マイネルスフェーン
 
この7頭の中で最も注目してるのがアドミラブルで次点がダノンキングダム
 
ダノンキングダムはステイゴールド産駒
母父Azamourが欧州ノーザンダンサー系になりますね
前走500万条件で3走前新馬戦とこのレースと相性良い臨戦を辿ってきてるのもいいかと